植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

最近買った書籍

2010年10月22日 21時06分12秒 | 癌治療・緩和ケア
待合室に置いて患者さんに自由に貸し出ししているがん関連の本が古くなってきたのでまとめて14冊ばかり買ってきた。だいたい今年中に発行された新刊だ。前に2万円分の図書カードを患者さんから贈って頂いたのでその分を使わせていただいた。

『「見えない力」で健康になる』(川嶋朗著、サンマーク出版)
『「がんは治る!」時代が来た “痛くも痒くもない”粒子線治療のすべて』(菱川良夫著、PHP)
『ゲルソン療法のススメ』(星野仁彦著、アスコム)
『がんになった医者が書いたがんの本当の治し方』(前田華郎著、幻冬舎)
『高橋豊の今あるがんを眠らせておく治療』(高橋豊著、主婦の友社)
『がんを治す「戦略的組み合わせ療法」』(丁宗鐵著、二見書房)
『がん、自然治癒力のバカ力』(真柄俊一著、現代書林)
『ガンがゆっくり消えていく 再発・転移を防ぐ17の戦略』(中山武著、草思社)
『親ががんだとわかったら』(はにわきみこ著、文藝春秋)
『がん治療の前と後』(竹中文良著、法研)
『ガンに打ち勝つ患者学』(グレッグ・アンダーソン著、実業之日本社)
『がん患者のセックス』(長谷川まり子著、光文社)
『がんの幸せな受け入れ方』(朝日俊彦、幸福の科学出版)
『「いのち」の取り扱い説明書』(蓮村誠著、講談社)

がんになった本人、家族、医師・・・の方々が書かれている。

読んだら都度、感想を書いていきたい。なお、僕が読んでいなくても貸し出しはしています。治療院の待合室で見かけたらどうぞ読んでみてください。
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名古屋豊明市の藤田保健衛生大学病院へ往診

2010年10月20日 21時15分50秒 | 癌治療・緩和ケア
名古屋の豊明市にある藤田保健衛生大学病院へ往診。この病院は前にも往診に来たことがある。

乳がんで腹水がたまっているとのことで往診を依頼された。病室には娘さん二人と妹さん(たぶん)がいらした。依頼は1週間以上前から頂いていたが今日になってしまっていた。

幸いなことに4日ほど前から尿が大量に出ておなかがへこみだしたとかで、一日1cmずつ腹囲が減ったそうだ。それはよかった、よかった。

簡単に自己紹介をしてから、現病歴、既往歴、体質などをいろいろ問診してお腹を見せてもらう。お腹はパンパンではない。お腹に合わせてリント布を裁断する。今日はフランネルの生地が尽きてしまったのでリント布を持ってきた。

サトイモの皮を商品名“ムッキー”というゴム手袋にたくさんの粒々が付いた特製の手袋で簡単に剥き、ゆっくりと陶器製のおろし器でサトイモをおろしていく。このとき、怒りの心でしないようにとか、お手当が作業にならないようにとか、手当をする際の心がまえなどをお話しする。納得してくださるのでうれしい。

サトイモをすりながらクリスティン・ペイジ先生の話をして、僕たちは肉体とは別の生命エネルギーの存在らしいという話などをしていく。肉体はなくなっても性格、考え方はそのままで違う世界に移行するだけ、とか、この世には何度も輪廻転生をしているとか。

ご本人は小さな子供がいる娘にはなるだけ世話をかけたくないとか、いろいろ気を遣う方なので、今は娘に手をかけてもらってたくさん愛情をもらうことが大事ですと話し、娘さんはこういうことをすることも了解して貴女のもとに生まれてきたんだと思いますよなどとも話す。

産婦人科の池川明先生の書かれた『子どもは親を選んで生まれてくる』という本には、子供たちは生まれる前にお空の雲の上にいて、そこから下界を見て、「あ、あのお母さんがいいな」と思っておなかに飛び込んでくるとあるけれども、そのようなお話もして、娘さんにしてもらうことはする側の娘さんにとっても癒されることなんですよと伝える。

今日の皆さんはスピリットとか人は霊魂の存在であるということが腑に落ちていらっしゃるようで、とても話がしやすかった。

生姜湿布で使わせてもらう給湯室のお湯が67℃くらいまでしか上がらなかったけれども、湿布をしたお腹はちゃんと肌が赤くなり、サトイモパスタをする前準備として十分な状態にできてよかった。愉快に笑いながら話しながら2時間半くらいお手当をして終わる。

ビワの葉温灸もできればしたかったが、主治医と連絡がつかず今回は見送った。

昨日は長野、今日は名古屋と遠隔地に連日の往診は初めてだったけどなんとか対応できてよかった。ありがとうございます。
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今日は長野へ往診

2010年10月19日 20時32分11秒 | 癌治療・緩和ケア
今日は長野へ。

一週間前から往診依頼を頂いていたのだけれども、行けるのが今日しかないということで時間が経ってしまっていた。そのため患者であるお父様は腹水の腫れがひどくなり今日やむなく病院に入院されることになった。

そのため昨夜キャンセルのメールを頂いていたのだけれども、朝お電話を頂き、患者さん本人にはできないけれどもお手当のやり方を学びたいからとのことなので、再度長野へ行くこととなった。

長野新幹線は久しぶりだ。そういえば2年ほど前まではよく戸隠に行った。あそこはいいところだった。また近いうちに行きたいと思う。

駅まで迎えに来ていただきお宅へ伺う。奥様の体をモデルにビワの葉温灸、生姜湿布、サトイモパスタをしていく。途中、自然療法をする時の気持ちとか、いろいろなことをお話しする。参考になれば幸いだ。

帰りも駅まで車で送って頂き、東京へ帰った。

8時ころに戻った治療院には電話を掛けたけど不在だったから切ったと思われる無言のお預かりメッセージがたくさん残っていた。「ただいま往診に出ています。」と伝言メッセージを改めればいいのだろうけれども、それだと不在とわかってしまうからこれまでは「電話に出られません」にしておいた。でもこれは改めたほうがよさそうだ。

明日は名古屋へ行く予定。今週は“往診ウィーク”である。
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門前仲町へ往診

2010年10月18日 23時53分53秒 | 癌治療・緩和ケア
夜、肺腺がんで胸水のため苦しいという方へ往診に行った。門前仲町からの道は前に別の方に往診に行ったときに辿った道だった。
水が溜まっているのは幸い片肺のようなので、左の胸脇に里芋パスタを施した。ゆっくり説明しながら生姜湿布、里芋パスタ、びわの葉温灸としたので3時間弱、治療にかかった。
帰りに名物の深川めしを食べ、成田山深川不動尊にお参りした。「のうまくさんまんだ~」という真言を誰も他に参拝客のいない社殿前で久しぶりに声を出して唱えて気持ちよかった。
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YRP野比へ往診

2010年10月17日 23時04分07秒 | 癌治療・緩和ケア
昨夜は京浜急行の久里浜の先、野比まで往診に行った。
自由が丘駅に着くと「京浜急行線は京急新子安駅~子安駅間で起きた人身事故のため運転を見合わせています」と運行情報速報が流れていた。これは参った。
とりあえず東横線で横浜まで行って、そこで京急の運転再開を待つことにするか・・・と考え、横浜駅に向かう。
幸い、京急の横浜駅北改札口で京急の職員に聞いたところ、下りは遅れながらも運転しているとのことなので、ほっとしてYRP野比駅へ向かうことにする。
けっきょく15分くらい遅れたが往診に伺うことができた。腹水の症状だったので、生姜湿布、里芋パスタ、あしのむくみにびわの葉温灸をした。
9時前に治療が終わり、駅まで車で送ってもらう。夕食を食べていなかったので帰りに野比駅まえの浜焼きの魚料理の店で食べて帰った。三浦の魚はやはり旨かった。
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祝島

2010年10月17日 21時27分19秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
瀬戸内海に浮かぶ祝島という島がある。僕はびわの葉温灸をするのだけれども、時々この祝島の漁協からびわの葉を買って送ってもらっていた。ここのびわの葉は無農薬で、いつも黒々とした立派な葉だった。
さて、この祝島に島民の意志に反して原発が建設されようとしている。僕自身、原発反対の姿勢をずっと取ってきているので、祝島での原発建設も止めてもらいたいと思っている。
ネットでその問題点や運動について呼び掛けがあり、その主旨に賛成するので転載します。
皆さん、こんばんは。 

世界社会フォーラムのメーリングリストで以下のようなショッキングな情報と署名の依頼が転送されてきました。 

「転送・転載歓迎」だそうです。 

~~~~~~~~~~~~ 以下転送 ~~~~~~~~~~~~ 

■いつも私たちを支えていただいている皆様へ、ご賛同のお願い。 

中国電力がいよいよ山口県上関町の田の浦で、上関原発建設の 
ための埋め立て工事を強行し始めました。 

私たちは急遽「上関原発建設中止を求める、ジャーナリスト・ 
言論文化人の会」を設け、緊急の工事中止呼びかけを、政府と 
中国電力に向けて行いたいと思っております。 

この緊急声明は、10月17日(日)には、政府と中国電力と、 
そして各メディアに送る予定です。 

文面の現在案は以下の通りです。呼びかけ人として、現在 
週刊金曜日の平井康嗣編集長と私DAYS JAPAN編集長の 
広河隆一が手分けして作業を行っています。 

ご賛同いただける方は、お名前を掲載させていただきたいと 
思いますので、至急ご返事を頂ければ幸いです。(Eメールで 
ご返信いただく場合は、件名に「上関原発反対声明」と 
お書きください) 

連絡先 E-mail: hirokawa@daysjapan.net fax: 03-3322-0353 

2010年10月15日 広河隆一 

この文は、15日現在の案です。 



内閣総理大臣 殿 
経済産業大臣 殿 
(株)中国電力 殿 

「上関原発建設中止を求める、ジャーナリスト・ 
言論文化人の会」の緊急声明。 

私たちは、山口県上関町田の浦に、中国電力が上関原発を 
建設しようとして、いよいよ埋め立て工事に乗り出したことを 
知り、いてもたってもいられず、工事の中止を求める緊急 
声明文を準備しました。 

上関原発が建設されようとしている田の浦は、希少動物の 
宝庫として知られています。生物多様性のモデル地区と 
言われるこの地域は、瀬戸内海でも珍しく自然海岸が 
残されてきた地域でもあります。そのためここには多くの 
天然記念物や希少生物が息づいています。原発に最も近い、 
対岸の祝島の漁民は、30年間近くも建設に反対し続けて 
きました。それは子孫に豊かな自然を残したいという 
思いからのことです。 
私たちが失おうとしている自然は、取り返しのつかない 
ものです。 

しかも今中国地方で、原発建設を強行しなければ電力が 
不足するという報告もありません。 
この一帯が地震帯であることも、私たちが反対する理由の 
一つです。 
ひとたび事故が起これば、それは上関町だけの問題ではなく、 
山口県、そして中国地方から四国・九州・関西にまでまたがる 
広域の問題となることは、25年前に起こったチェルノブイリ 
原発が実証しています。 

中国電力には、田の浦の埋め立てをすぐに中止し、自然と 
未来を破壊する原発の建設計画を放棄するように求めます。 
政府には、原発推進政策を直ちにやめて、自然エネルギー 
推進政策をとるよう求めます。 

呼びかけ人 
広河隆一(DAYS JAPAN編集長) 
平井康嗣(週刊金曜日編集長) 
池田香代子(翻訳家) 
賛同人: 
皆様の名前を並べさせていただきます。
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鎌倉へ往診

2010年10月15日 12時54分24秒 | 癌治療・緩和ケア
水曜日午前中は鎌倉へ往診に行った。

天気の良い日で、午後2時の患者さんの予約が入っていなければ小町通りあたりをゆっくり散歩して和物や陶器の店をひやかして帰りたかったのだけれども、思いのほか治療で時間が経ってしまい、結局昼食も摂らず、2時の患者さんの携帯に、少し遅れるとお詫びの連絡を入れるほどであった。

幸い帰りの電車は乗り継ぎがよくて、2時に5分遅れただけで済んだのだけれども、気を付けなければいけないなぁと反省する。
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読んできた本 ブクロブ本棚

2010年10月09日 10時56分55秒 | 個人的体験・雑感
ブクロブに本棚を作ってあったのを忘れてた・・・

聡哲のブクロブ本棚(読んできた本)
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小桜姫神社(諸磯神明社)

2010年10月07日 19時39分54秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 気持ちの良い天気だったのでどこかに行きたくなる。当初、紅葉が素晴らしいとテレビで見た那須の茶臼岳に行こうかと思ったが、やはり遠いのでやめておく。

 とにかく外に出て空の下にいたいと考え、三浦半島の三崎口まで行って海を見ることにした。となると以前から一度訪ねてみたいと思っていた小桜姫神社(こざくらひめじんじゃ)を目的地としよう。

 京急の終点、三崎口駅からバスに乗り、天神で降りてそこからは足で向かう。

 ぼくが小桜姫神社を知ったのは数年前にネットで『小桜姫物語』という霊界通信を読んでからだ。“霊界通信”というのはこの世でない世界からの通信だ。この場合は具体的には浅野和三郎という神霊研究家の妻、多慶子さんを霊媒として届けられた通信で、小桜姫神社に祭られている神様がかつて人間だった時から神となって三浦の氏神さまになっていく様子が本人の視点(!)から述べられていて、とても面白い。

 神社に祭られている神様って実はいろいろなタイプがあって、純粋なエネルギー体としての方(天照大神さまなど)や、自然霊といって一度も人間として生まれた経験はないエネルギー体(例えば竜神とか天狗、稲荷とか)、そしてかつて人間だった方(菅原道真公や明治天皇など)に分けられる。

 この小桜姫神社に祭られているのはかつて人間だった方で、『小桜姫物語』(浅野和三郎著、潮文社刊)によると、今から約400年くらい昔の足利時代の末期に相州荒井(そうしゅうあらい)の城主・三浦道寸(みうらどうすん)の息子、荒次郎義光(あらじろうよしみつ)という武士の妻だった小桜姫という方だ。

 その小桜姫が、今から50年以上前に、浅野多慶子さんという女性の体を一時的に借りて、400年前の自分が生きている時の様子や、その後亡くなってあの世に行ってからの様子を克明に語ったのが上記の本である。そして、その本の文語体の読みにくさをTMHさんという方が現代語訳して読みやすいものに仕立て直したのが下記の物語だ。

霊界通信 小桜姫物語

 ちょっと引用させて頂くと、「(中略)その時代の鎌倉は、武家の屋敷の建ち並んだ、物静かなそしてなんだか無骨な街で、商店も品物は皆屋敷の奥深くしまいこんでありました。そういえば、私はつい最近ちょっとした用で、こちらの世界から鎌倉をのぞいてみましたが、赤瓦や青瓦でふいた小さなお家がびっしり建っていて、そのけばけばしさにはすっかりあきれてしまいました。

 『うっそー!あれが私が生まれたのと同じ鎌倉なの?……。』私は一人そうつぶやいたものです。」

 ていうかんじなんで、楽しく読めます。

 このようなものを信じない方やうさんくさく思う方もいらっしゃるだろう。でもこのサイトを管理されている方も書いているのだけれども、物語としてもとても面白いので、もし時間がおありなら一読されることをお勧めします。少なくとも僕は読んでいて面白かったです。

 さて、その小桜姫さまが氏神様になって三浦の地をお守りしている、その神社に行くのに今日は地図を持っていかなかったので相当迷いながらたどり着いた。場所は諸磯漁協(もろいそぎょきょう)のすぐそばで、三崎口駅からはバスで「浜諸磯」行きに乗って終点で降りたらすぐのところだ。ただ、もし行こうとされる時はご注意を。浜諸磯行きのバスは一日数本しかないようなので、時刻表などを確認してください。

 着いたのは午後3時ころになっていた。諸磯港のすぐ浜の傍に社は佇んでいた。小桜姫さまが祭られている祠は諸磯神明社の後ろにあった。

境内は銀杏がたくさん落ちていて、足元を見ないで歩くとたちまち踏んでしまう状態。この地の人は誰も銀杏を取らないのだろうか・・・

 諸磯神明社、小桜姫さまの祠、隣のお稲荷様と思われる祠の順に参拝して退去する。漁協の管轄らしい浜の端っこで持参のお弁当を食べて1時間ほど過ごして帰りのバスを待った。

 1時間に一本しかないバスが午後4時過ぎにやってきて、女性が一人下車した。彼女も小桜姫神社目当てで来たらしい。ぼくは迷いながら道々地元の人に神社を聞いてきたのだが、地元の人もよく知らないような神社らしいのだけれども、なんでも最近テレビで報道されたらしく小桜姫神社を訪ねている人が増えているようだ。もしかしたらパワースポットとして江原啓之さんあたりが紹介したのかもしれない。

 一度は行ってみたいと思っていたところを訪ねあてられてほっとして帰ってきた。
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