植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

帰りは倍の時間がかかった

2010年04月13日 00時42分22秒 | 癌治療・緩和ケア
 夜10時半に往診先の患者さん宅を辞し、国分寺駅から中央線に乗って新宿に向かう。行きは自由が丘から溝の口、府中本町、西国分寺経由で、帰宅ラッシュの中央線を避けたのだが、帰りは東京方面へ向かう登りだから混雑しないだろうという考えだった。

 確かに中央線の上り列車は空いていて座れるくらいだったが、落とし穴が待っていた。武蔵境の駅で止まってしまう。なんでもたった今過ぎ越してきたばかりの武蔵小金井駅で人身事故が発生し、下り電車が止まったため上りの僕の列車も30分弱、立ち往生となる。

 う~ん、昨日は名古屋への往診だったのでちょっと疲れている身には堪える。生姜湿布で使ってたっぷり水気を含んだ厚めのタオルが背中のデイパックの中で重い。今日は雨ふりだったのでハープを抱えていないからまだましなんだけれども。

 30分ほど武蔵境駅で待たされたのち、ようやく列車は動き出す。途中、吉祥寺駅で渋谷へ出る井の頭線に乗り換えればよかったのだが、そのまま乗っていてさらに失敗した。今度は中野駅で止まってしまう。

 しょうがないので東西線に乗り換え、高田馬場に出て、山手線に乗り継ぐ。通勤人は振り替え輸送のメリットがあるのだろうが、僕にはそれはないので振り替え切符をさばく駅員の横を空しく通り過ぎてホームに向かう。11時45分ころだ。今日は午前様だな・・・

 渋谷駅で12時発の各駅に乗り込む。あ~もうすぐだ、あと5駅だと思っていたのに次の代官山の駅でなかなか発車しない。しばらくして車内放送で「前の列車が祐天寺の駅でドアが閉まらなくなった。乗客を降ろして回送電車とするのでしばらくお待ちください」とアナウンス。

 結局家に帰りついたのは12時半過ぎだった。往診の帰り道は行きの倍の時間がかかってしまった。

 見事に人身事故と車両故障のダブルパンチを受けてしまったわけで、げに恐ろしきは昨今の列車運行事情だね。こちとら通勤がないから久しぶりにこういうトラブルに出くわすととても疲れる。

 さ~これから風呂入って寝よう。きょうは後片付けはいいや。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱田神宮

2010年04月11日 20時20分08秒 | 神道、預言、13の月の暦
 名古屋の熱田神宮を訪れた。腹水の患者さんの往診の帰りに、甘えて熱田神宮まで車で送ってもらった。

 今日の名古屋は暖かかった。昨日までの東京は花曇りというか、うすら寒い日が続いていたので新幹線名古屋駅に降り立ってすぐに感じたのは暖かい、という感覚。

 熱田神宮を訪れた時には3時半を過ぎていたが、気温も穏やかでなんとも気持ちいい心持ちがした。

 手水屋のすぐそばに楠の大木があった。鹿児島神宮を訪れた時にも大きな楠があったけれども神域にはよくある。そういえば東京の明治神宮にも本殿脇に夫婦楠?があったような・・・

 本殿の社を奥に見て、手前にあって金色に光るのは拝殿の鰹木か。美しいので思わず写真に撮る。

 参詣する人の数はあまり多くなくて、その少ない人の多くが日本語でない言語を話している。東南アジアから来ている人が多いようだ。日本は今、不況で沈んでいるけれども文化を売り物にして復活していけると思う。日本人には当たり前の神社、お寺がちゃんと異国の人にとっては興味深い観光資源になっているのだから。美輪明宏氏が日本の美しさ、文化をもっと誇りなさいと言っていたのを思い出す。

 熱田神宮はそんなに大きくなかったので15分ほどで参詣を終えて、患者さんのご家族に教えてもらった南入口近くにある鰻屋に行って名物ひつまぶしを食べようとしたんだけど、あいにく4時半までの準備中だったので、代わりに名鉄神宮前駅そばの店で食べて帰ってきた。「名物に旨いものなし」という諺もあるけれども、ひつまぶしはちゃんと大層おいしかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

びわの葉温灸で体温を上げる

2010年04月06日 22時21分39秒 | 自然療法・手当て法(ビワの葉温灸)
 今日の患者さんに聞いたところでは、びわの葉温灸を始めて体温が0.5度上がったとのこと。
 その人は低体温で、朝測るとたいては35.1度くらいだとか。それがびわの葉温灸を始めてまだ間もないのだけれども、今は35.6度まで上がったらしい。
 もちろん、平熱が35度台ではまだまだ低いので、今後もびわの葉温灸を続けて体温を上げて欲しい。

 びわの葉療法はいろいろあるけれども、中でもびわの葉温灸がよく体温を上げるのではないか。それは温灸の場合には棒もぐさを使うんだけれども、火のついた棒もぐさの先端は炭の状態になっているので、身体の芯まで熱が浸透して温かくなるのだと思う。備長炭の遠赤外線効果と同じものだろう。

 びわの葉温灸は3つの効力があると考えている。もちろんこれは私の推論でしかないのだけれども。
 1つは、びわの葉の命(エネルギー)の力による人の生命力の鼓舞
 2つめは、棒もぐさが燃えているときの遠赤外線による体温を上げる効果
 3つめは、もぐさ(よもぎの葉を乾燥させたもの)による、人の気の流れ(生命エネルギーの流れ)の活性化

 体温を上げれば白血球はより活発に活動するようになり、抵抗力、免疫力が上がる。びわの葉温灸ががん治療に優れているのはびわの葉の成分による効果だけでなく、これらいろいろな利点の相乗効果によるものと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

湯治場を探している

2010年04月03日 19時21分58秒 | 癌治療・緩和ケア
  来院の患者さんたちに話しているんだけど、湯治場の宿でゆっくりと体を温め、散歩をしたり、空いた時間でびわの葉温灸の手当をしたり、といったことをしたいと思っている。実際にやってみるとどうかわからないけれども、とにかく今は気分は温泉、だ(笑)。

 そんな話をすると皆さん「私も行きたい!」と言ってくれるので嬉しい。

 先月頭に温泉で体を治すという本を買ったのだけど、その巻末に出ている関東近県の湯治場に近々出かけて下見に行こうと思っている。

 どこかお勧めの湯治場があったら皆さんも教えてくださいな。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする