植物によるがん治療のお手伝い 聡哲鍼灸院日記

植物で心身を癒す施術の日々。そこから感じたこと、学んだことなど。。。

草加市

2010年01月30日 22時07分04秒 | 癌治療・緩和ケア
 今日は八潮中央総合病院へ往診。草加駅からタクシーを利用した。
 年末30日にも草加市のご自宅へ往診だった。

 最近、草加市周辺への往診が増えている。でも今は便利で、自由が丘からは中目黒乗り換えで一本で草加駅まで行けるのでありがたい。西武池袋線沿線も、渋谷からの副都心線経由でずいぶん行き来が楽になった。練馬駅などは渋谷から20分で行ける。

 来年には副都心線と東急東横線が乗り入れするから、自由が丘から所沢、飯能を経て西武秩父まで一本で行けることになるかもしれない。相互乗り入れは便利だな。
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心はエネルギーということが実感できたとき

2010年01月21日 13時31分27秒 | 波動(意識、想念、感情、医療等)
お話会第三部、二日目の昼の会でのできごと。

会に初めて参加されたPさんは腹水がたまったパンパンなお腹でいらした。オーストラリア人の旦那さんと、茨城からいらしたPさんのご両親との4人での参加だ。

かぜさんが皆が待っている会場へゲップをしながら入ってくる。そのゲップの音を聞いた途端にPさんは、「あっ、これ私の辛い気を取ってくれているんだ~。ありがとう~」と思えてどんどん身体が楽になっていったとか。

かぜさんが定位置に座られてお話会が始まる。ぼくはちょうどPさんを正面に見て、かぜさんを左手に見る場所に座っている。Pさんは壁際の椅子にもたれて時々壁に頭を持たせかけている。

Pさんが頭を壁にもたれると同時に左手奥のかぜさんが強烈なゲップを繰り返しされる。その音を聞いているとだんだんPさんの頭が持ち上がり、しゃんと背筋を伸ばして座られる。顔つきも楽になっていく。微かな声で天を仰ぎ見て「ありがとうございます、ありがとうございます・・・」とつぶやいている様子も。

Pさんは今回のお話会には両親を連れて行かなきゃと思っていた。自分の病気を治すには自分の両親にかぜさんのお話を聞かせることが必要だと。彼女は両親、特にお父さんと長い間不仲で、このあいだ、初めて自分はお父さんを大好きだったんだと思えるようになって、泣きながら茨城のお父さんに電話したのだとか。お母様の話によると父と娘はお互いに似ていて、そのために角突き合わせてしまってきたらしい。

お父様が自己紹介で「私はこの手の話は信じないし、こういう集会にも絶対に来なかった。しかし今、娘が医学からは見放されてしまったので、娘を救うためには何にでもすがろうと思っています。今回、娘からどうしても出てくれと言われたので茨城からやってきました」などと話された。

お父様が話しているとPさんは具合が悪くなり、頭を抱えるようにして崩れかけ、壁にもたれかかる。即座にかぜさんが強烈なゲップを繰り返し始める。15秒くらいそれが続くと徐々にPさんの頭が持ち上がり、目に力が入りしゃんとされる・・・まさにかぜさんのゲップが人のつらい気を吸い取り、浄化している現場を見れた。
 僕の目の前で、そういう光景が何度となく繰り返されていた。

これまでのお話会でも、会の初めは具合が悪くて横になっていたけれども会が終わる頃には座れるようになり、ついにはアフターの食事会に参加できるほど回復されたomomさんのように、かぜさんのお話で体調が良くなる例は見たことがあった。

でも今回のPさんのように、目の前でちょっとした人の気のために身体の具合が悪くなるところや、それをかぜさんがすぐに楽にしていくのを見たのは初めてで、「心はエネルギーですよ」とかぜさんが言い続けていることをまざまざと実感できた。

じつは今日、Pさんが旦那さんと二人で治療院に来られたのだけれども、その際にPさんが興奮気味にお話会の話をしていて、「ほんとにかぜさんがゲップをしてくれるとすぐ身体が楽になるんですよね。びっくり!なんか自分でも「やらせと思われるんじゃないか」と思ったくらいでした」と笑っていた。

「お父さんがなんか言うと私が具合悪くなって吐き出してしまうんだけど、かぜさんがゲップをすると不思議なんだけど私は楽になったんですよ」と。

 心はエネルギーであり、人に作用することが実際に目に見えて、よくわかった体験だった。


後日談

Pさん家族はどんどん変わられたようです。
Pさんは今、とても身体が辛い状態にはありますが、そのかわりにエネルギーをよく感じるらしく、まどろんでいたら「家族みんなが変わったのに、お母さんだけ変わっていないよ!」という声が聞こえたとか。確かにまだお母さんは「やっぱり分からない」とか「難しい」と言っちゃうらしいです。

でもお父さんは劇的な変わったらしい。お父さんは茨城の家に帰った後、婿どのに電話をかけて来て、「かぜさんとそうてつさんに会えて本当によかった」と言っていたそうです。

僕はお話会ではお父さんに対して強い口調で大声を上げてしまったんだけど、あれで目が覚めたとも言っていられたとか。(あれはやはり僕の口を借りて届けられたメッセージだったんだと思う)

だからPさんの病気によって、家族が随分変わったんですね。

あと、お話会で発言した旦那さんの言葉がやっぱり良かった。

「僕はPが治ることはわかっています。だけどいつ、どうやって治るかはまだわからない。でも治ることは分かっているので5年掛かるか10年掛かるか分からないけれどもとにかく頑張っていきます」と。

これが信じる、信じ続ける、ということなんだね。
コメント (2)
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第六回 かぜさんの身体と心のお話会 ご案内

2010年01月13日 00時16分06秒 | 癌・病気の意味
 恒例のかぜさん(手嶋美枝子さん)による、身体と心の関係について学ぶお話会ご案内をいたします。今回も1日目と2日目の会場が異なりますのでご注意ください。

 私は、がん患者さんの治療を通して、病気の原因として心の面が重要だと気付きました。そしてそれは玄米菜食などの食事療法や、びわの葉温灸などのお手当よりも、優先したほうがいいものだと今では思っています。

 そしてこのことを患者さんの治療時にお話ししていたのですが、2009年春に、がん患者さんや先天性奇形の方をも言葉の力で実際に治している方を知ったのです。それがかぜさんでした。

 かぜさんは福岡市の洋服屋さんですが、来店された方の身体や心の痛みを同様に自分の身に感じたり、その場にいない話題にあがった人の病気や症状までも体感してしまう不思議な力をお持ちです。 そしてこれまでに、お話しすることで卵巣がん4期の人や子宮がん、先天性心臓奇形の人をも治してこられました。

 そしてご自身の経験から「未知の力との遭遇を以って、学ぶ事により、身体と心をより健康へと導く為に、何より大切な事は、心(意識)の成長だという事がはっきりと判ってきました」とホームページで書かれていらっしゃいます。

 風のつぶやき
 こころころころ風吹くままに

 病を通して心が育つことが大事なことだと思います。病から多くの気づき、学びを得ることが病の価値であるのでしょう。
 かぜさんにお会いになりお話を聞かれることで、皆様が何かに気付き、変わっていくきっかけになればと思い、このお話会を続けています。

 これまでお話会は自由が丘駅から徒歩8分くらいの古民家で主に行っていましたが、かぜさんから「体調の良くない人にとっては遠いので、少しでも駅から近くの集会室の方が楽でしょうから、そういう場所を探して欲しい」との依頼がありましたので、16日の分は駅から5分という会議室を探しました。

【1日目の日時】
  2010年1月16日(土)
       午後1時半~4時  お話会(A) 3000円  残り2名 
       午後4時~5時   個別相談
       午後6時~8時半 お話会(B) 3000円  20名定員 残り7名
       午後8時半~   個別相談 

【1日目の会場】急遽、会場が変更になりました。ご注意ください。

上目黒住区センター会議室 
       目黒区祐天寺二丁目6番6号
       最寄り駅 東急東横線 祐天寺駅から徒歩5分
       電話番号 03-3793-1101

       お話会A 第2会議室
       お話会B 第4会議室(和室)

(東急東横線 祐天寺駅から徒歩5分くらいです。駅改札を出て右の東口へ出る。駅前ロータリーを渡り、駅を背にして商店街を直進する。200mほど先で右にTUTAYA RECORD店を見て、左のとんかつ「さんき」手前の路地を左に入り、左すぐ)
【地図】上目黒住区センター
 


【2日目の日時】
       1月17日(日)
       午後1時~4時   お話会(C) 3000円  定員となりました
       午後4時~5時   個別相談
       午後5時~8時   お話会(D) 3000円  定員となりました
       午後8時~9時   個別相談

【場所】読書空間みかも
     東京都世田谷区奥沢2-33-2
     電話03-3718-2011
(自由が丘の駅から歩いて8分くらいです。 南口改札口を出て前の道を左にまっすぐ進み、東急ストアを左に見ながら突き当りまで歩きます。突き当たりのT字路を右に曲がり(この道を「自由通り」といいます)、坂を上がって行きますと信号があり、そこの左角が奥沢幼稚園・教会です。 奥沢幼稚園・教会の手前の道を左に入っていき、100mくらい先の突き当たりの古民家が読書空間みかもです)
【地図】読書空間みかも


【個別相談について】
・個別相談はかぜさんと1対1で話せる機会ではありますけれども、個室ではなく、またブースを仕切った空間でもなく、まわりに大勢の方がいらっしゃる場での相談となりますので、プライベートなことでほかの人には聞いてほしくない相談などはちょっと難しいかもしれません。予めご了承ください。
・お話会に参加せず、個別相談だけお受けになることはできませんので、あしからずご了承ください。
・個別相談はかぜさんの時間を独占されますので、お気持ちとしての謝礼をかぜさんにお渡しください。かぜさんの旅費の足しにさせて頂きます。
・お申し込みは、各回終了後にご希望者を募りますので、その際にお申し出ください。

【参加申し込み】下記コメント欄にお申し込みください。
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哀れみの目

2010年01月12日 14時50分15秒 | 癌・病気の意味
年末28日に新患さんとしていらしたNさん。外国人の旦那さんと二人で来院。胃がんで腹膜播種、腹水になって苦しいのでいらした。これまで4回も腹水を抜いて、28日にはホスピスに入院する予定だったのを断って急遽、うちにいらした。

生姜湿布、里芋パスタの手当をしながら、心の話をする。かぜさんのお話会の話もしたら、必ず行くとのこと。心を解放すること、思っていることを言葉にすることなどを話していくとどんどん泣かれる。

「この部屋に入って来た途端、なんだか分からないんだけど涙が出てしょうがない。悲しくて泣いてんではないのは自分でも分かります」と。
 だんなさんも溜め込むタイプのようで、彼に「泣いても大丈夫だよ。と語りかけると激しく嗚咽を始めた。「人前で泣いたのは初めてです」と彼も言う。

 2時間半経って、すべての手当が終わってNさんは来た時とまったく別人の顏で帰っていった。きのうも来院されたんだけど、旦那さんが言うには「僕の両親が僕の母国から見舞いに来ているんだけど、行く前は蒼白でよろよろしていて、これでは東洋医学の治療を受けにいくといっても、きっとひどい状態で帰ってくるだろうと思っていたらしいんですが、元気になって帰って来て両親がびっくりしていました」と流暢な日本語で教えてくれた。

 そして今日。
 元旦だけど治療院にいた。そして旦那さんから電話がかかって来た。「妻が里芋パスタをしても苦しくて・・・何とかする方法はないでしょうか?」と。

 あぁ、気持ちを軽くしてあげなければと思い、携帯を本人に替わってもらう。

「もしもし?苦しいのかな?」
「えぇ。」
「かぜさんが言っているんだけど怒ったり悲しんだりすると痛くなったりお腹が張ったりするんだけど、今日は感情的にそうならなかった?」
「いいえ、今日はそんなことはないです」
「息子さん、小さいよね。今日彼のことで怒ったりは?」
「今日は息子は主人が外で一日中見ていてくれて、私は家でゆっくり休めたんです」
「あぁ、そう・・・」
 
ここで旦那さんの両親が来ていることを思いだした。ひょっとしてご両親の心配かな?と思い当たる。

「そういえば、だんなさんの両親が来ていたよね。いつから来ているんだっけ?」
「20日からですね」
「あぁ、じゃあお腹の張りは義理のご両親の心配が原因かもね。」

このへんで、彼女が楽になった感じがしたので、「今、もうお腹楽なんじゃない?」
「えぇ、そうですね。なんか声も前より出る感じです」
「じゃあきっとそうだよ、ご両親の心配が原因でしょう。家族の思いが身体に重いんだよ。そのお腹の張りは病気が悪くなったんじゃなくて、人の気の影響が原因だよ」
「えぇ。みんな私のことを哀れみの目で見るんですよね」
「あぁ、それじゃあきついよね。じゃあ、彼のご両親と旦那さんには『私は大丈夫だから、心配しないで。哀れみの目で見られるときつくなる』と言ってみたら?」
「そうですね。はい。どうもありがとうございました」

この間、5分。

かぜさんがいつも言われていること。できるかどうか分からないけれども、とにかく話を聞いて安心を差し上げてみたいので、やってみました。

かぜさん、ありがとう。言葉で身体が楽になってくれたようです。
経験できて嬉しい。彼女のお腹の張りの原因はもしかしたら違ったかもしれないけれども、お話をすることで少しでも身体が楽にできたことはこれからの自信になります。良かったです。
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第六回お話会、キャンセルでました。

2010年01月12日 10時43分43秒 | プロフィール
今週末に開催予定の、かぜさんのお話会ですが、16日(土)にキャンセルがでました。詳細はご案内の日記をご覧ください。

ご都合の付く方はどうぞ奮ってお越し下さい。

なお、申し込みはこのコメント欄ではなく、お話会のご案内の方にご記入ください。
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