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植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

生きることを活かす→生活

2006年01月31日 19時49分38秒 | オーラの泉、美輪明宏、江原啓之
 『美輪明宏 天声美語』(美輪明宏、講談社、2000年)より

 「生活というのは「生きることを活かす」と書くでしょう。では「生きることを活かす」とはどういうことかといえば、素晴らしい本を読んで、美しい音楽を聴いて、質の良い美術品に接し、小説や映画の主人公のように毎日を生き生きと生きていくことなのです」

 「音楽というのは、生活においてとても大切な役割を担っているでしょう。それと等しく、美しい言葉もいまや、生活必需品。青い空も自然の緑もすべて灰色になってしまった今だからこそ、ささくれだった人の心を癒し、豊かにしてくれるのは、形のない美しきものたちなのです」

 人里遠くはなれて山を往けば美しい自然が待っている。モルゲンロートの静謐な時間、深山幽谷の鮮烈さ、誰もいない空間の恐ろしいまでの静けさ、そのような中に浸れることは幸せだ。美しい光景はその中に佇んでいる。しばらく美しい自然と遠ざかってしまったな。またフラリと“生活”のために大自然の中に入っていきたい。
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あなたがもし生まれてきていなかったら・・・・

2006年01月30日 22時23分53秒 | 癌・病気の意味
 DVD『素晴らしき哉、人生』(原題「It's a Wonderful Life」、フランク・キャプラ監督、ジェームズ・スチュアート主演、1946年/アメリカ)を観た。

 「ある若者が人生に絶望して自殺しようとしている。そこへ天子がやって来て一つの世界を見せてくれる。それは彼がこの世にいなかったらどんな状況になっていたか・・・」

 心温まる世界だった。人と人が本当に触れ合って生きていた時代。お互いに信頼しあって信用と徳と温かさで動いていた時代。生活に困っている人がいれば恩着せがましくなくそっと必要なだけお金を用意してあげる・・・。自分のしたい旅行や冒険の機会をたびたび家族や家の仕事のために逃してしまうけれどもじっと我慢して日々を堅実に生きていく。決して豊かではないけれども人々のための仕事をしてつつましく暮らしていく。

 自分がもしこの世に生まれていなかったらほんとうにどんな世界なんだろう。映画の中では自分の妻は生涯独身で過ごしていて、子供の時に氷の張った池の割れ目にはまって自分が救ったことで後には国の英雄になった弟はその事故で亡くなっている。ほんとうに人一人が生きていることはすごくまわりに影響をしているんだ。その人が生きているだけでその人がいなかった世界とはまったく異なる世界になっている。日々当たり前に生活している私達のこの“舞台”は実はものすごく価値あるもの、あるだけで涙を流していとおしむほどの世界だったのだ。そんなことを振り返らせてくれる映画。

 霊的世界を知ることも重要だけれども人がこの世に生まれてくるのはこの世でしか学べないことを学ぶためなんだろう。それは協力し合って助け合って自分の力を皆に差し出すことなのかもしれない。自分の本分だけ、身の丈にあった行動をしてゆく、自分を表現しながら。ただ生きていればいい。向こうに帰るときが来るまで。その長さに関係なく。江原さんじゃないけど「人生に意味があるのではなく、生き続けるから意味がある」のですね。そう再確認できた130分。

 感情が高ぶったまま文章を書いているからちょっと乱文だな。失礼しました。でもこれで500円なんだからいい時代になったと思う。

 
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サイモントン療法

2006年01月30日 18時43分32秒 | 癌治療・緩和ケア
 28日土曜日には統合医学講座のセミナーで「サイモントン療法講座」を聞きにいった。サイモントン療法とはカール・サイモントン博士が生み出したイメージ療法で『がんのセルフ・コントロール サイモントン療法の理論と実際』創元社、1982年)で有名になったのではないか。今回はサイモントン療法認定セラピストとして活躍されている川畑伸子さんのお話だった。

 ぼくは実際に6年ほど前にサイモントン博士とお会いしたことがあるけれども、彼の前著『がんのセルフ・コントロール』に出てくるイメージ療法にはあまり賛成できなかった。それは「癌細胞をミサイルでやっつける、マシンガンで打ち砕く」といったようなファイティングスタイルのものであり、この間ガンを愛して自分で治した寺山心一翁先生や藤谷康充氣功師の“闇を光に変える”思考に出会ったことなどもありなおさら強く違和感を覚えていた。

 そのぼくのこれまでサイモントン療法に持っていたイメージが今回の講座ではまったく変わってしまった。その旨を講演終了時に感想を述べると川畑先生も頷かれて「サイモントン療法も進化しているんですよ」と笑っていらっしゃった。

 とても参考になる内容の良い講座だったと思う。とくにビリーフワークといわれる認知療法の一つはがんと共にある人には役に立つものだと思われた。「健全思考へのアプローチ」とサブタイトルが付けられたこのワークのことを川畑さんはサイモントン療法のいい点の一つと挙げられていたけれどもぼくも同意する。「わたしは余命○○年しかない」という不安に苛まれている時に「私が○○年で死ぬことは事実ではない。健康を取り戻している可能性もある」などと反証をあげていって否定的な思考で埋まっている自分の頭の中をひとつずつ打ち消していくというものでこれはとても有益だろう。

 このビリーフワークはがんと共にある人にしか使えないものではなさそうだ。誰にでも、たとえ病と共にある人でなくても使えそうだ。否定的な感情が沸き起こるたびにこのビリーフワークをしていくと良いのだろう。

 他にも多くのことを教えてもらってノートにたくさんメモ書きしてきた。しかし体系的に学ぶ必要がありそうだな。ということで川畑さんが著した『がんのイメージ・コントロール法 ~サイモントン療法による癒しへの道』同文館出版、2005年、2300円)を注文した。
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『人類と地球のアセンション』を読み終えて

2006年01月27日 23時27分37秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 『人類と地球のアセンション』(船井幸雄、徳間書店、2006年)が書店で目に入ったので買ってきて読んだ。“アセンション”がスピリチュアルTVのイルカくん いるかちゃんのアセンションの話(channelingタブの上から5つ目)で特集で語られていたのを一昨日見ていたことや1週間くらい前にブックマーク下段にある「百匹目の猿現象加速化計画」を読んでいてキーワードで出てきていて船井氏が新著を出すと知っていたからだろう。

 船井氏とは面識はない。しかし前から高名な方だとは知っていた。前に勤めていた病院の勤務2日目に横浜パシフィコで行われた船井ワールドというメッセに院長と同行させられたこともあったが著作などは一切読んでいなかった。だからこれが彼の著書を読む最初の機会だった。

 チャネラーとの会談内容についてはご本人も述べているが真偽の程は分からない。しかし主張することは理解できるし同意する中身だった。
 例えば、
・人間の本質は魂であって不死の存在であること。輪廻転生を繰り返していること。
・この世に生まれ変わる目的は人生修行を通じて魂のレベルアップをはかること。
など。ほとんど自分のこれまでの理解を肯定する内容だったし、心の道場発行の『500に及ぶあの世からの現地報告』といった貴重な本を数回にわたって紹介しているところなど好意が持てた。

 アセンションについても人類の破滅だとか物質文明の終焉などと行った悲観的、脅すようなことは一切書かれていなくて、私たちが一人ひとりに役割があることを認識して、日々他者に愛情をもって接することで徳を積み自分の霊性の向上を図っていく、それがすなわちその人のアセンションに繋がり、人類全体、地球全体、太陽系全体、宇宙全体のアセンション(次元上昇)に繋がっていくという解説をされている。

 わかりやすい本だと思った。ただ「日本人の役割はアセンションを成功に導くこと」と題した章で「また、日本人は戦争でも、乱でも人をほとんど殺したことのない民族なのです」「日本人は根源的に奪い合いよりも分かち合いを大切にします」と述べている点や、「サムシング・グレートは今回のアセンションの中心地を日本と定めました。日本には人種差別がないことや、宗教対立などがなく調和した生活をしていることなど、(後略)」などの記述についてはぼくは見解を異にする。

 最近学んだことからこれまで日本では多くの列島先住民(“隼人”“蝦夷”“アイヌ”など)を滅ぼして(殺して)国家が作られてきた事実があること、そしてその戦いで滅ぼした民を奴隷として扱ってきたこと、その奴隷制を身分制度としてわずか150年ほど前まで国として維持していたこと、現代社会においても問題などいまなお差別は残存していること、現代における宗教の乱立、対立の存在を考えると一概にそうも言えないのではないかと思うのである。

 また、船井氏が紹介しているチャネラーの井出章彦氏が受けたメッセージには天使長ミカエルから与えられたものがある、と述べている点についてはいささか疑義を持っている。それはぼくがこれまで学んだところでは見えない世界からメッセージを伝えてくる者が「我は如来なるぞ」とか「我は大天使○○である」などと有名なものを語るときにはその出自は低級霊であると考えたほうが良いと述べているから。シルバーバーチは霊訓の中で「この世にいる人は通信を伝えてくる霊の出自を知りたがり、それが過去偉大な霊であると名乗るとすぐにその言葉を信じてしまう。誰が語るかよりもその内容で判断しなさい」と諭している。高級な霊ほど謙虚であり通信を伝える際にこの世で尊敬されている存在の名前は出さないはずだと。

 この本は日本人に対する視点という枝葉の部分や、チャネリングで自らをよく知られているものとして名乗っている点については疑問を感じるが、本が伝えようとする内容とチャネリングの内容には同感だ。分かりやすいしこれからアセンションの真っ只中を歩んでいく私達に大きな安心と多大の示唆を与えてくれるとても為になる本だと思う。できればこの本はお読みいただきたい。
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美意識を高めるために

2006年01月26日 23時59分57秒 | オーラの泉、美輪明宏、江原啓之
 美しいものに触れることで魂が磨かれると思うので、美輪明宏氏が『美輪明宏 天声美語』(講談社、2000年)で挙げているさまざまなジャンルの“美のリスト”をノートに記していて折に触れて見に行く努力をしている。美輪リストのジャンルは“美女”“観ておくべき洋画”“日本映画の美女”“観ておくべき日本映画”“読むべき本”“名画”“観るべき美術館・博物館・建物”“音楽”古典芸能”など多岐に渡り、これまでまったくそういうものに触れてこなかったぼくには確かにいい刺激になっている。

 きのうたまたま古い新聞を見ていたら目黒にある松岡美術館というところでちょうど今、美人画展をやっているというではないか。そしてそこには美輪リストに観ておくべき日本画として紹介されている上村松園(うえむらしょうえん)、鏑木清方(かぶらききよかた)、池田蕉園(いけだしょうえん)の作が出ているというのでさっそく今日の午前中に見に行ってきた。目黒は自由が丘から片道150円、30分で行けるのでありがたい。

 池田蕉園の「桜舟(さくらぶね)」、上村松園の「春宵(しゅんしょう)」ともにほのかな桜色が素敵だった。ぼくはピンクという色が好きで今日はサーモンピンクのセーターを着て鑑賞しにいったのだけれども画中の桜色の方がはるかに艶やかで訴えるものがあった。つくづく女性はさまざまなパステルカラーの色を着れてうらやましい。池田蕉園は短命であったがために寡作なので他にはあまりないらしくあの素敵な色使いの日本画をほかに見れないのはとても残念だ。

 松岡美術館には今回の美人画展のほかに常設展として古代オリエント美術やインド・ガンダーラ彫刻などもあったのだがなんか仏像たちの部屋に入ろうとしたら寒気がしてしまってあまりいい気持ちがしなかった。

 松岡美術館で入館の際にぐるっとパスというものを2000円で買ったので今日から2ヶ月のうちに都内の約45の美術館・博物館が入場料無料あるいは割引になる。というので近隣の東京都庭園美術館にも立ち寄る。きょうは残念ながら美術館には入れず庭園だけだったが人の少ない庭園の中で冬の快晴の日差しを受けてひなたぼっこをして少しいねむりなぞもしてしまった。

 1時間くらいお昼過ぎの太陽を浴びてもう帰ろうと立ち上がったとき目黒にはいつか『オーラの泉』で紹介していた素晴らしい百段階段のある目黒雅叙園があるではないかと思い出し雅叙園に寄ることにする。目黒駅を背にしてホリプロ本社を横に見ながら行人坂(ぎょうにんざか)を下り目黒雅叙園に着く。

 雅叙園の中で百段階段見学と食事がセットのツアー「美と匠の祭典」のパンフレットを貰ってくる。最低でも6300円!高い!でも観てみたいなぁとため息をついて帰ってきた。

 でも帰ってきて今思うのは一度見た美しいものは脳裏に焼き付いて自分の養分に確実になるなぁということ。あの“桜舟”の女性たちの半襟の色と薄桜色の着物地の色彩コンビネーションには参った。頂きますという感じ。

 オーラの泉SPで仮屋敷省吾の美の世界と題して雅叙園で行われた氏の個展を見た際に雅叙園の天上、欄間を見上げて国分太一が「ぼく、こういうのを知らないで過ごしてきてすごく損して生きてきた」というような意味の言葉を言っていたことを想い出し深く同意する。美しい本物を人生の早い時期に見ておくことはとても益だということに。遅ればせながらぼくも触れ始めたところでこの先が楽しみである。
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スピリチュアルTV

2006年01月25日 20時55分57秒 | オーラの泉、美輪明宏、江原啓之
 左のブックマークの最下段あたりに入れているスピリチュアルTVをぜひ訪れてみてほしい。多くのサイトを動画で見ることができる。文章を読むよりも実際の映像の力は偉大だ。「呼吸を変えれば人生が変わる」原久子さん など多くの出し物がある。 きょうはその画面の中にある「第4回 テディの部屋 「陰陽の法則・無双原理」 上北啓盛さん」をちょっと見てみた。

 桜沢如一(さくらざわゆきかず)、石塚左玄、無双原理といったマクロビオティックの思想背景にある陰陽論に始まってさまざまなことについて理髪師の上北啓盛さんという方が解説されている。まだ見ていないのだけれども後段には宇宙原理を生活に応用して魂の改善の方法まで述べておられるようで興味深い。

 ウインドウズメディアプレーヤーがあれば見ることができる。もしこのソフトを持っていない方はスピリチュアルTVの右上にダウンロードサイトへ飛ぶボタンがあるのでそこから無料でダウンロードできる。

 スピリチュアルTVの最初にある「イルカくん いるかちゃんのスピリチュアルメッセージ」も面白かった。「Channeling」タブの上から5番目ではアセンションを優しく説明もしている。奥さんの彩子さんがチャネリングしていてまったく声としゃべり方が変わってしまっているのが不思議だ。彩子さんご自身が意識してされているのかそれとも別のパーソナリティが入ってきて(憑依して・チャネリングして)話しているのかは判別できないが、会話の内容は興味深く示唆に富んでいるので一度見てみることをお勧めする。

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西部戦線異状なし(All Quiet on the Western Front)

2006年01月24日 22時14分35秒 | 個人的体験・雑感
 500円DVD『西部戦線異状なし』(All Quiet on the Western Front)1930年アメリカ)を観た。今なお色褪せない反戦映画の秀作。

 時は第一次世界大戦下のドイツ。「青年よ、祖国を愛する勇敢なる若者よ!立ち上がって祖国を守る闘いに付け!」と学校の先生は盛んに説き、多くの若者がその言葉に感化されて戦場に向かう。しかし悲惨な最前線の実態と胸えぐるラストシーン・・・。

 「戦争は命を掛けてまで行うものではない」という声と虚しさが伝わってくる。死後も人は生命エネルギーとして存続していると思うようになりこれまで以上に人と人が殺しあうことの無意味さを感じるようになっているのかもしれない。

 北朝鮮、中国、韓国とこの国が戦争にならないことを祈るしそのような動きには反対したい。もうすでにこの星は“国”という見えない線引きでコントロールできる限界を超えている。“ある国家の人民”というスタンスを超えてこの星全体、人類のみでなく生態系全体を見る視点をもった“惑星人”としてのスタンスで自分は後半生を歩んでいくつもりだ。それが日本と台湾という二つの祖国を持つぼくの役割でもあると思うから。

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引き受け氣功東京講習会2006年2月のご案内<再掲>

2006年01月23日 10時02分07秒 | レイキ・ヒーリング・遠隔、霊的な治療
藤谷康充先生『引き受け氣功』2006年2月東京講習会のご案内

 平成18年2月3日(金)
  会場:ロハスキッチン&バー『ソトコト』
     *東京駅・丸の内地下中央改札口より直結、丸ビル地下1階
  時間:第一回 10:00~
     第二回 13:30~
     第三回 16:00~
  
 平成18年2月4日(土)
  会場:アルプス夢サロン
     *東京都新宿区大久保1-3-3 セイントマンション701
      JR山手線・新大久保駅より徒歩10分
      都営地下鉄大江戸線・東新宿駅より徒歩5分
  時間:第一回 10:00~
     第二回 13:30~
     第三回 16:00~

 平成18年2月5日(日)
  会場:アルプス夢サロン

  時間:第一回 10:00~
     第二回 13:30~
     第三回 16:00~

  費用:いずれも3000円。会員は2000円。会員証か領収証を提示。

  *私は2月3日(金)16:00からの第三回に行きます。講習終了後、その場所で宴を持つ予定です。ちょうどその日は節分ですね。「鬼は内、福は外」の掛け声よろしく豆まきをしたいと思います。というかソトコトに断っていないけど大丈夫かな・・・(笑)。よろしければご一緒しましょう。
 なお講習会参加は要予約ですのでご自分で予約してください。下記宛にFAXにて第一希望、第二希望日時を明記のうえお申し込みください。なお先着順なのでいっぱいの場合は悪しからずご了承下さい、とのことでした。

 予約先:ワンダーライフ研究会・関東事務局
 TEL:090-7581-5062(平日:10時~18時)
 FAX:0297-83-4415
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『ネイティブ・タイム』読了

2006年01月22日 21時27分10秒 | 癌・病気の意味
 『ネイティブ・タイム』(北山耕平、地湧社、2001年)を読み終える。

 この本は今まで学校で習ってきた「日本史」とはまったく異なる視点から捉えた史実について書かれている。読み終えて自分はよりボーダーレスになった。

 “あとがき”に相当する「新しい時代を生きる君へ」で氏は次のように語る。
「わたしがこの本を作ろうと思い立ったのは、「日本という国」を、ではなく、「母なる日本列島」を、もっと愛する世代の到来を夢に見たからであり、もう一度日本列島の自然の声を直接に聞く世代の出現こそが求められていると確信したからである」

 →そう、20年ほど前から列島の自然を守りたいと思い活動してきたし、今の仕事をしだしてからも「この国に生きる人のがんを治すにはこの国の植物が役に立つはず」と思っていたところだから、上の文に触れて「やはり列島の大地に根ざす生き方をしたい、自然の精妙な気配を聞いて感じて生きていきたい」と今更ながらに思う。

 「われわれは、われわれの生命にたいして責任を持たなくてはならない。どうすれば力を自分のものにできるかをすすんで学び、成長し、偉大なる精霊と母なる地球の語る声に耳を傾けなくてはならない。地球そのもの、母なる日本列島そのものに触れることで、曇りのない頭で直接学びはじめる必要があるだろう。母なる島々のエネルギーに波長をあわせ、われわれの思考や生命力を増幅させていかなくてはならない。そうすれば不変と思われている「しくみ」そのものを変えるための力も、与えられるだろう」

 →先日の北山さんのブログにあった情報で日本列島の原生自然林は0.04%しか残っていないという統計があった。ということは今の日本の森林、自然だと思っていたものはほとんどすべて人の手にはいったもの、“箱庭”であったということだ。しかしこの列島は高温多湿で植物の生育が早いから、人の手の管理から離れれば比較的速やかに自然林に帰るのではないか。300年くらいのスパンで原生自然に戻せるのではないか。

 大地と共に生きることを選択するならば大地を元に戻さなければいけない。そして正しく大地を自然に戻してこそそこにスピリットが戻り生命にエネルギーが宿ることになるだろう。エネルギーが宿ることで初めてがんを癒す薬草も地に満ちるだろう。

 『シルバーバーチの霊訓』でシルバーバーチという霊は質問に対し次のように答えている。
 Q.動物を実験材料とした研究からは、たとえばガンの治療法は発見できないという考えには賛成ですか?
 A.神の摂理に反した方法からは正しい治療法は生まれません。人間の病気にはそれぞれにちゃんとした治療法が用意されています。しかしそれは動物実験では発見できません。

 ぼくはがんの治療法は既にこの地上に降ろされているのだろう、そしてそれは薬草療法であろうと思っている。だから薬草が取れる自然環境を残すことは大事なことなのだ。そして北山さんが述べている“どうすれば力を自分のものにできるかをすすんでまなぶ”こと、例えば自然療法をする際の心構えや祈り、作法などを学ぶことで精霊たちと繋がり、その薬草のパワーを初めて使えるのだと思う。

 このほかにも多くのことを学べた。すべてを消化できているわけではないけれども今のこの時にこの本を読まないといけない環境にあったこと、時の輪で出会った人たちとのこれからの関係も重要なものだろうと予感している。
 
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<緊急依頼>祈りをお願いしたい

2006年01月21日 20時22分42秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 列島における地震、火山噴火などの警告が下りてきているようだ。啓示に示された1月14日の中部南海地震とそれに引き続く南海、東海地震については事なきを得たようだ。しかしこれは啓示が外れたとはぼくは見ない。やはり多くの人の祈りが功を奏して大難が小難に、小難がなくなってくれたのだと思う。ぼくも最近知った内容だ。

 大国みろく大社の緊急提言に目を通していただきたい。その後の日記にも。先の日付(27日、28日)になるけれども実際に行動する(祈る)かどうかはあなたにお任せしたい。もちろんこのような情報をネットで公開することには賛否両論があるだろう。コメントにも非難の指摘が散見される。ぼくは「いたずらに不安を書きたてるかもしれないデメリット」よりも「祈りのメリット」のほうが大きいと考えているのでここにリンクを貼ることにした。

 祈りに力があること、他者のために祈ることが自分を救うこと、大地と共に生きる道を歩むことが大切、と知っている人は共に祈ろう。
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恩師の死

2006年01月19日 22時11分11秒 | 個人的体験・雑感
 鍼灸学校時代にオイルマッサージを教えてくださった宮木三枝子先生が昨年の7月に亡くなっていた。遅く出した年賀状の返信としてご主人から喪中葉書が届いて知った。享年64歳。昨年まで年賀状で元気そうだったのに、先生どうなさったんだろう・・・。

 宮木三枝子先生は麹町リバースという業界では有名な治療院でオイルマッサージや医療マッサージをされていた。日本に最初にオイルマッサージを導入されたお一人である。学生時代に先生のビデオを見ながらペアを組んだ相手にオイルマッサージをする練習をした。その時のあまりの手捌きの鮮やかさに驚き、ぜひ個人的に学びたくなって卒業後先生に連絡を取ってオイルマッサージを学びに伺った。

 当時は男性マッサージ師にオイルマッサージをしてもらう要望は少ないだろうことを思い至らなかった。しかし何かの役に立つだろうときちんと宮木先生に学んだ。そしてそれが病院でのリンパ浮腫の癌患者さんへの治療の機会に繋がったし、今自分の治療院でも必要に応じて行っているし、患者さんの家族へ腹水が溜まった時の足のむくみに対しての処置としてお教えすることもしている。

 学んだことはいつかは役に立つ。例えその時にはあまり役に立たなくても知っていること、出来ることは“力”となる。病める人への心配りやマッサージの技術的なことなど多くのことを教えて頂いていた宮木先生が逝ってしまった。先生の魂は消えていないとわかっているが今はその謦咳を聞けなくて少し淋しい。先生、有難うございました。またお会いできることを楽しみにしています。
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宮崎勤被告への死刑判決について(霊的視点から)

2006年01月18日 21時52分57秒 | 守護霊、前世、過去世、スピリット
 幼児誘拐殺人事件の宮崎勤被告の最高裁での死刑判決が出た。遺族や多くの国民感情として当然のように思える。ぼくにも幼い娘がいるがもし娘が殺されたりしたらやはり犯人に仕返しをしたいと思うだろう。

 この間ぼくは人間は輪廻転生して決して魂という生命エネルギーは消滅しないことを学んできた。だから愛娘が殺されたとしても失われるのは肉体であってその愛らしい性質、性格はそのままに今も存在していると思うだろう。しかし現実にそんな状況に置かれたならば頭ではそのように理解できても、たぶん心、感情では納得できず犯人への復讐の念に燃えるに違いない。

 ぼくは一つ前の自分の前世でその時の両親、弟を強盗に殺されたのちその殺人犯を後にそうと知らず愛してしまい、後年その罪に苛まれて自白した彼を責めず、警察に売り渡さず、赦し、その男が自首して死刑になった後、その男の子供をひきとって育てたという経験をしているらしいことを最近受けた過去世リーディングで知った。

 だからとてもとても難しいことだけれども今生でもぼくは人を“赦す”ということを学ぶ必要があるのだ。そうでないと前世の自分の魂が到達した段階より劣ってしまうから。魂の成長が退歩してしまうから。だから今回の死刑判決を当然と思ってしまう今の自分の魂のレベルがとても悩ましい。

 以下は2004年9月14日に書いた文で、霊界通信の一つである『霊訓』からの抜粋で、霊界から見た死刑執行の誤りを述べている。本日これから放映されるだろう『オーラの泉』などで死後の世界や霊的世界のことが日常に受け入れつつあるけれども、次のようなディープな情報も少しずつ知れ渡っていくことが望まれる。

 『本日、大阪池田小事件の犯人宅間死刑囚の死刑が執行された。人権団体の非難表明が出ているが霊界からは死刑執行の誤りを次のように述べてきている通信がある。

 「霊にとりて、その宿れる肉体より無理やりに離され、怒りと復讐心に燃えたまま霊界へ送られることほど危険なるものはない。いかなる霊にとりても、急激にそして不自然に肉体より切り離されることは感心せぬ。われらが死刑を愚かにして野蛮なる行為であるとする理由もそこにある。死後の存続と進化についての無知が未開人のそれに等しいが故に野蛮であり、未熟なる霊を怨念に燃えさせたまま肉体より離れさせさらに大きな悪行に駆り立てる結果となっているが故に愚かというのである。

 そなたらはみずから定めた道徳的並びに社会的法律に違反せる者の取り扱いにおいてあまりに盲目的であり無知である。幼稚にして低俗なる魂が道徳を犯す。あるいは律法を犯す。するとそなたらはすぐにその悪行の道を封じる手段に出る。本来ならばその者を悪の力の影響から切り離し、罪悪との交わりを断ち切らせ、聖純なる霊力の影響下に置くことによって徐々に徳育を施すべきところを、人間はすぐに彼らを牢獄に閉じ込める。そこには彼と同じ違反者が群がり、陰湿なる邪念に燃えている。それのみか、霊界の未熟なる邪霊までもそこにたむろし、双方の邪念と怨恨とによって、まさに巣窟と化している。(中略)

 凶悪人から身体的生命を奪う。復讐的刑罰を与える。厚顔にも法の名の下に流血の権利を勝手に正当化している。断じて間違いである。しかも、かくして傷つけられし霊が霊界より復讐に出ることをそなたらは知らぬ。」(中略)
 「然り。友よ、そなたらが設けたる牢獄、法的殺人、その他、罪人の扱い方の全てにおいて、その趣旨がことごとく誤りと無知の上に成り立っている。

 戦争および大量虐殺に至っては尚のこと恐ろしきことである。本来同胞として手を繋ぎ合うべき霊たち、その霊たちの利害の対立をそなたらは戦闘的手段によりて処理せんとする。血に飢えし霊たちは怨念と憤怒を抱きつつ肉体より引き裂かれ、霊界へと送り込まれる。肉体なき霊たちは燃えさかる激情にさらに油を注がれたる如き激しさをもって地上界を席巻し、残虐と肉欲と罪悪に狂う人間の心を一層駆り立てる。然るにその拠って来るそもそもの原因は単なる野心の満足、一時の気まぐれ、あるいは王たる資格に欠ける王子の愚かなる野望に類するものであったりする。

 ああ、友よ、人間は何も知らぬ。まだまだ知らねばならぬことばかりである。しかもそれを、これまで犯せる過ちを償うため、苦くかつ辛き体験を通じて知らねばならぬ。人間は何よりも先ず、愛と慈悲こそ報復的処罰に勝る叡智なることを知らねばならぬ。」(『霊訓<完訳・上>』、W・S・モーゼス著、近藤千雄訳、心の道場)』

 この通信のようなこと(死刑執行された者の魂が憤怒にかられて幽界をさ迷い、人間界の憎しみに拍車をかけていること、戦争など闘争において死んだ者も同じ思いで人間界に災いをなしていること)が本当だとすればやはり生きている私たちが思考を変えて戦争絶対忌避とか死刑廃止としていかない限りこの世が良くなる(浄化される)ことは先に延ばされるだろう。

 見えない世界のことを学ぶことは平和に繋がり愛に繋がっていく。オカルトに対する興味でなく自分を高める、社会をハートフルに変えていく手段として見えない世界のことを真摯に学んでいきたい。
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骨肉腫の闘病記

2006年01月16日 22時35分47秒 | 癌治療・緩和ケア
 先日からご縁を頂いている骨肉腫と闘病中の沖田崇至さんの手記が掲載されているサイト「アイ・さぽーと」をご紹介したい。沖田さんはこれまで手術、抗がん剤、放射線といった西洋医学的治療を受けてこられて今は代替医療やヒーリングを受けていらっしゃる。

 サイト右欄の「命の試験」にはご自身の闘病の様子が詳しく書かれているのだけれども、そこには心境が少しずつ「自分ががんを治すんだ」というふうに変わられていくところや魂のことなど哲学的、内省的なことばが綴られている。

 手記は未完で沖田さんによると書き終えたところからさらに『シルバーバーチの霊訓』や気功の先生との出会いなど目に見えない世界のことにも意識が広がっているとのこと。これからの追加が楽しみだ。いずれ本にされることも考えているそうなんだけどお時間がある人には一読をお勧めしたい。ただし読むのにはアドビリーダーが必要です。
 
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グレゴリアンチャント

2006年01月15日 21時35分35秒 | 天音、玉音、ハープ
 いま、Canto Gregoriano(グレゴリアンチャント) "Tempus Nativitatis"を聴いている。11日の“オーラの泉”で美輪明宏氏が「グレゴリアンチャントなどを聞くと清らかになる」と言っていたのだけれどそれを聞いていたらしい患者のYさんが表題のCDを貸しに治療院に持ってきてくれたのだった。ありがたい。

 ぼくは名前は聞いていたのだけれどもどういうものか知らなかった。CDパッケージの解説によると、「グレゴリアン・チャントはローマカトリック教会の礼拝音楽である。人の声のみで構成された音楽として世界中でもっとも多くの曲数を保有する。これらは一つの旋律をア・カペラ(無伴奏)で、しかもユニゾン(斉唱)で歌うという形式を持っている」とある。

 いま聴いているチャントは北イタリアの小さな村の教会で録音されたもので男声合唱が静謐な空間に響き渡っていてなんとも厳かな気にさせてくれる。借りたCDを治療のBGMで流しているけれども好評だ。宗教心のない人でも敬虔な気持ちになるかもしれない。

 「オーラの泉」ではオダギリジョーの前世に清貧な修道士の時があるから彼にはグレゴリアン・チャントが精神浄化の役割を果たすだろうと美輪氏は指摘していたと記憶している。ぼくも3つ前までの前世はすべてアングロサクソン人だったようなのでたぶんクリスチャンだったかもしれないから、いまグレゴリアン・チャントを聴いてそれなりに感慨深いところがあるのはその影響かもしれない。
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アセンションの意味

2006年01月13日 11時26分29秒 | 癌・病気の意味
 “インディゴチルドレン”で検索していて引っかかったサイト 

 「疑問は疑問として臆することなく表明して、それを糺す(ただす)ために自分として何ができるかを考え、行動することです。それは何よりも、私たちが《この時代!》に地球で生きることを選んだ当初の目的に沿って、自分なりの貢献をするための大前提なのです」
ガイアアセンション」シリーズ 解説『この時代!』第1回 時代の本流より。

 

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