「Picasa 3」と「Windows Live フォトギャラリー」の比較(7)ー完

Picasa にもフォトギャラリーにも共通した機能は、「スライドショー」「ムービーメーカー」「プリントショップへのオンライン注文」「電子メールに添付」など、いろいろ有りますが、今回は割愛します。そして最後に、それぞれにしか無い独自の機能で、役に立つものを一つづつ披露します。

まず Picasa については、「テキストの追加」があります。写真に文字を入れるには、その写真をダブルクリックして加工画面を開き、「基本編集」タブにある「テキスト」をクリックします。下の画面に変わるので、フォントやサイズ、色なども指定して文字を入れます。



フォトギャラリーの独自機能としては、「パノラマ写真」が作れます。この機能は、とても簡単で、それがあるために、私は早くから「Windows Liveフォトギャラリー」をXPパソコンに入れておきました。その方法は、パノラマ写真にしたい複数の写真を選び、「作成」メニューの「パノラマ写真の作成」を選ぶだけです。



ファイルの保存画面が出るので、ファイル名を入れ、必要あれば別のフォルダを指定して「保存」をクリックすれば、下のようなパノラマが出来ます。



周囲にデコボコがあるので、「修整」メニューから「写真のトリミング」を使って、内部を四角く切れば、見事なパノラマ写真が出来ます。(今回の連載はこれで終ります)



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「Picasa 3」と「Windows Live フォトギャラリー」の比較(6)

画像の加工方法の一例として、自動調整機能の手順を試してみます。まず Picasa では「基本編集」タブの二段目に「自動コンストラスト調整」「自動色調整」の二つの自動調整のほかに、これらを合わせて行う「I'm Feeling Lucky」というのがあります。いろいろやってみなくても、これだけで自動的に良い状態に調整してくれるので、私は専らこれを使います。



加えた「I'm Feeling Lucky」を取り消すには、下の方の「I'm Feeling Lucky取消し」ボタンを使います。



一方、フォトギャラリーの場合は、加工する画面を開いて、一番上の「自動調整」をクリックします。



画面が変わり、明るさやコントラストなどが調整される状況が表示されます。下の方の「元に戻す」ボタンで加工が」取り消されます。



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「Picasa 3」と「Windows Live フォトギャラリー」の比較(5)

「Picasa」も「フォトギャラリー」も画像をいろいろ補正する機能を持っています。それぞれ特色がありますが、手軽に補正をしたい場合はフォトギャラリー、細かい効果を施すときは Picasa が適しているようです。今回から、その画像加工機能の比較を取り上げます。

まず、基本の写真加工画面ですが、Picasa は3つのタブに使い分けています。加工したい写真をダブルクリックすると、左側に「基本編集」「調整」「効果」という3つのタブの表示と、そのうち基本編集が選ばれた画面が出ています。ここでは、自動調整や赤目の処理、切り抜きなどが出来ます。元の一覧に戻したい時は、画面左上の「ライブラリに戻る」をクリックします。



次に「調整」タブをクリックすると、「明るさ調整」や「ハイライト」「シャドウ」などがあります。



3番目の「効果」タブでは、「白黒」「セビア」「シャープ」など12種類の効果が例示されています。



一方、フォトギャラリーの場合は、やはり加工したい写真をダブルクリックすると、加工画面に切替ります。もし加工画面にならないときは「修整」メニューをクリックします。すると、こちらの場合は写真の右側に、「自動調整」から「白黒」まで8つの加工メニューが出ています。元の一覧に戻したい時は、画面左上の「ギャラリーに戻る」をクリックします。






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「Picasa 3」と「Windows Live フォトギャラリー」の比較(4)

「Picasa」も「フォトギャラリー」も、オンラインサービスと連動しています。Picasa からは「Picasaウェブアルバム」へ、フォトギャラリーからは「Windows Live フォト」へ、オンラインアルバムを作って送ることが出来ます。作ったアルバムは、公開することも特定の人だけに見せることも出来ます。

まず Picasa でオンラインアルバムを作るには、写真を選んで「ウェブアルバムにアップロード」をクリックします。


アップロードの画面が出たら、「このアルバムの可視性」の欄に公開か非公開か、などを選択して「アップロード」をクリックします。これでアルバムが出来ます。オンラインアルバムを見るには、画面右上の「ウェブアルバム」クリックします。


「フォトギャラリー」の場合は、アルバムにしたい画像を選んで、「アップロード」から「オンラインアルバム」を選びます。



これだけで簡単ですが、Picasa に比べると、完成までに時間がかかり、下記画面が暫く続きます。、


アップロードが完成しても、フォトギャラリー上には変化はありません。オンラインアルバムを見るには、画面右上の自分のアカウント名をクリックし、「写真の表示」を選びます。



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「Picasa 3」と「Windows Live フォトギャラリー」の比較(3)

デジタルカメラで写真を撮ると、撮影日や解像度など「Exif」と呼ばれる撮影時の情報がデータに記録されます。これらの情報は、Picasaやフォトギャラリー上でも見ることが出来ます。まず Picasa では、ファイルをクリックすると、自動的に下部の青いバーの上に「ファイル名」「撮影日」「解像度」「ファイル容量」が表示されます。



さらに詳しい情報を見るには、ファイルを選択して「画像」メニューから「プロパティ」を選びます。下のような撮影時に記録された「Exif」の情報が表示されます。

一方、フォトギャラリーの場合は、まず画像ファイルの上にポインターを置くだけで、そのファイルの「ファイル名」「撮影日」「解像度」「容量」などが簡単に出ます。

さらに詳しく見る場合は、ツールバーの「情報」ボタンをクリックすると、画面の右側に詳細情報が表示されます。そのうち「ファイル名」「撮影日時」「作者名」は編集が可能です。






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「Picasa 3」と「Windows Live フォトギャラリー」の比較(2)

「Picasa」も「フォトギャラリー」も、画面の左側に階層が表示され、ここから選択したフォルダーの写真が右側に表示される仕組みです。ここに組み込まれるフォルダーは、Picasaはインストール時に、全画像フォルダーか、「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」の三つか、を選択できます。前者は膨大になるので、私は後者の方を薦めています。これに対して、フォトギャラリーのデフォルトで読み込むのは「ピクチャ」「ビデオ」「パブリックのピクチャ」「パブリックのビデオ」です。

両者とも、読み込むフォルダーは後から変更が出来ます。一度に沢山のフォルダーを入れると、起動に時間がかかってしまうので、必要に応じて追加したり削除したりする方がよいです。その方法は、Picasaについては、メニューバーの「ツール」から「フォルダマネージャ」を選びます。下図のような画面が出ますから、左側の「フォルダリスト」からフォルダを選んで、右側の「Picasaから削除」や「常時スキャン」などを選んで変更を指定します。


一方、フォトギャラリーの方は簡単です。「ファイル」メニューから「ギャラリーへのフォルダーの追加」や赤×印の「削除」を選びます。


追加の場合は、下図のような画面が出ますから、ここで追加したいフォルダを選んで「OK」をクリックします。



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「Picasa 3」と「Windows Live フォトギャラリー」の比較(1)

「Windows Live フォトギャラリー」(以下フォトギャラリー)と「Picasa 3」(以下Picasa)は、何れも無料の画像管理ソフトで、よく似ています。どちらが先に出来て、どちらが真似をしたのか、あるいは偶然の一致か、私には分かりません。フォトギャラリーは「Windows 7」に付いたソフトのようですが、もっと早くから有って、私はXPパソコンにも入れてあります。Picasa は Google が提供し、フォトギャラリーは Microsoft が提供しているものですから、どちらもバックは大物です。

先般「Windows 7」が発売され、これにメールのソフトとして「Windows Live メール」をインストールすると、同時に「フォトギャラリー」も入ることが多いです。そこで、一度このソフトの使い方など紹介したいと思いましたが、前に「Picasa」については、このブログに連載したことがあるので(2009/10/06~10/14)、今回は、これとの比較という方法で、説明を連載しようかと思います。

まず両者の基本画面は次のとおりです。どちらも、左側にフォルダが並び、その中から選んだものの中身が、右側にサムネイルで表示されます。そのどれかをダブルクリックで大きな画像になります。

(Picasa)


(フォトギャラリー)




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府中郷土の森の「梅まつり」

7日までのはずだった郷土の森の「梅まつり」が、14日まで延期されたので、今日は足を延ばして行ってきました。広い庭園に人が少ないのが、この公園のよいところです。肝心の梅の方は、もう終わりに近くなっていますが、古い建物なども楽しめるので、気持ちの良い散策が出来ました。
(アルバムに写真を沢山入れたので、下の画像のどこかをクリックしてみて下さい。)


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「Windows 7」で画像をみるときに・・・

パソコンビギナーの友人が、最近初めてパソコンを買いました。勿論「Windows 7」なので、いろいろ面倒を見て上げなければなりません。つい先日の質問は、「画像を沢山入れて貰ったけれど、見られない」ということです。画面は下図のように、小さなアイコンだけ中身が分かりません。ツールバーに従来の「表示」が無くなっており、アイコンを大きくすることができないのです。


ツールバーの右の方にある(右から3番目の)あまり目立たないアイコンが、どうやら従来の「表示」のようです。これをクリックしていくと、だんだんに大きくなって、画像の中身が分かるようになります。



なお、アイコンの右の▼印をクリックすると、このような窓が開きます。これにより、大小アイコンの選択が出来ます。「特大アイコン」を選ぶと、大きな画像にもなります。
それから、スライダーのツマミを上下することにより、自由に大きさも変えられます。



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Windows Live メールをXPパソコンにインストールする

古いXPパソコンから、新しい Windows 7 のパソコンに移るとき、「転送ツール」を使ってXPからデータや設定を移動するのが一般的です。この方法は便利なのですが、メール関係の移動に若干の問題があります。Windows 7 には、XPと同じ Outlook Express がなく、「Windows Live メール」を使うことになります。そこで、メール関係をスムースに移行させるために、事前にXPの方に Liveメールをインストールして、データや設定をこれに移行しておくことが必要です。

そこで今回は、XPパソコンの方に「Windows Live メール」をインストールする方法について取り上げます。まず、下記マイクロソフトのサイトにアクセスします。

http://www.microsoft.com/japan/windows/windowslive/products/mail.aspx

Windows Live の画面が出るので、「今すぐダウンロード」をクリックします。


次の画面では、言語選択が日本語になっていることを確認して、「今すぐダウンロード」をクリックします。


下のダウンロード画面では、「実行」の方を選択します。


インストールする製品を選択する画面になりますが、今回必要なのは「Live メール」だけなので、「メール」以外のチェックを外します。


プログラムをインストール中の画面が暫く続きます。上部にその過程が%で表示されます。


検索プロバイダーやホームページ設立を変更する選択表示の画面になるので、全部のチェックを外します。


「Windows Live へようこそ」の画面では「閉じる」をクリックしてインストールが完了です。


デスクトップにアイコンは作成されないので、「すべてのプログラム」から「Windows Live」をたどって起動します。下記の表示が出ます。初回は少し時間がかかりますが、Outlook Express からの設定やデータのインポートが自動的に行われます。



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