月一の「シルバー・バーチの霊訓 読者の集い」がありました。今回は開催以来初めての11人という参加者で初めての方は3人でした。とても嬉しいことでした。
二次会のラボエムで気持ち良くビール、ワインを飲んだので多少フラフラしてますが、今回もいろいろ学んだので備忘録として書きます。
それぞれ自己紹介をして頂きました。まず、初参加のM・Kさん。「これまでも酵素断食をしていましたが、今回三週間の断食をして意識が変わりました。圧倒的な平和に包まれていたんだということに気付けました」とのこと。
圧倒的な平和に包まれていることに気付けた、ということに僕はとても興味津々です。なんといってもそれを求めて生きているようなところがありますから。そうしたら僕の隣に座っていたこれも初参加のT・Kさんも「それは普通の人もそうなれるんですか?」とまさに聞きたいことを質問されました。そうしたらM・Kさんは「大丈夫です」とのこと。あ~やっぱりそうなっていきたいなぁと思うようになってきました。
また、M・Kさんいわく「三週間の断食前と断食後に画像検査をしていました。2.5センチの子宮筋腫があったのですが断食後には消失していました」と。これはすごいことですね。千島学説の正しさがわかりますと語られていました。
あと、断食すると白血球の値が下がるのですが、これは過熱した食べ物を摂らないためではないかと言われていました。過熱した食べ物は身体が異物と見做すので、摂取すると白血球が増えるのでは?と。
常連のUさん。大野百合子さんのワークショップに行ってきて、集団誘導催眠を受けてきたとのこと。そこで今の日本に生まれてきている魂はさんざん戦争を体験してきた過去世があるのでもう戦は嫌だ、うんざりだという魂が多いとのことでした。たしかにそうかもしれません。
戦、争いが嫌だという魂は軟弱ということではなくて、進化している証だと思います。いまの草食系の若者の多くは霊性が高い人が転生して来ていることと思います。
僕はこの3週間ほどで集中して読んできた『アミ 小さな宇宙人』の三部作の中から、これは素敵だと思ったところを皆さんにお読みしました。僕はがん患者さんに「人は輪廻転生するものなのであなたは消えないから心配しないでください」と語っていますが、ではなんのために「死」というものが存在しているかは説明できずにいました。それを『アミ 小さな宇宙人』では次のように明確に説明しています。
「宇宙は、自分たちの創造物が、あらたな経験、あらたな環境、あらたな場所、あらたなひと、あらたな考えにふれることで、進化し、成長していってほしいと考えている。ところがそれをはばむのが、きみたちじしんの執着心なんだ。
きみたちはあまりにいろいろなものにしがみつきすぎている。自分たちの場所、自分たちの愛するひと、自分たちの物、自分たちのすがた、自分たちの考え、思いで・・・すべてを手ばなしたがらない。
きみたちが、そういったもろもろの執着から自由になって、別の状態へ、別の幸福へととおりぬけるためのたったひとつの道は、いま、その身にまとっている“服ーつまり肉体のことだねー”を脱ぎ捨てることだ。肉体がほろび、死をむかえたときにようやく、きみたちは執着からのがれて、あらたな状態に入ることができるんだ。
でも、そのかわりにきみたちは、かつての人生でのことをなにひとつーどんなに愛着のあるものでもー覚えてはいない。ほんとうは、一人ひとりの心の奥の奥に、記憶はひっそりとねむっているんだけど・・・」
「わたしたちが死ぬのは、そのためなの?」とビンカがたずねた。
「そう、残念ながら、いまのきみたちが新たな状態にうつるためには、“死”を利用するほかに道はないんだ。でも、もしもきみたちが、もっと進化した段階の人たちのようにもう少し執着からはなれることができれば、“死”という、痛ましくて苦しいプロセスはいらなくなる。
→パラマハンサ・ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』(森北出版)には、ヨガナンダは晩餐会を催し、挨拶のあと、マハサマディ(ヨギの肉体離脱)に入って、帰幽したことが書かれており、さらに不思議なことに死後20日以上に及んでも全く肉体の分解が見られなかったことが記されています。ヨガナンダのように進化した段階の人はすっとこの世からあの世に僕らの本質である魂が移行できるのでしょうね、まったくの痛ましい苦しいプロセスなしに。
進んだ魂たちは、もはや“死”を通過しなくても、自分の意志だけでかんたんに、宇宙が用意してくれた新しい状態の中へ飛び込んでいけるんだよ。しかも前の人生でのことを忘れたりしないでね。ぼくの中にも、自分が半分ゴリラだったころからいまにいたるまで、記憶はぜんぶのこっているよ」
→『個人的存在の彼方』(ジュラディン・カミンズ著、E・B・ギブス編、近藤千雄訳、心の道場発行)などに詳しいですが、私たち人間が将来、物理的肉体を持たない次元まで進化した際などには“肉体の死”などというプロセスは経ずに、次の一段高い段階へシフトアップするそうです。
アミのはっきりとわかりやすい説明を聞いて、みんな考え込んでしまった。ぼくはいままで、なんどとなく神の善良さをうたがってきた。どうして神が“死”のような痛ましいものを創りだしたのかが、わからなかったんだ。でも、アミの説明のおかげで“死”が、愛の神が創りだしたものだという考えは、矛盾するものじゃなくなった。
だって、愛が僕たちの進化や感性を求めつづけるのはとうぜんのことだ。ぼくたちが自力で自分たちの執着を克服できないのだとしたら、新しい状態に移るためには、むりやりにでもいまのところからひきはなしてもらうしかない。それしか道は残ってないんだから」(『アミ 3度めの約束 愛はすべてをこえて』(エンリケ・バリオス著、石原彰二訳、さくらももこ絵より)
20年前まで、イギリスのモーリス・バーバネル氏に降ろされてきたシルバー・バーチ霊による訓話=霊訓では、「人間は死んでもスピリット、霊として死後存続している」ということを知らせ続けてきました。その後あるいは同時期にバシャールほかたくさんの啓示が多くの霊媒を通して地球の人間界に降ろされ、今では多くの人に「死後存続はあるかもしれない」というところまで意識変革が進んできたように思います。僕はまさにそのように意識が変わってきました。
それに続いてぼくの霊的視野のさらなる飛躍的拡大を促してくれたのが、この『アミ 小さな地球人』3部作でした。数年前、ミクシーのコミュでアミ 小さな地球人を見つけて知った時は、僕はまったく興味をひかれませんでした。童話だと思っていたので。いま読んでみて全くの勘違いだったことに気付きました。この本はおとぎ話の形をとっていますが、すべて現実に有り得ることだと直感しました。
個人的な見解ですが、啓示でもっとも大事なことは「そこに愛情を感じられるかどうか?」だと思います。これから大変なことが起こるからとただただ警戒心や恐怖心をあおるような内容の啓示は高い存在からの物とは思えません。高い存在からの啓示はちゃんと未熟なぼくたちのレベルに合わせてわかりやすいように愛情を持ってこんこんと諭すようなものになっているのではないでしょうか?その点で子供向けに書かれた(ような体裁の)この本は一級品の新しい啓示だと思えました。
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アフターではラボエムで10時まで過ごしました。ここでも話題が尽きなく楽しい時間が過ごせました(^o^)
徐々に参加者が増え、新しい人がいらして話題も拡がりますます楽しくなってきた月一の霊界もとい例会です。ぜひあなたもいらっしゃいませんか?
来月は4月11日(金)午後6時~8時、読書空間みかもで開催します。