山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

反省

2018-02-28 09:56:26 | モノローグ【エトセトラ】
事務所代わりに使っているファミレスで、いつものサラダセットを頼もうと「いつもので!」と注文すると、「わたし、バイトですから…」と困らせてしまった。
こちらも反省しなければならない。
社会関係がとれなくなっている。
エラそうに!とウェイトレスの悲鳴が聞こえたような気がした。

「そだね〜」耳鳴り。

2018-02-27 09:20:41 | ブラジル企画2018(準備2)
1936年2月26日、陸軍の青年将校らがクーデターを画策して決起した。いわゆる、226事件。…そだね〜。
その日の82年目、私たちは事務局長のおごりで豚汁を食べながらの会議だった。食べている間は「そだね〜」の笑顔。
腹が満たされている時は話が丸く収まるのか。
3月〜10月までブラジルへ渡る活動を画策する。
決起まで7ヶ月ある。
言葉を間違えた。公演までだ。

通常だと一つの劇を仕上げるのに2、3ヶ月だが、今回は膨大な資金が必要なために稽古以外に予算工作エネルギーに時間をかけている。
消費することは簡単だが、消耗だけは避けたい。
自滅しないための芯の強さがなければやっていけない。
主体性という奴。…そだね〜。
「そだね〜」は傷を舐め合う癒しで終わらず、行動する力を認める判断と合意だろう。

新しい朝、モーニングサラダを食らって血液サラサラにしよう。

「朝」を「あした」と読みながら

2018-02-26 10:26:19 | ブラジル企画2018(準備2)
モーニングコーヒーを飲みながら、スッキリした気持ちで難問に取り組む。…ポジティブな朝だ。
息切れしないように!…笑顔やジョークも方便。
そうやって生きてきた。…劇だ、芝居だ。

日本のブラジル移民が始まったのは1908年。今から110年も前のことになる。
夢を抱いて渡ってみると…。
天国から地獄に落とされた人々の苦悩は計り知れない。地獄から這い上がる人の強さとは?
歴史は美談ではまとまらないと同じように、ドラマも天国と地獄が混在する。
ここに感動が生まれ、他人事ではないこと、歴史を振り返ることは「今を生きる」こととして未来に繋がることだと肝に命じたい。

先日のブラジル移民歴史学習会から、今日は10月渡航に向けての計画、劇作りの基礎的な稽古を行う日である。
これが日常になり、現実として一歩ずつ近づいていることを実感する。
準備にとりかかった2年前から今に至るまでのことを
振り返っている。甘さや苦みも味わいながら、ブラジルへ!
気づけば、離れて行った者、新たに加わった者、人材面は流動した。老若男女、世代の幅が大きく広がった。

第1回目のブラジル公演は2008年のブラジル移民百周年事業の流れの中で熊本公演、それから棚からぼた餅的に翌年2009年2月にブラジル公演となった。熊本式「いきなり団子」である。
とはいえ、どれだけ多くの方々からご支援を頂いたことか。
それから10年。
大きく変わったのはブラジル移民の父 上塚周平生誕の地、熊本市南区城南町を拠点化したことだろう。
更に、崇城大学芸術学部の学生から先生までの参加や協力者が広がった。
「いきなり団子」は偶然ではなく必然だったと思えるようになった。

ブラジル移民の劇を作らないか!と尻を叩いた榊定信先生が亡くなられて十三回忌にあたる。その縁で日本フェアトレード委員会の全面的バックアップで実現した実績も踏まえて、今回も熊本県や熊本市、更に文化庁や日伯協会、熊本演劇人協議会、団体・企業・個人様からのご支援ご協力を頂くための活動はつづく。

台本は3月末には仕上げると坂本真里は奮闘している。
制作もキャスト・スタッフも4月より具体化する。最終段階となって固まる時期になる。
只今、準備期間中ではあるがプランニングで陥りがちな「タマゴが先か、ニワトリが先か」の他人事のような空論は払拭される。

ブラジル移民歴史学習会2/24

2018-02-25 09:26:25 | ブラジル企画2018(準備2)
2/24(土)ブラジル移民歴史学習会 城南火の君文化センター(講師 栄田眞一先生・田中和夫先生//くまもと上塚周平顕彰会)、有意義に終了致しました。
この件につきましては大いに劇作りで成果を発揮したいと思います。
尚、今後、パンフレット(ブラジル公演活動報告書)に掲載予定です。
感謝致します。

明日2/26(月)は昨日の報告と今後の計画会議があります。
課題も具体性が増してきており、劇作りの入り口が見えてきた。
さて、和太鼓とのコラボレーション!を具体的に取り組み時期にきたー。
同時に城南町との更なる関わりを深めよう。
熊本日伯協会様より、昨日の学習会にお祝いを頂き、これより連携も強化しましょう。

帰り着いたのが夜の10時過ぎになった。
カーリング女子はイギリスを破り3位。…そだね。
オリンピックの顔と顔。…こちらはブラジル日系共同体の顔と顔である。

本日です。…そだね。

2018-02-24 02:34:15 | ブラジル企画2018(準備2)
2/23夜、平昌五輪カーリング女子の日本VS韓国の準決勝テレビ観戦していたから作業は夜なべとなる。
日本は惜しくも負けたが、「そだね」をリアルタイムで聞きながら「そぎゃん」と訳すと明るくなる。

日付変わって本日2/24(土)になった。
「ブラジル移民歴史学習会」の講師は上塚周平顕彰会の栄田先生。資料は事務局長の田中和夫先生より送られてきた。到尽せりで助かっています。
昼の12:10JR水前寺駅に集合。車3台で分乗して城南町まで走る。岐阜市からの出席者や熊本国際センターの方も来られる。

学習会では熊本弁が飛び交うだろう。
スポーツもドラマチックだが、ブラジル移民の歴史もそうだろう。
そだね。…そぎゃんたい。

時の流れを学習する

2018-02-22 16:51:11 | ブラジル企画2018(準備2)
昨日とおととい、大杉漣(66)さんと元劇団員の父上(72)様の訃報が飛び込み、動揺は隠せない。
年齢が近いということもあり、他人事でもないような気がする。
雪と氷のスポーツの祭典では日本がメダルを何個とったかで大騒ぎしている。
一拍おいて悲しみや喜びを見つめよう。

今は足元を固める。

Yumesajiki project in Brazil さかもとまり

昨日送られてきた大量の資料を整理中。
2/24ブラジル移民歴史学習会では出席者に配布する。
大いに劇作りにも裏付けとなる。
台本作成は予定より遅れているが、慌てることもない。
学習会が終わると台本の修正も詰まってくるだろう。
担当はproject代表の夢現こと坂本真里。
劇作りも学習会もタイムトラベルとして同じこと。

人が亡くなり、時代が移り変わり、世界中がバトンを渡し受け取ることに苦労してきたのだろう。
今を見るために劇はあり、歴史を学習する意味がある。

事務局会議 ビーフ食堂にて。

2018-02-22 01:38:48 | ブラジル企画2018(準備2)
Yumesajiki project in Brazil 本田侃

事務局会議は肉のランチだった。食事代は事務局長のおごり。
阿蘇の赤牛は爽やかな草原の匂いがする、と知ったかぶりをしているが、黒毛和牛だったかもしれない。いずれにしても最高級A5ランクに間違いなし。…わさび醤油が癖になる。

今年、74才で俳優デビューの事務局長は通称 お父さんと呼ぶ。元劇団員タロ君の父だからそう呼ぶようになった。
サヤちゃん(デザインと女優担当)が描いたブラジル移民の父 上塚周平先生に似てきた。

劇団の事務所に戻ると、上塚周平顕彰会事務局長さんから2/24(土)に行なわれる「ブラジル移民歴史学習会」の資料が送られていた。感謝です。

天草か?浅草か?…ドサクサである。

2018-02-20 12:00:05 | モノローグ【エトセトラ】
チョチョイのチョイと計画は立つが、いざ具体的行動になると金縛りに会う。
これは加齢現象か!…人はナマケモノと見做す。

スケジュール表の3/26(月)の内容が不明である。記憶喪失になったのだろうか?…まずい。メモには内容を入れるべき。
イベントや稽古・会議でないことは確かなこと。
きっと何かの〆切か?

2/24(土)ブラジル移民歴史学習会が目前となり、他のことが見えなくなる。
眼科に行こう。

今日は朝から連絡作業で潰れる。
どさくさに紛れて国民保険の取り立てを追い返してしまった。
スマンことをしてしまった。

ズンチャッチャ

2018-02-19 07:10:28 | ブラジル企画2018(準備2)
ズンチャッチャの三拍子が鳴り響いて目が覚めた。
寝ても覚めてもズンチャッチャである。
昨日2/18より歌を書き始めた。
本来は2/24ブラジル移民歴史学習会やパンフレットの事務作業に追われているのだが、ズンチャッチャである。
陽気なジイさん、前へススム君。
それにしても額の皺3本が深くなる。

国際ボランティアワークキャンプ8月

2018-02-18 17:47:46 | モノローグ【エトセトラ】
暖かい春の気配を感じる今日。…ふむ、私のこころにも芽吹くものを感じる。

昨日2/17(土)、熊本市国際交流会館にて第13回国際ボランティアワークキャンプの高校生実行委員会の会議に出席。
榊定信先生が仕掛けたワークキャンプは13回を迎える。そういえば、榊先生は今年で13回忌ではないだろうか?
次に関わるワークキャンプにご縁を感じながら、私も高校生たちのお手伝いすることになった。
高校生といえば年の差50。不安があったのでサヤ&アッキー大学1年生コンビにも同行してもらった。
これは大正解!…構えられることもなく、うまく打ち解けた。

ワークキャンプは8月11日-13日の2泊3日、国立阿蘇青少年交流の家。
「可能性〜創ろう みんなの未来」がテーマになっている。
基調講演は親しくしてもらっている興梠先生。
熊本の高校生や海外からの留学生で百人規模の合宿になる。

ワークキャンプシリーズ前の高校生国際交流イベントやユネスコの活動を手伝っていた頃から20年近く経っている。あの頃の高校生たちは今、30代半ばということか!
様々な分野で中堅どころとして活躍していることも風の噂で聞くこともあり、今の高校生たちと新たに関われることを思うと未来を感じる。

見る・聞く・言う = 作る

2018-02-17 01:40:16 | ブラジル企画2018(準備2)
見猿 言猿 聞猿

ブラジル公演10月に向けて
グッズ販売のデザイン会議。
崇城大学芸術学部のサヤ&アキのコンビで作る。
4月から「金のなる木」で発表する。
デザインの内容は秘密。
出来てからのお楽しみにという訳だ。

あ〜、秘密を明かしたくて困った。…穴を掘って大声でで叫びたい。…王様は猿の目、口、耳❗️…スッキリ、すーすーすー。

2018-02-16 11:38:33 | モノローグ【エトセトラ】
事実は小説よりも奇なり、の諺がある。
ハテナ?事実は理不尽の塊か?
どうにもならない。コンチクショウ。…だから、奇と向き合う。
奇のない小説は飽きる。置き換えれば演劇もそうだ。
「ことばの時代」と言われて久しい。
演劇は音楽や美術も動員する。人も集まる。
事実の奇を拡大鏡で覗くことができる。

さてと、半系200メートル内にあるサラダモーニングセットを切り上げて、昼から稽古の大海に行く準備に取りかかろう。
夜は万華鏡と時間の旅がある。奇と戯れる。…夜を待つ。

学習会の定員まで残り僅かです。

2018-02-15 14:17:12 | ブラジル企画2018(準備2)
ブラジル移民の歴史学習会を開催します。
熊本は所縁深く、移民の父 上塚周平(城南町出身)の苦悩と第1植民成功を治めるドラマチックな学習会になります。

講師//栄田眞一先生
2月24日(土)14:00-17:00
城南火の君文化センター 第4会議室
参加費 無料
定員25名
予約 問 090-4581-5190
Yumesajiki project in Brazil
(注) 参加者完全予約制になっております。尚、JR水前寺駅より分乗して会場まで往復ご案内致します。

Yumesajiki project in Brazilでは
10月4日-10月13日にかけてサンパウロ州プロミッソン市政百周年(移植に成功した町)での演劇公演「万華鏡〜百年物語」を予定しており、舞台技術と出演者の若干名の追加募集をしています。
それに向けての稽古は4月より。それまでは制作業務と演劇基礎をテーマとしたワークショップ、移民の歴史を辿る学習会を行なっています。
興味のある方は是非ご参加ください。

同期会 想

2018-02-14 01:25:45 | モノローグ【エトセトラ】
2/13(火)17:30熊本着。…見慣れた風景に落ち着く。
かぜ気味の座長が迎えに来てくれた。安心する。

下関の高校時代同期会に出席をして、熊本に帰り着くなりジワーとこころメモが滲み出した。

1968年4月入学(15才)といえば、虫に例えると幼虫がサナギに変態する時期だった。
ヘンタイたちは背伸びして脱皮。不完全な大人だった。…完全な大人っているのだろうか?そりゃないよ。
あっ、ソリャソリャソリャ。

今は同級生が65、66才だ。高齢者と認知されるようになっても脱皮はする。
会社員は退職して第2の人生を歩き始めている。

古道具屋、キャンピングカー暮らし、粗大生ゴミ、その日暮らし、議員、大学臨時講師、モノ書き、アルバイト、引きこもり、ソリャ様々。

成長か、退化か?…違いがわかる年齢になった。背伸びすることもないね。
曲がっても絵になる。

同期会は黙祷から始まった。
亡くなられた先生方や友人もいる。

目を閉じると天然色がシルバートーンになった。
社長だろうが、日影者だろうが、勝ち組負け組は関係なく、名前を呼び捨てで掛け合える。

ゼンシン、ハラダ、セキ、カツ、タケ、おい、テメエ、アホ、バカ、クソ…。

「おまえ、ツネの劇団に入れてもらえ!」
冗談だろうが、本気で受け止めた。役者に向いていると思えるからだった。コリャ、ホントーである。
「ギャラは払わない代わりに上納金は頂くよ。」

口が滑りっぱなしの愉快な同期会となった。

この同期会をお世話してくれた地元メンバーに感謝。
どうもお疲れさまでした。