植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

2014/2/14 シルバーバーチの霊訓 読者の集いのお誘い

2014年01月31日 23時01分18秒 | シルバーバーチの霊訓

『シルバーバーチの霊訓』を読まれた方、読んでなくても気になる、そんな方ならどうぞどうぞ、みなさまどうぞお越し下さい。 

  霊性を向上させ、人類全体の向上に寄与するのは地道な個人個人の学びによるしかないようです。その学びを深め、広めるためにも、この読者の集いなどを通して、皆様、今こそ繋がりあいましょう。  

 前回は8名の方が集まって下さいました。今回はバレンタインデーに当たりますが彼氏、彼女とのデートよりもこちらを優先して下さいね(嘘)

【日時】2014年2月14日(金)18:00~20:00 
      
【場所】読書空間みかも 
    東京都世田谷区奥沢2ー33ー2 
    TEL 03-3718ー2011 
    (自由が丘の駅から歩いて8分くらいです。 南口改札口を出て前の道を左にまっすぐ進み、東急ストアを左に見ながら突き当りまで歩きます。突き当たりのT字路を右に曲がり(この道を「自由通り」といいます)、坂を上がって行きますと信号があり、そこの角が奥沢幼稚園・教会です。 奥沢幼稚園・教会の横の道を入っていくと突き当たりの古民家が読書空間みかもです) 
  地図はこちらです→http://maps.google.co.jp/maps?f=q&source=s_q&hl=ja&geocode&q=世田谷区奥沢2−33−2&sll=36.5626%2C136.362305&sspn=49.899115%2C114.257813&ie=UTF8&ll=35.606344%2C139.673084&spn=0.006263%2C0.013947&z=17 

【参加費】500円 

【定員】なし 

【持ってくるもの】特にありません 

【参加希望の方】下記のコメント欄にご記入ください。 

【2次会】ラボエムにて 20:20~ ご都合のよろしい方、どうぞ!バレンタインデーです。盛り上がりませう!!

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『喜びから人生を生きる!』読了

2014年01月18日 19時43分18秒 | 癌・病気の意味

『喜びから人生を生きる!』(アニータ・ムアジャーニ著、奥野節子訳、NATURAL SPIRIT発行)を読み終えた。

 

この本は読む前に3人の方から勧められていました。一人は僕に精神世界へ入るきっかけとなった本『シルバー・バーチの霊訓』を紹介してくれた鍼灸師仲間。二人目はエドガー・ケイシー療法の先駆者である福田高規先生。そしてもう一人はうちの患者さん。特に福田先生からは早く読みなさいとのアドバイスまで頂いて、これはもう読まねば!と正月明けから読み始めた次第でした。

 

以下、感想。まず「もっと早く読めばよかった!」と思いました。今では内にいらっしゃるすべての患者さんに勧めています。

 

この本の要約を奥野節子さんの「訳者あとがき」から。

「臨死体験の本は数多く出版されていますが、本書が際立っている理由とは、臨死体験後、末期癌(悪性リンパ腫)から奇跡的治癒を遂げたことにあると言えるでしょう。死を迎えようとした時、アニータはほとんど全身を癌にむしばまれていましたが、臨死体験後、すべての癌が短期間のうちに一つ残らず消えてしまったのです。この事実には、アニータが自らの体験を投稿した臨死体験研究会(NDERF)の代表者である癌専門医も非常にまれなケースだと注目しました。

 

さらに、もう一人のアメリカ人癌専門医コー医師も、この異例の回復ぶりに大いに興味を持って、アニータと彼女の主治医に会うため、アメリカから香港へ訪れたほどでした。アニータのケースは、癌専門医を対象としたコンファレンスで紹介されるなど、医学界でも注目を浴びたのです。このような奇跡的治癒と医師による調査結果は、彼女の臨死体験が真実であることを示す証拠にほかなりません」

 

「本書は、アニータ・ムアジャーニという一人の女性が、本当の自分を発見し、受け入れるまでの長い旅路について書かれています。臨死体験中、アニータは、自分が癌になった理由は『人と違う自分を責め、ありのままの自分を愛せなかったからだ』と悟ります。いつも他人と比較し、自分は愛されるに値しないと信じ、他人に認められたいと努力してきた結果、そのような恐れや不安が癌となって身体に現われたとわかったのです。

 

そして『私はありのままですばらしい存在なんだ!自分らしさを表現することが人生の目的なんだ!』と気づき、この大切なメッセージを伝えるために、彼女はこの世に戻ってきました」

後略、引用以上。

 

以下、私が参考になった部分です。この本は傍線引きまくってしまいました(笑)。

太字にしたのは私によるものです。

 

第7章 身体を離れて

(臨死体験時に自分の生前の体験は、無限に広がるタペストリーの壮大で色とりどりなイメージを織りなす一本の糸のようなものであると認識し、それを見ながら)「自分のユニークな本質を表現することは、自分自身への、自分が出会ったあらゆる人への、そして人生そのものへの義務であると理解しました。自分以外のものになろうすれば、良い状況がもたらされるどころか、真の自己を否定することになるのです。他の人たちは真の私を体験する機会を失い、私自身も人々と真実の関わりを持てないでしょう。本当の自分にならないことは、私がここにやってきた目的を宇宙から奪い取ることなのです

 

→僕の体験から、がん患者さんは我慢している人が多いように思う。心の強いエネルギーを外に出さず抑え込んでいるような人が多い、と思う。そのように抑え込んでいる人は本当の自分を生きていない、それは自分の体を痛めるばかりか、自分が生まれてきた目的を宇宙から奪い取ることにも繋がるんだ!という。びっくりですね。

 

第15章 私が癌にかかった理由、そしてなぜ癒されたか

「『なぜ私が癌にかかったと思うか』という質問への答えを一つの言葉にまとめれば、“恐れ”ということになるでしょう。

では、私は何を恐れていたのでしょうか?何もかもすべてです。たとえば、失敗すること、嫌われること、人をがっかりさせること、十分じゃないことなどを恐れていました。もちろん、病気も恐れていました。特に癌とその治療法に恐怖感を抱いていました。私は生きることを恐れ、死ぬこともひどく怖がっていたのです」

 

→この恐れのために人は偽りの自分を作っていく。嫌われないように無理して笑顔を見せ、苦手な人なのに相手をする。。。他人から悪く思われないように努力していくうちにやがて自分自身を見失ってしまう。自分に力がなくなっていってしまうのだ。

 

→また、将来への不安、恐れも体をむしばむだろう。食べていけるのか?経済は大丈夫なのか?地震が来るのではないか?放射能は大丈夫か?病気にならないか?。。。世の中すべてが自分に脅威を与える場所だと認識しているとそれは身体を蝕んでいく。

 

アニータはインドの伝統医療であるアーユルヴェーダを受けているときには体調が良かったそうで、それはその間には導師から「癌は“追い払うべき敵”ではない。貴女の病気は身体が不均衡な状態を治そうとしていることの現れである。身体的な不均衡だけでなく、感情的、精神的な不均衡も含めてのことである。実のところ癌は貴女の味方だ」と教えられたからであり、そのような考え方が自分にとってとても励みになり、希望を持たせてくれたのだ、と語っています。

 

しかし西洋医学の医師たちは、「癌にすべての注意を向けて、異物が貴女の体を攻撃しているので取り除かなければならない。癌は敵で攻撃すべき対象だ」と考えているので、彼らの診断はいつも恐怖感を彼女に植え付けたそうです。

 

「向こう側の世界で私は明晰でした。そして、自分が抱いていた恐れのために死んでいくのだと、直感的に理解しました。私は、いつも心配ばかりして、本当の自分を表現できずに生きてきました。癌は決して罰のようなものではなく、自分自身のエネルギーが癌として現れたのだとわかったのです。そうなったのは、私の恐れのせいで、本来の姿である素晴らしい存在としての自分を表現できなかったからでした」

 

「私の癌が治ったのは、心の状態や信念が変わったことよりも、自分の真の魂が輝き始めたおかげだとはっきり言いたいと思います。多くの人から、プラス思考のおかげで治ったのかと尋ねられましたが、そうではありません。臨死体験の最中に私がおかれていた状況は、心の持ち様をはるかに超えたものでした。私の癌が治ったのは、自分の有害な思考が完全に消えてなくなったからです。」

 

「特定の方法を信じることで病気が治るとは思っていません。信念を持ち続けると身動きできなくなり、常に判断ばかりすることになるでしょう。そして自分の支持するものだけを“良いもの”あるいは“プラスのもの”だと考えてしまい、自分が信じないものは“良いもの”でも“プラスのもの”でもなくなります。

 そうなると他人の同意が得られないとき、自分の信念を守る必要性を感じるでしょう。そうやって自分の信念に支配され始めるのです。(中略)信念は、自分が確かだと思っているものだけを受け入れ、他のものはすべて閉め出してしまいます。ですから、私の癌の治癒は、信念によるものではありません。私の癒しに必要なのは、信念を捨てることでした

 

→玄米菜食とか手当てとかヒーリングとか、特定の方法、思想を強く信じすぎているとかえって悪影響を及ぼすようですね。

 

「一つの信念に基づいて行動すれば、自分が知っている領域内だけに閉じこもり、結局自分の体験を制限することになるのです。(中略)すべてを手放し、信念や結果への執着から解放されれば、精神の浄化作用と癒しがもたらされるでしょう。」

 

「病気は自分の落ち度ではないと何度でも言いたいと思います。もしも病気が自分のせいだということになれば、病気の人は失望するでしょう。そうではなくて、私が言いたいのは、身体は私たちの気づきに反応するということです。」

 

→僕はこれまでの患者さんに謝らねばならない。これまで僕は患者さんに「あなたに過去のカルマがあったかもしれない、今、その借金を返しているのかもしれない」とずいぶん語ってきた。それで病を受け入れ易くなるのではないかと考えたから。でもそれは諦めるだけで魂を救ってはいなかったんですね。ごめんなさい

 

「どん底にいる時は何から手を付けていいかわからないかもしれません。でも答えは案外シンプルで、“自分に対する愛”を持つということなのです。

自分が愛の存在であるとは、自分の魂をはぐくみ、自分の欲求を満たし、自分のことを後回しにしないことが大切だと気づくことです

 

もし難題にぶつかったら、自分に辛く当たらないことがまず大切だと学びました。たいていの問題の原因は、はっきりと目に見えるところにはなく、自分に対する批判が原因です。

 

「自分自身についてどう感じているかが、人生の状況を決めるうえで一番大切なことなのです。つまり、自分自身に正直でいることが、ポジティブでいるよりもずっと重要です。私は動揺することが起きた場合自分がネガティブな気持ちになるのを許しています。(中略)自分が感じていることと闘うのではなく、受け入れるということです。判断せずに、許すという行為はまさに自分への愛の行為です」

 

「本当の自分ともっと仲良くして生きるとは、ポジティブな考えを自分に強要しないことだけではありません。それは存在のあり方を意味し、自分が幸せだと感じること、情熱を目覚めさせ長所を引き出してくれること、気分が良くなることをするということです」

 

「自分の素晴らしさをわかっていなかったというだけで、どうして末期癌になるような大変なことが起こってしまったのだろう?」すると次の瞬間、その答えがやってきました。「そうか。たまたま私に降りかかってきたんじゃないんだ。だって本当は私は被害者じゃないんだもの。癌は、私が表現しなかった力やエネルギーなんだわ!それが、外側でなく内側へ向かってしまい、私の身体に対抗したんだ

 

癌は決してなんかの罰のようなものではないと悟りました。それは、私の持つすばらしい力として現れることを許されなかったために、癌として自らを表現した私自身の生命力だったのです

 

→とにかく参考になること満載だと思いました。ぜひ癌患者さん、ご家族に読んでほしい。いや、すべての人かな。

 

 僕の生き方も大いに刺激を受けました。これまで以上に自分を恐れず表現してきたいと思います。さっそく今日の治療からスタイルが変わり始めましたがそれを拡大していくつもりです。またホームページも大きく改めていきます。

 

ありがとう、アニータ!

 

アニータ・ムアジャーニ(Anita Moorjani)

シンガポールでインド人の両親のもとに生まれる。2歳の時に香港に移り、人生のほとんどを香港で暮らす。2002年4月に癌の宣告を受けるまでは企業で働いていたが、2006年の初めに経験した臨死体験が人生を大きく変える。

現在は「向こう側の世界」で得た深い洞察を、世界中を旅しながら分かち合っている。また香港大学の行動科学部にて、末期疾患への対処、死への直面などといったテーマについて講義を行うほか、多国籍企業の異文化コンサルタントしても活動している。

アニータ・ムアジャーニさんのホームページ

 

コメント (6)
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