スーダラの日々
10.21-10.24まで
この7日間で「名もなき毒」(宮部ゆき)、「雲上都市の大冒険」(山口芳宏)、「私の男」(桜庭一樹)、「子盗り」(海月ルイ)の推理小説を読む。
時々、スイスイスーダラと固めて小説を読んでしまう。止まらなくなるのです。
こうなるとアタマの中は活字で妄想が膨れ上がる。つまり、アタマデッカチになってしまう。
登場人物たちを劇団員や身近な人たちに当てはめてしまうと、テレビのサスペンスドラマよりも面白くなる。
私の妄想癖は病気というより仕事です。つまり、仕事がビョーキなのであります。
稽古場が日常空間であり、ここでも妄想が飛び交う場所であるから、どこまでが現実で妄想なのか見境がなくなる。
殺人、性的虐待、不倫、テロ、そして「愛」。それらが重なってくると犯罪に通じる。
危険でいっぱい。・・・演劇の人間であることに救いがあると思っている。
妄想を舞台で消化しているので、現実の生活ではブレーキがかかってしまう。
妄想スーダラ節の日々である。
かぐや【9】稽古
■10月21日(木)熊本市清水市民センター
夜中の読書故、睡眠不足が続いている。脳の海馬(中心部)あたりが痒い。飲酒していないのに酔っ払った状態。
牧場で働いている劇団員(次回公演では出演しない)が、久しぶりに顔を出した。
「痩せたね。」と言うと「ダイエット中です。」との返事。どうして痩せたがるのだろう?大きいことは不健康なのだろうか。ま、いいか、いずれは私たち、骨になってしまうのだ。
かぐや【10】稽古
■10月22日(金)武蔵ヶ丘教会
倉庫で働いている音響のBB君が来る。今年4月の名古屋公演では少年王者舘の天野天街さんから「虎1トン」と名付けられた男。彼なら肉1トン食えそうだ!で命名される。
Love&Joyのオドリのレッスン。スタッフであろうが容赦なく、BB君もオドルのだと確信する。強制している訳ではないが、必然を感じる。教会で稽古している時は神の声が聞こえる。
喰いねえ、喰いねえ、鶏のから揚げ。
子劇レポ【11】
■10月23日(土)熊本市清水市民センター
子ども劇を作るワークショップの噂を聞いて、見学者さんが来てくれる。口コミや噂で情報が広がることは、画一的なマスメディアよりも影響が大きいこともある。
来年からは劇団内でジュニア部を結成するかも!思いが広がった。
座長が発声のコーチをしたら、声に筋肉がついてきた。子どもたちは素直だ。過保護をしたくなる。演劇に監禁したくなる。
悪趣味なロリコンもあるだろうが、大人として善行なロリコンを探ってみたい。善行とは花咲き爺さんのように!
枯れ木に花を咲かせましょう!
かぐや【11】稽古
■10月24日(日)武蔵ヶ丘教会
稽古前に「メニュー」を考えて行くのだが、この数日の睡眠不足で組み立てられなくなっていた。
稽古のぶっつけである。アタマが空っぽだと、役者の一人ひとりが新鮮に見える。ほほー。
やっぱり、海外で公演したくなった。どうする、韓国?
熊本、否、ニッポンが狭苦しく感じているのだが、みんなはどう思っているのだろう?
いずれ、計画会議は沸騰するだろう。
スイスイスーダラ・・・スラスラスイスイ♪
植木等の「スーダラ節」の一週間だった。
さて、読むから書くことに移行しよう。
来年のネタは二本、「アベサダ」と「カリガリ」(題名は仮)。
赤裸々、ラララのラ
10.28-10.30まで
確かに演劇三昧の31年を過ごしている。称してラララのラ。山あり谷ありラララのラ。いつまで続くラララのラ。ラララのラだけで歌も歌えるし、オドリもできる。劇作りもラララのラ。裸73kgである。
赤裸々の日々。
かぐや【12】稽古
■10月28日(木)武蔵ヶ丘教会
夕方になったら気分転換にレストランに行こう!とつぶやくと、座長から「何を言ってるの。今日は稽古日よ。」と言われる。あららのら。赤塚富士夫だったら「レレレのレー」。
しかも(木)は清水市民センターが稽古場であるのに、今日は本拠地の武蔵ヶ丘教会。劇団員に稽古場確認のメールを送信すると、何と!会場を理解できていたのは田中君と座長のみ。これもラララのラ。アレマ!である。
かぐや【13】稽古
■10月29日(金)亀井公民館
亀井公民館の向かいにはコンビニがある。稽古前は軽いものをそこで仕入て腹ごしらいする。おでんが美味しい季節です。このコンビニは5時間経過すると具を捨てると聞く。もったいない、もったいない。しかし、だから、ここのおでんは美味しいよ。
演劇の話よりも食欲談義で盛り上がるのが貧乏劇団の常識。話は「おでん」のうんちくになった。糸こんにゃくと白滝はどう違うの?それはね・・・。
子劇レポ【12】
■10月30日(土)熊本市清水市民センター
子ども劇発表の日が近付く。肥後ちゃんがデザインしたメイクを子どもたちに見せると「キャーッ、怖い!」と悲鳴があがった。困った。自信をもって可愛いメイクデザインだと思っていたのだが・・・。感じ方が違うから面白いのだ!・・・フツーじゃない!と言われ続けたが、慣れればフツー。
そろそろ仕上げなければならない時。「もう一回!」のダメ出しが多くなる。だが、小学3年坊主が堪えられなくて泣いてしまった。泣く子と大家には負ける。少年を膝に乗せて「良い子だから・・・」と、何とかラストまで通す。これが劇団の稽古だったら異様な光景になります。
夜は来年からの計画会議ということで事務所に集合する。鍋パーティーになる。大阪事務所のkojimaさんから送られてきたブラジルの酒ピンガで肉や野菜を摘む。
計画会議は・・・。酔った。赤裸々に言うと、酔った。只今、整理中である。
10月も今日で終わり。短い秋だった、とテレビのニュースでは流れているのだが、私にとって人生の「秋」は長い。あと10年は「秋」がつづくだろう。人生80年生きれるとすれば、その半分の40年は「秋」だと思っている。「春・夏」は短い。短い季節に土台を作ってしまった。「冬」が来たら眠ればよいよい。身体はそのように出来ているのではなだろうか。
10.21-10.24まで
この7日間で「名もなき毒」(宮部ゆき)、「雲上都市の大冒険」(山口芳宏)、「私の男」(桜庭一樹)、「子盗り」(海月ルイ)の推理小説を読む。
時々、スイスイスーダラと固めて小説を読んでしまう。止まらなくなるのです。
こうなるとアタマの中は活字で妄想が膨れ上がる。つまり、アタマデッカチになってしまう。
登場人物たちを劇団員や身近な人たちに当てはめてしまうと、テレビのサスペンスドラマよりも面白くなる。
私の妄想癖は病気というより仕事です。つまり、仕事がビョーキなのであります。
稽古場が日常空間であり、ここでも妄想が飛び交う場所であるから、どこまでが現実で妄想なのか見境がなくなる。
殺人、性的虐待、不倫、テロ、そして「愛」。それらが重なってくると犯罪に通じる。
危険でいっぱい。・・・演劇の人間であることに救いがあると思っている。
妄想を舞台で消化しているので、現実の生活ではブレーキがかかってしまう。
妄想スーダラ節の日々である。
かぐや【9】稽古
■10月21日(木)熊本市清水市民センター
夜中の読書故、睡眠不足が続いている。脳の海馬(中心部)あたりが痒い。飲酒していないのに酔っ払った状態。
牧場で働いている劇団員(次回公演では出演しない)が、久しぶりに顔を出した。
「痩せたね。」と言うと「ダイエット中です。」との返事。どうして痩せたがるのだろう?大きいことは不健康なのだろうか。ま、いいか、いずれは私たち、骨になってしまうのだ。
かぐや【10】稽古
■10月22日(金)武蔵ヶ丘教会
倉庫で働いている音響のBB君が来る。今年4月の名古屋公演では少年王者舘の天野天街さんから「虎1トン」と名付けられた男。彼なら肉1トン食えそうだ!で命名される。
Love&Joyのオドリのレッスン。スタッフであろうが容赦なく、BB君もオドルのだと確信する。強制している訳ではないが、必然を感じる。教会で稽古している時は神の声が聞こえる。
喰いねえ、喰いねえ、鶏のから揚げ。
子劇レポ【11】
■10月23日(土)熊本市清水市民センター
子ども劇を作るワークショップの噂を聞いて、見学者さんが来てくれる。口コミや噂で情報が広がることは、画一的なマスメディアよりも影響が大きいこともある。
来年からは劇団内でジュニア部を結成するかも!思いが広がった。
座長が発声のコーチをしたら、声に筋肉がついてきた。子どもたちは素直だ。過保護をしたくなる。演劇に監禁したくなる。
悪趣味なロリコンもあるだろうが、大人として善行なロリコンを探ってみたい。善行とは花咲き爺さんのように!
枯れ木に花を咲かせましょう!
かぐや【11】稽古
■10月24日(日)武蔵ヶ丘教会
稽古前に「メニュー」を考えて行くのだが、この数日の睡眠不足で組み立てられなくなっていた。
稽古のぶっつけである。アタマが空っぽだと、役者の一人ひとりが新鮮に見える。ほほー。
やっぱり、海外で公演したくなった。どうする、韓国?
熊本、否、ニッポンが狭苦しく感じているのだが、みんなはどう思っているのだろう?
いずれ、計画会議は沸騰するだろう。
スイスイスーダラ・・・スラスラスイスイ♪
植木等の「スーダラ節」の一週間だった。
さて、読むから書くことに移行しよう。
来年のネタは二本、「アベサダ」と「カリガリ」(題名は仮)。
赤裸々、ラララのラ
10.28-10.30まで
確かに演劇三昧の31年を過ごしている。称してラララのラ。山あり谷ありラララのラ。いつまで続くラララのラ。ラララのラだけで歌も歌えるし、オドリもできる。劇作りもラララのラ。裸73kgである。
赤裸々の日々。
かぐや【12】稽古
■10月28日(木)武蔵ヶ丘教会
夕方になったら気分転換にレストランに行こう!とつぶやくと、座長から「何を言ってるの。今日は稽古日よ。」と言われる。あららのら。赤塚富士夫だったら「レレレのレー」。
しかも(木)は清水市民センターが稽古場であるのに、今日は本拠地の武蔵ヶ丘教会。劇団員に稽古場確認のメールを送信すると、何と!会場を理解できていたのは田中君と座長のみ。これもラララのラ。アレマ!である。
かぐや【13】稽古
■10月29日(金)亀井公民館
亀井公民館の向かいにはコンビニがある。稽古前は軽いものをそこで仕入て腹ごしらいする。おでんが美味しい季節です。このコンビニは5時間経過すると具を捨てると聞く。もったいない、もったいない。しかし、だから、ここのおでんは美味しいよ。
演劇の話よりも食欲談義で盛り上がるのが貧乏劇団の常識。話は「おでん」のうんちくになった。糸こんにゃくと白滝はどう違うの?それはね・・・。
子劇レポ【12】
■10月30日(土)熊本市清水市民センター
子ども劇発表の日が近付く。肥後ちゃんがデザインしたメイクを子どもたちに見せると「キャーッ、怖い!」と悲鳴があがった。困った。自信をもって可愛いメイクデザインだと思っていたのだが・・・。感じ方が違うから面白いのだ!・・・フツーじゃない!と言われ続けたが、慣れればフツー。
そろそろ仕上げなければならない時。「もう一回!」のダメ出しが多くなる。だが、小学3年坊主が堪えられなくて泣いてしまった。泣く子と大家には負ける。少年を膝に乗せて「良い子だから・・・」と、何とかラストまで通す。これが劇団の稽古だったら異様な光景になります。
夜は来年からの計画会議ということで事務所に集合する。鍋パーティーになる。大阪事務所のkojimaさんから送られてきたブラジルの酒ピンガで肉や野菜を摘む。
計画会議は・・・。酔った。赤裸々に言うと、酔った。只今、整理中である。
10月も今日で終わり。短い秋だった、とテレビのニュースでは流れているのだが、私にとって人生の「秋」は長い。あと10年は「秋」がつづくだろう。人生80年生きれるとすれば、その半分の40年は「秋」だと思っている。「春・夏」は短い。短い季節に土台を作ってしまった。「冬」が来たら眠ればよいよい。身体はそのように出来ているのではなだろうか。