がんを治すために避けるべきもの
・パン
・牛乳ほか乳製品
・砂糖
・食品添加物
・薬
食べ物については発酵食品の多かった戦前の日本食に戻すこと。これががん患者のみならず、この国のすべて人を生き返させる最も大事なものだ。
がんを治すために避けるべきもの
・パン
・牛乳ほか乳製品
・砂糖
・食品添加物
・薬
食べ物については発酵食品の多かった戦前の日本食に戻すこと。これががん患者のみならず、この国のすべて人を生き返させる最も大事なものだ。
20131214森美智代さん講演
今日は午後治療院を休んで横浜鶴見サルビアホールであった森美智代さんの講演会に行って来た。森さんのことを知ったのは今年6月くらいだったかな。茅ヶ崎のトニーズカフェの2階で友人の料理勉強家サトケンも出てくる映画「「食べること」で見えてくるもの」を観たときだ。その映画に17年間一日青汁一杯で生きている鍼灸師の先生ということで紹介されていてとても興味を持っていた。
今回はサトケンも登壇して映画の監督をされたサンマーク出版の鈴木七沖さんと3人でトークもするとのことでとても楽しみだった。会場でシルバーバーチの霊訓読者の集いのメンバーでもあるHさん、そして患者さんのHさんにも出会った。後で三浦直樹先生の東京での講演会を企画して下さったTさんにも出会った。会わなかったけどけっこう知人が一緒にいたかもしれない。
会場入り口で出迎えて下さっていた森先生とサトケンと一緒に写真を撮って頂いた。
<森美智代先生のお話し 印象に残ったもの>
・少食は世界を救う。これは甲田先生の言っていた言葉。いま地球上に70億の人がいてそのうち10億人が飢え、10億人が食べ過ぎで病気になっている。もし皆が少食にすれば食料危機を心配しないで済むのでは?
・食事は植物さんの命を頂く、植物さんと会話してコラボレーションをする神聖な時間。でもほとんどの食事の時間がそうはなっていない。
・食欲は物欲よりも強いもの。もし食欲をコントロールできたら物欲は少なくなるだろう。
・自分は21歳のときに脊髄小脳変性症という難病になり、それを甲田先生の断食療法で治して来た。その過程でヒーリング能力が備わり甲田先生が亡くなるまで先生のお体の手当をして来ました。甲田先生は亡くなっても私のそばにいらっしゃるようです。
→甲田先生は「少食は世界を救う」というご自分の思いを実現するために今も森先生に働きかけていらっしゃるようです。
・森さんの身体のことを多くの学者が研究した。インターフェロンは普通人が5000くらい、糖尿患者で3000、がん、エイズ患者で1000くらいなのだけれども、森さんは21000あるとか。
・タンパク質のゴミとして尿素窒素が尿として排出されるのだけれども、森さんにはそれが見られず、体内でそれをリサイクルしているらしい。
・森さんの腸内細菌叢は草食動物の牛のそれと近く人間離れしている。普通の人は消化できない食物繊維が豊富な葉っぱや青汁を牛並みの腸内細菌によって栄養源としているらしい。
・よく自動書記現象が起きる。(自動書記現象とは自分の意志と関係なく手が勝手に文章を書き始めることで、本人ではなく別人格の憑依と言われています。あの世の存在からのメッセージを受け取る)
自動書記状態の時の脳波は眠っている時と同じでθ(シーター)波になっており、θ波が出ているときにはほとんど人は飢えを感じないそうです。多くの人が目が覚めている時には脳波はβ(ベータ)波となっており、この時は常にあるレベルで飢えている状態。α(アルファ)波の時はときどき飢えを感じる程度。そしてδ(デルタ)波の脳波時は決して飢えを感じない。なので私が飢えを感じないのは脳波がθ波になっていることが多いからかも。
・断食をすることで消化に使うエネルギーが病気を治す方に使われるようになるので、難病を治すのに断食はとても有効です。
→スライドを使ってたくさんのことを話して下さいました。地底人アガルタの話しやシリウス、アンドロメダなど宇宙人や五次元、六次元の話しもされるので、僕は大丈夫でしたが会場内にはビックリしていた方も多かったのではないかと思いました。
<今日の講演会で僕が思ったこと>
いまは時代が急転回してこれまでの支配、分離、二元性のエネルギーから、統合、協同、一元性へ回帰していると思います。
少食というのは自分が少なく食べるためその分を他の人に分け与えることができる、という点でもエネルギーの流れとしてこれから本流になっていくものでしょう。
物を少なく所有するということも同じです。最近はやりの断捨離もそのエネルギーの流れる方向に沿うものだと感じています。
電気に限らず石油もそうです。消費を少なくするということ、物質の多寡を幸せの判断基準にしない、人との繋がり、助け合い、相互扶助、そういう世界観を大事にする世の中になっていくのでしょう。
甲田先生の多数の著書は不勉強で読んだことがないのですが、きっと先生の唱えていらした「少食は世界を救う」ということは、こと食の世界だけに留まらず、物質界から精神世界へのシフトを大きく促すことにも繋がっていると感じました。
11月28日(木)、29日(金)と治療院を休んで長野の大岡にある農楽里(のらり)ファームへ行って来た。
アナスタシアを読んで、自家菜園の大切さ、自分で食料を得ることの大事さを再認識して、自分でもどこかでそういうことができる場所を持ちたいと思っていたし、その前に読んでいたキーシャ・クローザーの本からどこか高地に生活拠点を持ちたいとも考えていた。そうしたところへKさんから11月10日(日)に永田町の蕎麦割烹「黒澤」にて「信州の休日」というイベントがあると誘われたのでこれは信州とご縁が作れるのではないかと思い参加してみた。
そこで出会ったのが農楽里ファームの遠藤夏緒さんだった。夏緒さんとは年齢も近く、そのうえ僕と共通点がいくつもあって驚いた。まず彼女も鍼灸師でさらに同窓、つまり同じ鍼灸学校の卒業生だったこと、そしてかつて若い頃に(財)日本自然保護協会の自然観察指導員として活動していたことなど。(今回、農楽里ファームを訪れた際にお会いした旦那さんの太田さんも観察会指導員だったそうで、しかも同時期に活動していて全国一斉ブナ林観察会などもしていたとかで、もう僕らは共通項だらけで笑ってしまうほどでした。それほどご縁がある方々と知り合った訳です)
さらに農楽里ファームの母屋は古民家だとか。古民家フェチの自分としてはこれはもう、どうしましょうって感じ。さらに貸して下さる田畑もいっぱいあるとのことで話しを聞いているだけですぐさま行ってみたいと思ってしまった。なのでその場だったか直後のメールで申し込んだか忘れてしまったけど、とにかく訪れたいと訪問を申し込んだ次第。温泉もあるそうなので去年群馬の片品村で行った患者さんのお手当て合宿と同様なことを大岡で来年春にやれないかなと考え、下見を兼ねてもいた。
で、二日間行って来たんだけど、もうその時間が濃密すぎて。。。
新宿西口から高速バスに乗り約3時間の上信越屋代バス停で下車し、そこで大岡の農楽里ファームまで笠井さんの車にピックアップしてもらった。笠井さんは長野市のご出身で僕と夏緒さんを繋げて下さった方。今回とお手当合宿のコーディネーターをしてもらうことにしている。1時間くらいで大岡の農楽里ファームに到着。玄関先で薪割り中の旦那さんの太田さんにお目にかかる。
お昼のうどんを頂きながら、三匹の猫チャイ、ちび、みこたが巻ストーブ前で寛ぐ姿に癒され、いろんなお話しをして楽しい時間を過ごす。午後には聖山(ひじりやま)の樋知神社奥の水源のお種池に行き竪琴を奏でて訪問を感謝申し上げ、帰ってきて来年のお手当て合宿の日時や内容を検討する。このプランニングの時が楽しい。
夕方、大岡温泉まで笠井さんの車で送ってもらい、ここで彼女とはお別れ。1時間くらい気持ちいい温泉に浸かったのち夏緒さんにピックアップしてもらい農楽里ファームへ戻り、夕ごはんを夏緒さんと太田さんと3人で晩酌しながら頂く。日本酒は弱いはずなのに「戸隠」だったかな、ほんとうに旨い。途中、夏緒さんが農楽里ファームの辺りの写真を撮ると必ずオーブらしき白い玉が画像にたくさん映るというのでそれをプロジェクターに拡大して見せてもらう。まったく不思議なんだけどたくさんのオーブらしき光の玉が写真に写っている。月と見まがうほどの光量で映っている写真もあり本当に不思議だ。
自然農の話しとか長野の地形の話しとか話題は尽きない。10時過ぎまで7時くらいから3時間以上話して過ごした。夜は母屋の広い二階に独りで寝たんだけれども怖い感じはしない。オーブに守られていると思えるからか。夜中はまったく起きなかったが明け方頃、枕元でニャ~オ、ニャ~オとチャイに布団に入れてくれと催促されて目が覚める。猫、犬を飼ったことが無いので同衾するのは初めてだったが布団の裾をあげてやると待ってましたと入って来て右脇腹にくっついて寝る。初めて知ったのだが猫って重いのね。温かくて気持ちいいんだけどもたれかかれてちょっと寝苦しい(笑)。20分くらい布団に潜られていたけどじきに出て行ってしまった。
朝は7時半頃に目が覚めてゆっくり朝食を頂く。午前中には樋知神社(ひじりじんじゃ)の里宮に参り、アルプスを一望する見晴し台を経て、半年前にこの大岡に移住されたアーチストご夫婦の元を訪ねさせて頂く。お二人も夏緒さんのところにお世話になって太田さんに古民家や農地を探すのを手伝って頂いたりして都会から越して来たという方々。
竪琴を携えて訪れるたのは築後200年以上という古民家を改装した素敵な空間。スピリチュアルアーチストであるご主人HIROさんの描かれた壁やクリスタルヒーラーである奥様RIEさんデザインの素敵なトイレなど、古民家ライフを楽しまれているのが見て取れてうらやましい。お忙しいところを突然訪ねたのに快く迎えて下さって嬉しかった。お話しをしていたらヒロさんたちも自主映画ガイアシンフォニー(地球交響曲)を観ていて、特に3番に出てくるアラスカのクリンギット族のボブ・サムには南東アラスカを旅した際に実際に会ったこともあるなど、興味津々のお話しを伺え、また僕からはアナスタシアの「種は医者」というお話しをしたりした。
HIROさん、RIEさん、夏緒さんともども皆さん、今の文明社会に強烈な違和感、危機感を持っており、だからこそまずは自分たちが自給自足をしていくことで足場を固めて生きていくことを選択している。僕はまったく共感し、こういう人たちと一緒に生きていきたいなあと強く思った。
竪琴のマリアを奏でて訪問のお礼をする。HIROさん、RIEさんの著書でもある『セイクリッド・アロマカード』(BAB JAPAN発行)を一部購入した。ちょうどヒマラヤ精油にも出会っているのでこのオラクルカードも興味深かった。
話しが弾んで時があっという間に経ってしまったが後ろ髪を引かれる思いでHIROさん宅を辞する。大岡に住んでみたいなあと思い始めている。
お昼ご飯を農楽里ファームに戻り太田さんと3人で頂き、また話しが尽きない。ウッドデッキの基礎工事をしているのだけれども、大きな栗の木の根元なので栗の木に感謝の竪琴を奏でたり、また大岡温泉に浸かったりして午後を過ごして、夏緒さんに上信越道屋代の高速バス停まで送ってもらいそこでお別れをした。
夏緒さんには農作業の忙しい合間の時間を二日間、ずっと応対して下さった訳で本当に感謝に堪えません。いま家に帰ってから農楽里ファームのホームページを見て動画とかを拝見して、自然農、有機栽培、無農薬といった凄いことをされている方たちだったんだと後から知った次第で恐縮しているところ。夏緒さん、ほんとうに二日間ありがとうございました。
そんな素晴らしい方たちのところで来年春に行う予定の手当法の合宿が今からと~っても楽しみです^^。
再掲:3月22日(金)10:30-14:00がんと心を癒す重ね煮料理教室のご案内
お待たせしました。サトケンこと佐藤研一さんによる「がんと心を癒す重ね煮料理教室」を開催しますのでご案内します。
【開催主旨】この10年間1100人以上のがんを持つ患者さんを私は診てまいりました。そして多くの方が玄米菜食やマクロビオティック、ゲルソン療法、甲田式、済陽式食事療法・・・などなど食事療法を取り入れていらっしゃるのを目の当たりにしてきました。しかし、横から拝見していてどうも私の感じでは「食事は大事ではあるけれどもがんを治す決定打ではないのではないか」と思うようになり、「どんな物を食べるか」よりも「どんな気持ちで頂くか」ということのほうが重要だと思うようになりました。そしてこの秋から心理学などを学んだことで、人の意志、想念、思いなどのほうがより病気や身体、ものに大きな影響を持つと確信が深まりました。
今回講師として皆さんに重ね煮料理を教えてくださるのはサトケンこと佐藤研一さんです。サトケンはあのマクロビで有名な岡山の「百姓屋敷わら」で7か月修行された“料理勉強家”です。人生相談、出張料理、料理教室、断食アドバイス、講演、イベント、企業研修、各種プロデュースなど「心・食・健・美」を中心としたトータルライフコーディネーターとして幅広く活動しており、人々の“本来の自分に還る”お手伝いをされています。
サトケンとは「がんを癒す心の使い方勉強会」で講師をお願いしている白鳥澄江さんのワークショップで知り合いました。人を笑わせながら大事なことを易しく伝えるというまさに今の時代の伝道師の一人です。どうぞサトケンの人柄、そして料理に触れて、元のあなたに還る旅を始めてみてください。
【日 時】2013年3月22日(金)
午前10時半~午後2時
【場 所】みんなのテーブル 「メサ・グランデ」
川崎市中原区新城5-2-13 プリマSK武蔵新城1階
TEL044-872-9795
(JR南武線武蔵新城駅下車徒歩3分)
【地 図】こちらです→メサ・グランデ
【講 師】サトケンこと佐藤研一さん(株式会社焚火 代表取締役)
【お手伝い】白鳥澄江(株式会社オフィス・ルテラムウ)、遠藤聡哲(聡哲鍼灸院)
【内 容】サトケンによる“おむすび”“お味噌汁”“重ね煮のおかず”の提供。テキスト付き。
参加者の皆さんに野菜の切り方による味の違いや、“思い”によって物の味が変化することなど、物を頂くときの心構えなども話して頂きます。
【会 費】4200円
【持ってくるもの】エプロン、髪留め(バンダナなど)、包丁、筆記用具。
【募集人員】16名、先着順。ただしがん患者さん、ご家族を優先させて頂きます。
お手伝いさんも募集(^o^)
【締 切】2013年3月21日(金)
【申込み】メールで下記宛て。
遠藤聡哲 soutetsu★me.com (★を@に替えて送信してください)
友、遠方より来る。また楽しからずや。
きのうは長崎の友人が上京の途中で訪ねに来てくれたので、タイ料理を食べに自由が丘の街に出た。
彼はずっと食の研究をしてきたんだけど、昨日の会話で彼は「最近思うんだけど何を食べるか?よりも誰と食べるか?の方がもっと重要な気がしてきた」と言った。
理系の研究者としてカルシウムやら〇〇やらと食品に含まれるもや食材そのものを摂取したらヒトの体はどうなるか、といったことをずっと研究してきた彼が、物質として食材を見る視点から食べる時の思いに目を向けていると聞いたとき、なんだか我が意を得たりと嬉しくなったな。
最近思うのは玄米菜食、マクロビオティック、ゲルソン療法、済陽式食事療法などなどいわゆる「がんの食事療法」がたくさんありすぎて、患者さんは迷っちゃうなぁということなんだよね。それぞれに理論があって結果も出していると思うんだけど、それで治らない人もいるだろう。体質の問題もあるだろうしね。だからすべてのがん患者さんに効く唯一正しい食事療法がある、とは僕はいまは考えていない。
それよりも上述の彼が言った「誰と食べるか」といった「食べることをコミュニケーションをとること」と捉えて、その時の気持ちのほうが「何を食べるか、どんなものを食べるか、どんな方法で食べるか」よりも治療効果というか身体に影響を与えると思う。
エドガー・ケイシーも食事をとるときには「怒っているとき、悲しんでいるときは食べない」「楽しい気持ちで頂く」とリーディングで言っているように、食事をする時の気持ちがとても重要なのだろう。
上述の彼は「誰と」と言っていたけど、別にこれは必ず他の誰かと食べないといけない、というわけではないと思う。要は独りで食べてても「楽しく」「気分爽快に」食事ができればいいと思うんだ。ただどうしても一人で食べる孤食では寂しいし食事を単に栄養を取るやっつけ仕事のようにしがちなんだけどね(自分がそうだ(笑))。
食事は人との濃密なオーラの接触なんだね。だから男女が一緒にご飯を食べることは親しくなる大きなきっかけになる。実際、好きな人とのご飯は楽しいし嫌いな人とはご飯はもう勘弁、だよね。
だから食事の時の気分がとっても大事ってことかな。となると「これは食べたくないなぁ、まずいよなぁ…。」と思って無理して食べている玄米は本当に身体のためになっているんだろうか?と思ってしまう。
「辛い思いをして病気になったのだから、治すときは修行のように辛い思いをして食事制限して治すのは違う」というのが僕の考えで、患者さんに話していること。がんの患者学研究所の川竹さんは閾値という概念で「そうじゃない」と言っているけれども、これはどちらが正しいということではなくて考え方の違いということだと思っている。どちらを選択するか、だね。
脱線してしまった。
病気を治すには食事が大事。それも食事の内容よりもその時の気持ち。となると美味しく楽しく食事をするには一緒にいる人との良好な人間関係が必要。となると家族との関係をよりよくすることが病気治しに直結するんだね。
西五反田のいやしの村東京というヒーリングサロンで開催された、長岡式酵素玄米講習会に参加した。
この酵素玄米はこれまでに数人の患者さんから炊いたそれを食べさせていただいたことがあり、とても美味しかったのでいつか自分でも学んでみようと思っていた。
午前中の治療が長引き10分遅れで会場に着いたがまだ講義は始まっていなくて助かった。13人ほどの女性の参加者がいた。
講師の先生が元は高橋信次氏の思想がベースになっていることから話されてびっくり。そうかそうだったのか。だからただの玄米食の炊き方の講習会ではなかったのだ。
目に見えない意識のところを非常に重要視している、と説く。たしかに10日経っても腐らない炊いたご飯というのは驚きだ。
実際の玄米の炊き方に入る前に2時間、たっぷり思想教育をされる。玄米を食べるという行為を、モノを食べるというものはなく、「いのちを頂く」ということだと認識させる、意識転換させることに注力されていた。そのため、炊き方も一種のお点前、作法という感じであり、決してこのレールから外れないように、自己流に走らないように、と口を酸っぱく強調されていた。
最前列に座って聞いていた女性は「一升炊きの圧力鍋でないといけないのか?電子ジャーは大きすぎる、あんな大きなジャーは家に置けない。ざるとかボールは家にあるものを使ってはいけないのか?」と質問し、ことごとくそうでないとだめだと言われるとむくれていたが、以前実際に酵素玄米を友人からもらって食べてみて美味しかったらしく、作ることには執着があるようだった。その女性は2時間の講義を聞き終わった後、「まあ能書きは云々…」と失礼な言葉を発したり、「始めたくても今は軍資金がないのよねぇ・・・」などとつぶやいていた。
座学の後、息子さん?が炊飯の実際をやってみせてくださった。
長岡式酵素玄米を炊く一式をそろえると8万円弱かかるのだが、健康と勉強のために購入した。1週間から2週間で届くとのことだから楽しみである。また、一度は川越にあるという会本部の太陽の家にも訪れてみようと思っている。
安中市の中山ファーム(株)のナカヤマさんがやっている秋の手作り酵素づくり講習会に参加してきた。
11月11日(木)午前10時に高崎市の「はにわの里」に集合。レンタカーを借りて7時半に自由が丘を出て余裕で着くはずだったが、関越大泉に着くまでに1時間半の渋滞にはまってしまった。
そのため20分遅刻。ナカヤマさんの携帯に遅れる旨連絡を入れ、なんとか買い物に間に合う。というか必要なものはナカヤマさんが買っておいてくれた。ありがとうございます。
その後、調達した野菜、果物を野の湧水のところで洗い、材料を細かく刻む。
材料は20種類以上。にんじん、さつまいも、さといも少々、柿、りんご、レモン、しょうが、れんこん、大根、かぼちゃ、玄米、大豆、小豆、金時豆、黒豆、花豆、ブドウ、山葡萄、洋ナシ、麦、いちじく、ぎんなん、ゆず、赤ビート、しいたけ、しめじ、えのき、キウイ、山芋少々、雑穀など…
そして10kg弱のそれら材料を切り刻んで、11kgの上白糖と混ぜて漬け込む。午後3時ころまでかかって作業を終わった。一日晴天の下で気持ちいい環境にいた。やはり自然の中はいい。
今回は珍しく参加者が少なくて12人ほどだった。多い時では40人以上になるらしい。あの狭い水場に40人の参加者が殺到したら作業が大変だろうなぁ。
講習会が終わって伊香保温泉に向かう。ちょっと過労気味だったので治療院を臨時に休んで休暇を取った。帰ってきてから治療院で天地返しをして発酵を促しているのが下の写真。