植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

安保徹先生の本・講演からの考察

2011年11月30日 21時19分05秒 | 癌・病気の意味

10月にガンの患者学研究所主催の日本ウェラー・ザン・ウェル学会シンポジウム2011で、新潟大学の安保徹教授の講演を聞いた。

安保先生の『免疫革命』は読んでいたけど、講演で先生が語っていらした「がんはストレスによって体が低酸素・低体温状態になっていることへの適応反応だ」ということについては恥ずかしながら知らなかった。講演でそのことについて順を追って説明してくださるのだけど、それがよくわかる。

「あぁ、そうだよ、そういうことだったんだ」という感じ。「ヘウレーカ!」

詳しいことは先生が「私の集大成となる本」と評している、『人が病気になるたった2つの原因』(講談社、2010年)を参照ください。

 

 

また、Youtubeで以下の2本の先生の講演を拝聴するのもよいと思います。

免疫学者・安保徹氏が語る『病気が治る免疫相談室』

09.1.17安保徹教授

2本とも、安保先生が青森弁でとつとつと語られる内容が、とても体に沁みてきていいです。聞いているだけで癒されますのでお勧めします。

 

ここから考察です。

安保先生の本、講演から私たちの肉体は酸素を必要としない解糖系のエネルギー産生をする生物と、酸素を消費して大量のエネルギーを産生するミトコンドリア系の生物のいわば融合体であるとわかった。

このような構成要素なので、本来は解糖系:ミトコンドリア系=1:1でバランスが取れている20代~50代の時に、仕事などのストレス下で低酸素・低体温状態であれば解糖系優位になって細胞はガン化し、逆にのんびり・まったりしすぎれば体が不活性になり低体温になって細胞がガン化する、ということらしい。中庸が大事ということなんだね。

ストレスがありすぎてもなさすぎても体に変化が現われる、という誠に繊細、デリケートな肉体だということだ、僕たちの体は。これは生きていく上ではめんどくさいのだけれども、魂の学びという視点から見れば誠によい道具ということにならないか?

心や考え方、生き方の影響が体に現われるということは人に指摘されなくても自分の生き方が負担であるということを自分で気づけるということだよね。ただしこれは「病気は身体の反応であり、心は関係ない」と考えていると気づけない。

 

僕らはそういう繊細な有機生命体であるボディを使って魂の勉強をしているわけだ。

 

魂は何回も、何百回も輪廻転生し、さまざまな人生体験を経ることで経験値を高めて向上していくらしい。多くは人間関係などで学んでいくんだろうけどその際に精神的ストレスが強すぎればすぐ肉体が反応して病気になることで、自分の考え、生き方を修正することが必要とわかるんだね。

まことに魂の向上に都合の良い有機生命体となっているわけだ、僕らの体は。というか、魂の向上に使いやすいようにデザインして作っている、使っているということなんだろうね。もし、心の影響が体に出なければ僕らは体を通して心のことを学べないんだね。

 

イギリスの霊能者、故ベティ・シャインも著書『スピリチュアル・ヒーリング』(中村正明訳、日本教文社、平成3年)の中で次のように語っている。

「心のエネルギーが理解できるようになると、当然のことながら私の診断にもその影響が現われてきた。透視による診断は現代医学の診断とは異なる。それは病気が最初に現われるエネルギー体の状態を診断する能力である。事実、私は、病気が体に現われる少なくとも2年前にエネルギーの場にその兆しが出ているのを霊視することができる。」

彼女はいわゆるオーラのようなものを見ているらしいんだけど、病気になる場所あたりのオーラにはすでに異変が見えるということのようだね。

 

安保先生の本と講演を見て、僕らの肉体ついての理解が少し深まったので、その知見と僕がこれまで学んできた見えない世界からみた人間の肉体の意味を重ね合わせてちょっと考えてみました。

 

 

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臨時休診のお知らせ

2011年11月19日 22時28分28秒 | 個人的体験・雑感

明日11月20日(日)~24日(木)まで臨時で休診します。

岩手県の花巻南温泉郷の大沢温泉自炊部で湯治してきます。

大沢温泉自炊部

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2011/12/13 シルバーバーチの霊訓読者の集い お誘い

2011年11月18日 23時42分12秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット

『シルバーバーチの霊訓』を読まれた方ならどなたでもどうぞお越し下さい。 
 毎月第2火曜日の夜、集ってお話をしています。 

 アセンションも近い今日この頃、みなさまお元気でお過ごしでしょうか?。いまこそ、霊性を向上させることが求められております。なかなか向上できない霊性を皆で励ましあって高める機会として、どうぞこの読者の集いをご利用ください! 
  

【日時】2011年12月13日(火)18:00~20:00 
    
【場所】読書空間みかも 
    東京都世田谷区奥沢2ー33ー2 
    TEL 03-3718ー2011 
    (自由が丘の駅から歩いて8分くらいです。 南口改札口を出て前の道を左にまっすぐ進み、東急ストアを左に見ながら突き当りまで歩きます。突き当たりのT字路を右に曲がり(この道を「自由通り」といいます)、坂を上がって行きますと信号があり、そこの角が奥沢幼稚園・教会です。 奥沢幼稚園・教会の横の道を入っていくと突き当たりの古民家が読書空間みかもです) 
  地図はこちらです→http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E5%A5%A5%E6%B2%A2%EF%BC%92%E2%88%92%EF%BC%93%EF%BC%93%E2%88%92%EF%BC%92&sll=36.5626,136.362305&sspn=49.899115,114.257813&ie=UTF8&ll=35.606344,139.673084&spn=0.006263,0.013947&z=17 

【参加費】500円 

【定員】なし 

【参加希望の方】下記のコメント欄にご記入ください。 

ではよろしくです~。

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私に繋がるすべての方へ

2011年11月11日 11時54分16秒 | 癌・病気の意味

私に繋がるすべての方へ

 東日本大震災後、すべてのことが変わりました。私たちも変わる必要があります。

 自分で考え、自分で行動する。これが基本でしょう。

 今までは政府、官僚、企業、マスコミなどの情報に頼っていましたが、これからは自分たちで情報を集め、分析して、考え、行動していくことが自分や家族の身を守ることになります。一人一人が早急に自立し、大人になることを求められています。

 ではどのように行動していくとよいのか?

 私が敬愛する友人のブログを読まれることをお勧めします。彼女は心理カウンセラーにしてシャーマンであり、ヒーリング・エネルギーワークはもちろん、認知療法・サイコシンセシス(統合心理学)の技術と瞑想をベースに、人間力養成講座も開講しています。上の世界のエネルギーと繋がる力をお持ちですが、しっかりこの世に足を付けて生きていらっしゃいます。

 

 

 放射能被ばくの不安、さらなる大地震の可能性、ギリシャ、イタリアから懸念される世界恐慌の不安など、時代は激変しつつあります。

 このような時に私たちはどのような心の状態で臨むことが大事なのかを教えてくれます。キョーコさんの記事が皆様の参考なれば幸いです。

ヒーリングソウル

(サイトの左欄の下の方に、月別記事があります。まずは今年3月の大震災以降の日記を。余裕がおありでしたら始めからどうぞ。)

 

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高知へ往診

2011年11月07日 21時04分03秒 | 癌治療・緩和ケア

一昨日の土曜日、午後のフライトで高知へ往診に行った。大腸がん肝臓転移の方で腹水が溜まっているとのことだった。高知市内の病院へ往診し3時間ばかり生姜湿布、里芋パスタ、びわの葉温灸をした。

6年くらい前に四国愛媛の今治に泊まりがけで往診に行ったことがあるけれども、それ以来の一泊を要する往診だった。今は飛行機が何便も羽田高知間を飛んでいるから朝行って夜の便でも帰れると思うけど、今回は泊まりにした。さらに次の日も朝の早い便しかないのでそれなら高知見物をしようと2泊してきた。高知は不案内なのでみかもでお世話になっている高知出身のスタッフの方に電話して、高知の見所を教えてもらった。

 

まず日曜だったので高知城下の日曜市に行った。朝市で延々と露店が出ている。農産物、海産物、たくさんたくさん。。。初めて知ったが高知は海のものも山のものも豊かなところなんだね。温かくて住むのにもよいところかもしれない。

余談だけど高知出身のその人が言うには高知の人間はまとまらない、応援とか協力とかしない、とか。坂本龍馬とか出てきても一つにはまとまらないとか。今回、高知を回って、それは暮らし向きが豊かで余裕があったから徒党を組まなくても良かったからではないかと思った。みんな貧しければ寄り添って協力しないと生きていけないけど豊かであれば一致団結する必要はないからね。

閑話休題。

 

日曜市をたっぷり1時間くらいみて高知城を天守閣まで登る。高知市内が一望できる。高くはない山々が重なって間近に迫っている。城内の歴史ガイドが興味深い。

高知城を見た後はレンタカーで伊野市の紙の博物館、工芸村へ。その蔵で、麻や木綿の古い労働者の端切を使って創作押絵を制作している作家 伊与木順子さんと彼女の作品を見ながら話し込んだ。

温かい人形達の姿が良かった。僕もぼろ切れが好きなので楽しかった。

その後、仁淀川の左岸をひたすら上って吾北のむささび温泉、そして戻って蘇鶴温泉に入り(この温泉は良かった)、暗くなってから桂浜を目指した。

夜の桂浜に着き、龍馬の銅像を見て、荒波打ち寄せる暗闇の海辺の恐ろしげな響きを聞きに浜に降り、アベマリアを斉唱してホテルに帰った。

 

なんとも忙しく巡った高知でした。

 

 

 

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