植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

2013/8/24

2013年08月24日 19時58分05秒 | 癌治療・緩和ケア

9:00-10:00 I氏76歳男性。食道がん頸部リンパ節転移。手術、抗がん剤、放射線すべて実施。現代医学的にはもう手がないと医師に言われる。初診時「左頸部のリンパ節が腫れ喉が締め付けられるような感じ。食欲がない、気持ち悪くて食べられない。きのう右胸水を1リットル抜いてもらった」

本日12回目の治療。この間、左頸部にオオバコクリーム(オオバコ軟膏)を添付。家に帰って4~5時間で剥がしてもらう治療を継続。現在、首の腫脹は取れる。出なかった痰が大量に出るようになりその度に首の腫瘍が小さくなっていく感じがする。11回目の治療時に「先日胸部レントゲンを撮ったのだが胸水が半分に減っていて医師から『前より透明度が出ている』と言われびっくりした」と。

 オオバコクリームの貼付と肝臓、前胸部、腎臓にびわの葉温灸。

 調子がいいので毎週ではなく隔週に治療をしたいと申し出られるが、縮小傾向にあるならそのまま今のペースでしていったほうがいいのではないかと提案し、このままとする。

 

10:00-11:001 S氏52歳女性。卵巣がん仙骨転移腹膜播種あり。左下腿に軽度なリンパ浮腫。娘さんと来院。

 長期にわたる偏頭痛に悩まされているとのことなので、びわの葉温灸よりも肩背部へのオイルマッサージが良いだろうとそれに時間をかける。オイルテラ#”2にヒマラヤ精油フユザンショウを1~2滴加えて上部頸椎から尾骨まで脊柱脇をオイルマッサージ。

 小さい頃から妹ばかり母親に良くしてもらっている感じがする、との会話から「愛情」がキーかもしれないと考え、Loveに効くヒマラヤ精油シナモンも併せる。とくにハートチャクラ裏あたりの胸椎3~9番あたりを手掌でストロークした。

 

11:00-12:00 M氏57歳女性。11:20になっても来院されないので電話をしたところ在宅されていて忘れていたとのこと。来週に振り替え。今日は9人の予定だったので身体がもつかなぁと思っていたのでちょっと助かった気分(^^ゞ

 

12:00-13:45 2か月ぶりにO氏44歳女性。子宮頸がんで抗がん剤を続けていた。「お蔭様でがんは消えた」と喜んでいらした。今日は母親と来院されて今後の養生法を聞きたいとのこと。仕事も再開したので仕事をしながらの忙しい毎日でもできるお手当法はないかとのことだった。

 冷え症が根幹にあるし、びわの葉温灸では家が煙くなること、一人ではできにくいことなどから総合的に判断すると「温熱ひまし油湿布」が良いだろうと考え、説明して提案し急きょ実地体験して頂くこととする。

 1時間横になって頂きひまし油湿布をする。その間、ベッドサイドで母子ともにエドガー・ケイシーの略歴を聞いてもらう。患者本人はケイシーの異能やその意味するところを理解していただけたようだけれども、80歳を超える母親には分かり難いようだった。

 

 僕がエドガー・ケイシーの略歴をベッドサイドで患者さんに読み聞かせるのには理由がある。それは透視能力者ケイシーは自分の才能をただ病める人を助けるために使った誠実な人であったことで、ケイシーの根底には人に対する深い愛情があったことを知ってほしいのだ。その動機があったからこそのケイシーの異能の発現だと僕は考える。

 

 動機がすべてだ。

 

 悩める同胞を救いたいという望みが形になったのがケイシーのリーディングであった。効果がないわけがないではないか?そのことを、ケイシー療法を受ける方に知ってほしいと思っている。

 

 この方の場合は母親の過干渉なども相当あるようなので笑ってもらいながら率直に申し上げた。まったく失礼な治療家だなぁと自分ながら思うけれども。

 

 

14:00-15:00 N氏46歳女性。肺腺がん。肝臓、骨、脳に転移。痛み。

 2回目の治療。前回の治療で前頭部のすっきりしない感、血痰は消失。右肺の痛み自体は前回より軽くなっているかもしれない。しかし起きているときは痛くないが横に寝ると側腹部が痛くなる。横になって1秒で右側腹部が痛み始める。

 びわの葉の温灸。自分が好きではなかったかもしれないとのことだったのでLoveのオイル、ヒマラヤ精油シナモンを使う。うつぶせになってもらって背中のびわの葉温灸をした後は、上部頸椎から尾骨までオイルテラ#2をベースにヒマラヤ精油フユザンショウを加えて痛みを取り、背中の部分にはシナモンを加える。びわの葉温灸をした後、試しに左下側臥位になってもらって右側腹部の痛みがどれくらいで現出するか確かめると、3秒くらいもった。1秒からは改善している。

 次に上述の脊柱脇のオイルマッサージをした後に同様に左下の側臥位になってもらったところ、なんと10秒ほど右側腹部の痛みが出現しなかった。明らかにびわの葉温灸、ヒマラヤ精油共に痛みを抑える効果があると分かった。次の課題はいかにこの状態を持続させるかである。

 前回申し上げた「病気を治すのを目的とするのではなく、病気を治した後に〇〇をしたいという目的を持ち、病気治しは手段とする、だから神様、治療の応援をしてください」という神頼みは聞いて頂き易いという話を真剣にとらえてくださり、目標を持つことにしたとのこと。話した甲斐があります。

 

15:00-16:00 M氏38歳女性。右乳がん。

 2回目の治療。前回は右胸にオオバコクリーム施術。以降、ご自分で毎日オオバコクリームを実施しているとのこと。実家の近くに活きのいい良質のオオバコがたくさん生えている公園があり、実父が毎日採ってくれてそれを手渡ししてくれるというとても理想的な環境。

 今回はびわの葉温灸の治療とした。前の病気の影響で腹部が固くなっているのでそちらを中心に。肝臓、腹部、左鼠蹊部にびわの葉温灸をする。さらに加えて臍下の部分にオイルテラ#6+ヒマラヤ精油フユザンショウを刷り込む。オイルテラ#6は没薬(ミルラ)が入ったもの。

 

16:00-17:00 H氏65歳女性。後腹膜腫瘍脂肪肉腫。 再発肝臓、骨転移。

 2回目の治療。娘さんと同席。前回と同様に肝臓、腹部、腹臥位で腎臓、右肋骨、仙骨、腰椎1番あたりをびわの葉温灸する。最近は前回あった左下腹部のちくちく痛む感はなくなっているが右脇はまだ痛い。ビワ温灸の後はケイシーの夏場のオイル(オイルテラ#2+いいちこ20%もの)+ヒマラヤ精油フユザンショウを上部頸椎から尾骨までの脊柱脇に塗布してマッサージ。

 本人は達観しており非常に心が安定している様子。

 

17:00-18:00  O氏73歳男性。悪性リンパ腫。

 6回目の治療。毎回娘と同伴。若干痴呆が入っており短期記憶は難しい様子。本人は体調良いと言うが同居同伴の娘によるといろいろ症状があるようす。びわの葉温灸を腹部、背部に施療。この方には全く神霊、心霊的な話はしていない。

 

18:00-19:00 M氏68歳女性。 右肺腺がん。脳転移。骨転移。

 9回目の治療、娘と同伴。脳転移はタルセバにより消失。これまで抗がん剤のあまりの副作用に2回目をするつもりはなかったが、やむを得ず2回目も治療を受けたその直後での来院。幸い前回ほどの副作用は出ていない様子。温熱ひまし油湿布は前に指導し継続して実施している。

 ありがたいことにうちにいらっしゃると元気になるとのこと。これまでの来院時にはとうとうと病気の意味、癌の意味、この世に生まれてきた意味などを語らせて頂いた。「治癒は内部から霊的にもたらされなくてはならない、でなければ長くは続かないのである」(『転生の秘密』エドガー・ケイシー・レポート、ジナ・サーミナラ著、多賀瑛訳、たま出版、P138より)。内部からMさんが癒されているならば本望です。

 

 

 

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2013/8/23

2013年08月23日 22時02分25秒 | 癌治療・緩和ケア

朝一番は鍼灸師の先生へ腹水治療をご指導。生姜湿布、里芋パスタをお教えする。患者さんのお父様が膵臓がんになられて腹水が溜まっているので治療してあげたいとのこと。

 

生姜湿布、里芋パスタを実演し、最後には背中の脊柱脇へのオイルマッサージを施して終了。

 

11時からアトピー性皮膚炎の方。びわの葉温灸をし、皮膚炎のところにはひまし油を塗布してリードクッキングペーパーで保定。

 

その後、雨が降りそうだったが南浦和まで竪琴をもって往診。幸い天気はもった。

精巣腫瘍の彼にはびわの葉温灸と脊柱脇へのオイルマッサージと竪琴の祈り。

 

5時に帰ってくるが予約の患者さんが来ない。また僕の勘違いだろうか。最近ダブルブッキングとかミスが多い。

 

6時の乳がんの患者さんにはオオバコ軟膏。

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2013/9/13 シルバーバーチの霊訓 読者の集い   お誘い

2013年08月22日 17時04分22秒 | シルバーバーチの霊訓

『シルバーバーチの霊訓』を読まれた方、読んでなくても気になる、そんな方ならどうぞどうぞ、みなさまどうぞお越し下さい。

  霊性を向上させ、人類全体の向上に寄与するのは地道な個人個人の学びによるしかないようです。その学びを深め、広めるためにも、この読者の集いなどを通して、皆様、今こそ繋がりあいましょう。

 

【日時】2013年9月13日(金)18:00~20:00

         
【場所】読書空間みかも
    東京都世田谷区奥沢2ー33ー2
    TEL 03-3718ー2011
    (自由が丘の駅から歩いて8分くらいです。 南口改札口を出て前の道を左にまっすぐ進み、東急ストアを左に見ながら突き当りまで歩きます。突き当たりのT字路を右に曲がり(この道を「自由通り」といいます)、坂を上がって行きますと信号があり、そこの角が奥沢幼稚園・教会です。 奥沢幼稚園・教会の横の道を入っていくと突き当たりの古民家が読書空間みかもです)
  地図はこちらです→http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode=&q=%E4%B8%96%E7%94%B0%E8%B0%B7%E5%8C%BA%E5%A5%A5%E6%B2%A2%EF%BC%92%E2%88%92%EF%BC%93%EF%BC%93%E2%88%92%EF%BC%92&sll=36.5626,136.362305&sspn=49.899115,114.257813&ie=UTF8&ll=35.606344,139.673084&spn=0.006263,0.013947&z=17

【参加費】500円

【定員】なし

【参加希望の方】下記のコメント欄にご記入ください。

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今日の診療

2013年08月19日 21時41分19秒 | 癌治療・緩和ケア

午前中は高井戸に往診。89歳になる寝たきりの女性。18歳年下の妹に介護されている老老介護のパターンだ。妹さんも最近は体力が衰えてきて姉の身の回りの世話ができなくなりつつあり、最近では姉の浴衣が汚れていることも多くなってきた。

便秘だというので毎回生姜灸をしているが、聞くところによると昨日ようやく24日ぶりに少し排便があったとのこと。やはり体を動かさなくなって長いので腸の蠕動運動があまり起きないのだろう。。。それでも今日も生姜灸、びわの葉温灸で身体に刺激を与える。

今日はジブリの映画「風立ちぬ」の題材となった堀辰夫の世界を語り合った。頭はとても清明な方なので寝たきりでもお話はとても面白い。軽井沢のホテルの話とか興味深かった。

 

午後一番の患者さんはキャンセルになったので、セミナーの参加費の振り込みなど諸事をかたずける時間があった。

 

4時から近所のHさん。右乳がんの方できょうは温熱ひまし油湿布を体験して頂く。1時間寝て過ごして頂く間にエドガー・ケイシーの伝記ともいえる『転生の秘密』(ジナ・サーミナラ著、多賀瑛訳、たま出版)を朗読してお聞かせする。

 最近はこの『転生の秘密』中から、ケイシーがどのような能力をいつごろ獲得し、それをどのようにして活用して世の人々の助けとしていったかについて患者さんに聞いてもらっている。こうすることでケイシーが金儲けのために不思議な能力を使ったのではなく、ただ病める人の助けになるためにそれを使っていたこと、その遺産であるケイシーのリーディング資料を今ではネット上で只で閲覧、利用できること、それを使って現代のアメリカの医師が治療の参考にしていることなどをお話しする。そうして、今受けてもらっているひまし油湿布のことをより深く理解して頂くよう努めている。

 

6時からは新患でこの人もやはり右乳がんの方。旦那さん同伴。低体温症であること、そのほかの条件からびわの葉温灸がよさそうだと判断する。肝臓、腹部、右腋下、腹臥位で腎臓、右肩甲間部、仙骨。妊娠を希望されているので特に仙骨周りを重点的にびわの葉温灸で温める。最後はケイシーの夏場のオイルにヒマラヤ精油のシナモンを加えて脊柱脇に首から尾骨までオイルマッサージで終了。

 

この方はちゃんと自分のガイド(守護霊)に導かれているのに、具体的なことまでは導いてくれない、すっぽかされていると憤慨して「神を恨んでいる」ことが困っているとのこと。自分でもわがままと分かっているけど心情的にさびしくてしょうがないとのこと。こんな悩みの方もいるんだと驚ろきました。

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今日もエドガー・ケイシー療法

2013年08月17日 00時22分26秒 | エドガー・ケイシー療法

今日は当初信州松本の病院に往診の予定だったけれども、患者さんが亡くなったので直前のキャンセルとなった。一日ぽっかりと空くかと思ったが替わりに神戸から至急の治療を受けたいとご夫婦が来院された。

 

昼前にいらして、さまざまな話、エドガー・ケイシーの温熱ひまし油湿布、びわの葉温灸などを施して終わったのは午後4時。4時間経っていた。義理の両親からのありえないほどのひどい仕打ちを受け続けてきたとのことで、その心の傷も病気の一因かと考えているとのことだった。

 

4時からは午前中に電話で治療申し込みのあった初診の方。乳がんの初期で切りたくないとのこと。当初びわのは温灸を望んでいらしたがケイシーのオオバコクリームが適すると考えて説明をし、今日はオオバコクリーム(軟膏)の治療だけとした。

 

うちは四国の無農薬生姜農家の方が素敵なオオバコの葉を適宜送って下さるので本当に助かっている。この新鮮できれいなオオバコの葉を確保できていることは本当に天の恵みだと思う。先日、土地の所有者の方が草刈りをしたので一時的にオオバコが摘めなくなってしまったそうなんだけど早くも葉が再生しているようでありがたいことです。

 

明日は朝一番で食道がんが頸部に転移して窒息しそうになってこられた患者さんがいらっしゃる。彼にはオオバコクリームがとても効いているようで頸部の腫瘍が明らかに小さくなったようで、首も回しやすくなり食事ものどを通るようになってすこぶる快調だとか。オオバコクリーム(軟膏)、恐るべし。エドガー・ケイシー療法、恐るべし、です。

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「日本から台湾の世界遺産登録を応援する会」の会合に行ってきました

2013年08月11日 22時11分06秒 | 個人的体験・雑感

「日本から台湾の世界遺産登録を応援する会」の会合が午後に後楽園の文京シビックセンターであったので、行ってきました。

この会は懇意にさせて頂いているジャーナリストの平野久美子先生が発起人となって、今現在一般社団法人の認可申請をして承認待ちをしているところです。今日はまず平野先生がなぜこの会を発足させたのか、台湾には世界遺産にできるような地域としてどのようなものがあるのか、これからどのように活動を進めていくのかなどが話されました。その後、辛正仁事務局長から映像による補足説明などがなされ質疑応答となりました。

 

私は死んだ父が台湾人だったこともあり、ここ数年、台湾に関してとても興味を持ち始めており、映画を観たり(『海角7号』『父の初七日』『セデック・バレ』『台湾アイデンティティ』)、台湾に旅行したり、台湾語を学び始めたりしています。

また、昔から美しい自然景観が好きだったこともあって台湾の風光明媚な地域を知るにつれ将来そこを訪れたい、その際に現地の人と台湾語で話したいなどと考えていました。

そこへ、台湾には世界遺産に登録されてしかるべき素晴らしい自然遺産や文化遺産が遺されているのに、それらが登録されていないということを知り、それらをぜひ遺したいと思ってこの集まりに参加してみたのです。

 

ここで皆さんにクエスチョンしたいと思います。

問い:台湾に世界遺産はいくつあるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答え:驚くべきことに1つもありません!

解説:なぜ台湾には世界遺産が一つもないのか?それは台湾が国連から国として承認されていないので世界遺産の審査さえ受け付けてもらえないからです。

 

実は台湾には自然遺産、文化遺産と呼べる素晴らしい地域、場所、建物などがたくさんあるのです。しかし1971年の国連総会で中華人民共和国を中国の唯一の正当な政府とすることが決議され、非情にも台湾は国連およびほとんどの国連の専門機関(ユネスコを含む)から追放される形になってしまったのです。

 

世界遺産はユネスコ加盟国でないと直接申請できない現実があります。ですので現在の台湾には認定された世界遺産がないのです。

 

・世界遺産の概念は、「武力紛争の際にも文化財などに対する破壊行為を行うべきではない」とされたハーグ条約に由来すると言われています。世界遺産条約には「人類が共有すべき顕著な普遍的価値を持つ遺跡、景観、自然など」と定義されています。つまり国を超えて人類の共通の宝を守り、後世の子孫たちに伝えることが目的なのですから本来政治やイデオロギーは関係ないはずです。

 

・なぜ日本から台湾の世界遺産登録を応援するのでしょうか?

台湾は2002年より日本のICOMOS(国際記念物遺跡会議)関係者などの協力を得て、18か所の世界遺産候補地を選定し、ユネスコに対しても再三働きかけてきました。しかし政治的な壁は厚く実現への道程は厳しいと言わざるを得ません。そこで台湾は国連加盟国でもあり、良き友人である隣国、日本の力を求めているのです。ましてや烏山頭(うざんとう)ダムや阿里山の森林鉄道など世界遺産候補地の多くは日本に深く関わる文化財でもあるのです。

 

311東日本大震災に対する台湾からの義援金は200億円を超しています。世界中からの義援金を合計した金額(確か145億円だったでしょうか?)よりもはるかに多い額を一国から頂いているのです。さらに言えばこの寄付の9割は民間からのものでした。企業からとか政府からの寄付ではありません。民間の人々からの寄付でした。台湾の人口は2000万人くらいと言われていますから台湾の国民一人当たりに換算すれば1000円の義援金を送ってくださったことになります。これは大変なことではないでしょうか?

 

 

いろいろ政治的なこともあると思いますが、私は台湾が好きであり、その台湾の自然を守ることをただしたいと思い、会の趣旨に賛同して参加してみました。

今後は私なりに台湾の情報を発信していこうと思います。

 

もし、ご興味がありましたら下記のサイトを訪ねて見てください。

日本から台湾の世界遺産登録を応援する会

〒167-0053

東京都杉並区西荻南2-25-4-201

http://www.wh-taiwan.com/

 

(この文章は日本から台湾の世界遺産登録を応援する会発行のパンフレットを参考にさせて頂きました)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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8/6-8/9 夏休みです。

2013年08月05日 23時49分44秒 | 個人的体験・雑感

8月6日(火)~9日(金)まで夏休みでお休みします。

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新神戸まで往診してきました

2013年08月01日 23時19分22秒 | 癌治療・緩和ケア

休診日でしたが具合が良くないとのことなので、急きょ新神戸まで往診に行ってきました。

 

両肺に水が溜まって息苦しいというので生姜湿布、里芋パスタの手当てを両側の胸にし、腫瘍のあるお腹と鼠蹊部、背中、仙骨にびわの葉温灸をし、最後に脊柱脇をオイルマッサージをしました。

 

患者さんは僕と同じに台湾人と日本人のハーフで、やはり同じに小さい頃に父親と死に別れて、相当辛い目に遭い、「自分が頑張らなきゃ!」と一生懸命頑張ってきた人でした。

 

「もう頑張らないでね」と話すと嗚咽されていました。。。

 

彼女が今の状態を受け入れ、頑張ることを止めて穏やかな気持ちになっていってくれればと祈るばかりです。

 

帰りは三ノ宮に出て食事をして東京に帰ってきました。

さすがに長距離の移動は身体に堪えますね。明日は8人の患者さんなので早目に寝ます。

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