植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

『カオス・ポイント』読了

2007年07月30日 21時56分39秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
『カオス・ポイント』(アーヴィン・ラズロ著、吉田三知世訳、日本教文社)読了。

 著者アーヴィン・ラズロは哲学者・未来学者であり、地球交響曲第五番に出演している。もともと天才ピアニストであり9歳でブダペストフィルと共演もしている。世界賢人会議「ブダペストクラブ」を主宰する。

 彼のこの著書で私は、私たちには時間がなく一瞬一瞬がとても貴重な決断期にいる、ということが良くわかった。

「私たちは今、工業化時代のロゴスの文明と、これから達成されるはずのホロスの文明の間にある、時の流れの中の「決断期」に生きている。ホロスの文明が達成できるかどうかはまだわからない。

 今私たちがいる「決断期」は、崩壊・前進両方の可能性を孕んでいるからだ。だが、まもなくわたしたちは地球規模の転換点であるカオス・ポイントに到達し、そうすれば世界はいずれかの方向へ進化することになる。

 このポイントに到達するのは、決定的に重要な意味を持つさまざまなプロセス(社会の中の対立やストレス、経済における資源の分配の不均衡、生物を支える生態系の重要なバランスの崩壊)が、もはや後戻りできない段階にいたる時だ。

 そのとき私たちのシステムは、崩壊(ブレイクダウン)か、あるいは前進(ブレイクスルー)か、いずれかに向かう軌道へと進みはじめる。どちらの軌道が選ばれるのかは、前もって決定されてはいない。現在の「決断期」は、きわめて非決定的、したがって高度に自律的である」

 ラズロは同じく地球交響曲第四番に登場する生物物理学者ジェームズ・ラブロックが最近あらわした著書『The Revenge of Gaia』(ガイアの復讐、未和訳)の中で「われわれはすでに境界線を越えてしまっており、最悪の事態に備える以外、残された道はほとんどないと、わたしは考えている」と言っていることに異を唱えている。

 ポイントとして述べればラブロックは純粋に生物的視点のみから推論しており、人間の意識という点をファクターに入れていないことが誤りだという。

「社会の中にいる意識を持ったメンバーたちは、自分の周囲で展開する進化のプロセスがどのようなものなのかを把握し、それに意識的に介入することができるのである。

 決断期においては、一人ひとりの人間が意識的に、小さいが、しかし大きな力を秘めた揺らぎを作り出すことができる。その揺らぎは「拡大」して、社会がたどる進化の道を決定することができるのである」

「人間は自分たちの希望や期待と合致する方向に進化を傾ける力を持っているのだ。したがってカオス・ポイントは地球規模の崩壊の始まりを告げるものであるとは決まっていない。新しい文明への跳躍の先触れとなる可能性も十分にある」と述べている。

 カオス・ポイント直前にいる私たちはどのような態度、行動をとればいいのだろうか。ラズロは第7章“今、あなたにできること”の中で次のように述べている。

1.時代遅れの考え方を捨てる
2.時代遅れの信念と誤った考え方のリスト
3.特に危険な考え方
4.新しい倫理を採用する
5.あなたの世界を思い描き、その実現に向けて行動せよ
6.あなたの意識を進化させよ
7.進化した意識を示す10の指標

1.時代遅れの考え方

・紛争を解決するために、その紛争よりも危険な武器を製造する。
・食糧を過剰生産しながら、それを空腹な人々の手に届けられない。
・世界の子供の半数に貧困生活を強い、そのうち数百万人に深刻な飢餓を経験させている、
・女性が家庭やコミュニティにもたらす感性、配慮、連帯感を正当に評価し、活用することをせず、政治やビジネスにも低s供されればそれがいかに有益であるかを見過ごしている。

・天然資源が有限で多くのものが再生不可能であるにもかかわらず資源の生産性を向上させることを怠り、労働力の生産性を最大化することを最優先している。
・崩壊せずに機能し続けるだけのために、たえまない経済成長や金融の伸びを必要とする。
・長期化する構造的な問題や運営上の問題を抱えながら、短期の会計報告や日々の株式市場の動きに基づいて成功を判断する。
・社会的・経済的進歩を、国民総生産によって測り、人々の生活の質や、人間の基本的な必要をどれだけ満たしているかについては考慮しない。

2.時代遅れの信念と誤った考え方のリスト

*階層構造こそが最善の秩序をもたらす
⇒最上層にいる少数の人間(ほとんど男性)が、規則を作り、法律を制定し、命令を出し、それを守らせる。それ以外の人間はみな規則に従い、社会的、政治的秩序の中で自分に与えられた位置を守る。

*一人ひとりの人間が特別で、誰もが孤立した存在である。
⇒人は自分自身の利益のみを追求する孤立した存在である。頼れるのは自分だけである。他人はみな友か敵で、友だとしてもせいぜい利害が一致するから結ばれているにすぎない。

*すべてのことは元に戻せる
⇒問題は一時的乱れに過ぎない。しばらくすればすべては平常に戻る。

*経済的合理性
⇒すべてのものは人も含めて金に換算することができる。誰もが裕福になりたいと望んでおり、そう思わないと言う人は戯言を言っているかそういうふりをしているだけである。
→より深い根源を持つ社会的価値や精神的価値を再発見し自発的に簡素な生活様式を身に着けようとしている人々が増えている時代には無分別である

*効率神話
⇒すべての機械、すべての組織からできるだけ多くのものを手に入れなければならない。
→社会を「金を尺度にする人々」と「伝統的な価値観を持つ人々」に二極分化してしまう。

*技術がすべてを解決する
⇒どのような問題でも技術が解決できる。
→技術は手段である。最高の技術も諸刃の剣である(原発など)。

*新しいほうが良い
⇒新しいものは何でも、去年買ったすべてのものよりも良い。
→断じて間違い。新しいものはより高価で複雑で扱いにくく、より資源を無駄使いし、健康に害を及ぼし環境を汚染し、人間を疎外し多大なストレスを与えることが多い。

*正しかろうが間違っていようが自分の国を支持する
⇒何が起ころうとも、一つの旗、一つの政府に忠誠を尽くす。
→狂信的愛国心は世界各地で育まれている文化的、社会的、経済的結びつきを無視するものだ。「国民ならば戦わねばならない」と人々に強制し、ごく少数の政治的指導者だけの価値観、世界観を押し付けるものである。私たちは国だけでなく人種、宗教、そのた諸々の側面を持つ存在であり、ただ国家のために生きるのではない。

*未来など自分にはまったく関係ない
⇒次の世代のことなどどうして心配せねばならないのか?どの世代も自分の面倒は自分で見なければならない。
→私たちが行う意思決定が次の世代の幸福に多大な影響を及ぼす今という時代には責任ある態度ではない。

3.特に危険な考え方

*自然は無尽蔵である
*世界は一つの巨大な機械である
*人生は適者生存の闘争である
*市場は利益を分配する
*消費すればするほどよい人間になる
*お金を持てば持つほど幸福になる
*経済的な目的は軍事的手段を正当化する

4.新しい倫理を採用する

古典的な自由主義原則である「自分も生き、他も生かせ」では既に現在の状況に適合できない。今の状況に適合する普遍的倫理は、

「より簡素に生き、他の人々も簡素に生きられるようにせよ」

これは落ちぶれたということでなく、自由意志で選択したもので個人的な幸福感を高め、人生により深い意義を感じさせてくれる。それは社会的、生態系的に持続可能な生き方であり、それゆえ現在地球上に存在するすべてのものと来るべきいくつもの世代に対して責任ある選択なのだ。

 ただ大事なことは生活様式の簡素さそのものではなく生態系に対するインパクトの少なさである。よってこれから導かれる普遍的倫理の原則は、

「他のすべての人々も同様に生きられるような方法で生きよ」となろう。

→よってアメリカナイズされた生活様式から脱却する必要がある。

5.あなたの世界を思い描き、その実現に向けて行動せよ

編集中 以下後日の予定







 僕はこのラズロ博士がまとめあげたことを昔から世の中に向かって問いかけたかったのです。ただそれをする能力がなかった。しかし今回この本に出合えたことで自分の意図するところを明確に人々に伝えることができるなぁと思いました。

 そのために要約を試みているのです。後はまた後日書きます。

 最終的に僕が伝えたいことは「一人ひとりが独創的になること。自分に独創的になることを許すこと。そのためには自分を癒すことが前提として必要であり、だから今、自分癒しが必要なのだ。ということ」

なぜならブレイクスルーをするのに必要なのです、一人ひとりの独創性が。だから自分を癒して独創的な全き存在になることがこの星までも癒していくことに繋がると腑に落ちたから。

「さまざまな革新的な考え方や行動をとる独創的な人々は、同じ時代を生きる人間にとって最も価値の高い財産である。現在の不公平で持続不可能な世界を、人間的で持続可能な世界に変えるという、未曾有の難題に取り組むためには、この財産を活用せぬままにしておくことは不可能だし、また、それはしてはならないことだ」
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宮崎ますみさんのレインボウ・コネクション

2007年07月26日 00時15分30秒 | 癌・病気の意味
夕方、治療を終えて原宿神宮前の自然食レストラン「もみのき」に向かう。宮崎ますみさんのよびかけによるレインボウ・コネクションなる会合があるのだ。
宮崎ますみさんのサイトhttp://www.masumimiyazaki.com/
レインボウ・コネクションhttp://www.masumimiyazaki.com/rbc.htm


 実は僕は宮崎ますみさんのことを知らなかった。テレビも映画もほとんど見ないので女優さんを僕はほとんど知らないんだよね[m:58]

 今回はうちに通っている乳がんの患者さんFさんに勧められたから。本当は彼女が行くはずだったんだけど月に一回の主治医による定期健診の日となってしまい、どうしても行けなくなってしまったので「私の代わりに先生、聞いてきてください」となったわけ。

 Fさんは宮崎さんの“信奉者”に近い。宮崎さんは有名な女優さんなのに自分が乳がんにかかったことを公にされていて、ご自分のがんの治療や心境をブログで紹介しているとか。

 そしてそのブログを見ることで同じ乳がん患者としてとても励まされてきたと聞いている。Fさんが漢方などのさまざまな代替医療を受ける気になったのも、そしてスピリチュアルなことを知ったのもすべて宮崎さんからだとか。

 そうなんだよね、著名な人の発言力は大きいんだ。
 前にオーラの泉を見ていたときにゲストの小谷実可子さんに美輪さんが言っていたのは「貴女がシンクロで有名になったのはすべて貴女の発言力を増すためのものなんです。貴女はこれから自然保護のことをしたいと仰るけれども、その時にあなたの発言に耳を傾けてくれるのは知名度があるから。貴女の発言に重みをつけてくれるのがオリンピックのメダルの意味なんですよ」と。

 宮崎さんは女優として生きていらして今回乳がんの経験をされている。そしてそれを公にされている。だから彼女の発言がとても重みを増すんだね。

 今日、会場で初めて宮崎さんの病気の経緯をお聞きし、そしてその時のご自分の内面の葛藤などをお話された。パラマハンサ・ヨガナンダ、クリヤ・ヨガ、瞑想、アマテラス、呼ばれる…といったスピ系の話がたくさん出てくる。

 そう、彼女の役割はただの癌闘病記を公開しているのではなくて、多くの患者さんに魂や命、神、霊といった見えない世界のあることも知らせ、生きる意味を教え、魂の向上を促しているのだろう。それが彼女の乳がんの意味の一つかもしれない。誠にもって一人の人の体験が多くの人を救うのだね。

 美味しい野菜料理を頂き素晴らしい歌をお聞きし(GO2さん)、素晴らしいお話を伺った。ハープのマリアでSong No1も奏でさせて頂き僕もお役目を無事完了できた。今日もありがとう。
コメント (2)
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砂浴のお誘い

2007年07月22日 18時48分17秒 | 自然療法・手当て法(ビワの葉温灸)
 今年も暑い季節が到来しました。体からの毒だし“砂浴”“砂療法”の季節です。
 半日砂に潜って日頃体に溜まった毒素を排泄し、すっきりしましょう。

 今年も2回くらい砂浴をしたいと思います。参加希望者は私までメールでご連絡下さい。(soutetsu☆yhc.att.ne.jpです。左の☆を@に変えて送信してください)7月29日まで申し込みの受付をします。

 なお、これは講習会ではなくて遊びでするものですので参加費も無料ですが、行動中の事故については責任を負いかねますので、ご参加の際にはすべての行動を自己責任でよろしくお願いいたします。


  予定日時:2007年8月1日(水)
   時 間:午前9時半~午後2時ころまで
   場 所:神奈川県湘南の大磯海岸こゆるぎの浜
       JR東海道線 大磯駅 徒歩15分
  集合時刻:午前9時
    場所:JR大磯駅 改札口(1箇所です)
   参加費:無料 ただし帰りに蕎麦屋で遅い昼食を摂る予定です。

注:現地には海の家がなく、トイレ、シャワー、更衣室がありません。砂まみれになることやそれらの不便さを我慢できそうな方はどうぞお越しください(笑)。

 更衣は体にバスタオルを巻きつけたりして、そして帰りはシャワーを浴びずに帰ることになります。携帯トイレをご持参ください。

持ち物:★=必携
★ビーチパラソル または大きい洋傘と1m前後の棒、紐2本。(傘に棒を接続して使う)
★中型シャベル  または園芸用移植ゴテ (砂地掘り用)
★ビニール袋2枚 強風時の傘飛散防止用:1枚に砂を入れ重しにして傘の柄に紐で縛り付ける
★2mくらいの紐 上の砂袋固定用。ガムテープ代用可。
★つばの広い帽子 陽射しはそうとう強いです。
★てぬぐい2本  または木綿のナイトキャップ (頭の下に敷く)
★ビーチサンダル ふつうのサンダルでも可
★水着      女性はビキニスタイルが良い。できれば木綿製。砂中では水着の中に砂をいれる
上着       直射日光が強いので長袖が望ましい
着替え      必要と思われる人は。
★水筒      500mlペットボトル数本でも可
★水分      1リットル以上が望ましい。
日焼け止めクリーム 必要と思われる人は。そうとう陽射しが強いです。
サングラス     目の保護のためにお勧めします。
★携帯トイレ    
★トイレットペーパー トイレ用。中の芯を抜くとつぶれてコンパクトになります。ビニル袋に入れて。

砂浴の心構え
1.砂浴・砂療法は大自然に抱かれて行います。青く澄み切った大空、眼前に広がる太平洋の青海原、そして海の潮騒の音を聞きながらの、自然にお任せの療法です。ゆったりとリラックスして今日一日の砂浴ができる幸せを味わいましょう。

2.美しい自然に感謝の念を捧げましょう。今日一日、私達が入った場所の砂は私達の体内から出た毒素で汚れてしまいます。大自然は私達が日頃の言葉や行動、思いで作ってしまった毒素を吸いだしてくれた上に、それを無言で分解、消滅してくれるのです。

3.病気を持っていると治りたい一心でとかく自己中心的に考えがちです。この砂浴も「毒素を出さなきゃ」とか「長時間入らないと効果が無いのでは」等とご利益中心に考えないようにしましょう。東城百合子先生もおっしゃっています。「病気治しばかり熱中して自分勝手なエゴイストには、自然の力は入りようがないので素通りしてしまう」と。

4.どうぞ、あなたご自身を解放なさって、自然に感謝をすることがごく普通にできるようになり、大自然の恵み、人とのご縁の有難さなど目に見えないものの力や存在を感じ取り、霊性を高めることが病を治すこと、ひいては生きる目的であることに気づいて頂ければ、と思います。

 参考頁:砂療法の体験

昨年の砂浴の様子
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新しい世界についての新しい考え方

2007年07月13日 22時12分04秒 | 癌・病気の意味
今日の日記の表題は『カオス・ポイント』(アーヴィン・ラズロ著、吉田三知世訳、日本教文社)第一部の中の一章の題名である。僕の仕事ととも関連してくる一節を書いてみる。

「各国政府は、治安対策を強化することによってテロリズムと戦っている。だが実際には、このような戦いで相手にしているのは、テロリズムではなく、テロリストなのである。

 各国政府の言い分はこうだ。テロリストたちが卑劣な計画を実行するのを阻止すればテロリズムは撲滅できるはずであり、そのための最善の方法は、彼らが殺戮を実行する前に追い詰めて捕らえ、投獄し、あるいは処刑してしまうことだ、と。

 これはがん細胞を切除することによって、がんに冒された生命体を治療しようとするのと同じ考え方である。このような治療法はその生命体が最初にがん化した細胞以外の部分にダメージを受けていなければ効果的だが、そんなことは限られた幸運な場合しかない。

 生命体がある程度以上がんの影響を受けていると、元々の病巣以外の細胞もがん化し、手術で切除した細胞に取って代わるだけではなく、さらに広い範囲に広がってゆく。もちろん最終的には、がん細胞は生命体そのものを殺してしまい、したがって自らをも殺してしまう。

 がん細胞を作り出すようになってしまった生命体を治癒するには、正しく機能していない細胞をただ切除するよりも、生命体そのものを治療するほうが効果的だろう。

 適切な治療に必要なのは、無制約に自己増殖を続ける細胞の側の論理を超えることである。つまり、そもそも細胞がこのように自己増殖するようになったときのプロセスにまで遡って配慮した対応が必要なのだ」

⇒読みながら“我が意を得たり”だった。がんの原因と考えられる魂、心の傷のケアや食事、生活習慣の見直しによる体質改善といったことの重要性を意味していると思う。

 寺山先生は「がんと戦うのではない、がんを愛するのだ」と仰っており、実際に先生はがんを愛して治したそうだ。

 マザーテレサの言葉をよく読んだわけではないけれども、「たとえ○○であっても、それでも愛しなさい」という文言があったような気がする。

 肉体生命だけが自分だと思っていれば自分の生命を危機に陥れようとするテロリストやがんを「恐れず、憎まず、愛する」ことはとても困難なことである。

 私たちの体に起こることとまったく同じことがこの現実世界(地球)に起きているようだ。ラズロ博士が提唱するように、テロリストやがんに対しての見方を一新した新しい世界観を確立することが今私たちに求められているのかもしれない。

コメント (4)
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往診

2007年07月11日 00時47分20秒 | 癌治療・緩和ケア
きょう(正確にはきのうか)は夜、京王多摩センターまで往診に行ってきた。ちょうど帰りのラッシュに当たってしまいハープのマリアを持っての移動には難儀する。

腹水を取るサトイモパスタに使う小麦粉や、患者さんを元気付けるためにペイジ先生の『チャクラ 癒しへの道』や寺山先生の『がんが消えた』、ほかにもいろいろ「あれも持っていって話してあげたい、これも参考になるだろう」と詰め込んでいるので背中のザックも結構な重さだ。帰りには生姜シップをしてたっぷり水分を含んだ厚手のタオルでもっと重くなるというのに…

おまけに雨で今日は傘も差さないといけない。結構大変。まあでも自分も好きでやっているんだし、これで食べているからね^^

生姜シップ、サトイモパスタをして2時間かかった。メンタル面もケアをして、最後はマリアにお願いだ。ソング1、カノン、カムアズユーアーと3曲奮発して奏でる。付き添いの娘さんは泣いていた。

帰ってきたのは11時。お疲れ様。久しぶりの「残業」だったね^^
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