植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

お手当講習会

2009年11月29日 23時43分02秒 | 癌・病気の意味
 みかもで午前中はびわの葉温灸、午後は生姜湿布、里芋パスタ、生姜灸、びわの葉温灸の手当法の講習会を行った。

 びわの葉温灸の講習には二組のご夫婦と女性2名の計6名が参加されて、有意義な2時間半を過ごして頂けたと思う。お手伝いしてくださったステンさんが、「あの雰囲気がいいですよねぇ」と言っていたのは、皆で手当をしあう空間と時間のこと。

 そう、僕もそう思った。治療院では「私治療する人、あなた治療される人」って役割分担が明確なんだけど、講習会では交互にお手当をするからか、なんかいいんだよね。常設の空間ができたらいいかもしれない。

 
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がんのお手当講習会 ご案内

2009年11月25日 12時08分20秒 | 癌治療・緩和ケア
 がんのお手当講習会をいたします。びわの葉温灸、生姜湿布、里芋パスタ、生姜灸といった、がんに伴う諸症状を緩和してくれるお手当を学びます。

 これまでびわの葉温灸の講習会は開催したことがありますが、それ以外のお手当の講習会はこれが初めてです。
 申し込みはがん患者さん、あるいはご家族の方を優先します。申し込み期限までに定員に満たない場合には、それ以外の方の募集もいたします。

<ガンの痛みを和らげるお手当>
 ・びわの葉温灸を学んでいただきます。身体を温め、冷え性などの体質を改善する、すべてのガン治療の役に立てる療法です。
 ・痛みのある患部だけでなく、ガンによって異なる温灸の部位もご説明します。
 ・温灸だけでなく、こんにゃく湿布などさまざまな利用方法のあるびわの葉です。びわの葉がどれくらいガン治療の助けになるか、お話しします。
 ・びわの葉温灸については、参加者の方にそれぞれ二人ずつのペアになって頂いて、お互いに温灸を実際にする、してもらう体験もして頂く予定です。

<腹水、胸水をとるお手当>
 ・生姜湿布、里芋パスタのお手当を学んでいただきます。
 ・どなたか一人モデルになっていただき、実際に生姜湿布、里芋パスタのお手当を受けていただく予定です。

<腸閉塞、便秘の時のお手当>
 ・生姜灸というお手当を学んでいただきます。
 ・腹膜にがんが転移などして腸閉塞になった時、あるいは便が出にくい時の手当です。
 ・こちらもどなたか一人モデルになっていただいて、実際に生姜灸のお手当を受けていただく予定です。

【日時】2009年11月29日(日)
    受付開始 午前10時
    びわの葉温灸 午前10時半~12時半
    生姜湿布、里芋パスタ 生姜湿布 午後2時~5時

【場所】読書空間みかも
    東京都世田谷区奥沢2-33-2
    電話03-3718-2011
    みかもの地図

【参加費】「びわの葉温灸」(午前のみ)         4000円
     「生姜湿布、里芋パスタ、生姜灸」(午後のみ) 4000円
      

【申し込み】先着8名。
      がん患者さん、そのご家族の方を優先します。
      それ以外の方には別の機会に講習会を開くつもりですので今回はご遠慮ください。

【申し込み方法】
      下記あて、メールにてお願いします。
      soutetsu☆yhc.att.ne.jp(←☆を@に変換してお送りください。スパムメールを防止のためです)

      下記の項目を明記の上、お申し込みください。
      ・氏名
      ・参加人数
      ・参加希望する手当

【締め切り】2009年11月28日

【用意して頂くもの】・バスタオル3枚

【注意】・びわの葉温灸のお手当では服に匂いが付くことがありますので、匂いがついてもよい服装でお越し下さい。






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カイツブリ

2009年11月23日 23時05分09秒 | 個人的体験・雑感
昔、井の頭公園のほとりに住んでいた。

久しぶりに公園に行った。

井の頭公園駅も変わってしまっていた。むかしの駅の面影はなくて、近代的になってしまっていた。CMとかでよく使われていたあの駅舎が良かったのにな・・・

公園の中はほとんど変わっていない。神田川の源流域の部分が公園補修事業のために柵で囲われていて近づけなかった。

近年にない寒さの中を池之端を歩く。

カモが少ない。オナガ、ハシビロ、キンクロハジロ、コガモ、カルガモ、バン・・・など。スズガモはまだ来ていなかったようだ。もちろんフェラガモはいない(わかるかな?笑)

自然文化園の水生動物館がとってもとっても面白かった。なんたってカイツブリの生態が分かる展示がしてあったから。
ペンギンよろしく水中を泳いで小魚を捕らえる様子がなんとも可愛い。水草をくわえてよっちら浮き巣にあがって、ぐっぐっとくちばしで水草を巣に押し込むところがまた、いとおかし。雌雄交代で卵を抱えて、えさ取りに行くのを見守るのもまた佳し。

カイツブリはカモより小さい。けどとんでもなくすばしっこい。運動量豊富。カモと違って水草を摂るよりも、泳いでいる魚を捕るから、目つきが鋭く精悍で、猫科の動物や鷲鷹などの猛禽の目に似ている。両の手のひらにすっぽり収まってしまうくらいの大きさしかないのに立派な狩人なのだ。こんなやつが自然界に、それも吉祥寺駅から歩いて5分のところで生息していることが嬉しい。

ケレケレケレ・・・というカイツブリの声が池の湖面で聞けなかったのは残念だけど、姿が見えたので佳しとしよう。

久しぶりにバードウォッチングができた連休で、良かった。
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ある患者さんご夫婦の体験

2009年11月14日 00時18分56秒 | かぜさんのお話会
今年6月からかぜさんのお話会をしています。

ぼくがなぜ、見知らぬ福岡の一女性だったかぜさんを東京に招いてお話会をしているか、それは「心のエネルギーで病気が治っていく」ということをかぜさんに出会って皆さんに知って欲しいからでした。

きょうは、かぜさんに出会って変わられたKさんご夫妻の奥様の日記を紹介します。Kさんは膵臓がんの4期と診断され1年前に半年の余命宣告までされた方ですが、今では痛みがあってもオキシコンチンを飲まずにやり過ごせ、最近は仕事で出張まで行かれています。

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今日は長い日記ですが、私の思いを書きます。

私達はかぜさんと6月末に初めてお会いしました。
東京でのお話会の第一回目のことです。

かぜさんとお会いする前、心がボロボロでした。
体もボロボロでした。

主人の治療はそれはキツイものだったと思います。
最初の治療は、抗がん剤を3種類同時投与。
お医者さん・看護婦さんはゴム手袋をして薬を扱います。
手にちょっと触れるだけでも危険だからって。
今考えれば、ちょっと触れるだけでも危険なものを体の
中に入れるなんて、そんな危険なことしてたんだ・・と
今は思ったりします。

「命の方が大切でしょ?」そんな言葉を何度も言われました。

吐き気・脱毛でみるみる変わっていく主人を見るのは本当に
辛かった。
「治るための薬なんだよね?でも本当にそうなのかな?
治るためが、逆に悪くなってるんじゃないの?」って。

でもその時は医療以外の道を知りませんでしたから、
「なんとかなる。でもおかしい。どうしよう・・・」という、
ギリギリの精神状態で暮らしていました。

5月に痛みと発熱で緊急入院した時に、明らかにお医者様の
表情が曇ったのがわかり、話す言葉も
「やりたいことがあったら・・」
と、遠まわしに医療の限界を伝えられました。

「最初の薬、もうちょっと効くと思ったのになぁ」とか、

「白血球が2000を切ったら注射。それでも下がるようなら無菌室」

と言われ、毎日ビクビクしながら生活していました。

そんな中でかぜさんとお会いし、「神様っていたんだ~」って
どこかで思いました。
神様が巡り合わせてくれたって感じ。
お医者さんに1年近くも「死」を突きつけられた状態の中、
お医者様が諦めていた状態の中、
「大丈夫、生きれる可能性があるよ」
と言ってくれたんです。
そんなこと言ってくれたのはかぜさんが初めてだったし、かぜさん
しかいませんでした。
たったその言葉一つがすごく嬉しかった。
「軽々しくそんなこと言っていない」そう感じ、素直に受け入れら
れました。

かぜさんと初めてお会いしたとき、主人は抗がん剤の副作用で
食欲がなく、食べ物を受け付けない状態でだったんです。
でも、「生きる可能性がある」というその言葉とともに、
主人が告知の時に叫べなかった思い
「どうして?どうして僕ががんなんて言われなくちゃいけないの?」
って言葉を感じ取ってくれ、表に出してくれた。
自宅に帰って一眠りした後、主人の食欲が普通以上になっていました。
すごい量を食べたんです。そのときに初めて心と体のつながりを
知りました。
言葉一つでこんなにも変わるものか、言葉がどれだけ
すごいか、身にしみました。

その頃から痛み止めも少しずつ減らして、病院に嵌らず、
自分達で病を克服することを決めたんです。
8月には、1年間お休みしていたフットサルにも顔を出すことが
出来ました。
あの時決めていなければ、今頃彼の命は生きれていたかどうかさえ
判らない、それが現実なのです。

またその間、痛くなる、きつくなるとかぜさんに毎晩のように
電話でサポートしてもらい、今現在も同じです。
心が行き詰ると、身体がきつくなるんです。
私が怒りを起した後、気付かないでいる時、彼に激痛が起ります。

私達の苦しい思いをすべて受止めてくださり、人としての生き方、
考え方を教えてくれます。
9月に広島に帰ることが出来たのも、かぜさんに
「良くなってきているのだから、顔を見せてお母さんを安心
させてあげなさいね」
そう言ってくれたから、行くことか出来ました。

でも、人の心はコロコロ変わり、しばらくすると自分の持って
いる情報や知識と照らし合わせ、疑問や疑念を勝手に抱きます。

『がんは早期発見、早期治療がベスト。
進行してしまったものはもう手が付けられない。』

そんなことが当たり前のように言われていて、私たちの頭の中に
インプットされている。
人は、自分が持っている生命力のすごさを知らないでいる。
だだ知らないでいるだけだから、かぜさんを通して教えてくれて
いるんです。

9月末から再度入院の予定でした。
あのまま入院していたら、今彼はこの世にいたかどうか
それさえも不確定な事、それが現実です。

私達が医学から言われていることは、それほど恐ろしい物でした。
そんな怖い状況だからこそ、せめてかぜさんに心を支えていた
だいてそれでやっと成り立っています。

また、「大丈夫」と言われていた人でさえ、最初の約束とは違う
結果になって命が終わっていく方はたくさん居られます。
私達は、かぜさんのお蔭で、余計な心配を捨てることが出来て、
心が楽に過ごせています。

赤の他人がここまで真剣に人生、命と向き合ってくれること、
別にそれが職業でもなんでもなく、ただ苦しんでいる人を助け
たい、その一心であること。
最初は何が何だかわかりませんでした。
何で?どうして?そうしてそこまでしてくれるのだろう?って。
職業であるお医者様でさえ、諦めていたのにね。
こんなこと、家族であっても果たして出来るだろうか?

彼女はお金の請求をしたことは一度もありません。
でもお礼をしないと人は心苦しくなり、なかなか相談したり、
お店に足を運んだりできないので、周りの人たちは気持ちばかりを
受け取って頂いたり、お洋服を買うことでお礼に代えさせて
頂いているのです。

自分のこと、自分の家族のことを後回しにして、今苦しんでいる人を
助けようと、夜中何時であっても「電話しておいで」と言ってくれる。
時に叱り、時に褒めて自信をくれる。
電話会社によっては夜中1時から無料通話になったりするから、
電話代を気にしなくていいようにと気遣ってくれる。
でも夜中の一時。
自分はいいけどかぜさんは疲れているだろう。
そんなことを考えながら、そんな時間に電話するのは失礼だと
は思いますが、お言葉に甘えて電話させて頂いています。
時に夫婦で電話を変わってお話を聞いて頂いたりもします。
飲み込みが悪いので、分かるようにいろんな例え話や経験談を
話してくれます。
だから電話を切るころは3時を回っているときもしょっちゅうです。
でも、この時間までかぜさんのお家では、お夕飯を食べていない
ことがほとんどなんです。
疲れ果てて食べないで寝てしまうこともあるそうです。
気になる方に電話をしたり、お店にいらした方の相談やその他
たくさんの方の電話を受け、ご自身のために費やす時間はほとんど
ないでしょう。
それでもご本人はもちろんのこと、ご家族は文句一つ言っていない
そうです。
むしろ娘さんのRicoさんは「電話してあげなよ」とおっしゃる。
私だったら、他人より自分を、家族を優先するだろう。
娘なら、「家族より他人が大事なのか!?」と怒るだろう。
ましてや、がんと言われた人を相手に、悩みを聞くことを
少しは出来ても、心のそこからその人の命の可能性を
信じることが出来るだろうか?
そう思ってしまうだろう自分に、人としての至らなさを
感じずにはいられませんでした。

彼女がいなければ、あの時「生きる可能性がある」と言葉を
かけてくれなければ、きっと主人はあのまま病院で、
抗がん剤で心も体もボロボロになり、今ここにはいなかった。
そう思います。

不平不満、自分さえよければいい、また勘違いの優しさ、
勘違いの思いやり、勘違いの心配りが沢山あること、
自分中心の考えに陥らす、本当の意味での優しさとは
どういうものか気付かせてくれた。
主人を患者として生きる苦しい場所から、かぜさんは人と
して生きる道に引き戻してくれた。
看病してくれる家族等に「悪いな、申し訳ないな」と思い
ながらの人生でなく、自分という存在を生かし、
人の役に立つことで命を輝かせること、生かされている
命なのだと思える人生にしてくれました。

それなのに、彼女が私たちに向けてくれた深い愛情に対し、
私は深く考えていませんでした。
ありがとうも口先ばかりだったと思います。

かぜさん、今まで本当にごめんなさい。
また、本当にいつもありがとうございます。
私がまたアホなこと言いだしたり、考えていたら、叱ってください。
よろしくお願いします。

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かぜさんのサイト 風のつぶやき
かぜさんのブログ こころころころ風吹くままに
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みかもと聡哲鍼灸院

2009年11月05日 22時27分15秒 | 個人的体験・雑感
 奥沢の「読書空間みかも」でこれまでに『シルバーバーチの霊訓』の読書会をしたり、びわの葉温灸などの手当法講習会、そして最近ではかぜさんのお話会をしている。

 そのみかもから私の聡哲鍼灸院は近いのです。

 みかも → 聡哲鍼灸院

 地図上の緑の↓が「読書空間みかも」で、A点が「聡哲鍼灸院」です。
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11/7,8 かぜさんのお話会 ご案内

2009年11月05日 22時19分26秒 | かぜさんのお話会
 恒例のかぜさんのお話会をご案内いたします。早いもので6月、8月、10月と開催し、今回で四回目になります。これが年内最後のお話会になると思いますので、みなさま奮ってご参加ください。

 特に、これまでお聞きしたことがある方こそ、ご参加ください。かぜさんがわざわざ福岡から2ヶ月ごとにいらっしゃるのは、お話を聞いた直後は安心して症状が消えたりしますが、だんだんいつもの心持ちに戻ってしまい、また症状が出て来て不安になります。それは一回や二回、お話を聞いたくらいでは人は変わらないからです。そこで再度お話を聞いて、また腑に落として頂くために続けて開催しているのです。そのかぜさんのご好意を無になさらないように、どうぞご参加ください。

 なお、今回から少しスタイルを変えまして、お話会の時間の他に、個別相談の時間を設けます。お話会で聞き足りない方や、もっと個人的に聞きたいことがある方は、どうぞこの時間に、かぜさんにご相談ください。

 ただ、この個別相談はかぜさんと1対1で話せる機会ではありますけれども、個室ではなく、またブースを仕切った空間でもなく、まわりに大勢の方がいらっしゃる場での相談となりますので、プライベートなことでほかの人には聞いてほしくない相談などはちょっと難しいかもしれません。予めご了承ください。

 また、お話会に参加せず、個別相談だけお受けになることはできませんので、あしからずご了承ください。

 個別相談はかぜさんの時間を独占されますので、お気持ちとしての謝礼をかぜさんにお渡しください。かぜさんの旅費の足しにさせて頂きます。

 お申し込みは、各回終了後にご希望者を募りますので、その際にお申し出ください。

<第四回 かぜさんのお話会 >
【日時】
11月7日(土) 第1回目お話会  13時~15時(2時間) 定員になりました。

         個別相談      15時~

         第2回目お話会  17時~19時(2時間) 残2名

         個別相談     19時~

11月8日(日) 第3回目お話会  13時~15時(2時間) 定員になりました。

         個別相談      15時~

         第4回目お話会  17時~19時(2時間) 残4名

         個別相談     19時~

【場所】読書空間みかも
     東京都世田谷区奥沢2-33-2
     電話03-3718-2011
(自由が丘の駅から歩いて8分くらいです。 南口改札口を出て前の道を左にまっすぐ進み、東急ストアを左に見ながら突き当りまで歩きます。突き当たりのT字路を右に曲がり(この道を「自由通り」といいます)、坂を上がって行きますと信号があり、そこの角が奥沢幼稚園・教会です。 奥沢幼稚園・教会の横の道を入っていくと突き当たりの古民家が読書空間みかもです)
【地図】読書空間みかも

【参加費】各回 3000円
     
【定員】各回17名。
     申し込み先着順、満員で締め切りとさせて頂きます。
     一日通して参加することもできます。

【申し込み】何回目に参加希望か明記の上、下のコメント欄にご記入ください。


注:このお話会では、身体に起きている症状や病気が、肉体が病んでいる、痛んでいるのではなく、エネルギーである「心」というものが作用して起こしていることに気付くことで、症状を改善して行けることを学んで欲しいと考えています。

 それをわかりやすく説明するために、かぜさんがお持ちの不思議な能力をお示ししますが、前世を見るとか心を読むとか、透視をするといった類いのことはいたしません。そのような不思議な力についての興味からのみ参加されたい、という方はどうぞ参加をご遠慮ください。

 また、お話は一人の人を引き合いに出して進められることが多いのですが、それは決して特定の人をひいきにしているのではなく、その人の例を他山の石として参考にして頂いて、皆さんに学んで頂きたいと思っているためです。ご了承ください。
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目黒雅叙園 百段階段

2009年11月05日 19時45分21秒 | 個人的体験・雑感
目黒雅叙園の百段階段で開催されている「華道家 假屋崎省吾の世界」に行ってきた。

假屋崎氏の花の世界も素晴らしかったけど、それよりも百段階段とそれに結ばれた各部屋のアートが美しかった。

数年前のオーラの泉で国分太一クンが假屋崎氏に案内されて百段階段を訪れた回があったんだけど、その時から一度行ってみたかったところだった。

草丘の間とか漁樵の間とか7つ部屋があるんだけど、どの部屋でも飾ってある假屋崎氏の作品よりも、その向こう側にある日本画などに目がいってしまう、假屋崎さん、ごめん(笑)

パンフレットにはこう書いてある。

~昭和の竜宮城~
 ーー百段階段ーー(東京都指定有形文化財)
 

「見上げる先に厚さ5cmのケヤキ板の階段が続く通称「百段階段」。昭和6年着工、10年に完成したこの百段階段(目黒雅叙園旧3号館)の建設には、大恐慌のさなかにも関わらず、大工を始め、庭師、左官、建具師、塗り師、蒔絵師、画家など数百名が参加したと言われています。
 
 階段で結ばれた各部屋は、それぞれ趣向が異なり、黒漆に蝶貝などをはめこんだ螺鈿、色鮮やかな日本画と浮き彫り彫刻、手の込んだ組子をもつ建具、国の内外から集められた銘木など、破格の豪華さに彩られています。その様子は、最近の研究によると、桃山風、さらには日光東照宮の系列、あるいは歌舞伎にみられる江戸文化の最後の煌といえると言われています。

 「誰でも一日お大尽気分を楽しんでいただきたい」という創業当初からの思いがつまった、目黒雅叙園に現存する唯一の木造建築です。」

 素晴らしい装飾の数々で、僕はずっと天井を見上げていた。他の人の多くは假屋崎氏の素晴らしい作品に魅入っていた中で、一人天井を見上げている人は僕くらいだった。

 あと、着物、打ち掛けも素晴らしかった。手の込んだ刺繍の数々。春の意匠のものは華やかな朱色ベースの生地に輝く白糸で織られた丹頂が鮮やかで、秋の意匠のものは茶っぽい地に黄、朱、緑の紅葉と鶴、そして下の方は紫となんともゴージャス・・・

 素晴らしい美の数々。これが文化なんだ。40分くらいしかいなかったと思うけど、十分に美を堪能した。

 このイベント教えてくれた患者さんのNさんに感謝します。Nさん、ほんとうにありがとう!

なお、假屋崎氏のイベントは今月の15日まで。きょうは会場の出口のところで假屋崎氏自身がサイン会で来場していましたよ。
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雲南百薬

2009年11月04日 00時09分53秒 | 個人的体験・雑感
 我が家のびわの木に絡み付いて大成長してしまった雲南百薬のつるを今日はすべて取り除いた。

 45リットル入りゴミ袋3枚がいっぱいになった。ようやくびわの花にも日が当たるようになり一安心だ。

 さて、空心菜とおなじように美味しく食べられるという雲南百薬。ちょっと食べるには量が多すぎる。どうしよう・・・
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