植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

長岡式酵素玄米講習会に参加した

2010年11月27日 22時54分07秒 | 食養生、マクロビ、玄米菜食、スローフード

西五反田のいやしの村東京というヒーリングサロンで開催された、長岡式酵素玄米講習会に参加した。

この酵素玄米はこれまでに数人の患者さんから炊いたそれを食べさせていただいたことがあり、とても美味しかったのでいつか自分でも学んでみようと思っていた。

午前中の治療が長引き10分遅れで会場に着いたがまだ講義は始まっていなくて助かった。13人ほどの女性の参加者がいた。

講師の先生が元は高橋信次氏の思想がベースになっていることから話されてびっくり。そうかそうだったのか。だからただの玄米食の炊き方の講習会ではなかったのだ。

目に見えない意識のところを非常に重要視している、と説く。たしかに10日経っても腐らない炊いたご飯というのは驚きだ。

 

実際の玄米の炊き方に入る前に2時間、たっぷり思想教育をされる。玄米を食べるという行為を、モノを食べるというものはなく、「いのちを頂く」ということだと認識させる、意識転換させることに注力されていた。そのため、炊き方も一種のお点前、作法という感じであり、決してこのレールから外れないように、自己流に走らないように、と口を酸っぱく強調されていた。

最前列に座って聞いていた女性は「一升炊きの圧力鍋でないといけないのか?電子ジャーは大きすぎる、あんな大きなジャーは家に置けない。ざるとかボールは家にあるものを使ってはいけないのか?」と質問し、ことごとくそうでないとだめだと言われるとむくれていたが、以前実際に酵素玄米を友人からもらって食べてみて美味しかったらしく、作ることには執着があるようだった。その女性は2時間の講義を聞き終わった後、「まあ能書きは云々…」と失礼な言葉を発したり、「始めたくても今は軍資金がないのよねぇ・・・」などとつぶやいていた。

座学の後、息子さん?が炊飯の実際をやってみせてくださった。

 

長岡式酵素玄米を炊く一式をそろえると8万円弱かかるのだが、健康と勉強のために購入した。1週間から2週間で届くとのことだから楽しみである。また、一度は川越にあるという会本部の太陽の家にも訪れてみようと思っている。

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江東病院へ往診

2010年11月24日 21時57分23秒 | 癌治療・緩和ケア

大島の江東病院へ往診に行った。この病院は初めて。

都営新宿線の大島の駅から地上に出たら抜けるような青空で、空にはきれいな巻雲がほんとうに刷毛で掃いたように漂っていた。病院入り口でしばし空を見上げる怪しい中年男を演じる。美しいエネルギーで空気は一掃されていた。

病室ではびわの葉温灸はだめだとのことなので、ユーフォリアを持っていく。胸が苦しいとのことだった。肝臓、腹部をしてから胸を温める。ちょうど中府の場所が心電図モニターパッチが貼ってあって使えない。ツボを外して医師や看護師の方々はパッチを付けてくれたらいいのに…と無理な注文を考える。

背中の腎、肩甲間部、腰部を温め、足三里、大衝、手三里を温める。終了後、胸の不快感は楽になったとのこと。

終わってから看護師さんが入ってきてびわの葉温灸のことなどを尋ねるので説明する。患者さんが「楽になって気持ちいいのよ」と言うと「いいご縁ですね~」と言ってくれて僕もうれしい。

自由が丘に帰ってきて今度は作務衣に着替えて大倉山の初診の患者さんのお宅へ向かう。以前は病院にも作務衣を着て行ったが坊主と間違える人もいるらしく(そんなにまだ頭は禿げてはいないんだが・・・)それは縁起が悪く思われ不愉快な念を持たれるかもしれないので、今は病院へは平服で行くようにした。

腹部の転移がんとパーキンソン病の併発されている方だったが、表情は明るい。こちらは自宅なのでユーフォリアでなくびわの葉温灸をする。1時間半ほど治療して腹部の押圧の痛みも軽くなる。治療で疲れたか傾眠されている様子だったのでマリアは奏でず辞して帰る。駅から15分の夜道を五十肩の反対の肩に竪琴を抱えて帰るのは決して楽ではない。でも、できることをするだけだ。

 

 

 

 

 

 

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伊香保温泉

2010年11月16日 23時30分57秒 | 個人的体験・雑感

伊香保温泉に泊まった。秋の手作り酵素講習会の帰りにそのまま東京に帰るのは疲れるので。観光協会を訪れ宿を紹介してもらう。

次の日。空は朝から快晴。よかった。宿の風呂は展望露天風呂だったが、それでは温泉の力が落ちてしまっている。源泉かけながしが温泉としての力が強いと松田忠徳温泉博士も書かれているので、朝、伊香保温泉源泉の露天風呂に向かう。

露天風呂は10時からだった。1時間早くついてしまったので手前の素晴らしい朱塗りの橋あたりの紅葉を愛で付近を散策した。

ほんとうに素敵な景色だった。

 

露天風呂は入湯料450円。朝一番の一番風呂である。ぬるいほうのお湯に30分ほど入って寛いだ。やはり温泉はいい。

その後、榛名湖へ向かう。つづら折れ道路途中の見晴らし台から伊香保温泉の紅葉を望む。

 

榛名湖に着いた時には強風が吹き荒れていた。湖面は白波がたっている。誰もいない湖畔の駐車場でマリアを奏でる。

すこし湖畔をドライブして気持ち良い秋の木漏れ日の中、車を止めて車中で軽く寝た。ゆっくり休んでから夜、東京に戻った。

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手作り酵素講習会 秋の酵素

2010年11月16日 22時49分23秒 | 食養生、マクロビ、玄米菜食、スローフード

安中市の中山ファーム(株)のナカヤマさんがやっている秋の手作り酵素づくり講習会に参加してきた。

11月11日(木)午前10時に高崎市の「はにわの里」に集合。レンタカーを借りて7時半に自由が丘を出て余裕で着くはずだったが、関越大泉に着くまでに1時間半の渋滞にはまってしまった。

そのため20分遅刻。ナカヤマさんの携帯に遅れる旨連絡を入れ、なんとか買い物に間に合う。というか必要なものはナカヤマさんが買っておいてくれた。ありがとうございます。

その後、調達した野菜、果物を野の湧水のところで洗い、材料を細かく刻む。

材料は20種類以上。にんじん、さつまいも、さといも少々、柿、りんご、レモン、しょうが、れんこん、大根、かぼちゃ、玄米、大豆、小豆、金時豆、黒豆、花豆、ブドウ、山葡萄、洋ナシ、麦、いちじく、ぎんなん、ゆず、赤ビート、しいたけ、しめじ、えのき、キウイ、山芋少々、雑穀など…

そして10kg弱のそれら材料を切り刻んで、11kgの上白糖と混ぜて漬け込む。午後3時ころまでかかって作業を終わった。一日晴天の下で気持ちいい環境にいた。やはり自然の中はいい。

今回は珍しく参加者が少なくて12人ほどだった。多い時では40人以上になるらしい。あの狭い水場に40人の参加者が殺到したら作業が大変だろうなぁ。

講習会が終わって伊香保温泉に向かう。ちょっと過労気味だったので治療院を臨時に休んで休暇を取った。帰ってきてから治療院で天地返しをして発酵を促しているのが下の写真。

 

 

 

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