老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

Office 2010 (10) -完

2010-06-28 | パソコン関係
「Word 2010」に新しくできた機能として「ナビゲーションウィンドウ」というのがあります。これは、それまでの「見出しマップ」と「縮小表示」を一緒にして、便利なものにしたようです。例によって、「Word 2007」と「表示」タブを対比すると、下図のとおりです。



これは、長文作成に便利な機能ということなので、手元にある数ページの作品を出して、「表示」タブの「ナビゲーションウィンドウ」にチェックを付けてみます。左側に縦長のウィンドウができ、上部に3つのタブがあります。その中央のタブをクリックすると、各ページのサムネイルが表示されます。そのどれかのサムネールをクリックすると、該当ページにジャンプします。その他、キーワードの検索やアウトライン表示などの機能もあるようです。



(まだあるでしょうが、私が理解できるのは、このぐらいなので、今回の連載はこれで終りにします。)


Office 2010 (9)

2010-06-27 | パソコン関係
今回は、「スクリーンショット」という新しい機能を試行します。これは、別に開いている他の画面の全体または一部を画像として文書に挿入できるものです。まず、「Word 2030」と「Word 2010」の「挿入」タブのリボンを対比してみます。殆んど同じですが、「2010」の方には「図」のグループの中に「スクリーンショット」というボタンが増えています。



ここにマウスをもっていくと、『{画面の領域}をクリックすると、画面の一部分の画像を挿入できます。』という説明が出ます。そこで、ワードの文書とは別に地図を用意しておきます。


「スクリーンショット」のボタンを押すと、下のような画面が出るので、ここでは「画面」の領域」をクリックします。


用意した地図が薄く画面に出て、ポインターが「+」に変るので、挿入したい領域をドラッグします。


ドラッグした範囲の図が文書に取り込まれているので、画像として必要な場所に配置します。




Office 2010 (8)

2010-06-26 | パソコン関係
「Office 2010」では、貼り付けの機能が強化されています。この機能はエクセルの方が顕著なので、「Excel 2010」で試してみます。仮に小さな表を用意してデータをコピーし、「貼り付け」ボタンの下の「▼」をクリックしたみます。すると、黄色いアイコンがいろいろ並んで表示されます。これは、データを貼り付ける際の形式です。


その中のどれかにマウスを合わせると、貼り付け後の状態がプレビュー表示されます。気に入ればクリックして確定します。たとえば、「値の貼り付け」の中の左側「値」を選ぶと、表の年月日が日付の数字に変ってコピーされます。


表をコピーした後、貼り付け先を右クリックしても、「貼り付けのオプション」が出てきます。


この中からボタンを選んでも可能です。実務では、この方が簡単かもしれません。



Office 2010 (7)

2010-06-25 | 携帯
「Word 2010」の基本となる「ホーム」タブのリボンを「Word 2003」と対比してみると、下図のとおり、殆んど変りがありません。



その中でただ一つ、「フォント」グループのほぼ中央に、白抜き文字の[A]というボタンが、増えています。ここにマウスをもっていくと「文字の効果」という表示が出ます。



変化を加えたい文字列をクリックして、このボタンを使うと、一覧表示から好きなものが選べるし、影や光彩などもあって、いろいろの飾り文字が作れます。従来の「ワードアート」とまた違った、新しい機能です。




Office 2010 (6)

2010-06-24 | パソコン関係
「Word 2010」の写真挿入画面で、今回は「背景の削除」という新しい機能を試してみます。前回と同様サンプルピクチャから「アジサイ.jpg」を挿入します。「背景の削除」にポインターをもっていくと、「図の不要な部分を自動的に削除します」というような説明が出ます。



「背景の削除」をクリックすると、アジサイの花以外の部分が、下のように紫色に変ります。



いろいろボタンも変わるのですが、まだその意味が分からないままに、外部をクリックしてみたら、見事に紫色が削除され、花の部分だけが残りました。詳しい機能は、いずれ研究するとして、これは簡単で便利な機能です。もちろん画像に変換すれば、自由に場所の移動もできます。




Office 2010 (5)

2010-06-23 | パソコン関係
「Word 2010」については、挿入した写真の加工に、面白い機能があります。まず、写真挿入のリボンを「Word 2007」と比べると下のように、あまり変化はないように見えます。 しかし「2010」に新しくできたものとして、「アート効果」と「背景の削除」があります。



一つの例として、サンプルピクチャーから「アジサイ」の写真を挿入してみます。



これに対して、「アート効果」から「白黒コピー」を選ぶと、下のようになります。



「アート効果」の説明には、「図にアート効果を追加して、スケッチや絵画のように見えるようにします。」とあります。そこには、「鉛筆:スケッチ」とか「ぼかし」とか「テキストライザー」など数々のアートが用意されています。



Office 2010 (4)

2010-06-22 | パソコン関係
前回対比したように「Excel 2007」と「Excel 2010」の画面は、一見殆ど変りがありません。その中で、すぐ目につくことは「2007」の「オフィス」ボタンが、「2010」では「ファイル」に変って、タブの位置になっていることです。



「2007」の「オフィス」ボタンをクリックすると、下のような画面になります。左側が「新規作成」から「閉じる」まで、概ね「2003」時代までの「ファイル」の項目が並び、右側に「最近使用したドキュメント」が並びます。


それに対して「2007」では「ファイル」名に戻って、クリックすると次の画面が出ます。左の列で「最近使用したファイル」が選ばれており、右に「最近使用した場所」が増えています。



個々に変った例として「印刷」を比較してみます。作成中の画面から「印刷」を選ぶと、「2007」では次の画面です。


それに対して「2010」で「印刷」を選ぶと、次の画面が出ます。印刷の設定項目と印刷プレビューまでが一緒に表示されています。これは、大きく変わった点でしょうか。





Office 2010 (3)

2010-06-21 | パソコン関係
いよいよこれから Office 2010 を使ってみます。私は日頃「Outlook」は使っていないので、「Word」と「Excel」について、主として 2007 と比べての新しい機能を、いろいろ見ていきます。Office 操作の基本である「リボン」形式については、変りありません。例えばエクセルの画面で比較してみます。

これが「Excel 2007」のリボンです。


これが「Excel 2010」です。タブやボタンの配置も同じです。


しかし、変ったこととして、2010 では、自分の都合で独自の新しいタブを作ることが出来るようになりました。それを試してみます。まず、リボンのどこかを右クリックして、「リボンのユーザー設定」を選びます。



開いた画面で「新しいタブ」ボタンをクリックして、その下に「新しいグループ」を作ります。任意の名前に変更しますが、今回は、例えば「シート」としてみます。その中に「シートの行を削除」から「シートの列を挿入」までを順に選んで、「追加」をクリックして移します。



これで「OK」してリボンの画面に戻してみると、「ホーム」と「挿入」の間に「新しいタブ」が出来ています。それをクリックすると、「シート」グループに4個のボタンが出来ています。


同じような方法で、既存のタブについても、ボタンを追加したり削除したりが出来るかもしれません。ただし、この方法は少し厄介ですから、問題の提起に止めます。


Office 2010 (2)

2010-06-20 | パソコン関係
Office 2010 のインストールには、「標準インストール」と「カスタム インストール」があります。普通は「標準」で良いのですが、今回の私は、今まで使っている Office も残して使うので、「カスタム」の方を使います。インストールそのものは、さして難しいこともないですが、次の画面では「ユーザー設定」の方をクリックします。



それから、インストールする場所は、変更しておいた方がよいでしょう。 次の画面のときに、「ファイルの場所」タブを選び、「参照」をクリックして、インストールしたい場所を指定します。



その他は、特に注意することもないでしょう。一番最初に「プロダクト キー」を入れる画面がありますが、入力する文字は、ケース内に貼られた黄色いシールに記載されています。途中のハイフォンは、入れなくても自動的に入ります。




Office 2010 (1)

2010-06-19 | パソコン関係
「Office 2010」は、6月17日に一般に発売されました。「iPad 」の発売や「iPhone 4」の予約のような、派手な騒ぎは全くありません。偶々私は、発売翌日の18日に、新宿に出た序でにヨドバシカメラに寄ってみましたが、全くの閑古鳥で、何処に商品があるのか、聞いたぐらいです。

同じフロアで、Office 2010 の説明会をやっている、というので行ってみましたが、聴衆は二人だけです。説明も後半に入り、既にワードやエクセルも終わって、「One Note」の話でした。それでも聴講のご褒美?に Office のマーク付き折れ傘を貰いました。

ここで初めて知ったのですが、Office 2010 には「Professional」と「Home & Business」「Personal」の3種類があります。 それらの違いは、ソフトの構成だけみたいです。
一番簡単な「パーソナル」は、Word と Excel と Outlook の3つです。「ホーム・アンド・ビジネス」は、それに PowerPoint と OneNote が加わります。そして最上の「プロフェッショナル」には更に Access と Publisher が入ります。

衝動買いのような形で、私はその中で一番安い「パーソナル」のアップグレード版を購入しました。これからのパソコンは、殆どこの Office 2010 がプリインストールされるでしょう。でも私は、当分パソコンを買う予定はないし、知識としては、ある程度 Office 2010 のことを知っておく必要があるのです。

そんなことで、今あるパソコンにこれをインストールし、いろいろ経験してその記録を、ブログに連載していこうと思います。