植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

癌・がん・ガンは氷?

2007年01月27日 23時45分18秒 | 癌・病気の意味
肉体が水だとしよう。その中でエネルギー(温度・愛情)不足で凍っているところが“癌”?

 氷である癌をなくすために、肉体から癌を取り出しても身体全体が氷点以下であれば、また氷は発生する。それはそこかしこに。

 特に最もエネルギー不足である場所、愛情が足りない場所、癒されていないインナーチャイルドのところに最初に氷は発生する。

 癌をなくす=氷を溶かすにはどうしたよい?
 それは温度を上げること。そうすれば氷は解ける。

 温度を上げる、とはエネルギーを注ぎ込む、愛情を注ぎ込むこと。気づいていなかった自分の癒されていない古い感情、インナーチャイルドを癒すことは即、氷を溶かすこと。

 ここでも”究極の解決方法は愛情”となるのかもしれない。

(以上、風呂上りにぼんやりとして思いつく)

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腸のがんの意味

2007年01月14日 23時58分02秒 | 癌・病気の意味
 引き続き『チャクラ 癒しへの道』(クリスティン・ペイジ、サンマーク出版)から。

<腸のがん>
 「がん全体については胸のチャクラの章で詳しく取り扱いますが、食道・胃・膵臓・大腸のがん患者たちは往々にして、明るく元気な笑顔の裏に、失望・怒り・苦痛を「飲み込んで」います。患者の中には勘定を隠そうとしない人もいますが、それでも否定的な感情を追い出すことは出来ず、許すことよりも報復や苦痛を選びます。

 不幸なことに、多くの社会や宗教において、公の場で感情を隠す人たちが尊敬されるようになりました。しかし、それでは人間の健康は損なわれてしまいます。問題は、感情を表に出すか出さないかではなく、あなたに行動を起こさせる有益な力として認められるかどうかということです。

 感情という力は、どんな状況もくぐり抜けられるようあなたを後押しし、人生のより深い理解をもたらし、魂の高みへと導いてくれるものです。感情は人類の敵ではありません。実際、不景気や無知、支配欲のほうが、よほど多くの人々の命を奪っています。抑圧された感情が腸のがんの発症に関わる重要な因子であることを、多くの例に見てきました」 

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 鍼灸師は東洋医学を学ぶのだけれども、陰陽論のほかに五行論というものも学ぶ。五行論では物事を木火土金水(もくかどごんすい)に代表される五つのものに分類するんだけど、そこでは脾胃は“土”の性質で思索しすぎで破られ、大腸は“金”の性質で悲しみに破られるとなっている。

 簡単に言えば胃がんの人は気を揉み過ぎ、考えすぎる傾向があり(ストレス性胃炎の慢性化が一因かもしれない)、大腸がんの人には表出できない強い悲しみの経験とか失望、苦痛があってそれが一因かもしれない、ということだ。

 ペイジ先生の説と昔から語り継がれてきた五行論には齟齬がないことを知ると、やはり目に見えない生命エネルギーの世界をきちんと把握して病に当たることは大事だと思えてくる。

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がん患者の性格

2007年01月13日 18時53分51秒 | 癌・病気の意味
 「世界中の研究結果が示すとおり、がん患者の性格には類似点が見られます。それについてはこの本の前半部分ですでに言及していますが、以下に再度まとめます」と『チャクラ 癒しへの道』(サンマーク出版)で著者クリスティン・ペイジ先生は述べている。

 ペイジ先生はイギリス生まれで現在はアメリカのカリフォルニア州在住の女医だ。ホメオパシー療法医でもあり現代医学と古代の叡智を融合させるホリスティック医学の提唱者として、世界各地で講演を行いワークショップを主宰している。日本にも昨年9月に来日されて講演やワークショップをされていかれた。

 彼女は医学校を卒業されたれっきとした現代医学の医師だが幼い頃からオーラなど、普通の人が見えないものが見えていた。そのため肉体の治療だけでなく心や魂までも癒す必要があることを見抜いていた方である。

 彼女の患者への接し方を表した文章を述べ、このような方が書いた真摯な言葉に多くのがん患者さんが触れることを望んでいる。

「『患者のそばにいるだけ』ということが本当に重要で、それだけで医者としての価値があるのだと気づくまでに長い時間を要しました。医師としての専門的知識はもちろん大事ですが、癒しの過程に本当に貢献するのは無条件の思いやりの心なのです」

 そんな彼女はがん患者さんは「いい人」を演じてきて病気になってしまったので、がんを治すには「いい人」をおやめなさいと言っている。

ではがん患者の性格についてのまとめを。もちろんこれは一般的傾向でありがん患者さんすべてがこういう性格であると決め付けるものではない。(これは僕の個人的意見だが若い方のがんについては当てはまらないと思っている)

・自己評価が低い。
・他者や仕事などとの関係性を通して築かれたアイデンティティにこだわり、人の目に映る「自分らしさ」を自分だと信じている。そのため引退後や解雇後、あるいは離婚や愛する人との死別を経験し、自分を形成していた「関係」が終わりを迎えるとアイデンティティを見失い、自分が何者かわからなくなり、がんを発症する。
・対決を避けようと「和平仲介者」をかって出る。
・相手の愛情を失うことが恐いので、怒りを表現しないで鬱積させていく。
・孤独感を味わう(大家族に囲まれていても)
・人を心から信頼することができないため、親しい友人がほとんど居ない。
・大切な人、あるいは大事な何かを失い、その喪失感を抱いたまま、悲しみを隠して笑顔を見せる。
・外交的で周囲に明るさを振りまくタイプ。度を越した陽気な態度で、いつもパーティーの盛り上げ役。
・だれ彼となく面倒を見て世話好きだが、心の中には怒りを溜め込んでいる。
・「病的にいい人でいたい症候群」
・短期で怒りっぽいが、立腹させた相手に感情を直接ぶつけず、周囲に当り散らす。
・辛らつで憤慨しやすいが、傷つき、拒絶される傷みを乗り越えて前進することはできない。

 「一見すると性格の特徴はばらばらのように思えるかもしれませんが、80%は不平不満を言わない「いい人」であり、残りの20%は感情を表にあらわそうとはするものの、怒りを解放してその先に進むところまで行きません。

 両者にに共通するのは、傷つきやすく、怒りっぽく、自己評価が低いということです。専門家の助けを得て、感情を表現し、家族や友人から愛情あるサポートを受けながら自分自身を確立する機会を持つべきです」

 ペイジ先生の属するのは欧米人の社会だからこれがそのまま日本人のがん患者にあてはまることはないかもしれない。たとえば日本はこういう場合の“専門家の助け”がまだまだ得にくい社会環境だと思うし、“病気は個人単位のもの”という概念が強くて家族を巻き込んでのカウンセリングなどは難しいだろう。しかし参考にしてもいい見方ではないかと思う。


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乳がんの意味

2007年01月08日 21時33分58秒 | 癌・病気の意味
今日の新患さんは印象深かった。
 右胸にしこりがあったので詳しい生検を先日行って10日にその結果が出る、という状況でうちに来院されていた。

 いつもどおり症状の聞き取りから始まって既往歴や食生活、睡眠、便通などの日常の健康状態、そしてもしがんだったとしたら何が原因なのか、その心当たりはあるか、など問診をし1時間20分くらいかかった。

 心理学的な面から見た乳がんの意味をクリスティン・ペイジ先生が『チャクラ 癒しへの道』(サンマーク出版)で表しているんだけど、「参考までに」と前置きしてそのページを読んで差し上げた。

「心理学的な観点から見ると、がんの項目で列挙した性格の特徴が完全にあてはまります。つまり、怒りを抑圧しながら周囲の人々を養育し、元気づけることが生きる目的になっているタイプで、そうすることが豊かな人生を約束してくれると信じているのです」

「しかし通常どんなことが起きるかというと献身的に皆に尽くしても、そうされて当然のような態度を誰もが見せ始め、行き場の無い悲しみを感じるようになります。そして失望感を抱えたまま、見捨てられたように思い、怒りを覚えますがそういう気持ちを表に出すことはありません」

「私の所見では、左胸に症状が現れる場合は、男性や父親などに関連した問題がある証拠で、右胸の場合は女性や母親などとの関係にトラブルを抱えているようです。治療プログラムには患者本人のみならず家族も対象とした心理療法が必須です」

 読み終えて彼女の感想を聞くと「まったくその通りです」とのこと。旦那さんとの関係でとても寂しい思いを長いことされていたようだった。そして母親との関係ではずっと母親から「女性は家庭的なことが一番」と言われ続けてそれにとても反発を覚えていたとか。また男性の友達の方が気安くかえって女性の友達との関係を結ぶほうが難しいとも。「だから右胸なんでしょう」と納得されていた。

 あまりプライベートなことはここには書けないけれども「病気はメッセンジャーであり大事なことを伝えに来たもので決して敵ではない。そして貴女に今、変化することが必要な時期が訪れているのではないですか」という投げかけに素直に頷いていらした。

 乳房は自分ではなく他者を養育する象徴的な部分だ。がんそのものは全身病であり、発見された部位によってその意味するところが異なるとぼくは考えている。乳がんの場合は「私は人を育てているけどその私の面倒は誰が見てくれるの?」と訴えていると見做していいのかもしれない。

 彼女もまた周囲に気配りをする“いい人”を演じてきた人だったようだ。いみじくも彼女が言った「私、寂しかったんです」という言葉がすべてだろう。

 幸いお話を聞いているかぎり旦那さんは彼女を避けているのではないようなので、彼女が素直にご自分の胸のうちを旦那さんに打ち明ければそれだけでも変わっていくことだろう。

 マリアの助けも借り、そして小林正観さんの『楽に楽しく生きる』もお貸ししてまた次回の予約日にお待ちすることにした。ご自身でも不思議な体験をされているようなので僕の話も割りと腑に落ちたようで話す甲斐があった。

 10日の検査結果が良好であれば今日お会いしたのが最初で最後となりこれから会うこともないかもしれず、まさに一期一会になるかもしれない。結果も何も出していないし何も変わっていないがそれでも自分の中では深く印象に残る2時間半だった。

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アラスカ物語

2007年01月04日 23時12分47秒 | 地球環境、自然保護、エコロジー、ロハス
 
 今日は夜、NHKで『アラスカ 星のような物語~写真家 星野道夫 はるかなる大地』という番組を見た。アラスカは私にとっても憧れの土地であり『Hiking in ALASKA』なんて洋書も持っていたりするくらい。番組中オーロラもでてきたりしてとにかく美しい映像の1時間弱だった。

 番組の最後は星野の言葉「あらゆる生命がゆっくりと生まれ変わり終わりのない旅をしている」で締められていた。前に別の本で「すべての生き物はいつかは死ぬことでこの世の着ぐるみを脱ぎ、目には見えない“エネルギー体”となり、また数十年経ってこの世に生まれ出てくる」と読んだことがある。真偽はわからないが僕はそういうことはあるだろうと思っている。

 だから星野の言葉はとても自然に腑に落ちる。輪廻転生・・・

 自分と直接関係しない自然だけれども、それがあるというだけで心が豊かになる自然は大事だ。今では「この世には魂の学びのために来ている」という考え方をしているので、自分に直接関係ない自然であってもその美しさを知るだけで心、魂が豊かになるのだからそれを遺す必要があると思っている。それは人の豊かさの代償とするにはあまりに惜しいものだから。

 
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元旦

2007年01月01日 21時01分35秒 | 個人的体験・雑感
あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 今日は午前中に氏神様と崇敬神社に初詣に行った。二つの御神籤をまとめると「今年は何事も進んですることはいけない。心静かに諸事控えめに。職を守り身を慎んで勉強せよ。勉強は早めに目標を定め全力を尽くせ。安心して勉学せよ。感情を抑え慎重に心正しく過ごすように。愛情を信じよ」とあった。

 今年は倍音声のWSは別にしてセミナーや旅行はやめておこう。昨年に引き続き手持ちのものを活かしていくことがよさそうだ。roseさんから僕がマリアを奏でる意味を教えてもらったので(それは正しいと思っている)、弾ける曲を増やして役に立てるチャンスを拡げよう。

 あとは手元にある読んでいない沢山の本の読破だな。千島学説と腸造血説を再度理解を深めて、マクロビの陰陽の是非を見極め、“食事と手当て”の両面からがん治療にあたりたい。これは「チャングムの誓い」の総集編を見てからやっぱり医療者として襟を正さねば、と思ったから。ツインソウルと思しき人も覚悟を決めて歩き出すようだ。僕も負けてはいられない。

 「探求するために生きる、自然の力(食事、手当て)に導かれて・・・」今年もKINの書どおりに生きていくだろう。
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