植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

歌と乳がん

2008年03月21日 13時24分09秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
フランスの作曲家で生体エネルギー研究家でもあるファヴィアン・ママンと国立フランス科学研究センターの生物学者エレーヌ・グリマルは共同で1981年から一年半にわたり低周波(30~40デシベル)の音が人間の細胞に及ぼす影響を顕微鏡下で観察した。

ママンとグリマルは正常な細胞とがん細胞の内部組織を顕微鏡で撮影する装置を開発し、一回に21分ずつ、細胞にさまざまな音を聞かせてその反応を調べた。

細胞に聞かせる音の音源には、木琴、銅鑼、アコースティックギター、アカペラ(無伴奏)で歌う声などの可聴音が使われた。

がん細胞がもっとも顕著な反応を示したのはママン自身がドレミの音階を歌ったときだった。
「細胞の構造がたちまち秩序を失い始めた。人間の声には楽器にはない、なにか強力な波動が含まれている。それは意識である。…がん細胞は音の振動の反復には耐えられないらしく、三度目に歌いかけたとたん、不安定に揺れ始めた。」

しかし、他の楽器、とりわけ豊かな倍音を伴う銅鑼も、長時間鳴らし続けるとがん細胞は統合性を失い、最後には破裂してしまった。

実験室での知見に自信を得たママンは、次に二人の乳がん患者に一ヶ月間、毎日3時間半にわたって歌を聞かせるという実験を行った。
一人の患者のがんはそれだけで消えてしまった。もう一人の女性は腫瘍を切除したが、摘出された腫瘍は「退縮し干からびていた」という。その患者はがんが転移することもなく、完全寛解を遂げたということだ。

以上『音はなぜ癒すのか』ミッチェル・ゲイナー著より引用

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

乳がんが歌で治ったということだが、ママンが歌っている際にどのような意識だったのかが大事だと思う。
この目の前の患者さんの憎きがんをなくしてやろうと思って歌っていたのか、がんに対しても愛情を込めて歌っていたのか、あるいは今日の夕食はどうしようといった雑念交じりで歌っていたのか…そこがポイントだと思うのだ。

これは私見だけれどもママンはがんに対しても愛情を送って歌っていたのではないか?
『水は答えを知っている』(江本勝著、サンマーク出版)という本では、ありがとうと語りかけられた容器の水は凍った際には雪のような美しい結晶構造を示すことが多いということが紹介されている。水は送られた意識に敏感に反応するようなのだ。

ご存知のように私たちの体の60%近くは水分である。私たちの体に愛情を込めて語り掛けたり歌いかけたりした際には、私たちの体の細胞中の水分が綺麗な結晶構造に再配列されると思うのだ。だからこそ歌だけで乳がんが治ったのではないか?

 でもがんに対して毎日3時間半歌いかけ続けるのは自分で歌うにしろ人に歌ってもらうにしろ現実的にたいへんだと思う。まして音程のぶれる僕の歌なんかではがんが治る前に患者さんの精神が音を上げるでしょうね^^ 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緩和ケア病棟にもいろいろある

2008年03月19日 21時06分18秒 | 癌治療・緩和ケア
 最近、「緩和ケア」という言葉に多く接している。
 つい3週間ばかり前にはNHKスペシャルで山梨の在宅ケアクリニックのことが放映されていたし、同じ日の3チャンネルでは最近の緩和ケアの進歩についてシンポジウムの形で放映されていた。

 現代医学での有効な治療ができなくなったがん患者が行くところとしての緩和ケアというのは、一般の認識はまだそうかもしれないけれども、現場は変わってきていることがうかがい知れた。

 その緩和ケア病棟、病院もいろいろ対応が違うようだ。都内幾つかの緩和ケア病棟を尋ねた方に聞いたんだけど、病院によって考え方や受け入れ方、その他諸々ずいぶんと違いがあるようである。

 アマゾンで『がんの在宅ホスピスケアガイド』『がんの痛みよ、さようなら!』といった本を購入し、朝日新聞の昨日から連載が始まった“患者を生きる”シリーズ「東大緩和ケアチーム」編も読み始めた。

 少し緩和ケアのことを学び始めたところです。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『音はなぜ癒すのか』

2008年03月18日 21時44分09秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
 がん治療の名医ミッチェル・ゲイナーが著した表記の本をすぐ読まなきゃ…
 借りている本ですから。

 既に絶版らしい。手元に置きたい濃い内容の本です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

びわの葉温灸

2008年03月17日 18時29分34秒 | 自然療法・手当て法(ビワの葉温灸)
 最近はびわの葉温灸をする患者さんの割合が7割くらいになっている。

 この間、鋭敏な患者さんからいろんなことを学んだ。

「びわの葉はやはり新鮮なものが良い。葉の色が濃くて肉厚な葉っぱのほうがやはりたくさんエネルギーが出ている。薄い葉はあまりパワーがない」

「びわの葉温灸をしていると患部の痛みも和らげるけれども、全身の調子が良い」

「食べ物は大事。何を食べるかよりも食べ過ぎが最も身体に良くない」

「玄米菜食でなければいけない、ということはない。感謝もなく食べるのであればたとえそれが玄米であっても身体は変わっていかない」

「玄米を食べ続けると確かに血が綺麗になるようで体が軽い。だからガン患者には玄米がいいかもしれない。でもそこにはまず『ありがとう』の気持ちがあるほうがいい」

「体に感謝をすること。ガンがそれを教えてくれている。身体に感謝せずに手当てだけしても良くなっていかない気がする」
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする