老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

紅白同居の異常現象

2008-09-28 | 雑記
時々ブログに紹介する庭の酔芙蓉は、朝の白い花が昼にはピンク色、夕方には赤く変って、翌日落ちるのが特色です。ところが、昨日は何時まで経っても白い色が変らず、夕刻までそのままでした。 そして今朝になって、新しく咲いた白い花と、前日の赤い花が同時に咲いている珍現象が生じていました。こんなことは初めてなので、もう一度撮って掲載します。



パーティションを変える(3) ー 完

2008-09-27 | パソコン関係
ここからは、自信をもって説明できるものではありません。ただ流れに従って進んだ経験を記録するものです。「ディスクの管理」画面が出たら、先ずDドライブを右クリックし、「ボリュームの削除」をクリックします。

この時Dドライブのデータが消えるので、次の注意が出ます。

次はCドライブを同じように右クリックし、今度は「ボリュームの拡張」をクリックします。「ボリュームの拡張ウィザード」が出ますから、画面下部の「ディスク領域を選択」に、Cドライブを拡張したいサイズを Mb単位で入力して、「次へ」に進みます。

Cドライブのサイズ変更が終わったら、画面下部の「未割り当て」という部分を右クリックして「新しいシンブルボリューム」というのをを選びます。このあたりで不安の時間が相当ありますが、最後はウィザード画面が出て、「次へ」をクリックし、Dドライブを作成して終了します。

前にも書いたように、今回の措置は、私にとって全く未知未経験のことで、他の方にお勧めする自信はありません。ただ、Vista の新しい機能を使って、日頃困っていたCドライブの不足に対して、何んとか50Gbを増やすことが出来た、という結果報告に止めます。 今回のシリーズは短編になりましたが、これで終わります。


パーティションを変える(2)

2008-09-26 | パソコン関係
パーティションを変えるということは、基本的にはHDDの中を一度空にします。そのまま作業したとしても、フォーマットにより中身は無くなります。 普通のやり方は、パソコンのリカバリーを実行し、その途中でC、Dドライブの構成を変更します。しかし、このやり方では、全部のデータが消えますし、再インストール後の元通りに修復までが、大変な手数です。

次に、市販のディスク管理ソフトを使えば、データを消さずにCとDの比率を変えることが出来ます。でも、数千円はするソフトを、それだけのために買うのは、どうしても無駄に思えます。 第3の方法として、Vista にある「ディスク管理」というプログラムを使えば、比較的簡単にドライブのサイズを変えることが出来ますが、この場合は、Dドライブの中身が消えます。

これは Vista にだけある新しい機能ですが、私は全く知らなかったのです。偶々図書館で拾い読みしていた、今月号の「YOMIURI PC」にその記事があり、知識を得たものです。Dドライブの中は、殆ど自分が作ったファイルですから、事前にバックアップをとっておけばよいし、Cドライブの中が残れば、助かります。今回私は、この方法を選んでやってみることにしました。

まず、「ディスクの管理」を出すには、少し前のコマンドの最初に説明した「ファイル名を入れて実行」を開き、「diskmgmt.msc」と入力します。

これにより、「ディスクの管理」という次の画面が出ます。




パーティションを変える(1)

2008-09-25 | パソコン関係
「パーティション」というのは、1つのハードディスクを区切って、複数のドライブに分けて使う仕組みのことです。殆どのパソコンが、HDDをCドライブとDドライブに分けてあります。通常は、Cドライブには Windows やソフトが入っており、Dドライブは予備とされています。そのため、分割の割合は、Cドライブが大きく、Dドライブは僅かに割り当てられているのが普通でした。

ところが、最近のパソコンはそれが逆転して、Dドライブの方が大きくなっています。HDDの値段が下がったこともあって、急激にHDDが大きくなり、その増えた分が全部Dドライブに回された感じです。画像や音楽などのファイルが大きくなって、自分で作ったりダウンロードしたりするフィルのウエイトが増えたことも、その理由になっているのかもしれません。

私が昨年春に購入した Vista のパソコンも、全体のHDDは大きいのですが、Cドライブが小さくて、その何倍も大きくDドライブに割り当てられていました。今までの習慣で、万一のことも考えて、自分が作ったファイルや、新たにインストールしたソフトなどは、全部Dドライブに入れていたのですが、それでも気がついたときには、Cドライブの空きが少なくなっていました。

Cドライブには、パソコンの基本となる Windows が入っており、そのアップデートやメモリー不足の場合もあるので、1割以上、出来れば2割ぐらいは空けておく方がよい、とされています。ところが私のパソコンは、いつの間にか、空き部分が1割程度に減少していました。慌てて、不要ソフトを削除したり、マイドキュメントやメール受信などをDドライブに移しましたが、焼け石に水でした。

Vista には、いろいろ新しい機能があるけれども、きっと容量も大きかったのでしょう。私はそれも気が付かなかったのです。ここまで来たら、パーティションを変えて、沢山余分のあるDドライブから、一部をCに移すより手が無さそうです。それは、私にとって全く未経験のことなので、若干の勇気が要りますが、その経験を2~3回に分けてブログに連載してみます。もし同じ心配の読者が居たら、参考にして下さい。


酔芙蓉(続)

2008-09-18 | 写真
白い花も見たい、というご要望があったので、いろいろ混ぜて掲出します。朝は白い花がだんだん色が付くのが、この花の特長です。しかし日が照らないと、赤く変り方が鈍いのです。 従って、この写真の赤い花は、まだ色が薄いです。




酔芙蓉

2008-09-16 | 雑記
siwonadaさんのブログに、面白そうな画像の表示が出ていたので、早速私も真似してテストしてみました。 写真は自慢の酔芙蓉ですが、目下満開です。この花は、朝は白色ですが、夕方には赤く変ります。この写真は、今日の夕方撮ったものですが、このぐらいの色のときがキレイです。




ランタナと蝶

2008-09-15 | 写真
庭のランタナが満開になり、毎日沢山の蝶が集まります。 その種類は、不思議に黄色い豹紋蝶ばかりです。 蝶も、種類により花を選ぶのでしょうか。



褄黒豹紋蝶(つまくろひょうもんちょう)の1羽が、カメラを近付けても飛んでいかないので、動画で撮ってみました。





コマンド(11)-完

2008-09-12 | パソコン関係
もう1つ、バッチファイルの実例を披露します。大事なファイルをバックアップしたいときに、これを自動化するバッチファイルを作っておきます。それには「xcopy」というコマンドを使います。そこに「/e /d /r /y」という4つのオプションを付けておけば、バックアップ元とバックアップ先を比較して、新しいものと更新されたものだけが加わるようになります。

ここでは「マイドキュメント」を例に説明します。メモ帳を開き、「xcopy」コマンドに続けて、コピー元とコピー先を「パス」で指定します。パスは長くて記入するのは大変ですから、対象となるマイドキュメントを開き、アドレスバーに出ているパスをコピーして貼り付けます。
その際、パス全体をくくっておくため、前後に「"」をつけておきます。

その後1字空けてコピー先を入れますが、同じフォルダ名を作っておくと便利です。ドライブ名とフォルダ名を入れ、これにも前後に「"」を付けます。更に1字空けてオプションを付け、メモ帳をバッチファイル形式で保存します。

私は、何年も前からこれを使って、マイドキュメント以外にも、自分で作ったファイルと「お気に入り」「アドレス帳」「メール本体」などのバッチファイルを作って使っています。参考に以下表示します。

実は、これを説明するのが今回の目的でした。デスクトップに出来たアイコンを時々ダブルクリックするだけで、バックアップが実行され、とても重宝しています。
今回の「コマンド」シリーズは、これで終りとします。



コマンド(10)

2008-09-11 | パソコン関係
コマンドの使い方として、「ファイル名を指定して実行」にコマンドを入れて使うこと、「コマンドプロンプト」の後に記入して命令すること、この2つについて学習しました。最後に「バッチファイル」を使う方法について、少し触れておきます。これは、私にもちょっと難解なので、表面的なことだけに止めます。

バッチファイル(Batch File)というのは、複数の処理をまとめて実行する際に使われるプログラムファイルで、その中身は、コマンドプロンプトで実行できるコマンドを1行ずつ明記したものです。ファイル名には「.bat」という拡張子を付けるのが普通です。こんな定義では分りづらいので、具体例により取り上げます。

ここでは、Cドライブのデフラグを実行し、これは時間がかかるので、終了後は自動的にパソコンの電源を切る、という動作を指示するバッチファイルを作ります。まずメモ帳を開いて、1行目に「defrag c:¥ -f」と入力します。「defrag」はデフラグを実行のコマンド、「-f」は、空き容量が少ない場合も実行するオプションです。

2行目には「shutdown -s」と入れます。「 shutdown」はパソコン終了のコマンド、「-s」は電源を切ることのオプションです。これを「バッチファイル形式」で保存するのですが、ファイル名を「デフラグ.bat」として、例えばデスクトップに保存します。ファイル名の最後に「.bat」という拡張子を指定すると、バッチファイルになりますが、そのとき、ファイル名の両端に「"」を付けます。

デスクトップに出来た「デフラグ.bat」のアイコンをダブルクリックすると、黒のコマンドプロンプト画面が出てデフラグが実行され、終了すると自動的に電源が切れます。

なお、バッチファイルの中身を変更したいときに、アイコンをダブルクリックでは、コマンドが実行されてしまいます。そこで、アイコンを右クリックして「編集」を選ぶと、メモ帳が開くので、内容を変えることが出来ます。




コマンド(9)

2008-09-09 | パソコン関係
「ren」や「rename」は、ファイル名を変更するときに使うコマンドですが、その際に「*」の符号を使うと便利です。これは「アスタリスク」と云って、エクセルでは乗算に使う記号ですが、コマンドではワイルドカードとして任意の文字列を表します。デジカメで撮った画像には、IMG○○のようなファイル名が付きますが、これらを一括して別の名前に変更するときなど、多数を一度に処理ができます。

一例として、私のパソコンで「駒沢公園」というフォルダに入っている写真多数が、デジカメで撮ったままのファイル名になっていたので、これを全部「駒沢公園○○」のファイル名に変更をコマンドを使って試みました。その場合のプロンプトに記入は次のとおりです。

まず「ren」というコマンドの後にドライブ名(ここではCドライブ)、フォルダ名(ここでは「駒沢公園」)の後に¥を入れます。フォルダ間やフォルダとファイルの間には、逆スラッシュを入れるのですが、日本のパソコンではこれが「¥」になります。その後に「IMG*」と入力、これで名前を変更する全てのファイルが含まれます。1字開けてその後に、改名したい名前(ここでは「駒沢公園」)の次に「*」を入れて「Enter」を押します。以上で、ファイル名が下記のように変更されます。