<入院日記>◎2013.7.17-7.27熊本市民病院
昨年より目のかすみが気になっていた。今年の5月連休明けより左目が見えなくなった。光の明るさが認識できる程度である。片目だけだが、失明することへの恐怖。他人様は「病院へ行こう!」と軽く笑う。
眼科医に行って調べてもらうと「白内障が進行している。」と診断された。女医さんだった。コロッと病院が好きになった。
入院手術が必要と言われる。経験者や白内障のことを知っている人に言わせると「大したシリツではない。」と言うのだが。口を揃えて言う。「合併症は怖いよ。」と。入院の日まで血液、尿、心電図、脳波、レントゲンなどの検査をしてもらっていた。
「糖尿病など数値的には異常なし。」と言われた。しかし4人に1人は糖尿の時代である。これから先、加齢からくる生活習慣病注意!である。
以下、入院日記。
■7月17日(水)
朝から落ち着かない。入院先は近所の熊本市民病院である。
今日明日の二日間は座長が付き添ってくれる。住居が近いため毎日通ってくれるだろう。
4人部屋である。話し相手があって良い。さぞかし賑やかなことだろうと思っていたが、各ベッドはカーテンで仕切られており静かなものだ。そもそも病室は賑やかな筈がない。ふざける場合でもない。
問題はタバコだ。入院を機会に辞めるべきだが・・・。病院敷地内では禁煙である。禁煙ルールは守らなければならない。正面玄関を出たところに喫煙所がある。抜け道はあるものだ。それにしても1日5本までとする。禁煙ではなく減煙を!決行けだらけ猫灰だらけ。
私の隣ベッドの白内障紳士(83)は耳が少々遠く、若い看護師さんとの対話にボケの企みを感じる。
看護師「今日はお通じがありましたか。」紳士は何でも「しらん!」と答える。「わしゃ、なーんもしらん!」。ところが!看護師さんが去った後で、「お通じなんぞ気取った言い方するからいかん。クソと言え、クソと!」。カーテンの向こうから紳士のひとり言が聞こえた。優しい顔をしているがひと癖ありそうである。
明日の午後は手術である。人工レンズを入れると言う。・・・ところで私の担当女医さんのマスクをはずした顔を初めて見た。さかなの帽子を被った「さかな君」そっくりだった。相変わらずのアニメ声が響き渡る。夜10時消灯。
昨年より目のかすみが気になっていた。今年の5月連休明けより左目が見えなくなった。光の明るさが認識できる程度である。片目だけだが、失明することへの恐怖。他人様は「病院へ行こう!」と軽く笑う。
眼科医に行って調べてもらうと「白内障が進行している。」と診断された。女医さんだった。コロッと病院が好きになった。
入院手術が必要と言われる。経験者や白内障のことを知っている人に言わせると「大したシリツではない。」と言うのだが。口を揃えて言う。「合併症は怖いよ。」と。入院の日まで血液、尿、心電図、脳波、レントゲンなどの検査をしてもらっていた。
「糖尿病など数値的には異常なし。」と言われた。しかし4人に1人は糖尿の時代である。これから先、加齢からくる生活習慣病注意!である。
以下、入院日記。
■7月17日(水)
朝から落ち着かない。入院先は近所の熊本市民病院である。
今日明日の二日間は座長が付き添ってくれる。住居が近いため毎日通ってくれるだろう。
4人部屋である。話し相手があって良い。さぞかし賑やかなことだろうと思っていたが、各ベッドはカーテンで仕切られており静かなものだ。そもそも病室は賑やかな筈がない。ふざける場合でもない。
問題はタバコだ。入院を機会に辞めるべきだが・・・。病院敷地内では禁煙である。禁煙ルールは守らなければならない。正面玄関を出たところに喫煙所がある。抜け道はあるものだ。それにしても1日5本までとする。禁煙ではなく減煙を!決行けだらけ猫灰だらけ。
私の隣ベッドの白内障紳士(83)は耳が少々遠く、若い看護師さんとの対話にボケの企みを感じる。
看護師「今日はお通じがありましたか。」紳士は何でも「しらん!」と答える。「わしゃ、なーんもしらん!」。ところが!看護師さんが去った後で、「お通じなんぞ気取った言い方するからいかん。クソと言え、クソと!」。カーテンの向こうから紳士のひとり言が聞こえた。優しい顔をしているがひと癖ありそうである。
明日の午後は手術である。人工レンズを入れると言う。・・・ところで私の担当女医さんのマスクをはずした顔を初めて見た。さかなの帽子を被った「さかな君」そっくりだった。相変わらずのアニメ声が響き渡る。夜10時消灯。