Vista では、ツールバーが無くなり、代りにコマンドバーというのが用意されています。XPの場合は、ウインドウ左側の「タスク」欄から操作を選択しましたが、これに相当するのが「コマンドバー」です。この辺が、特に大きく変ったところでしょう。何も選択していない状態のコマンドバーは「整理」「表示」「書き込む」の3つで、どの場合でもこれは常に表示されます。
「整理」はフォルダーの内容の整理、「表示」はファイル一覧の表示方法の設定、「書き込む」はファイルやフォルダーのディスクに書き込みに使います。特に「整理」をクリックすると、左図のようにいろいろの機能があります。
「表示」からは、「特大アイコン」「大アイコン」「中アイコン」「小アイコン」「一覧」「詳細」「並べて表示」が選べます。その左側にスライドバーがあり、ドラッグ操作で任意のサイズに調整することも出来ます。
ファイルやフォルダーを選択すると、その種類に応じてコマンドバーの表示項目が変るので、ちょっと戸惑うところですが、従来のタスク欄より操作性は向上しているようです。そのお陰で「メニュウバー」が殆ど必要なくなり、標準では表示されなくなったのでしょう。