山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

稽古1景.8.30-31

2013-08-31 23:33:18 | 遊戯療法~レミングより
市街劇Street Art-plex Kumamoto「ポータル・ゲート・プロジェクト・1m国家あるいは町」(10月)と次回公演◎寺山修司没後30第2弾「遊戯療法」(11月)の同時進行稽古に入った。

まったく別物だとは考えていない。
違うところは、会場が野外密室という点。
表現方法としては「遊戯療法」(密室)の部分を「ポータル・ゲート」(野外)へ構成する。
野外の無言を密室の多弁に代える。密室の台詞(会話)を野外の身体に代える。
両方ともに異世界(ポータル)への出入口をテーマにしながら迷宮する劇でありパフォーマンスだ。

清水公民館主催講座【子ども劇】

2013-08-30 05:11:56 | キッズ劇2013-2014講座
キッズミュージカル「透明人間」
【参加者募集】
■対象:小学1年~中学3年
■参加費:無料
■講座(稽古)期日:9月29日(日)~毎週(土)(日)14:00-17:00
10月31日(木)18:00-20:00(夜につき保護者同伴)・11月1日(金)14:00-17:00
2日(土)13:00発表会
※全12回(担当講師◎劇団夢桟敷)
■会場:清水公民館2F・第2研修室又はホール
■募集締め切り:9月10日(火)
※お申込み方法:往復はがき裏に講座名「キッズミュージカル」・氏名・年齢・住所・校区・電話番号を記入の上、清水公民館へ投函して下さい。
又は、はがきを1枚(返信用)、清水公民館窓口までご持参下さい。
■お問い合わせ
清水町づくり交流室・公民館
〒861-8066 熊本市北区清水亀井町14-7
電話096-343-9163

からだいっぱいに表現する感動を!
台本テキストは「透明人間」作/坂本咲希を用います。

市街劇The 1m square nation by The Portal Gate Project

2013-08-28 17:57:19 | 遊戯療法~レミングより
Street Art-plex Kumamoto
ポータル・ゲート・プロジェクト◎1m国家あるいは町

【概要】

熊本市の商店が林立する市街は、疲弊する近代の相貌である。何処からとも無く現れる黒ずくめの男達は4枚の扉を担ぎ運び、交差点の四方に次元の扉を立てた。こちらとそちらを隔てているのはこの扉ではない。こちら側の場所は歴史や法律が産まれたことばの牢獄なのだ。パスポートを手にした旅人は深呼吸をしてゆっくりその扉を開ける。それは「いま・ここ」という想像力、意識の次元だ。向こう側への旅はここからはじまるだろう。
向こう側では「1m四方国家」世界で最も小さい国家でパフォーマンスが行われる。

【日時】10月19日(土)pm5:00ー
【場所】熊本市上通りスイス中庭とオープニングでは前のアーケード

デザイン&プロデュース/三枝泰之
構成演出/山南純平(寺山修司 作「レミング」より一部抜粋構成)

【出演】劇団夢桟敷とその仲間たち

夢現(壁女)/工藤慎平(出口君)
坂本咲希(女優の影)/山本真実(ダンサー:花嫁)
山南純平(医者カリガリあるいは案内人)
赤井犬彦(カメラマン)/東田まなみ(眠り女)/タカハシユウジ(電子ドラムの男)
玉垣哲朗(四畳半の天文学者・劇団みちくさ)/本田太郎(屋根裏の散歩者)
エキストラ多数

演劇キャンプ熊本

2013-08-27 03:32:23 | ワークショップ
月1回の演劇合同稽古をキャンプ形式にしたイベントです。
創作劇/夜の交流会(焼肉パーティー)/温泉などを楽しむ企画になっています。
熊本市からの参加者は車の乗り合いで9月7日(土)午前9時出発。
参加費は宿泊テントレンタル料、食事代込みで3000円程度。
あくる日(日)の午後からは近くの温泉にて打ち上げ、夕方くらいには熊本着の予定。
企画担当は劇団みちくさ玉垣哲朗君。更に詳細プログラムは追加されます。
予約問い合わせは劇団夢桟敷までお願い致します。

時:9月7日(土)8日(日)の一泊二日
会場:熊本県阿蘇郡西原村風の里キャンプ場

http://www.vill.nishihara.kumamoto.jp/profile/sightseeing/_1257.html

只今、20名程度の参加者があります。
劇団みちくさ、熊大演劇部、モノクローズ、仮面工房、劇団夢桟敷 個人参加など。
メールでのお問い合わせは
tumesajiki@ybb.ne.jp

【プログラム】

9月7日(土)
am9:00熊本市内発(集合場所については参加者の都合に合わせて5か所からの出発になります。)
昼食は各自弁当持参。
昼食の時、自己紹介などをおこないチームを分けます。
pm1:00より3チームに分かれて創作劇(各チーム15分程度の短編劇)の稽古をします。
pm5:00発表会
pm6:00 バーベキュー大会
発表会の反省会、活動紹介など交流会。(注)未成年者のアルコール飲酒は禁止となります。
pm9:00 怖い話(劇団夢桟敷 担当)/聞きたい人のみ参加。
※消灯時間は自由。

9月8日(日)
am7:00起床 朝食
am8:00-9:00 キャンプ場散歩
am9:00 片づけ
am11:00 温泉
pm2:00熊本市内へ向かう。途中、立ち寄る場所などは話し合いにより決めます。
pm5:00熊本着 解散



キャンプ場の近くで遊べる場所あります。
オーディオ道場
http://starfleet.if.tv/tomokoworld/doujyou.htm
俵山交流館萌の里
http://www.moenosato.net/
俵山温泉 泉力の湯
http://www.higonavi.net/shop/shop.shtml?s=51
阿蘇ミルク牧場
http://aso-milk.jp/
などなど。

寺山修司研究会LAST

2013-08-26 23:56:45 | ワークショップ
寺山修司研究会(演技篇)「迷宮の演劇は果てしなく」
場所:熊本市中央区黒髪コミュ二ティーセンター

7月から毎週おこなってきたテラヤマワークショップが今日で最終回となった。
今年は寺山修司没後30年。
4月公演「レミング」につづきワークショップとして研究会(講座)を企画したものです。
尚、このWSは報告書を作成します。

次は
①演劇キャンプ熊本(9月7日・8日)
一泊二日で(会場:熊本県西原村風のキャンプ場)をおこないます。
短編劇創作/焼肉パーティー/夜の怪談/温泉などメニュー盛りだくさん。
只今20名くらいの申し込みがあります。8月31日までに参加申し込みは受付中です。
担当は劇団みちくさのイケメン玉垣君。夢桟敷も受け付けています。
問)yumesajiki@ybb.ne.jp

②市街劇・熊本市上通り(10月19日)
「ポータブル ゲート プロジェクト◎1m四方国家」
詳細ご案内は後日おこないます。只今ネタばれ注意期間中。

③No.63公演「遊戯療法~レミングより」(11月28日-12月1日)。
会場:河原町ギャラリーADO

2013年は寺山修司一色に染まります。

imageトレーニング

2013-08-22 23:50:39 | ワークショップ
■町づくり(テーマ)/今日の稽古。参加者7名

限られたスペース(畳一畳分)で町づくりのイメージトレーニングをした。
神様になったつもりで好きなように「町を作る!」がテーマ。
町を作る訳だから、・・・。ところが「町を壊す」場面やアクションをする者もいた。
まさか破壊することとは思わなかった。破壊して作るのか、作ったものを壊すのか。
人のすることに対して意見を出し合う。批判的であれ肯定的であれ、自分のことを語っているのであった。

破壊のイメージは構築と同時進行だと気づく。

技術的にはスローとストップのモーションに拘る。丁寧に確認し合った。

今日の稽古は市街劇(10月)と次回公演「遊戯療法」(11月)へつづく。

写真は無言の中で物語るところ。

フルサト 下関

2013-08-21 21:56:26 | モノローグ【エトセトラ】
リフレッシュ!!
昨日今日一泊二日、山口県下関市へ墓参りだった。
同行者はサキとクドシン。私の姉家族のところでお世話になる。
43年前の少年時代(高校生まで)に居たフルサトは遠い過去の町になってしまった。
浦島太郎のように、ご近所の人たちは知らない人ばかり。時代の移り変わりを感じた。
火の山、赤間神宮、角島を観光した。
少年時代の自分探しをした。小さい背中で海を見ていたことを思い出した。
今は腹が大きくなったおいちゃん。
サザエのシッポ、あの苦味が好きになっていた。
海が美味しい。われは海の子だった。
角島は橋で結ばれていた。その昔、船で渡ってキャンプをしたところだった。

家族のように

2013-08-19 10:54:17 | モノローグ【エトセトラ】
夏休み明けて(金)の夜、岡山市から帰って来た元劇団員のマシマンと会う。ミンミンとの間に子どもが生まれた!赤ちゃんを見せてもらい「リンリン」と呼んだ。マシマンのことをマンマンと呼べば、マンマンーミンミンーリンリンで大陸を感じさせるリズムになる。
会える者は会おう!ということでその日の夜は熊本市シャワー通りにあるカフェ「She is Lily」に集まる。元劇団員も含めて10人以上が集まった。その内のムラ夫婦も生まれたばかりの赤ちゃんを連れて来た。名前はアモちゃん。
かわいいベイビイ、はいはい♪である。・・・劇団ではお父さんの立場からお爺ちゃんになった。
赤ちゃん誕生が続いている。10月にはわが息子の2番目の赤ちゃんも生まれる予定。みんな女の子である。女好きの私にとって、この子たちが成長するのが楽しみだ。どこまで付き合っていけるのだろう。

かわいいと言えばキッズミュージカルの稽古も(土)に再開した。5才から中学1年生のグループである。こちらも私としてはお爺ちゃん気分である。
キッズミュージカルは11月に「透明人間」の発表会を控えている。
北区清水町のキッズ公民館講座を開催して4年目。劇団としてもう一歩前へ進みたいと考えている。シニアとキッズの混合チームを作って自主公演をしたい!今やプロとアマの垣根なんてものはない。
営利を目的にしない演劇がある。できれば海外までぶっ飛ばしたいものだ。

劇団は一家である。新しい家族としての集団を模索する。どこまで大きく膨れ上がるか。大家族の形成・・・
楽しみが増えた。

夏休み、おわり

2013-08-15 23:34:44 | モノローグ【エトセトラ】
8月15日、終戦(敗戦)の日。ご先祖さまたちが蘇るお盆である。
戦後7年に生まれた私にとって傷痍軍人(駅前などでアコーディオンを弾いている中国や朝鮮からの引揚者)を思い浮かべる。大道芸人ホームレスだった。
火傷を隠すマスクマン、松葉杖の男、子どもながらにワクワクした。当時のヒーローであった月光仮面の悪役たちに見えた。現実と虚構の区別はなかった。悪役=怪人たちに魅せられた。すごい!むごい!
親たちは「見るな!」と言って通り過ぎようとしたが、見るな!と言われれば立ち止まって見たくなる。一歩も動きたくなくなる。
思い返せば、ここが演劇の原点だった。悲劇に感動を覚える。うわっつらな平和や美意識に反感を持った。
奇妙奇天烈の中に人間のすごさ、むごさはある。
今日はファミリーで食事会だった。孫がなつかない。「いやん!」と言って私を避ける。一度、私たちの劇を見せる必要がある。子どもを泣かせる劇がある。泣けば元気な証拠。

お盆1景

2013-08-14 00:53:19 | モノローグ【エトセトラ】
兵庫県伊丹市から息子ファミリーが帰って来た。
孫が「いや!」の言葉を連発する。「いや!」が癖になっているようだ。
「いいね!」を教えたのだが覚えてくれない。
写真は久しぶりの息子とツーショット。
(個人情報流出の許可をもらった。)
この秋には二人目の孫出産予定で息子嫁と孫は暫く熊本の実家に滞在する。・・・この期間に「いいね!」を覚えさせようと企む。

熊本県山都町 夏!

2013-08-13 00:14:29 | モノローグ【エトセトラ】
水と空気とお茶が美味しい熊本県山都町(旧:矢部)。
里帰りで人口が膨れ上がっている。
最近、馬肉コロッケが大流行中とか。コロッケ街道が名物になっている。

30年くらい前に行った喫茶店ミッチェルに行くと、マスターはジイさんになっていた。
ここは町の文化発信地になっている様子だった。
(写真:老犬レオと)

その斜め前には通潤酒造があり、酒蔵でも様々なイベントを実施していると言う。

通潤橋のある物産館にて矢部茶や米少々、くまモングッズを札幌に発送した。
座長の買い物好きで腕の見せ所だった。

一旦、熊本市にひき帰り、明日も矢部方面に行く。
孫を連れて昼食会である。

連日の猛暑で脳が溶け出している。
酒を飲まなくても口がもつれる有様。

盆らしくなってきた。
この熱帯夜は原稿書きに集中!
悪役ばかりが浮かび上がる。
血圧が安定する。

夏休み!

2013-08-12 10:22:15 | モノローグ【エトセトラ】
8月11日(日)~15日(木)まで劇団は夏休みである。
連日、35℃を超える猛暑が続いており、息切れ・目まいふらつき・右肩右腕の痺れ・喉の渇き、男の更年期症状に襲われている。
白内障の手術で入院して以来、病的な症状には敏感になった。自己治癒力を信用しなくなった。
困った時はイシャに相談すべし。担当医が女医さんだったら元気になれる!病院と薬を信用していなかった考えが変わった。
今日明日と連日日帰りで熊本県山都町(九州のへそ)に通うことになった。座長の実家の墓参りと温泉、ファミリーと過ごすこと。家族サービスなんてものではない。ここが避難場所なのである。
日本を取り戻すこと(戦時体制)は真っ向から批判的ではあるが、健康を取り戻すための夏休みにしたい。

悪い奴らが登場する劇を構想している。健康でなければ病気は描けないのである。狂気の沙汰も正気でないと作れないのだ。
夏休みが始まった。休みも仕事の内。

キッズ稽古の日

2013-08-10 23:26:05 | キッズ劇2013-2014講座
8月後半からのスケジュールでトラブル発生中!人との約束を全部受け入れていたらパンクしていたことが判明した。
予定メモをノートや手帳、メールなどにバラバラと書きこんでいた。
優先順位を決めてお断りすることも大事!自分のための時間も確保しておかないと原稿が書けない。
海水浴や温泉、飲み会はキャンセルする。楽しいことは先送りである。
やらなければならないことは決まっている。
今日の午後はキッズの稽古です。サキが頑張っているので後押しすることが私の仕事だ。
稽古場では背後霊のような存在になりつつある。
ちなみにキッズ劇は「透明人間」。11月2日(土)が発表会。
8月末までには次回公演「遊戯療法」(寺山劇第2弾)台本を仕上げなければならない。
9月7日(土)8日(日)は演劇キャンプ(熊本県西原村風のキャンプ場)
10月は市街劇(企画中)。できれば、岐阜県中津川の演劇キャンプにも参加したい。流山児事務所の寺山劇を見たい。
11月はキッズ劇と劇団の公演!
来年は旅公演を計画中。次世代演劇を熊本から送り出したい。待っている人たちがいるのだから。

午後5時。
キッズの稽古が終った。これで15日までは劇団の稽古やワークショップもお休みになった。
この休みを利用して台本(公演と市街劇)や企画書、写真の整理や寺山修司研究会の報告書などを作らなければならない。
熊本帰省中の元劇団員と会うことにした。合間に墓参りもする。隙間があれば美味しいものでも食べに出かけたい。残念ながら酒を飲む体力がない。弱くなった。
只今、日本民族大移動である。自由人の特権で流れがおさまった頃に、ちょっと移動することを計画している。来年の旅公演の計画も練らねばならない。

残暑お見舞い申し上げます

2013-08-09 16:03:22 | モノローグ【エトセトラ】
暑い日が続いています。水が欲しい!昨日は軽い熱中症になって脱水症状が現れた。皮膚の痺れ、言語不明瞭になる。

今日8.9は長崎に原爆が投下された日。68年になる。
アメリカは当初、北九州に落とすつもりだったらしい。天候不順だったため長崎に変更したと記録に残っている。
広島が被爆壊滅されて3日後のこと。当時、日本の国民は何が起こったのか、正しい情報は伝えられなかった。
私の父は通信兵として徴兵され、広島のピカドン(原爆のこと)の死体処理に駆り出されたと聞いたことがある。
長崎に落とされ、本土決戦、アメリカが沖縄のように上陸して血の海になることを覚悟していたと言う。
一億火の玉となって最後まで戦え!と教育されていた。そんな時代だった。
その父も今から36年前に癌で亡くなった。私はタバコや酒の飲み過ぎで癌になったのではないと思っている。きっと、放射能の故だ。被爆していたのだと思う。放射能は目に見えないから恐ろしい。
今日の式典では長崎市長が首相の核兵器廃絶の調印に参加しなかったことや原発の再稼働、インドへの原発輸出のことなどを批判していた。
首相も来賓の立場で挨拶していたが、これから先の日本の動向に不信感を抱かざるを得ない。
再び戦争を繰り返すのではないかという不信感がある。

【近況】

■8月6日(火)寺山修司研究会【演技編①】
7月から始めた寺山修司研究会・読む⇒書く(座学)から8月は【演技編】に入った。いよいよ実践応用編である。流石に役者やのう!活き活きしていた。
テキストは劇団夢桟敷が4月に公演した「レミング」(寺山修司)よりト書きを引用した。
今日は私を含めて夢現(壁女)、工藤慎平(出口君)、玉垣哲朗(劇団みちくさ:四畳半の天文学者)の4名のみ。
ト書きワンフレーズを読みながらアクション。何度か繰り返す内に息が合ってくる。見えないものが見えてくる。
最後の段階で無言劇になる。説明が不必要になった。
劇を作るとは如何に見る側の想像力を駆り立てるかだ。そして見る側(観客)との共同作業だと実感する。
次回の研究会【演技編②】は8月12日(月)18:00-21:30熊本市中央区黒髪コミュニティーセンターにて。
終わって私は3週間ぶりに生ビール2杯飲む。一口でふらつく。ゴクラクだった。

■8月7日(水)
街をひとり歩きすることが少なくなった。うっかりするとひとり言を喋ってしまうからである。こころの中で思っていることが口に出る。
今日は10月の市街劇の件で打ち合わせのため上通りに出かけた。企画が固まり次第、公表します。
路面電車に乗ったら女子高校生から席を譲られた。申し訳ない。白髪と髭の効き目があったのだろう。と思っていたら、「チャックが開いています。」と笑われた。よく言ってくれました。感謝。まだ羞恥心はある。
夕方まで時間があったので下通り有明ビルの画廊喫茶三点鐘に顔を出した。驚いたことにママさんが若返って見えた。久しぶりだった。
熊本の街は以前に比べると落ち着いた喫茶店が少なくなったものだ。夜、打ち上げなどで居酒屋に行くことがあるが、ひとりで落ち着ける店が見当たらなくなって足が遠のいていた。・・・たまにはひとりで街の観察をしなければ!劇のネタが転がっている。

■8月8日(木)
稽古終わって次回公演「遊戯療法~レミングより」チラシデザイン打ち合わせ中。(デザイン担当:肥後丸.。明日から台湾出張だと。)
話はくまモンの活躍や海水浴場に行きたいや、市街劇の件、バーべキューしたい!など・・・転がる。
次回の寺山修司研究会【演技編②】は12日(月)の予定だが、急遽、別件の予定が入ってしまい流れる可能性もある。
明日(金)スケジュール調整して8月後半の予定を組みかえることにした。・・・今日は汗をかき過ぎて脱水症状が起こった。皮膚が痺れる感覚だった。立秋・・・?

8.6

2013-08-06 11:52:41 | モノローグ【エトセトラ】
8月6日。今日はヒロシマに原爆が投下された日。
この暑い季節になるとオキナワ・ヒロシマ・ナガサキ、日本各地の空爆を思い浮かべる。
語り継がれてきたことは地獄絵図である。
戦争を体験した世代も年老いて、年々亡くなっている。
日本は朝鮮戦争ーベトナム戦争、その特需で戦後の経済を立て直した。いわゆる高度経済成長の背景にはアメリカの軍需産業の利益をむさぼって成長してきた。
経済と戦争は無縁ではない。経済(利益)優先は人の命を軽くする。原発もそうだ。
演劇が世界を語る劇団も少なくなった。孤立することを恐れているからか。
何処の誰に同意を求めるか。
寺山修司は演劇革命(内乱)を志していた。少数派ではあるが小劇場もサバイバルの時代に入ったものだ。

■寺山修司研究会【演技編・役者じゃのう!】ご案内。

8月6日(火)19:00-21:30は寺山修司研究会【6】演技編です。
会場は熊本市中央区黒髪コミュ二ティーセンター。
テキストは劇団夢桟敷が前回公演した「レミング」より、ト書きの部分を劇化拡大解釈する演技になります。
マッチを摺る、その短い火の間を連結するドラマが展開されます。