植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

音・言葉の力について

2006年06月30日 21時14分49秒 | 天音、玉音、ハープ
 『あるヨギの自叙伝』(パラマハンサ・ヨガナンダ著、森北出版)から得るものは膨大だ。病気に関することも多いがきょうはその中で音に関することについて書いてみる。ぼくは小さなハープをもって治療の補助にしているのだけれども音の力をまだまだ過小評価しているようだ。また人の声の力についての認識もはなはだお粗末だったようだ。倍音声明の力の意味も理解されてくる。

「大自然は神のコトバである宇宙原音オームの具象化したものであるため、人間は特定のマントラまたは聖歌を唱えることによって、あらゆる自然現象を支配することができる」

「インド音楽は主観的、霊的、個人本位の芸術であってその目標とするところは(中略)、個人を霊的に神に同調させることである」

「人間は元来、自分自身が神の創造のコトバの現れであるので、音によって直接力強い影響を受けるのである」

 →いつも聴いている音楽、いつも発している言葉、聞いている言葉・・・。それらの音、コトバ(バイブレーション)の力を私たちは過小評価しているのかもしれない。BGMの選択にはよりいっそうの注意が必要のようだ。

 「初めにコトバがあった。コトバは神とともにあった。コトバは神であった」(ヨハネによる福音書1章1節)とあるようにすべての存在は偏在する創造神がバイブレーション(振動)(コトバ)によって作ったものだと解釈すれば、バイブレーションの力の恐ろしさが分かってくる。

 「“ありがとうございます”で運勢が良くなるなんてそんなわけがない」と思っていても、“ありがとうございます”と言っていればバイブレーションの海の中に浸っている我々の周りのバイブレーションが変わってくるのだろう。

 この本には注釈がたくさんついているのだがそれがまた理解を格段に深めてくれる。その注釈の一つにヨガナンダが実の妹がガリガリに痩せていて嫁に行っても夫が近寄ってくれないので兄のヨガナンダみたいにがっしりした体にして欲しいと懇願された時、ヨガナンダが心から哀れんで「お前のからだは神の祝福によってきょうからめきめき変わってゆく。そして一ヵ月後にはわたしと同じ目方になる!」と心の底から言った時、それは事実となり一ヶ月すると妹は肉付きが良くなり見違えるように女性としての魅力を増したので彼女の夫が深く彼女を愛するようになったという。

 注釈には「ヒンズーの聖典は常に真理のみを語る者には自分の言葉を物質化する能力が備わってくる、と説いている。そのような人が心の底から発する命令は現実となって現われるのである」(ヨガ・スートラ2章36節)とあった。

 言葉、ことば、コトバ・・・。深く考えてから口にするように自分を戒めたい。
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引き受け氣功2006年7月東京講習会のご案内(再掲)

2006年06月30日 18時30分49秒 | レイキ・ヒーリング・遠隔、霊的な治療
藤谷康充先生『引き受け氣功』2006年7月東京講習会のご案内

 平成18年7月7日(金)
  会場:ロハスキッチン&バー『ソトコト』
     *東京駅・丸の内地下中央改札口より直結、丸ビル地下1階
  時間:第一回 10:00~12:30(要予約)
     第二回 13:30~16:00(要予約)
     第三回 16:00~18:30(要予約)
  
 平成18年7月8日(土)
  会場:新宿・東京海上日動ビル 
     *東京都渋谷区代々木2-11-15 東京海上日動ビル地下1階
      JR新宿駅 南口より徒歩 約5分
    京王新線・都営新宿線・都営大江戸線 新宿駅出口6から徒歩1分
      
  時間:第一回 10:00~12:30(要予約)
     第二回 14:00~16:30(要予約)
     
 平成18年7月9日(日)
  会場:同上

  時間:第一回 10:00~12:30(要予約)
     第二回 14:00~16:30(要予約)
    
  費用:いずれも3000円。会員は2000円。会員証か領収証を提示。
  予約:すべての回に予約が必要です

 *私は7月7日(金)16:00からの第三回に行きます。講習終了後、その場所で宴を持つ予定です。よろしければご一緒しましょう。今回は七夕の日に当たります。これもご縁です。楽しく集まりましょう^^。織姫、牽牛募集中!

 なお講習会参加は要予約ですのでご自分で予約してください。下記宛にFAXにて第一希望、第二希望日時を明記のうえお申し込みください。なお先着順なのでいっぱいの場合は悪しからずご了承下さい、とのことでした。

 予約先:ワンダーライフ研究会・関東事務局
  FAX:04-7165-8188 (番号が変わりました)
 TEL:090-7581-5062(平日:10時~18時)


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『あるヨギの自叙伝』読み始める

2006年06月29日 13時52分22秒 | ヨガ(ヨーガ)、瞑想
 先日お会いした小田まゆみさんに何度も読むことを勧められた『あるヨギの自叙伝』(パラマハンサ・ヨガナンダ著、森北出版、1983年)を読み始めている。

 小田さんには「ヨガナンダが書いた『あるヨギの自叙伝』から愛を、彼の師であるスリ・ユクテスワが書いた『聖なる科学』から叡智を学ぶと良いですよ」と言われていたので二冊とも購入した。

 深い。得るところばかり。注釈がまた良い。これまでキリスト教、シルバーバーチの霊訓、日本神道という流れできたところで、いよいよ哲学や思想の源流のインドに辿り着き学び始めたというかんじだ。

 
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医療機関を探しています

2006年06月27日 16時25分32秒 | 癌治療・緩和ケア
 東京近辺で、CTやPET,生検などのガンの検査のみをしてくれる医療機関を探している。その検査をした後に、手術や抗癌剤、放射線などの現代医学的治療を受けることを強要しないところ、患者の意向を尊重する病院、クリニックを。なかなか難しいことなのだけれどもニーズとしては高いものがあるようだ。

 ぼくも前から患者さんに尋ねられていたのだけれども残念ながら今のところ見つかっていない。そこでインターネットという世界を通じて情報を集めたいのです。 皆さんの知っている範囲でそのような医療機関はないでしょうか?あるいは今かかっている先生が検査のみでも嫌な顔をしない、患者の意見を充分尊重してくれる先生がいらしたらご存知であれば教えて欲しいのです。伏してお願いする次第です。

 →医療機関に迷惑がかかるといけないので情報は聡哲宛てにメールで送って頂けると幸いです。ある程度情報が集まったらエクセルなどで一覧にした上でご希望の方にはお渡しできるようにしたいと思います。
 聡哲メールアドレスsoutetsu@yhc.att.ne.jp
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鍋とハープ

2006年06月26日 22時04分14秒 | 天音、玉音、ハープ
 ちょうど今の時間は藤谷先生の提唱されている月に2回の「集団引き受け氣功」の時間。9時ころ往診から帰ってきて開いたメールに自由が丘の方から集団引き受け氣功のことが触れられていて思いだしてセットしたところ。忘れるところでした。絶妙のタイミング、ありがとうございます。

 きょうは昨日の夜半に電話が掛かってきて腹水で苦しんでいる、診て欲しいとのことで急遽午後に高尾の城山病院まで往診に行ってきた。雨は何とかもっていたので頑張って“マリア”を持っていく。腹水治療として生姜湿布と里芋パスタをするので大鍋も持っていく。生姜湿布用の厚手のタオルも8枚ほど持っていかねばならない。となるとそのいでたちは肩には大きめのデイパック、右腕にはハープ、左腕には風呂敷に包んだ大鍋となる。雨が降ってなくてありがたい。往復の電車中では『で、何が問題なんですか』(小林正観著、弘園社)を読んでいた。
 
 身体はちょっと疲れたけど目の前の人にできることをしてあげられたこと、そして喜ばれたことで“パワー貯金”ができたと思う。ありがとうございます。
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小田まゆみさんと出会う

2006年06月24日 21時22分43秒 | 自然療法・手当て法(ビワの葉温灸)
 WPPD二日目、曇り。太陽は出ず御山(富士山)の姿も見ることができない。早朝の山中湖湖畔に出てマリアを奏でる。既に釣りをするボートが出ていたのでうるさくないように小さめの音で弾く。それでもハープの音色は静かにどこまでも湖面に広がっていくようで気持ちよかった。

 その2時間後、嬉しいギフトがあった。アース○サークル主宰のきさらさんが小田まゆみさんに引き合わせてくれた。小田さんは小柄な女性でよくヨガをする方が着ているような白っぽい生成りの服をお召しになっていて、会った瞬間なんかとても透明な感じがした。

 きさらさんがぼくのことを治療師として紹介してくれたので小田さんの隣に座らせてもらってその線で話を始める。すると彼女もマクロビオティックや自然療法をしていてご自分の病気も時間をかけてご自分で治されてしまったという。なんでもハワイに広大なリトリートセンターをお持ちでヒーリングもしているとか。ぼくが里芋パスタをしていると言うと「私はタロイモを育てていて里芋より数倍効く」と仰る。タロイモはハワイのご自宅のパーマカルチャー農園で育てているという。それは効果がさぞ高いことだろう。

 ぼくが身体の治療を通して精神、魂のことに気付いて貰いたいと思っていることや治療師はきっかけに過ぎない、治すのは自分であること、誘導は必要だけどやりすぎは依存させてしまう、その辺がとても微妙で難しいと話すと強く同意をしてくださりぼくは我が意を得たりととても嬉しくなった。

 さらにぼくが前に白神山地のブナ林伐採反対運動や石垣島の白保のさんご礁保全運動、自然観察会活動をしていたことを話すと彼女もむかし反原発運動をしていたとのことで「人を癒すか大地を癒すかでそれは同じこと」と仰っていた。慧眼だと思う。

 小田さんからいろんなことを学びたいと思い、東京へ帰るバスでは隣でずっといろんな話をお聞かせ頂いた。瞑想やヨガのこと、それに関する読むといい本も教えて頂きとても有り難い。

 けっきょくお疲れのところを申し訳なくも新宿までお話させてもらって、さらに渋谷のギャラリーまであつかましくも付いていってしまった。そして本当の彼女の顔であるアーティストとしての小田まゆみの世界を知って驚くのである。

 そこは“女神の世界”であった。温かい雰囲気のする大きな乳と腰をした女神さまの絵がたくさん飾ってあった。ぼくは嬉しくなった。あ、けっして大きな乳をした女性の絵がたくさんあったからではありません、女神様の絵を探していてそれがあったからです。誤解しないでください(笑)。

 前に霊能者の方に見てもらったときにぼくの後には女性の神さまがついているようだと言われたこと(たぶん観音様)、観音様に関わる17という数字に誕生年、誕生日が共に縁があることなどから、治療院に観音様の絵を掛けたいと思っていた。そして小田さんの絵が飾ってあるギャラリーでこの白い多羅仏母(十一面観音)の絵を見つけたのだ。この絵はマウントシャスタが後に描かれていたりWPPDでコエン・エルカさんが語った物語に出てくる“黄金の大鹿”が描かれていたりしていろいろ意味があったのだと思う。(けっきょくこの絵のシルクスクリーンプリントを次の日に買いに再度ギャラリーに行き、素敵なプリントが今、治療院に来ている)

 ギャラリーで小田さんの著書を一冊買い、さらにハワイのジンジャーヒルの素晴らしさをお聞きし、ワークショップのお誘いも受けてしまった。おおくのことを教えてもらったのでささやかな恩返しとしてマリアでSong1を弾いて感謝申し上げた。地下のギャラリーでは残響音でいつものマリアの声とは違うけれども喜んでもらえて良かった。

 WPPDでは多くの学びがあったけれども小田さんと知り合えたことが一番の収穫だったかもしれない。出会いの重さに軽重はないと言われているけれども今の僕はそう思う。動いてよかった。治療院を休んででもWPPDに行ってよかった。人と会ってよかった。“今”を生きてよかった。
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WPPD体験感想ほか

2006年06月23日 22時41分24秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 20日、まりりーなさん主宰のセイクレッドダンス・ギャザリングがあるとmixiの元気!さんの日記で知ったので中目黒GTプラザホールに行ってきた。

 まりりーなさんとは信州別所温泉近くの女神山ライフセンターで1年半前に初めてお会いした。寺山心一翁先生とダフナ・ラファエルさんによる愛と癒しのワークショップに参加した時に通訳をしてくださった。

 手をつないで輪になって踊るウエルカムダンスとか誘導瞑想など気持良い時間を過ごすことができた。

 21日、WPPDに参加する。朝6時45分に自由が丘を出て新宿に向かう。7時40分、新宿駅西口の高速バス乗り場から山中湖行きのバスに乗る。時の輪講座で見かけた人も乗っていた。10時前に山中湖蕪岳荘前に着く。10時半から催しの開始。

 催しの会場は森の中の広場。すぐ傍の樹でアカゲラが子育てをしているらしく始終警戒のためか鳴いていた。音響マイクの大きな音や多くの人の存在が気になったのだろう。ときどき自衛隊射爆場からは地鳴りのような発砲音が聞こえてくる。


 最初に巫女姿で舞踏家であるminaluさんによる奉納の舞、続いて同じく巫女姿の女性二人を加えた三人による御山に向かっての奉納の舞。素敵だった。(このWPPDは祈りの儀式であるのですべて写真撮影はだめでアルコールもだめ。だから映像として紹介できないのが残念)

 次に槇田きこり但人(ただと)さん(冨士山御師/プラサード書店代表)のお話。
 そして僕が楽しみにしていたコエン・エルカさんのお話。彼女のお話は物語であった。すべてのいのちは一体であり繋がっていること。それを人に伝えるよう、彼女の話を聞いた経験を活かしてくれるよう皆にお願いされていた。これが終わりでなく始まりとして。

 そう、僕たちは人に出会い本を読むことで刺激を受け感動したりもする。そして大事なことはその経験を他の人に伝えることなのだろう。自分のカラーを付け加えて。ただ人の経験をそのまま伝えるだけであれば直接本人に会ってもらったほうが良いし著作を読んでもらえばいい。そこに自分が感動したことや思ったことを付け加えて伝えることも意味があると思う。

 昼食。参加者一人ひとりから供出してもらった野菜をボランティアスタッフの方々がすいとんを作ってくださった。ありがとうございます。

 昼食後、高曇りになった梅雨の晴れ間の森の広場でチーフ北山のお話が始まる。著作『ネイティブ・タイム』(地湧社)を時の輪講座で読み込んでいるからかとてもわかりやすい。学校で教えられたこの国の歴史以外の歴史観を氏の話を聞いて初めて知った参加者の方があとで「びっくりした」と言っていた。そう、今は気付きの時。物の見方、価値観を変える時。一人ひとりが自分の得意分野でメッセンジャーになる時、そういう時代だと思う。それが全体から見ると“地球のアセンション”なのかもしれない。

 次に古屋和子さんとのなかかつみさんによる「ジャンピングマウス」のストーリーテリング。ぼくはこれで三度目になるけれども古屋さんはどんどん進化されているようでほとんど読んでいない感じで朗々と迫力たっぷりで語られる。さすがに世界のストーリーテリング大会に出てこられた方のものはすごいなぁと毎度思う。一度は皆さんにも聞いていただきたい。のなかかつみさんのフルートも風は本当に吹いているのかと耳を疑うくらいに聞こえるし古屋さんの朗読を盛り上げること素晴らしいの一言に尽きる。

 そして最後に200人近い参加者全員が広場で手をつないで輪になり、真ん中でテレビチャンピオン初代野人王であるたくちゃんが錐揉みで今回もまた鮮やかに何もないところから火をあっという間に起こし、皆から感嘆の声が上がる。素晴らしい。つくずく写真が取れない、ビデオが取れないのが残念。

 参加者全員には一塊のセイジやよもぎ入りハーブが手渡される。そして一人ひとり中央で燃えさかっている火の前に歩み出て、御山に向かって祈りを捧げたあと手にしたハーブを火にくべる。200人近い参加者の祈りの形はみな一人ひとり違う。合掌のみの人もいれば五体投地のように地面に額ずく人もいる。この間一時間くらいか。

 そしてすべての催しが終わるのだがこのあとが圧巻。なんと一人ひとりがすべての参加者に挨拶して別れるのだ。具体的には200人の輪の一部が切れてそこから折り返して一人ひとりに握手したりハグしたりして別れを惜しむ。結局5時くらいから初めて終わったのが8時半くらいだったか。もちろん途中から去った人も多かったが真っ暗な中を真摯に挨拶を交わすのは大変なことだった。今考えればこの熱い人とのエネルギーの交流が肉体的には疲れるけど精神的には高揚させるのだろう、終わったあとはいい意味での“人あたり”のような感じだった。

 書き足りないけれどもとりあえず今日はここまで。
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「風をひらく」3回目のお知らせ

2006年06月22日 20時35分18秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 20日、21日、22日ととても濃い内容の時間を過ごした。ちょっとオーバーヒート気味でもあるので長文を書けない。でも取り急ぎインフォしたい内容があるのでUPする。

 おおえまさのり氏による夢見る力と題された出版記念トーク。インディアンフルートののなかかつみさんも出られるようだ。場所は東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩4分の東江寺。

 診療予約が入らなければぼくも行く予定だ。スピリチュアリティ、精神世界、環境、エコロジー、平和・・・それらは別のものではないと最近思う。根っこは同じものだと。あなたの心の土壌を豊かにする機会の一つをつかんで欲しい。
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くちなしの香り

2006年06月19日 21時13分22秒 | 個人的体験・雑感
 黄昏に隣町の生協まで玄米を買いに散歩に出かける。車の多いメイン通りを避け、住宅街の裏道を縫って歩く。と、途中でほのかに漂う“くちなし”の香り。この香りは黄昏時にとても良く似合う。なぜだろう?

 (夕暮れで行きかう人の顔がわかり難い黄昏(たそがれ)の語源は「誰ぞ、彼は?」から「たそ、かれ」→「たそがれ」となったという。参考までに明け方は「かわたれ」。「彼は誰?」→「かはだれ」→「かわたれ」とな。高校の古文で覚えているのはこれくらいか(苦笑)

 少しむっとする空気の中でここにいますよ、と主張しているようなくちなしの花。その香りのかもし出す雰囲気は漫画『陰陽師』1巻冒頭で表現されている真夜中の京都御所で魍魎たちのお出ましになる頃の“むうとした空気”に似ているかもしれない・・・。ってこれじゃあくちなしが可哀想だな。
 
 話がそれた。実際は気持いい初夏の夕暮れを散歩してきて大好きなくちなしの香りと遊んできただけなんだ。梅雨の谷間の晴れは今日いっぱいとか。それでも陽射しがあっていい日だったと思う。東京は28℃くらいまで上がって暑かったけどね。
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緑のカーテン

2006年06月17日 22時35分13秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 うちは南に隣接する3階建てアパートがあるんで直射日光は南の窓にはほとんど当たらないんだけど、それでも夏は暑くなる。新しく建てられたその南側のアパートはこちらに向けた北面にクーラーの室外機がたくさん並んでいる。この分では今年の夏は室外機からの熱風で予想以上に暑い夏になるかもしれない。今書いていて気づいた。

 ということで“緑のカーテン”を南側窓面につくろうと思い先週末にゴーヤ(にがうり)の種を買ってきて、ちょうどいま芽が出てきてポットに移し変えたところ。果たして今年の夏はゴーヤのカーテンで涼しい日が送れるか・・・・。

 今からでも遅くないので皆さんも緑のカーテンを作って室内温度を上げないようにして少しでも冷房を入れる時間を少なくしたら如何でしょう?電気代も節約できるし。

 正観氏の説く“他者に喜ばれる存在”の“他者”の中には人間だけでなくて動物や植物という“自然環境”も含まれると思うので実践してみようっと。
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病気の治し方(再掲)

2006年06月16日 20時55分32秒 | 癌・病気の意味
 そんがんさんが誘い水をくれたのでアップしようと思う。ずっと以前に書いた『高次元科学2』(関英男、中央アート出版社)の記事の再掲だ。関英男氏は故人であるけれどもいまをときめく小林正観氏が大学生の頃に5年ほど関氏の主宰する「超能力研究会」で学ばれていたとのこと。正観氏の著書で語られていることの骨格の一部のようにも思える。

 以下2004年12月1日の日記より再掲-------------------------------

 嬉しい本に出会った。私の考えていたことをほぼ網羅していた。『高次元科学2』(関英男著、中央アート出版社)という本である。その中の「病気の責任は自分にある」という一節を書き出してみる。10月22日に書いた「除癌と浄癌、除霊と浄霊」も併せて読み返していただきたい。

 「病気というものは、いつも突然襲ってくる人生最大の不幸のように思われています。何の罪もない人を不幸のどん底に落とし込むとんでもない悪者でもあると多くの人が考えています。

 しかし、私はその考え方に異議を唱えたいと思います。つまり、今まで何度も言ってきましたが、病気は神様からのシグナルであり、決して忌み嫌うものではないということを強く訴えたいのです。

 今まで私が説明してきたことをもう少し違った形で説明していきましょう。神様という言葉を出さずに(神様という言葉を宗教的だ、非科学的だと嫌う人が結構います)、病気は自分自身が作り出しているもので自分以外の誰のせいでもないということを、はっきりさせたいと思います。

 すべての物質はそれぞれ固有の波動を発しています。そのことは、すべての素粒子は振動していることから現代科学的にも認められていることです。そのすべての物質が持つ固有の波動は広い宇宙へと向けられ、宇宙に存在する無数の波動のうち周波数の同じものと共鳴します。

 例えば、自分自身が人を憎む波動を発したとしましょう。すると、その波動は宇宙に存在する憎しみの波動と共鳴し、その人の中にどんどん取り込まれるようになるのです。例えばテレビの受像機を考えてみてください。

 1にチャンネルを合わせたとき、テレビの受像機は1チャンネルの周波数をわずかですが発信します。そうすると、私たちの周りを飛び交っている電波のうちの1チャンネルのものと共鳴をし、受像機に受信されるのです。

 私たちが発する波動は電波とは少々違いますが、仕組みは同じです。憎しみの波動を発していると、常に憎しみの波動にチャンネルを合わせているということですから、自分も憎まれているという状態が続きます。

 憎しみの波動は、その人の本来持っている健康な波動を歪めることになります。そして結局、病気という現象が体に現れるのです。

 こういった形で病気になるとしたら、どこに病気の原因はあるのでしょうか。決して神様がその人を病気にしたわけではありません。誰か他人が病気を運んできたわけではありません。結局、自分が発した波動がそのまま返ってきているだけなのです。

 ですから、逆に常に喜びの波動を発している人は、いつも喜びの波動をもらっていることになります。喜びの波動は、その人の本来の波動をますます調和のとれたものに変えていきます。より健康に、より幸せに導く波動に変わっていくのです。

 どうでしょうか。こういった言い方だと、より多くの人にわかりやすいかもしれません。つまり、こういった宇宙の仕組みを宇宙創造の神様は作り出し、それを現場でコントロールしているのが取次ぎの神様であり、守護神、守護霊、指導霊と考えれば、これまで言ってきたことが分かりやすくなったのではないでしょうか。

 病人の多くは、病気をいつも他人のせいにしてきました。「何も悪いことをしていないのに、何で自分だけがこんな目に合わなければいけないのか」と恨み言を言ってきました。しかし、本当の原因は自分自身にあったのです。

 そのことにまず気づかなければ病気治しは始まりません。薬を飲んでも、一時的には楽になりますが、必ず同じような苦しみ、時にはそれ以上の苦しみがやってきます。

 本当に病気を治して、幸せになりたいと思うなら、宇宙の本質、法則に沿った方法で病気に対処しなければいけないと思います。」
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CD『落胆するのはまだ早い!』を聴く

2006年06月15日 20時06分32秒 | 癌・病気の意味
 先日高橋里彗子さんの著書『落胆するのはまだ早い!』を紹介させて頂いたところご本人より紹介した事に対する感謝のメッセージとともに同名タイトルのCDをお贈り頂いた。高橋さん、ありがとうございます。

 さっそく聴かせて頂いた。進行役の女性二人との会話形式でほぼ書籍と同様の内容が語られていくんだけどやはり肉声を聴いて身体に入っていくということと、目で文字を追って得られた情報とは違う。言霊の力があるだろうから。

 対談内容として、
1.今までの経過
2.里彗子流「がんを退散させる心構え10カ条」
3.克服に向けての注意点
4.ミラクルを起こす方法
5.「よみがえり」の不思議な体験
6.色心不二
7.一日生涯
8.再発転移や余命宣告を受けたあなたに送るメッセージ
 となっている。

 ぼくには「身体にガンがあっても心にはガンはないのだから」と説く6の色心不二のところが良かった。「心までガンになってはいけない」と思いそのように患者さんに話してきたけれども、高橋さんのような患者本人が語ると同じ言葉でも聴いていて力が圧倒的に違うような気がした。CDの表ジャケットには「再発・転移をしたあなたに、余命宣告を受けたあなたへ」とあるけれども初期のガん患者さんにもお勧めしたい。

 『落胆するのはまだ早い!』は書籍も良かったけどCDから耳で聴いて潜在意識に刷り込んでいくことも良いのではないか。税込み1500円とのこと。注文はさくら倶楽部のメールフォームにCD欲しい旨を記入して送信すればいいのではないか?確認してなくてゴメン。
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『守護霊との対話--中川昌蔵の世界』を読む

2006年06月11日 22時54分28秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
『守護霊との対話--中川昌蔵の世界』(小林正観著、弘園社、「未来の智恵シリーズ4、1998年)を読んだ。本来なら同シリーズ3巻目『こころの遊歩道』へすすむのだけどやっぱり自分は霊的なことに興味があるようだ、先にこの本を読み始めてしまった。

 中川昌蔵とは知らない人だなぁと思って読み始めて読み終わって今、その感想を書こうとパソコンへ向かった時になんとなく履歴検索をしていたら「中川昌蔵 霊能者」でこのブログへ来ている人がいることが分かった。ということは僕がこの日記に書いたことのある名前だ・・・。

 調べてみたら佐藤愛子さんの『私の遺言』中で彼女が相談した霊能者のお一人だった。今は手元に『私の遺言』がない(患者さんに貸している)のでどんな内容だったか分からないがやはりその筋では有名な方だったようだ。

 なんでも中川昌蔵さんは大阪・日本橋電気街の「中川無線電機」の創業者社長であり実業の世界であるところまで達した方だったんだけど60歳前後に「臨死体験」をされてのち職を辞して「何のために人は生きるのか」「何のために企業があるのか」を説き始めたそうだ。

 臨死体験以降、守護霊と交通ができいろいろなことで守護霊に示唆を仰いでいらしたとのこと。そんな彼は今までたくさんの出版社から「本を出さないか」と申し出を受けてきたのだけれども儲けるための商業主義的出版は守護霊からすべて断るよう指示されていたのが、小林正観さんとの対談としてのこの本の出版には守護霊から「これはのちのち非常に良いことが起こるから積極的にやったほうがいい」と言われ正観さんの5日間のインタビューに応えてこの本が出来上がったとのことだ。

 この本もまたとっても示唆に富む本だった。内容的には同シリーズ2巻目の『波動の報告書--足立育朗の世界--』と比べるととてもシンプルで分かりやすい。以下自分にとって参考になったところを拾い上げてみる。

小林「最近、私達には選択肢がないのではないかと思えてきました。選択肢があるように思っているけれども、実はそれ以外には選択肢がなかった、ということの繰り返し、積み重ねのような気がするのです。」

中川「選択の自由はあるようですが、そこで本人の運命が決まってきます。金持ちになるか貧乏になるかなどは大きな運命ではありません。経済のほうへ進むか、政治家になるかとというのは大きな運命ですが、その中で会社の社長になるか会社が倒産するか、あるいは総理大臣になるか、選挙に落選ばかりしてしまうのか、などというのは個人の運命(本人が決めること)です。
 例えば小林さんが文筆業を選んだ道筋は大きな運命で、その中でどういうものを書くかというのは自分で作る運命です。

 →これは僕の場合で言えばサラリーマンでいるか治療師になるかの大きな選択の時があったのだけど、あれはここでいう“大きな運命”の分かれ道だったんだ。今回“癌専門”から“すべての疾患”に切り替えたんだけど“気付きを通して他者を助ける”という基本がぶれるわけではないからこれは小さな選択だったんだろう。同じように鍼灸から他のヒーリング技術に変えたとしても“人を癒したい”などという自分の信念、根底が変わっていなければ何でもOKということではないか。

中川「地球や人間の未来には、既に大まかな設計図がありますが、細かいところは空けてあるのではないでしょうか。神は人間の生理や思想、意識などというものを非常によく考えて作られたと思います。ですから人間の及ばない道筋はきちんと付いています。その広い道を斜めに行こうが外れてまた戻ろうがあるいは外れてしまおうがそれは個人に任せてあるようです。」

 「ですから自分が何をなすべきかというのはこの設計図からあまり外れないようにしなければいけないでしょう。基本的設計図の上にいて、あとは自分の意識や要求などに応じた行動をするということです。」

 ぼくもそう思いたい。自分の行動の一挙手一投足がすべて神によって決められているとは思いたくない。だってそれでは努力する気もなくなってしまうじゃん。いわゆる“定め”というものについて中川氏は次のように語っている。

中川「死ということに関しては確かに自分以外のものが握っていると思います。自分もお医者さんも決められない。突き詰めれば決まっているかもしれませんが、それでは人生が味気ない。死ぬ日も運命も決まっていると言われたら『どうせ何やっても同じだから面白おかしく生きていこう』と思う人が出るかもしれませんね。そうすると努力する人が減ってしまうかもしれませんね。ですから大筋は決まっているが細かいところは多少融通性があるということにしておきませんか」(笑)

 あと面白かった話としては霊界での界層があるらしいんだけど、人間→守護霊や指導霊→諸天善神(韋駄天、弁天などの“天”、その上に愛染明王や不動明王などの“明王”。彼らがエンゼルという存在)→菩薩→如来と進むらしい。でモーゼ、釈迦、キリスト、空海といった“如来”たちは人間社会でいう国会議員にあたり霊界のルールつくりや重要事項決定をしていて、その下に位置する菩薩は人間社会でいう高級官僚に当たるらしい。会社での課長や中間管理職にあたるのが諸天善神で“光の天使”と呼ばれ日本では八百万神(やおよろずのかみ)と呼ばれる存在(笑)。

 霊界の界層については真偽は分からないし他の霊能者では違う表現をされているけれども「如来などの大臣クラスの存在が人間の個々の願望の実現に手を貸すことはありません」と書いてあるのを見て、「薬師如来さまに真言を唱えて病気平癒を祈願しているんだけど実際に来て下さっているのは代理の方かな」などと不遜なことを考えたりしてしまった・・・。

 オーラの泉などを見る人にはとてもよく分かりやすく頭に入っていけると思う。この本もお勧めだ。入手先は弘園社既刊の著書一覧からどうぞ。
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癌にこだわらないことにしました

2006年06月10日 16時39分58秒 | 個人的体験・雑感
 これまで癌専門で治療してきましたが、このたび癌以外のご病気や症状についてもご依頼があれば喜んでお受けすることにしました。正観さんの“頼まれごとをする生き方”がいいのかなぁと思いましたので。ホームページはいま全面的に改めている最中です。どうぞこれからもよろしくお願いします。
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『波動の報告書』2回目読書中

2006年06月09日 21時42分59秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 『波動の報告書--足立育朗の世界--』(小林正観著、弘園社、「未来の智恵」シリーズ2)の2回目を読んでいる。あっという間に1回目は読んでしまった。前に読んだ『高次元科学2』(関英男著、中央アート出版社、1996年)で「中性子が歪むとガンになる」といった不思議な情報ソースの一人が足立育朗氏ではないかとこの『波動の報告書』を読んで思った。

 正観氏も足立氏も主義主張を唱えているわけではない。むしろその道は二人は避けているのであり、「こうこうこういう情報もありますよ」とさりげなく提示しているだけのようである。

 正観氏にはインスピレーションで物事の解釈などが浮かんでくるらしいのだけれども、氏は必ずその情報が正しいかどうかを確かめるために“検証1年”あるいは“検証100人”というルールを自分に課してきていたらしい。それは直感によって新しい情報や解釈が頭に浮かんだときにそれをすぐ世間に公表はせずに1年間はそれが本当かどうかの検証期間を置く、あるいはその情報を知っている人100人にその情報や解釈を話して意見を聞いて、どうも間違いがなさそうだとなったところで文章にして発表したり講演で話したりするそうである。(これはぼくが見習うべき態度として大切なことだと痛感した。日頃思い付きで言っていたところが多々あったから)

 ただこの『波動の報告書』は正観氏の著作だけれども内容は足立氏の考えの紹介であり、正観氏が直感で得たものではないから正観氏が自ら検証したものではない。しかし正観氏によると彼が25年にわたって研究してきたこと(人間の潜在的なすごい能力やUFO、生と死、念の力、“偶然”というものが存在しないらしいこと、など)について、すべてを統一的に説明できるものがあるはず、と信じてきたものについに出合ったと思えたらしい。

 ぼくも“病気は気の持ちよう”とか“心のあり方が影響する”と人から聞いてきたし自分でも少し患者さんを診てきて理解し始めたところだけど、ではなぜそうなのかは説明がつかなかった。 それが「意識=中性子」、「意志=陽子」であると説明されたところで、『高次元科学2』で関英男氏が病気を治すには“洗心”が大事であると述べていたことと結びついた。

 頭の中で姿かたちが組みあがっていく感じがして楽しい。弘園社の「未来の智恵」シリーズはまだ本書である2巻目を読んでいるだけだけれども1巻目の「22世紀への伝言」ともに読んでいて大収穫だった。同シリーズはあと9巻もある。どうしよう、嬉しくて眠れない(ということはないが) 
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