ショートカットの元の場所

パソコンのデスクトップには、知らぬ間にショートカットがいろいろ出来ています。ショートカットというのは、ファイルやフォルダの分身で、別の場所にある本体を呼び出すためのアイコンです。オリジナルのアイコンと似ていますが、、左下に矢印が付いています。普通はダブルクリックで、本体を開きます。

本体のファイルやフォルダがある場所は、ケースバイケースで違いますが、必要があって、その場所を探すのに、私は今までちょっと苦労をしておりました。ところが、簡単にその場所を開く方法を知りました。デスクトップのショートカットを右クリックして、メニューからファイルの場所を開くをクリックすればよいのです。

例えば、私がエディターに使おうかと思って、大分前にインストールしたままになっていたTeraPadのショートカットがデスクトップに残っていました。これを右クリックすると、次のようなメニューが開くので、ファイルの場所を開くをクリックします。

下のような画面になり、このソフトがある場所が開きます。 これは大変便利ですが、残念ながらVistaだけにある機能です。




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『喜多見』 散策

「きしべの路」の地図で見た喜多見地区には、幾つかの寺社が集まっています。世田谷区の最西南部で、私はまだ一度も行ったことがないので、この機会に少し探索してみることにしました。小田急の喜多見駅下車、東方に直進して世田谷通りに出ます。

道の反対側に「滝下橋緑道」というのあるのですが、これは素通りとし、斜めに入る「筏道」から出発しました。「いかだ道」とはヘンな名前ですが、昔多摩川で木材を運ぶ筏乗りたちが歩いて帰るのに利用した道だそうです。その途中で「氷川神社」への標識があったので、右折してこちらを優先しました。

「喜多見氷川神社」は、入り口から社殿までの参道には、昼でも暗いほど樹木が茂っています。二つの鳥居のうち、本殿に近い方の石の鳥居は、世田谷区では最も古く、区指定の有形文化財だそうです。

この神社の隣りにあるのが「慶元寺」ですが、どこの屋敷かと思う長い塀が続き、その広さには驚きました。江戸の名の起こりとなった江戸氏の菩提寺だそうです。境内に新築らしい三重塔や立派な幼稚園がありました。

この辺には古墳が多いらしいのですが、その代表的なものが「稲荷塚古墳」です。畑の中にあって、直径13メートル、高さ約2.5メートルの円墳です。上部に小さな稲荷の祠が祭られていることから、稲荷塚古墳と呼ばれるようです。

その近くに「須賀神社」というのがあります。社は小さいのですが、その鳥居わきに大きなムクの木があります。樹高20メートル、幹回り3.5メートルの見事なものです。すぐ横の竹薮の中に「第六天塚古墳」がありますが、柵内でよく見えません。

まだ足を伸ばせば、何かあるようですが、この辺までが私の足の限界なので、帰路を探しました。水道道路の途中に「知行院」があったので立ち寄りました。喜多見三ヶ寺の一つだそうで、静かな境内に立派な鐘楼が特に目立ちました。

もう一つ、水道道路帰路の右側に「宝寿院光伝寺」というのがあります。境内が広く、梅の花が並んで目下満開なのですが、その前に車が多数駐車していて、写真にはなりません。本堂の前には藤棚があり、見事な枝垂桜もあって、時期には綺麗でしょう。

そのまま水道道路を行き、多摩提通りの次太夫堀公園前からバスに乗りました。この日歩いた道順は、下図に緑線で表示します。喜多見コースと名づけようかと思います。


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菜の花が満開

お気に入りの「浜離宮庭園」に、今年初めて行ってみました。狙いは梅の花だったのです。でも、受付の人が「今ちょうどお花畑の菜の花が満開です」と教えてくれました。此処の菜の花畑は、春の風物として有名です。今年は少し早いようですが、思わぬ収穫でした。


肝心の梅の方は、まだ蕾の方が多いけれど、中には満開の木もあります。

沢山ある梅の木の中に、一本の枝に白い花と、うす桃色の花が混じったようなのがありました。よく見ると、その木に小さく「思いのまま」と書かれた札が下がっていました。なるほど、そんな名前の木があることを初めて知りました。


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『画廊』のハシゴ

1.スケッチ水彩画展
仲良しの「はっちゃん」が、お仲間たちと一緒に水彩画展を開いているので、行ってきました。グループ8人中4人がパソコンで知り合っている人たちですから、親しみがあります。皆さんとてもお上手で、感心しました。場所はは日本橋の下記で、便利なところです。21日までですから、宜しければ、どうぞお出かけ下さい。

下の絵の左が(はっちゃんこと)坂さん、右が笹井さんの作品です。


2.『紙の城』展
帰りに銀座で降りて、芹川画廊の『紙のお城』を見てきました。これは、今朝の朝日新聞に大きく出ていたものです。東京芸大生の伊藤 航氏が4年がかりで作成した藝術作品です。紙で作ったお城の中に、教会、学校、公園、遊園地などがあり、電車が走っていました。

周囲を暗くすると、中の明かりが目立ち、下のように美しく光ります。

こちらの方は3月14日までの展示です。場所が分り難いので、下に略図を出しておきます。画廊オーナーの芹川より子さんは、ご自身も絵を書くし、ピアノも弾かれるようです。3月7日には、同じ場所でミニコンサートも行うそうです。


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「スタンバイ」と「休止状態」

久しぶりにパソコン関係のことを取り上げます。昨日の朝日新聞土曜b版に「スタンバイ」と「休止状態」の関係や設定変更の方法などの説明記事がありました。どちらも省電力のためにパソコンを一時停止させることです。私には詳しい理解がありませんが、切り替えが速いのが「スタンバイ」で、省電力の多いのが「休止状態」です。

パソコンの使用中に電源ボタンで切るか、ノートパソコンの場合は蓋を閉じると省電力モードになる、ということです。その際に、現在のパソコンの多くは「スタンバイ」になっているけれど、「コントロールパネル」からの設定変更により「休止状態」に変更が出来る、というのが記事の主旨でした。でも、その方法はちょっと面倒で、若干の手数がかかります。

私の日常では、その時の状況により一時停止の使い方が異なります。短時間の停止には「スタンバイ」を使い、少し長く停止するときは「休止状態」にしています。その場合、一々設定変更するのは厄介です。そこで、自分流の方法として、スタート」から「終了オプション」を選ぶ方法を使います。普通は下の画面になるので、そのまま「スタンバイ」をクリックします。

しかし、「休止状態」にしたいときは、「Shift」キーを押すと、上図の「スタンバイ」が下図のように「休止状態」に変るので、難なく切り替えが出来ます。ただし、これは私のXPノートの場合であって、すべてのパソコンに同じ機能があるかどうかは不明です。


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きしべの路(番外~2)

今日(2月14日)は、春を通り越して、いきなり初夏のような陽気でした。これに誘われて「きしべの路」番外の番外コースを歩いてきました。
前回の散策では「次太夫堀公園」を、やや素通りしたので、今回はこれを主目的にしました。狙ったとおり、今日から3月3日までがここの三月節句で、主屋に雛人形を飾ったばかりのところでした。

ブログを始めたばかりの頃、一度紹介したことがありますが、人形も少し変っているので、再度写真を掲出します。


今回も、昭和の人形は内裏雛の男雛が左側に対して、大正時代のものは、男雛が右側に飾ってありました。

今日は初日で、係員が居たので、その理由を聞いたところ、正論はないけれど、昭和天皇のご真影が普及し、これに習って位置を変えたのだろう、ということでした。 なお、今日歩いた道は、下図の赤い線です。


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富士見橋

「富士見橋」から見た富士山を、もう少し大きく見たい、というご要望があったので、改めてこれだけを記事にしてみます。この橋は、小田急線の上に架かる陸橋です。成城駅前から喜多見に向かって最初の橋です。最近、成城学園前駅は地下になったため、この辺では線路は見えません。

晴れた日には、真正面に富士山が見え、多摩丘陵や丹沢の山々まで望むことが出来ます。橋の上に下のような説明図があるのですが、これでは肝心の富士山が小さくて見えないので、クリックで拡大写真を出します。


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きしべの路 (番外)

「きしべの路」の散策では通らなかったけれど、地図上では近くに、おすすめポイントが沢山あります。「地域風景資産」や「せたがや百景」のマークが付いている場所もあります。これらを見過ごしてしまうのは惜しいので、今回は成城学園と喜多見の間を散策し、ポイントを拾って歩くことにしました。


成城学園前から喜多見に向かって線路に近い道を暫く行くと、小田急線の上に架かった「富士見橋」があります。名前のとおり、この橋から見る富士山は見事です。国土交通省の「関東の富士見百景」に選定されているそうです。喜多見方面に、もう一つ架けられている橋が「不動橋」で、ここからも富士山がよく見えます。この2つの橋が対になっています。

富士見橋を渡って行く道は「富士見橋通り」と名付けられています。これを行くと、次の目標「こもれびの庭」があります。普通の家の門囲いの中にあるので、ちょっと分り難いです。副題に「市民緑地」という文字が付いています。これは、民有地を自治体などが借りて管理し、一般に公開する制度のようです。中は花壇などが整備されています。

そのまま先に進むと、明正小学校の手前右側に「成城三丁目緑地」というのがあります。文字どうり芝生にベンチがある程度の広場だと思ったのですが、その先に細い道がありました。道に従って雑木林の中を下っていくと、国分寺崖線の斜面林の中に湧水池がありました。笹が茂っていて、貴重な自然環境が残った別世界の感があります。

方向は戻ることになりますが、「きしべの路」のときに外から観察した「神明の森みつ池」の前を通って、少し行くと「十一山市民緑地」があります。ここは世田谷トラストまちづくりの「市民緑地」に指定された斜面林です。残念ながら通り抜けが出来ないので、登って降りるだけです。それでも、いろいろの木が茂って、崖線の自然が観察できます。

その場所から野川のほとりに出ると河畔に綺麗な道が整備されています。暫く進むと、芝生の中に1軒だけ比較的新しい建物があります。これが(財)トラストまちづくり「ビジターセンター」です。世田谷のトラスト運動やまちづくりの普及・啓発、情報交流基地だそうです。周囲には広場や水が流れる池などがあります。建物の中に入り、説明を聞くことも出来ます。

神明橋を渡って、野川の対岸に行き、階段を登ると、そこにあるのが「きたみふれあい広場」です。小田急線の電車車庫の上にある人工地盤の公園です。広い芝生や遊園地があって、子供が沢山遊んでいます。ここは桜の名所でもあり、私は何回も来たことがあります。道もよく分っているので、ここから喜多見駅に出て帰りました。これだけでも、1日のコースになるかもしれません。



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『おもいはせの路』の写真集

過日連載した「おもいはせの路」の散策記事は、掲載した写真が小さかったので、改めて『digibook』を使って、写真を一括掲出します。(下図をクリックして下さい)


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きしべの路 (3)

「きしべの路」3日目は、2日目に切り上げた近くから出発しました。成城学園前駅から都立大学行きのバスに乗り、岡本3丁目で降りると、聖ドミニコ学園の近くで、二日目の帰りに通ったところでした。ここからは「多摩川テラスの武家屋敷門」が近いので、順番は少し違うけれど、ここを最初の目標にしました。


この「武家屋敷門」は、国分寺崖線の緑に囲まれたレンガ造りの「多摩川テラス」というマンションの奥にあります。旧岡山藩城代家老・伊木家の下屋敷の表門だったものを、ここに移されたそうです。間口22メートル、奥行き6.8メートル、切妻造りで瓦ぶきの立派な門です。
その前の「馬坂」という坂を少し下った左側に「瀬田四丁目広場」という標識と囲いがあります。「広場」という名前が付いていますが、ここは屋敷です。貴族院議員を務めた故小坂順造氏の別邸だったものですが、今は世田谷区が所有し、開放されています。庭園は国分寺崖線の斜面を活かし、林の中の散歩道があります。

坂を下ったところに「静嘉堂文庫美術館」の入り口があります。こんなに豊な自然に恵まれた美術館も珍しいでしょう。正門から銀杏や杉などの木立を抜け、ゆるやかな坂を歩いて行くと、大分先に、丸い池をめぐって文庫と美術館が並んでいます。旧三菱財閥の故岩崎弥之助・小弥太氏によって収集された文化財が収蔵されています。いま美術館は2月13日まで休刊中ですが、美しい庭があります。

ここからは少し戻る形になりますが、岡本八幡の下にある「岡本民家園」を最後に訪ねました。丸子川に沿った岡本公園の中心が「民家園」です。江戸時代後期の典型的な農家が再現されています。中も開放されており、囲炉裏に火が焚かれています。今回は特に、管理のSさんと親しく懇談することが出来、最後の思い出になりました。

帰路は、道標に従って東方向に歩き、二子玉川に出ます。距離は有りますが、大部分が快適な「砧線跡遊歩道」です。これで「きしべの路」は終点になります。


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