老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

コマンド(10)

2008-09-11 | パソコン関係
コマンドの使い方として、「ファイル名を指定して実行」にコマンドを入れて使うこと、「コマンドプロンプト」の後に記入して命令すること、この2つについて学習しました。最後に「バッチファイル」を使う方法について、少し触れておきます。これは、私にもちょっと難解なので、表面的なことだけに止めます。

バッチファイル(Batch File)というのは、複数の処理をまとめて実行する際に使われるプログラムファイルで、その中身は、コマンドプロンプトで実行できるコマンドを1行ずつ明記したものです。ファイル名には「.bat」という拡張子を付けるのが普通です。こんな定義では分りづらいので、具体例により取り上げます。

ここでは、Cドライブのデフラグを実行し、これは時間がかかるので、終了後は自動的にパソコンの電源を切る、という動作を指示するバッチファイルを作ります。まずメモ帳を開いて、1行目に「defrag c:¥ -f」と入力します。「defrag」はデフラグを実行のコマンド、「-f」は、空き容量が少ない場合も実行するオプションです。

2行目には「shutdown -s」と入れます。「 shutdown」はパソコン終了のコマンド、「-s」は電源を切ることのオプションです。これを「バッチファイル形式」で保存するのですが、ファイル名を「デフラグ.bat」として、例えばデスクトップに保存します。ファイル名の最後に「.bat」という拡張子を指定すると、バッチファイルになりますが、そのとき、ファイル名の両端に「"」を付けます。

デスクトップに出来た「デフラグ.bat」のアイコンをダブルクリックすると、黒のコマンドプロンプト画面が出てデフラグが実行され、終了すると自動的に電源が切れます。

なお、バッチファイルの中身を変更したいときに、アイコンをダブルクリックでは、コマンドが実行されてしまいます。そこで、アイコンを右クリックして「編集」を選ぶと、メモ帳が開くので、内容を変えることが出来ます。




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