植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

きのうのこと

2007年05月16日 08時47分15秒 | 癌治療・緩和ケア
月曜の朝一の9時からは予約入れる人はあまりいないんだけど、週2回びわの葉温灸をしに来る方が夕方が予定が付かないとのことでこの時間でいらした。

 この方は膵臓癌の疑いということで3月末からうちに来ていてきのうが13回目のびわ温灸だった。いつもの通りハープを奏でて温灸をしてまたハープを奏でて終わったら、「先生、今日はいいご報告があります」と言われた。

 「先週の11日に検査結果を聞いたんですが胆管の太さが元に戻っていてまわりにあった“ほぼ癌に間違いない”と医師が言っていたのが全部きれいに無くなっていまして、医師の先生から「ガンが消えましたね」と言われたんです。先生がお祈りしてくださったから…」と後は落涙。

 素直に嬉しかった。僕の祈りが届いたから治ったのかは分からないけれどもただ目の前の現実が有り難かった。良かったですね、Yさん。これからは週2回でなくて1回にして健康管理でやっていきましょう、と申し上げる。

 その後ヨガ教室へ。なんとか遅れずに済んだ。午後二人の患者さんを診る。初診の方はこれまた膵臓癌の方。ただしこの方は手術、抗癌剤と西洋医学コースを取られて来ていて、“もう抗がん剤が効かない”と癌研の医師に言われたとか。

 僕はこのような方は回復は大変だと思っているが希望が無いとは思っていない。余命数ヶ月と言われた寺山心一翁先生も転移ガンから回復しているのだから。

 だから寺山先生のことを話したり、ガン患研の資料などをお見せして治った方がいることや治した人はみなご自分で治しているようですよ。と伝える。

 あわせてクリスティン・ペイジ先生の『チャクラ-癒しへの道』(サンマーク出版)を開いて「ガン患者さんは“いい人”が多いそうですからまず“いい人”をやめましょう」とか消化器ガンの方の心理学的傾向などをお話しする。

 ハープを奏でてからびわの葉温灸をし、あわせて今日の午前中の膵臓ガンの方のお話をする。たくさんの涙を流される。どうやら同じご病気で治った、良くなった人の話を一度も病院では聞いたことが無かったようだ。

 再びハープを奏でて治療を終える。(今日、往診に行ったら激痛が一度も来なくて、便もたくさん出てとても具合が良いと言われた。良かった)

 夜は立川でハープの会に行く。アイルランドからいらした妖精のような可愛らしいハープ演奏家の女性の、お話や演奏を小さな喫茶店で聞いた。ハープ教室の生徒さんがたくさんいらしていたようだ。

 その後、その“妖精さん”と通訳のご夫妻、主催者の方、お友達の方々と終電近くまで飲食する。楽しかった。

 というわけで心地よく疲れた一日でした。

コメント (5)
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