植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

心と病の関係

2010年06月30日 18時24分03秒 | 癌・病気の意味
病と心の関係について

超能力者からの助言

 この二週間で接した伊東充隆先生、ダライ・ラマ法王の言葉にあった「病を治すには心のゆとりが大事」ということを、別の方が上のように表現している。参考にお読みください。ちょっと長文です。
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ダライ・ラマ法王 法話メモ

2010年06月28日 13時24分21秒 | 癌・病気の意味
26日(土)は治療院を休んでダライ・ラマ法王の話を聞きに横浜パシフィコに行った。

Q.私たちはどのようにして因果の“因”を作っているのだろうか?
A.他人に嫌な思いをさせる、他人に害を与えることで。
 これと反対に、人を助ける、楽にする、幸せな気持ちにさせる。他者を助けたいという慈悲の心を高めていくと、それが菩提心となっていく。

心に平和があるとき、身体が健康になる。愛情、思いやりの心があると身体も健やかになる。

心の中で他の人を思いやることをすることは重要だ。愛と思いやりを持っていれば心は平和になり、正直になり、安定する。

神が存在するという宗教を信じている人、神は存在しないという宗教を信じている人(仏教徒など)、一切の宗教心を持たない人がいるが、信心や宗教心があろうとなかろうと、一人の人間として愛情や思いやりという心を高めていくことは重要だ。

常にゆったりとした気持ちで生きる。他の人に対して寛容である。利他の心で生きる。そうすると自分の身体の免疫機能を安定させる。

不安や落胆などの気持ちを取り除き、私たちの心を安定させることで身体の土台が安定する。

心を安定させることがすべての土台になる。

会場からの質問に答えて。
Q。私は愛情や思いやりが大事だと学んで、そのように自分の心を変えようとしてきましたが、今でも怒りの心が湧いてきてしまいます。どうしたらよいのでしょう?
A。貴女はそういわれるが15年前の貴女と今の貴女では違うでしょう?学ぶことで気付くことで、ほんの少しずつ(手をかざして親指と人差し指の間を2センチくらいあけて何かを摘むようなしぐさをしながら)でも貴女は成長されている。それでよろしい。
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青空禅フォーラム

2010年06月17日 00時16分24秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
伊東充隆先生の主催する青空禅フォーラムに久しぶりに顔を出した。これまで四谷の紫山会館であった時にはよく行っていたけど、湾岸地域にサロンを移転されてからは初めての参加だった。7時から始まる会の直前に大きな空と東京湾の夕方の景色をゆっくり見れたのが良かった。

いつものように誘導瞑想を30分ほどしてから、伊東先生のお話を聞く。今日のお題は「ゆとり」と言えようか。

1。閉じたシステムか開いたシステムか
「私たちが自然治癒力を最大限発揮する時に大事なことは『ゆとり』をもつことです。そのために普段からゆとりを持つことを大事にしていく。」

「20世紀の医学は「抗」の医学でした。薬はほとんど抗○○剤、抗××薬と、その原因、現象と戦うことを前提としていた。これに対し、21世紀の医学は、共生の医学と見られている。これは私たちの身体のこと(内部環境)だけでなく、地球環境(外部環境)に対しての考え方も同じです。」

「共生、循環の社会を実現するためには私たちは私たちの本質に気付かないといけない。私たちはこの身体が「閉じている」という概念、いや強い固定観念があります。身体を閉じたシステムとみなす。例えば四角い長方形としましょう。この中であるときガンという固まりが発生する。私たちの身体が閉じていると考えていると、その中で発生したガンは脅威です。これと戦ういしかない、と考える。」

「同じように私たちの心も閉じたシステムとみなすと、心に生じた不安や恐怖、イライラ、悲しみといった感情はこれを消そうとします。そうしないと元の健やかな状態に戻れないという強烈な思い込みがあるから。」

「ところがここで、『私たちの身体も心も閉じたシステムではなく、開いたシステムなのだ』という気付きがあると事態が変わってきます。まず問題だと思っていることと戦わなくてもよいのではないか、と考えるようになり、思考の自由度が増す」

「私たちが身体を閉じたシステムだと考えていると身体に発生したガンと戦わねばならないと考え、問題解決にばかり時間をかけてしまう。」

「確かに肉体には腫瘍があるけれども、それとは別に心に喜びや幸せの種を植え、育てる。もちろん育てたものが無に帰したりして落ち込むこともあろうが、そういうこともあると先読みしておく。そしてある瞬間、1%でもガンより喜びの方が多くなる瞬間が来る。その時、『私はガンだ』という概念よりも『私は幸せだ』と思えるようになり、ガンが出ていったりガンを包含してしまうことも起きる」

「このようなことを起こすには土台として『私たちの肉体は閉じている』と考えないことが必要だ」

2。肉体をどう捉えているか?

「通常、私たちは我々の肉体を固体だと考えている。固体的イメージで自分を見ている。しかし、生理学的な観点から見ると私たちの身体は水の袋だといえる」

 →これは僕もそう考えている。私たちの身体、有機生命体はホントにスライムのようなぶよぶよした水の袋だと思える。だって里芋パスタで腹水が取れるのは浸透圧の法則なわけであり、それは私たちのお腹を通して水分が体内から体外へ出ていく現象なんだから。がっちりした他とはまったく隔絶された固体でできているわけではないんだな、私たちの身体は。これは経験しているのでこの先生の話は良く腑に落ちた。

「さらに今度は物理学的視点で身体を観ると私たちの身体を作っている原子というのはほとんどが空間なのだ。ミクロシステムはマクロシステムと相似になっていて、太陽系の太陽、惑星のような関係が原子の世界の原子核と電子、陽子との関係となっている。その原子の世界では物質としての原子核、電子などの質量は空間に比して10万分の一くらだとか。ということは私たちの身体は空間でできているのだと観れるようになるだろう」

「さらに、最先端の量子力学的な視点から観れば『物というものが存在しているのではなくて、回転している何かあるのでそれが物として見えている』だけらしい。となると私たちの身体は100%ただの空間だ、ということになる」

   身体に対するイメージ    |         精神の状態
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
  固体的イメージ        |        「この身体が自分である」と考えている。
    ↓            |        「この身体と自分が同化している」 
                 |        =物質主義者

  液体的イメージ        |        「心」「霊」「魂」「スピリット」などなどが
    ↓            |         自分であると考えている。同化している。

  空間的イメージ        |        ただ、在る。
                 |       同化するものがなくなってしまう。
                        
3。想念、思考について

「私たちには想念、思考があるので、簡単に自分のことを液体的イメージとか空間的イメージとして捉えることができない、想念、思考が邪魔をしてしまう」

「想念や考え方(思考)はあなたではない。自分のように思えるがこれはあなたではない。ちょっとずつ、この思考、想念を外していくことが大事であり、思考、想念は自分ではないと「気付く、気付いている」ことがとても重要なのだ。この「きづく」ことでスペースができ、ゆとりができる」

第一ステップ
「あ?また過去に囚われているな」とか「あ?また未来に意識を向けて不安を作っているな、今、ここに意識がないな」と気付く。

第二ステップ
それをそのまま気付いていれば良い。なんとかしなくてよい。「あ?また思い癖をやっているな」と気づき、軽く観ていれば良い。それを眉間にしわを寄せて「あ~いかんいかん、こういう心じゃだめだ」とかやっては×。

 →心というのはうまくできることもあるし、できないこともある。「心」が自分だと思っていると心をコントロールすることに力を注いでしまい、平穏にはならない。


「私たちの本質は青空の部分であり、雲ではない。心はさまざまな出来事にすぐ反応する。その起きた反応は放っておく。「あ。またやっているな」と気付くとともに、その雲を落としていく。そうすると少しずつ青空が増えていく。「ただ、在る」という状態を少しずつ増やしていく。」




→青空禅フォーラムとは「野外で禅を行う」という意味ではなくて、「私たちの本質は青空である」ということに気付くという意味らしい。(伊東先生に確かめたわけではないんだけど・・・)

 その青空にぽっかり浮かんでいる雲、これが心、マインドといったもの。ほとんどの人がこの雲に覆われて青空の部分が無くなっている。この雲をちょっとずつ消していく、それが私たちの道なのだという。

欲望だからさまざまなものがある。「あの雲よりもっときれいになりたい。早く飛んでみたい。大きくなりたい」などなど。
だから「心をきれいにしたい」というのも欲望。悟りたい、というのも執着、欲望なわけだ。

僕がスピ系のことにいろいろ興味を持っていたのは、それらを学んでそれらの知識や体験を誇ることで人に優れたい、人から認められたいという欲求が背景にあったのは否めない。それはこれまでと同じように人と自分を比べていることなんだね。結局それはこの世の物質世界から見えない世界へ土俵を変えただけで、やっていることはそこでも人との競争、比較、エゴの拡大・・・といった、同じことなんだろう。最近スピ系のワークショップなどにはほとんど食指が動かなかったのはそういうことに気付いたということが大きいかもしれない。





今回参加して思ったのは、僕ががん患者さんにしてきたことは、心のスペースを広げることに通じていたのではないか、ということ。肉体ではない、魂が本質です、と語ることは。そして心にスペースができ、視野が広がり、ゆとりがもてるようになることで、自然治癒力が最大限発揮できる、というわけなんだね。



でも、実はその先があって、心、魂が本質ではないんだ、ということをより深く知ったのが今回のフォーラムだった。いや~これから先も学びは深く長いんだね、わくわくしています。

常連さんである「てぃ~だぬえぃり~」さんのブログ。今回も参加されていて、伊東先生の同じ話を別の視点から書かれています。青空禅フォーラムの告知もしていますので、参加されたい方はえぃり~さんのブログから飛んでみてください。
Healing Space Tiida
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手作り酵素の力

2010年06月15日 15時06分29秒 | 自然療法・手当て法(ビワの葉温灸)
里芋パスタの効果が低下して、ふたたび腹水がたまってきた患者さんのご家族から電話で相談があり、「里芋パスタに少量の手作り酵素を混ぜてみて」とアドバイスした。

手作り酵素は持っていないというので、僕が最近作っているのをお分けすることにした。娘さんに治療院まで来てもらって、手作り酵素を一瓶お分けした。大匙一杯くらいの量を一回の里芋パスタに混ぜるように指示する。

里芋パスタの効果が低下した時には各種植物の葉をすりおろしたものを加えると効果が増すということがあるのだけれども、それよりも手作り酵素のほうが効果があるだろうと考えた。

次の日、患者さんの奥さんから電話があって「本人も里芋パスタをした感じがこれまでのものとは全く違う、楽だと言っている」と、良い感触だったそうだ。これでまた腹水が取れてくれると良いな。

写真は群馬は水上のスキー場まで行って学んだ手作り酵素の講習会で、樽に採ってきたばかりの野草を刻んでそこに白砂糖を混ぜ込んだところ。この2日後には茶色い液となって、植物から大量の液体がにじみ出た。それに「海の精」という海藻由来の酵素を混ぜたものが手作り酵素です。
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見えないエネルギーの話

2010年06月12日 22時49分40秒 | 癌・病気の意味
今日の最後の患者さんは奥さんと息子さんと一緒にいらした。

胸水があるというので、びわの葉温灸に加えて、生姜湿布、里芋パスタをした。いろいろ手当の説明をしていて、生命エネルギーの話をしていると、奥さんと息子さんはそういうものを感じる体質だということを教えてくれた。

まず、家でご主人に生姜湿布とかしているとタオルから毒素のようなものが大気に発散されていくのが見えるとか。今日、治療院のベッドで仰向けに寝ているご主人の胸にぼくが生姜湿布をしていたら、寝ているご主人の足の裏からたくさん邪気のようなものが抜けていくのを感じる、とご主人の足元に手をかざして説明してくれた。

患者さん(ご主人)の話を聞いている時の僕は、横から見ていて透明だとか。ちゃんと肉体としては存在しているのに気配がないとか。これはいい意味で言っていますと補足説明してくれた。よかった、影が薄い、というのではないんだね(笑)。

ほかにもこの治療院の感じとかいろいろ興味深いことを話してくれた。

息子さんは自宅で里芋パスタをみぞおちに貼ったら、とてもそこが力強く感じられたとのこと。やはり悪いものを吸い出してエネルギーを補完しているという感じらしい。

どうやら生姜湿布、里芋パスタは、単なる解毒だけではなくて、目に見えない界でも肉体から低次のエネルギ-を追い出す働きをしているのかもしれない。そんなことに思いが馳せた時間で、とても楽しい時間だった。
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かぜさんお話し会 ご案内

2010年06月09日 11時42分47秒 | かぜさんのお話会
かぜさんのお話会のご案内です。

僕自身、かぜさんのお話から多くのことを学びました。心には強いエネルギーがあることを学べました。

ご自分やご家族の病の一因には心や意識が大きく関わっているのではないか?というようなお考えの方が、視野を広げるには良い機会だと思います。


【日時】
6月27日(日) 13:30~15:30  1回目
           
         16:30~18:30  2回目

6月28日(月) 13:00~15:30  3回目
          
         16:30~19:00  4回目

【場所】
総武線 平井駅から徒歩で10分ほどかかります。
会場に関しましては、個人情報になりますので ご出席決定された方だけに、メールにてお知らせします。
  

【会費】
1000円。
かぜさんからのお願い「福岡から参りますので 旅費のカンパをご無理のない範囲で、よろしくお願いいたします。」


【申し込み方法】
かぜさんのサイト「風のつぶやき
Top画面左下に赤い郵便ポストのアイコンがあります。それをクリックしてメールでお申し込みください。その際に、連絡先のメールをお知らせください。

参加ご希望の方はこのブログにコメントを入れるのではなく、かぜさんのサイトへお願いします。


【その他】
会場はマンションのゲストルームで、出入りが制限されます。ご自分の水分補給のためのペットボトルなどはご持参でお願いします。


【参加されるにあたっての心構え】
ただ聞くというだけに留まらず、素直に反論大いに結構です。受け入れられないことがあれば、すなおにお伝えください。


【ご注意頂きたいこと】
・ただ病を治したい、誰かにすがりたい、という方には参加をお勧めしません。
・「この苦しい状態を誰かなんとかしてほしい」と思うとき、人は他者に依存しやすくなっています。「最後の頼みの綱」というような依存の対象としてかぜさんを紹介しているのではありませんので、かぜさんのお話を聞いて、ご自分やご家族の考え方の参考にして頂ければ幸いです。




皆様に良い機会となりますように・・・


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腹水は取れる

2010年06月06日 20時21分49秒 | 癌治療・緩和ケア
 名古屋まで往診に行った患者さんのその後。

次の日、娘さんからの電話。
「食事の量が進んだ。お腹が張ってきたら今日は注射で腹水を抜くはずだったのだけれども、医師が『あまりお腹が張っていないようですから今日は抜くのはやめましょう』と、腹水を抜かなかったんです!」

「お腹の下のほうにしわが寄るようになりました!前はパンパンだったのに・・・」

今日、再び娘さんから電話があり。
「一週間前に退院しました。お腹は半分くらいに小さくなりました。抗がん剤をやっていたので退院後も3日間は吐いていましたが、いまは食欲が回復しています。全身生姜シップとからし湿布をしました。本人は『何でも食べられる気がする』と言っています。」

「からだが辛いようで今まで動かなかったけど今は庭に下りて土いじりなどし始めました。いい方に向かっている気がします。」


里芋パスタの手当を続けて、効果があることを体験してもらえてうれしい。でも全身生姜シップ、特にからし湿布はちょっと今の段階では刺激量が多くて体にきついんじゃないのかなと電話で伝えた。




なんにせよ良かったです
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