山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

生還

2014-06-20 23:30:55 | 東京膝栗毛2014.6
東京で会った皆様に感謝申し上げます!
東京膝栗毛から熊本に無事生還(16:30)した。
気付けばこの旅、35年を振り返る旅だった。後ろ向きではなく、旅公演(東京)へと繋がる。
次は7月13日(日)「35周年」のパーティーへ向かう。
帰って稽古場へ直行する。
パーティーで催されるネタの稽古である。そして東京公演の打ち合わせ。
12月上旬、スペース早稲田か。詰めを急がなければならない。
おっとっと、6月28日(土)29日(日)は第2回目の演劇キャンプ(西原村風の里)だった。
詰将棋をしている日々が待っている。・・・ふぅと息を吐いて寝よう。

渋谷⇒新宿

2014-06-19 23:59:01 | 東京膝栗毛2014.6
TOKIO(トキオ)三日目。
人の多さに慣れてきた。渋谷と新宿で初めての人、懐かしすぎる人たちと会った。
午後1時に渋谷駅忠犬ハチ公で待ち合わせしたのが、熊本から東京へ演劇修行に出てきたばかりの森川さん、演劇倶楽部で知り合った八木(通称めいめい)女史さんのお二人様。
まずは盛りソバを食べに道玄坂の店に入る。三日連続のソバだったが、この店のソバが一番美味しかった。
食べながら演劇の話ばかりだった。尽きることはない。興味のない人だったら気を失っていただろう。それでも足りず、近くの喫茶店で話は延長した。
めいめいさんとは初対面だったが、倶楽部からのコミュニティーとしてのお付き合いが長かったから直ぐに打ち解ける。次の東京公演でまた逢いましょう!
森川さんと新宿へ移動して歌舞伎町、ゴールデン街、花園神社へ行く。花園神社では新宿梁山泊「ジャガーの眼」(作:唐十郎)リハ真っ最中だった。
残念ながら午後6時より懐かしい人たちと会うために観劇することができなかった。
内田さん、坂上君は30年ぶりの対面となった。劇団の初期メンバーのお二人さんとは昔の話で大盛り上り!うっかり忘れていたことも思い出す。
それに加わる坂本冬馬(私の息子)。
話は壊れた時計のように巻き戻された。
内田さんは35周年パーティーに熊本まで夫婦で来てくれる。ありがたいことだ。
坂上君からは懐かしい写真とネガを頂いた。今やサルサダンサーである。奥様も同伴してくれた。
森川さん、最初から最後まで付き合ってくれて感謝します。
ギリギリの終電車で船堀のホテルに到着した。
明日でこの旅も終わる。フロントにモーニングコールをお願いした。
とりあえずシャワーを浴びて寝なければならない。

早稲田「阿部定の犬」

2014-06-18 23:06:31 | 東京膝栗毛2014.6
TOKIO(トキオ)二日目。
昨夜に引き続き、今朝もざるソバを食べた。
小雨の中、船堀⇒明大前へ走る。小劇場の下見だった。
30年前のホールはリニューアルされていた。東京公演の候補地の一つである。

急いで、早稲田へ走る。午後2時開演の音楽劇「阿部定の犬」を見るためだ。
急ぎ過ぎて開演の3時間前に到着した。
この町(早稲田)で35年前(1979年)、劇団夢桟敷(旧、劇団ブラックホール)は結成された。大隈講堂前広場、鶴巻南公園などでも稽古していたことを思い出した。
歩き過ぎて膝の関節が痛くなる程だった。

会場では懐かしい(流山児事務所の全身「演劇団」)龍昇さん(出演者)とも会う。
今日わかったことだが、私と年齢が一緒だった。
30年ぶりだった。今はお互いに白髪!
別府で公演が終わったばかりの天野天街さん(少年王者舘)も来ていた。
流山児事務所の皆さんとも再会する。ワタナベエンターテーメント・龍昇企画・長谷川事務所・青蛾館・黒テント・サスペンデッズ、元気を頂きました。

あっという間の上演110分。
「阿部定の犬」の初演は黒テント(作:佐藤信)で40年前の問題作だった。
天皇とチンポコの間に阿部定がいる。チン切り<事件>は見ようによっては<革命>である。
古さを感じない。そればかりか、今現在も新鮮であり続ける!
台本通りの台詞、進行だったが、歌や曲はオリジナルだったと流山児さんは説明してくれた。
ラスト場面、日の丸の小旗のひと押しが美しかった。ふた押し、日の丸が犬のように「わん!」と襲いかかるところが・・・。今だった。

待てよ!夢桟敷の東京公演の件、スペース早稲田はどうだ。話になる。

下北沢小劇場楽園でも「阿部定」をモチーフにした鵺的「毒婦二景」が上演中と聞く。
2012年は夢桟敷も阿部定事件を題材にした「サダひとり」「赤色時代」「極楽少女」サダ三部作に挑戦した。
サダは・・・間違いなく今。美しいか怖いか!

夜はダンサー中村大輔さんと会う。「スペース早稲田」公演会場のビル1Fの中華料理屋で!
彼も見たい!と言っていた。必ず行くだろう。公演は22日(日)まで。

明日は渋谷ー新宿へ。人に会うことが楽しくなる。

江戸川区船堀

2014-06-17 23:18:08 | 東京膝栗毛2014.6
雨の中、30分遅れて福岡空港を飛び立つ。雲を突き抜けると雲。その隙間に青?空か海か?羽田空港を旋回する時、スカイツリーを見た。何故か、空から東京を眺めていると廃墟のように見えた。田舎者の偏見である。
20:00、船堀のホテルに着く。ここは東京の下町らしい。爺ちゃんの笑った顔がシワクチャになっていた。
さて、明日は午前、明大前⇒午後、スペース早稲田「阿部定の犬」⇒夜、大輔さん(ダンサー)と会う。
東京に着いたらざるソバと決めていた。ずるずると食べて満足した。
今夜はホテルで原稿書きに徹する。
5年ぶりのTOKIO(トキオ)、第一日目。

明日17日(火)より

2014-06-16 17:26:48 | 東京膝栗毛2014.6
山南ノート、数日間のご無沙汰をしておりました。
只今、公演活動の準備もなく演劇生活の隙間ど真ん中です。
全力で7月の「劇団創立35周年」パーティーの事務的な準備には追われています。

この隙間期間を利用して、明日17日(火)より20日(金)まで3泊4日の東京ひとり旅に出ます。
題して「東京膝栗毛」。無事に済めば拍手ご喝采。行くへ不明になったらお慰み。
この旅の目的は①東京公演下見ー②観劇ー③友人知人に会う!・・・。目的がズレないようにしなければならない。
ナンセ、田舎もんのひとり旅ゆえ、大都会の誘惑に溺れてしまうかも知れません。
甘い汁には群がらない。お酒は控えめにしなければ滅亡する。肝臓(キモ)に命じます。

この山南ノートで連日の消息を綴ろうと思っています。生きている信号を送ります。
途絶えたら何処かで倒れたか、犯罪に巻き込まれてしまったか?
という訳で深夜ホテルでの作業はパソコンに向かってモノ書きタイム。
④「小劇史35年」をこの旅で仕上げることに致します。