『古代霊は語る』(近藤千雄訳編、潮文社)より
問「動物は人類のために地上に送られてきているのでしょうか」
シルバー・バーチ「そうです。同時に人類も動物を助けるために来ているのです」
問「動物創造の唯一の目的が人類のためということではないと思いますが」
シルバー・バーチ「それはそうです。人類のためということも含まれているということです」
問「動物の生体解剖は動機が正しければ許されますか」
シルバー・バーチ「許されません。残酷な行為がどうして正当化されますか。苦痛を与え、悶え苦しませて、何が正義ですか?それは私どもの教えとまったく相容れません。無抵抗の動物を実験台にすることは間違いです」
問「動物を実験材料とした研究からは、たとえばガンの治療法は発見できないという考えには賛成ですか」
シルバー・バーチ「神の摂理に反した方法で手に入れた治療法では病気は治せません。人間の病気にはそれぞれにちゃんとした治療法が用意されています。しかしそれは動物実験からは発見できません」
-------------------------------------------------------------
僕はこのシルバー・バーチの言っていることを深く頷くものだ。人は動物の支配者ではない。
動物実験をしないで済むがんの治療法を皆で早期に発見したいと思う。たぶんそれにはアナスタシアやローリングサンダーなどの言葉から得られるものが多いのだろうな。
注:シルバー・バーチとは・・・
英国のHannen Swaffer Home Circleという家庭交霊会において、1920年代後半から50年余りにわたって教訓を語り続けてきた霊のことで、紀元前1000年ころにこの世で生活したらしい。英国人モーリス・バーバネル氏の体を借りて(一時的に憑依して)、氏が20代から亡くなるまでのあいだ、週に一回程度の頻度で持たれた交霊会において、死後の世界の様子やこの世の生きる意味、病気、災難の意味などを伝えてきた存在。