山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

手続き

2018-05-31 20:36:54 | ブラジル企画2018(準備2)
この数日、座長は寝不足だった。
やっと一本、渡航資金助成金申請が完了する。今後8月まで他の申請もするが、予算が具体化しているから書類作りは楽になる。
7/20-26のプロミッソン市移植百年祭に出席するためのパスポートも受け取れた。現地の下見、打ち合わせも兼ねる。

明日より6月。正味4ヶ月だ。
これからの稽古では辛い、苦しいこともあるだろう。それも含めて楽しく作りましょ。

御礼にDVDをお渡しします。

2018-05-31 03:58:30 | ブラジル企画2018(準備2)
制作事務を朝方近くまで座長と取り組んでいます。
峠を超えるか?…超えること!
一歩一歩、前に進む。いよいよ劇の詰めに入る。
新旧入り乱れて、更にパワーアップする。

動画テスト投稿
2009年2月「ボクノフルサト。」ブラジル公演より
全編公演記録をご協力 協賛各位様にお配り致します。

宜しくお願いします。

2018-05-30 04:51:26 | ブラジル企画2018(準備2)
日本ではハグの習慣はない。慣れないものだから襲いかかってきたのではないかと、土俵際で腰を落とし、ウッチャリで投げ飛ばしそうになる。
勘違いというのは心地悪い。親愛の情を投げ飛ばすとは哀れの極み。シラケ鳥が南の空に翔ぶ。
制作の仕事も大詰め。
座長は夜中の3時まで電卓を叩いている。



寄らば大樹の陰、親方日の丸。…
この考えは島国ニッポンに古くからあった。

「金のなる木」を求めて渡ったブラジル移民の歴史から学ぶことは大きい。
日本の過剰な労働力を海外に向けた国策(植民化政策)に呼応して民間の移民会社が 乱立した。
豊かさを求めて殺到した人々はブラジルに渡って現実から裏切られた。
天国から地獄へ。…貧困に陥ってしまう。
移民会社の倒産が続く中、移民した人々は帰国しようにも資金を切らしていた。
苦難があったところから今現在の日本や世界の動きを見るためにもドラマは表現として未来に向けられる。

一言では済まされないが、世界への植民化は「侵略か共存か」の選択に迫られる。
ブラジルは多民族の国としてポルトガルから独立した。
その土壌がブラジルの大地で「もう一つのニッポン」を生み出したと思える。
ルーツが生き生きと異国で生き延びていることには驚かされる。

私たちの演劇によるブラジル日系社会との交流は「学び」にあります。
声を日本に届けられるか。
プロミッソン市移植百年をお祝いする意味はここにあります。

皆様のご協力あってのブラジル公演だと考えています。
ブラジルとの交流が小劇場でやれることの今後のステップに繋がるように!

人間デスカラネ

2018-05-29 12:02:45 | ブラジル企画2018(準備2)
顔出し!…(注)プライバシーにモザイクをいれると危険な人物に見えるので入れません。
これで全体ではありませんが、「あの人、この人?」が見えてくるでしょう。

音楽-美術-演劇、伝統-現代、初心者-経験者、老若男女、保守-革新-無党派…バラバラのように見えて融合するとは如何なるものか!
変化・進化・深化、解体と構築、対立と和解。

稽古や会議を重ねていく内に、集団がアメーバのように動く。
言い換えれば、分裂と増殖が繰り返される。
家族・一家…極めて日本的な集団の在り方。
これが失われつつある現代、集団の在り方に魅力もあるのですが。

公益性と波及効果も視野に入れながら、ただ今、国や県、市へアプローチしている。制作的には大詰めの時期にきた。

テーマはブラジル移民。
時を超え、国を超え、植民を探る。人間は強いか?弱いか?
喜怒哀楽がドラマの原動力にもなる。
稽古場では暗号が飛び交うようになった。

マジックリアリズムとは?
アカデミックな論理を超えるとは?…パトス(感情)に溺れて慌てふためくことのないように!
感動を生み出すための苦労を惜しまず、スピードもアップしよう。

「万華鏡〜百年物語」脚本:坂本真里
読み方が身体化される作業に入る。日々、発見である。

みどりちゃん

2018-05-27 14:34:25 | モノローグ【エトセトラ】
緑に包まれた座長の実家(九州山地ストライクの山都町)。
水が美味しい、空気が美味い、目の霞が晴れる。
ほほう、お茶にも花が咲くんだ!と驚いていると、散歩中の爺さんから「そらぁツツジの花だけん。」と笑われた。
無知の暴投だった。…アウト!セーフ!よよいのよい。

座長と義母は「庭の草取りをシルバー人材センターにお願いしようか。」と相談している。
私はどれが草か?区別がつかない。

裏方も表に出そうな気配

2018-05-26 01:27:25 | ブラジル企画2018(準備2)
品川ナンバー 左ハンドルの車が稽古場にやって来た。
音響スタッフで参加している古閑さんだ。舞台監督の了承も得られる。
もう一つ、出演は可能か。偽装家族の夫役はどうだ?と座長が問いかけた。

意味不明の失語症のようなメモを記す。
謎めいて、次の稽古につづく。
6月より稽古場は2会場を使う。

小さな森の誕生会

2018-05-25 15:07:35 | モノローグ【エトセトラ】
息抜きの午前、孫の小さな森では5月の誕生会に招待された。
ろっ君ローラは1才になった。
この保育園を訪れたのは今回で3回目。先生たちとも顔見知りになった。
テキパキと動く、目配り気配り、…命を預かる仕事の大変さを知る。が、笑顔を絶やさない強さには脱帽だ。
帽子を忘れて脱帽だった。

夜も遅くまで

2018-05-25 01:57:18 | ブラジル企画2018(準備2)
日付が変わった。
夜更けまでパソコンを叩いている座長がいる。
予算書が具体化する。未だ未だ検討の余地はあるが…。
自宅兼劇団の事務所に身を置いていると息が詰まる。
鼻炎である。
ハックション!
数字アレルギーか?
収入と支出のバランスが悪い。
わかっただけでも解決策に動きようがある。

ということで、座長と一本の缶ビールを半分ずつ呑む。
鼻炎は治り、もう寝ます。

ご購入で応援をお願いします。

2018-05-24 12:34:57 | ブラジル企画2018(準備2)
5/24晴れ。時間に余裕あり。目標は10月に定めている。
最近、新しい出会いが多くなった。熊本に「この人あり」を誇らしく思う。

さて、グッズ販売開始である。
経験に乏しく、怪しいモノ売りと間違われないようにスタッフから心配されている。
「この手ぬぐいは魔除けになります」
といい兼ねない。
大のオトナが…

魔除けと言えば、台本の「間」に「魔」を呼び込まねばならない。…手ぬぐいをハチマキ代りに今日から取り組む。

ガラケーとインスタントコーヒー

2018-05-23 08:32:35 | モノローグ【エトセトラ】
気象庁では雨の発表。今のところ雨は降っていないが、確かに重い空だ。
目覚めのコーヒーで頭スッキリ。外回りの準備で作戦会議。
午前中は作曲の件で相談に行く。午後からは協賛金の相談。
運転と会談で連絡が取れにくくなりますが、メールやLINEはチェックできます。
まるでマネージャーのように。

パスポート手続き

2018-05-22 15:16:50 | モノローグ【エトセトラ】
笑ってはいけないないのだろうか?
座長と2人で朝から散髪を済ませて、パスポートの写真を撮りに行く。
カメラマンより「笑わんでください。」と注意された。
出来上がった写真を見ると指名手配の顔になっていた。
市役所で事務手続きをとっていると「犯罪歴はありませんね?」と念を押される。
ふん。…職務質問をされたことは何度もあるが逮捕されたことは一度もありません。

西原村オーディオ道場

2018-05-21 23:59:17 | モノローグ【エトセトラ】
NHK 鶴瓶の「家族に乾杯!」番組でゲスト藤井フミヤさんだと気づかずにオーディオ道場オーナー、美術作家の片山昇氏はハツラツだった。
歌姫ともこ嬢(ブラジル公演で出演)の父上である。
益城町・西原村の厳しい被災状況の中、熊本にこんな男あり!で元気パワーを頂きました。
妄想を形にしていく希少価値です。
タダモノではなかと。…NHKもビックリしたか、このヤロー!(笑)

紅蘭亭にて打ち合わせ

2018-05-20 21:09:07 | ブラジル企画2018(準備2)
ブラジル行きメンバー、崇城大学芸術学部の力がますます濃くなる。コロンビア帰りのスズキ青年が加わる。
三枝先生とポスター製作のスケジュール打ち合わせをする。
紅蘭亭中庭で社長と先生の3ショットを撮った。見ると、中国マフィアか!…要らぬ心配
誤解です。見た目で人を判断してはなりませぬ。