500回の節目にあたって

パソコンのトラブルに関する連載、バックアップ、故障、復元、のシリーズを終わって、数えてみたら、丁度500回目の掲出となっていました。ブログを始めて、まだ2年余ですから、随分出したものと、ちょっと驚いています。 500回の内訳は、パソコン関係が248、写真が136、その他が116件でした。

ブログを始めた頃は、タグの利用による画像の配置を憶え、得意でもない写真の掲出を続けたものでした。 しかし、私のブログ開設の目的は、高齢者のパソコンビギナーのお役に立ちたい、ということです。これは私の、パソコン通信時代から一貫して、第二の人生の生き甲斐にしていることでした。

ある時、私のパソコン関係の記事に対する、有力な隠れ読者が居たことを偶然に知って、大いに反省をしました。 そしてブログ2年目は、写真掲出よりもパソコン関係に方向を転換した結果、漸く全体の約半分を、パソコンの記事が占めることになりました。

500回の節目にあたり、これからについても、出来るだけパソコン関係を主にして、失敗も含めた、自分の経験を発表していこうと思います。 次のテーマを何にするか、少し休んで、また考えます。
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パソコンの復元(4)-完

今回使用したのは、プロトン社の「Acronis True Image」というバックアップ専用ソフトだが、この種のソフトは、出来れば CD-ROM で用意しておいた方がよい。ダウンロードしたソフトでは、今回の私の例のようにHDD全体が無くなると、このソフトも無くなり、これを使っての復元も出来なくなってしまう。

私の場合は、急いでいたので、その日に使えるよう、ダウンロードで購入したものだった。しかし、念のため、ポータブルHDDの方にもコピーしておいたので、これを使って復元を試みることが出来た。 まさかバックアップを取った直ぐ後に、故障が突発して、HDDがカラになるとは思わなかった。まるで作り話のような過程で、バックアップの復元まで試行することができた。

ただ、この「丸ごとバックアップ」を作ったのは、昨年の12月28日だったので、復元したのも、当然ながらその日の状態になる。現在までの間に若干のブランクが出来てしまう。それについても、今回の私は、その後 XCOPY のコマンドを使って、主要ファイルのコピーを作成していた。これを戻すことにより、概ね現状に近い復元が出来た。これもラッキーであった。

今回一連のパソコン トラブルについて、何か読者の参考になるものがあれば、詳細の記述をした甲斐があったと思う。

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パソコンの復元(3)

「データ復元ウィザード」は、次から次にいろいろ聞いてきて、戸惑う場面が幾つかあったが、最後に漸く画面の下に「実行」ボタンが出てホッとした。しかし、これを押すと次には「再起動」するかどうかを聞いてくる。これをOKして、なかなか新しい画面が出てこないときは、ちょっと不安になる。

漸く復元作業に入るが、その時間が2時間ぐらいはかかったであろうか。下のような画面で進行状況を知らせてくれる。

これが終わるともう一度再起動があり、出てきたデスクトップの画面は、故障前と同じ状態に戻っていた。 どうやら「丸ごと復元」が成功したらしい。
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パソコンの復元(2)

Cドライブの「丸ごとバックアップ」が、そのまま復元できれば、何んにも問題がないので、まず半信半疑ながら、これを試みることにする。
丸ごとバックアップのときに使ったプロトンの「Acronis True Image 」を起動して、表示される最初の画面で、今回は「復元」をクリックすると、「データの復元ウィザード」の画面になる。

ウィザードの指示に従って作業を進めていくが、まず「データを復元するファイル」として、前にポータブルHDDに作っておいたバックアップイメージファイル(cdrive.tib)を選ぶ。

「復元の種類の選択」では、ドライブをまるごと復元するので「ディスクまたはパーテーションの復元」を選ぶ。

ここまでは、何んにも問題はないのだが・・・
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パソコンの復元(1)

今日(20日)の昼過ぎ、修理に出していたノートパソコンが漸く返送されてきた。発送したのが11日だったから、9日目ということになる。途中一度、確認・照会があったけれど、ちょっと長い気はする。それだけパソコンが重症だったのかもしれない。

納品書に付いている報告によると、当方から指摘した症状(電源を入れても起動しないこと)については、マザーボートの交換になった。それ以外に、ハードディスクにも不具合があり、また、これは気がついていたのだが、CDに焼き付けが出来ない状態も、故障として見つけてくれたらしい。結局、マザーボード、ハードディスク、DVDドライブの3点が交換になった。

何れも高価なもので、合計の修理金額は、9万5900円になっていた。新しいパソコンを買った方がよいくらいの金額だが、幸いに3年の保証期間内であったお陰で、送料も含めて、1銭の支払いも無い。今回は、初めて保証の有り難みを痛感した。

しかし、戻ったパソコンの中身は全部消えてしまっている。ハードディスクを新品に換えたのだから、当然のことだろう。主要ファイルのバックアップは取ってあっても、ソフトを入れたり、いろいろversion up をしたりするのは、結構面倒なことだ。そこで、先ず「丸ごとバックアップ」の復元を試みることにする。
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パソコンの故障(5)

続いての手続きとして、何時取りに伺ったらよいか、ということ。先方から取りに来てくれるのは有り難いし、その日も明日でよいか、時間帯も当方の都合に合わせる、ということだ。 その日は今日、3連休の間の日曜となる。当方は勿論OK,少しでも早い方が良い。休日もやってくれるとは、お役所では考えられないサービス、昔と比べると随分向上したものだ。

パソコン本体は、当方が購入時のダンボールに入れようか、との問いに対して、そのまま置いておいてほしい、ということ。運送屋がちゃんと入れ物を用意してくれるらしい。

ということで、約束の日は今日11日の12時から15時の間に決まった。半信半疑で用意はしておいたところ、12時20分にもう取りにきた。頑丈な入れ物に詰めも用意されている。勿論運賃は元払いとなっていた。

かくて、愛機を失った寂しさは残るが、初めての経験としては、概ね満足、というところ。多分1週間はかかるだろうけれど、結果はそのとき改めて報告、ということで、しばらくブログは休みます。
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パソコンの故障(4)

121ware は、PCなどの使い方サポートと、修理部門は全く別の窓口なので、改めて電話を掛け直そうとしたが、担当者はベテランの女性らしく、その場で修理の方も受け付けてくれた。いろいろその方の指導も受けたが、とにかくまだ封も切っていない「3年間安心保証サービスパック」を開けて、そのシールをパソコンに貼ることから始めた。

用意するものは、まずパソコン本体には、ADアダプターコードだけで、その他は不要。添付書類は、保証書と納入書ということだけれど、納入書なんて何処かに無くしてしまった。それが無ければ、1年の保証書でも止むをえない。この保証書には、型番など書いてあるからだろう。なお、納入書はその後気がつき、パソコンの入っていたダンボール箱に、そのまま残っていた。

それから、もう一つ、故障の状況を書いた「修理チェックシート」が必要とのこと、これは当然だろう。もしその用紙が無ければ、メモ書きでもよいが、それには必ず「ハードディスクの初期化に同意する」旨を書いておいて欲しい、ということだ。これには一瞬ギョッとするところだが、幸いに私は、つい最近バックアップの諸々を試行したばかりなので、この点はまあ心配はない。むしろ True Image を使って、丸ごとのバックアップを復元してみるチャンスかもしれない。
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パソコンの故障(3)

今度故障したパソコンは、一昨年5月にネットを通じてメーカー(NEC)から直に購入したもので、販売店の経由は無い。クロック周波数、ディスプレイ、HDD,メモリーなども自分で選択する形式なので、購入の経緯については、丁度その年始めたばかりの、このブログに連載したものだった。

購入に際して、保証関係については、選択した記憶が無いので、調べてみたら、普通の1年間保証以外に、ナンと、「PC3年安心保証サービスパック」というのが付いていた。 これは有り難い。初めて封を開けてみると、この保証書には「引取修理+特別保証」など付いており、まだ2年未満で使えそうだ。

すぐに修理を依頼してもよいのだけれど、前日の経緯があるから、一応サポートに相談してからにしよう、ということで、翌日同じ場所に再度電話した。勿論担当は違うので、一応の経緯を繰り返し、新たに起こった故障の状況を説明した。これについては、新しい事故なので、現物を見ないかぎり、修復のサポートは出来ない、修理に出してほしい、という答えであった。
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パソコンの故障(2)

今度は、121ware のサポートに電話して、事情を説明した。 やはり、動いているパソコンをひっくり返すのは良くないらしい。製造番号などを見るときは、斜めにして見ればよい、ということだった。でもこれの修復はなんでもないことだった。

まず電源コードを抜き、バッテリーも外す。 そのあと、バッテッリーを元に戻し、電源コードも接続する。それで電源を入れると、こんどはちゃ~んと起動するから不思議だ。何かの事情で、本体に帯電した電気を放電するための措置らしい。意味は分らないけれど、とにかく起動してくれれば有りがたいことだ。それで済めばよいのだが。

そのまま使用していて、夜になって突然また(ぱちっという音はしなかったが)画面が消えてしまった。今度は、同じ放電措置を繰り返しても、起動しない。前との違いは、同じ画面は真っ黒でも、電源ランプだけは点いているので、全く別の事情であるらしい。また 121ware に電話したが、サポートは7時までということで、問題を翌日に持ち越した。
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パソコンの故障(1)

私は今まで(幸運にも)パソコンの故障に遭ったことがなく、今回初めての経験で、修理に出すことになったので、その経緯を記録することにした。故障のキッカケではないのかもしれないが、問題は昨日から始まる。

週1回来るパソコン関係のメールに、「Windows Vista Upgrade Advisor」に関する記事があった。これは多分 Microsoft が出しているソフトだが、自分のパソコンが Vista に可能かどうかを調べてくれるというもの。無料でダウンロードできるので、ちょっと面白半分にやってみた。一昨年購入のノートパソコンだけれど、当時無理をしてメモリーを1GBにしておいたので、ギリギリ可能かもしれない。

答えは、最低の Home Basic なら可能、ということだった。ただ、もし失敗の場合に、元のXPに戻すことが出来るのかどうか、勝手に version up してもサポートが得られるかどうか、などを聞くため、製品メーカー NEC の 121ware に電話してみた。結果は散々で、とても無理だということ、昨年4月以降のものでなければ、NEC は相談にものらない、ということだった。

それはまあ予想どおりで良いのだけれど、照会の際にパソコンの製造型番を聞かれ、裏に出ているということで、使用中のパソコンをひっくり返した。そのとき「ぷつっ」と音がして(そのような気がして)画面が消えてしまい、電源を入れてもウンともスンとも云わなくなってしまった。
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