ロビンの観劇日記

芝居やオペラの感想を書いています。シェイクスピアが何より好きです💖

オペラ「アーサー王」

2010-03-17 22:32:41 | オペラ
2月27日神奈川県立音楽堂で、H.パーセル作曲のセミオペラ「アーサー王」を観た(伊藤隆浩演出・構成・字幕翻訳)。

アーサー王と言えば映画などで有名な、あの円卓の騎士たちを従えた王だが、この話はあれとは全然違う。劇中ヴォータンやらヴィーナスやらが出てきて目が白黒するが、要するに設定は二の次、愛のドラマが肝心なのだ。

正面に四角いスクリーンがあり、そこに英語の字幕が出たと思ったら、その上の何もない所に日本語の字幕が出た。面白いが少々首が疲れた・・。字幕はミスプリントもあり、意味不明の悪乗りのような所もありで、ストーリーの流れが分かりにくい。

音楽と演奏(管弦楽・合唱:ル・コンセール・スピリテュエル)は素晴しい。つい睡魔に襲われてしまった。

オケの左右に小さな舞台を設け、そこでダンサーたちが踊ったが、左右両方を同時に見るのは困難で、しかも字幕もあるしでけっこう疲れた。

ところで、プログラムに「プログラム・ノート」が5ページにわたってあり、欄外にproglam note. と印刷されている。なぜかピリオドつきで、ご丁寧に5ページ 全部に。これはもちろん英語の program note のことだと思うが、こんな珍しい間違いをよりによって外国の音楽家たちが目にするかも知れない所で見つけて恥ずかしかった。気をつけて下さい!

コメント
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