植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

2016/6/16(木), 7/21(木) がん患者さんのためのヨガ お誘い

2016年06月01日 23時02分09秒 | ヨガ(ヨーガ)、瞑想

  乳がん患者さんによる、がん患者さんのためのヨガを開催しますので奮ってご参加ください!

 講師は宇野真奈(うのまな)さん。各種スポーツクラブ、ダンススタジオなどでヨガ、ジャズダンス、クラシックバレエの指導を長く歴任されてきました。12年前に乳がんになり手術、ホルモン療法などの現代医療を体験し、女優で自身も乳がん経験のある宮崎ますみさんからヒプノセラピーを学ぶなどと心、魂の面からも病気へのアプローチをされてきました。当院には4年前から通われており、昭和大学病院のブレストセンター内でのヨガ(乳がん患者さんのためのヨガ)のインストラクターもされていました。

 「がんは自分が作ったもの、自分で自分を傷つけてしまった結果だから治すのは自分」、などと乳がんを経験して学んできた多くのことを皆さんとワークショップの場でシェアし、自分なりにがん患者さんのそばに寄り添い、治療のお手伝いをしたいと心から思っていらっしゃる方です。

 今回、乳がんに限らずがん治療をされている患者さんとそのご家族の方のためにヨガを開催します。皆様の参加をお待ちしております。

 

 【日   時】2016年6月16日(木)13:45~15:15

               2016年7月21日(木)13:45~15:15

【場   所】自由が丘住区センター 3階 第三会議室(和室)

       東京都目黒区自由が丘1丁目24-12 

        電話 03-3718-1195

              (最寄駅 : 東急東横線・東急大井町線 自由が丘駅から徒歩4分)

       http://place.jiyugaoka.net/jiyugaoka-jukucenter/?map

       (自由が丘駅正面口を出て目の前の「自由が丘デパート」の脇の道を直進する。

       3分ほど歩いた先の右手に東横線の踏切を見たらそこの角を左折、右手熊野神社の入り口左脇の建物)

【会   費】1回 2,000円(場所代込み)

【服   装】しめつけない動きやすい格好ならなんでも構いません。  

       足元ですが、裸足か靴下を履きたい方はできれば5本指ソックスがやりやすいと思います。

       会場で着替えることもできます。

【持 ち 物】ヨガマットがあればご持参ください。 

【申し込み先】mana.yoga.hypno@gmail.com までメールでお申込みください。

       二日間、ご案内しておりますのでご希望の日にちをお教えください。もちろん両日参加も歓迎です。

  

【ワークショップ イントスラクター】

   宇野真奈(うのまな)

     全米ヨガアライアンス・イシュタヨガ認定インストラクター

     マンマヨガインストラクター

              AEAJ アロマテラピーアドバイザー

     JAPAアーユルヴェーダアドバイザー

     日本ヒプノ赤ちゃん協会認定 ヒプノ赤ちゃんプラクティショナー

     厚生労働省がん総合相談研修プログラム ピアサポーター養成講座修了

       HP:http://mana-yoga-hypno.jimdo.com

 

          *荻窪のスタジオや各地のスポーツ施設でもヨガを教えています。詳しくは宇野先生に直接お問い合わせください。

 

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ニューロオリキュラ

2016年06月01日 17時41分07秒 | オイルテラピー(アロマ、エッセンシャルオイル、ひまし油湿布

11:00~13:00 K氏。男性、肺がん。胸水、胸膜癒着術、骨転移の経歴。前胸部両面に疼痛。粘る痰を切るために頻繁に強い咳き込み。右側腹部のドレーン痕下部の皮膚膨隆。胸膜からの浸出液が貯留か?

処置:仰臥位でびわの葉温灸で肝臓、前胸部を温める。側臥位、腹臥位が取れないので座位で腎臓、両肩背部、大椎近辺の治喘穴にびわの葉温灸。右側腹部の膨隆に生姜湿布、里芋パスタを施術。

 終了時、側臥位になっていたため頭痛がひどいとのことなので、先日学んだニューロオリキュラというアロマオイルによる施術を実施。術後頭痛はたちどころに解消。当人とても喜ぶ。治療中は夫人がずっと手当てをスマホでビデオ撮りをしていた。

 

14:00~15:20 O氏。女性。左乳がん。腋下転移あり。乳房の腫脹のため来院。前回のびわの葉温灸で痛みは相当軽減したとのこと。手術、抗がん剤はしたくない。今日は「オオバコクリーム」を実施する。治療中に病気には身体の病気、心の病気、魂の病気があると伝え、本人は今回の病は心、魂が原因と納得している様子。

 乳房の腫脹が大きいのでオオバコクリームの作成に時間がかかった。

 

15:30~16:50 K氏、女性。左乳がん。左鎖骨上、鎖骨下リンパ節転移あり。30年以上前に右乳がんを切除。8年前にに発生。現在は皮膚に広範囲に転移。特に4年前に発生した左胸部の帯状疱疹と重なって皮膚転移が広がっている感じがする。両胸中心にうずくような痛みあり。針で押されるような。左上肢は著明なリンパ浮腫。

1年半前に夫をがんで看取った。夫はK氏のがんに対する「自分で治す」という考え方、治療の仕方に懐疑的で、夫自身ががんになった時には積極的に現代医療を受けたが発病から1ヶ月で亡くなった。あれは治療の副作用死と考えている。

 初回の治療(びわの葉温灸とアロマテラピー)で嘘のように主訴(両胸中心の痛み)が軽減し、その後見舞いに訪ねてきた娘に回復した姿を見て驚かれる。その後前回は娘と来院し、治療の様子を見学していかれた。

 今日はまたぶり返した左胸中心の痛みと左上肢後側面の皮膚のちりちりした痛みを何とかしてほしいとのこと。左肘が伸ばせるようになったこと、左手の甲がパンパンだったのが柔らかくなったこと、左指のむくみが取れ指にしわが戻り、また腫れることが無くなったことなど改善した点もいくつか出てきた。

 

 処置:仰臥位でびわの葉温灸を肝臓、左乳房、左鎖骨上リンパ節近傍の皮膚転移の腫瘍に施術。直後にフランキンセンス(DNA修復)、アイダホバルサムファー(痛み止め)、ブルースプルース、ジャーマンカモミール、サイプレスを塗布。左上肢にはサイプレスを入れたマッサージオイルで軽擦。

 座位になってもらって両腎臓、左頸椎5~7、左胸椎3~9、肩背部、帯状疱疹様腫瘍部分にびわの葉温灸。直後にフランキンセンス、アイダホバルサムファー、ブルースプルース、ジャーマンカモミール、サイプレス、タイム、ローズマリーを塗布。併せてペパーミントロールオンをで左腋下~左上肢に塗布して終了。

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