淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

突き詰めること

2013-01-27 22:17:07 | 旅館のお仕事

昨夜から風が弱まったのと日中たっぷり日差しがあったおかげで

今日は冬の行楽日和りとなりましたね

 

そんな本日のお客さまのなかには …

 

少年野球時代の地元の先輩がお仲間を連れてお越しいただいておりました

食事中ではありましたが呼んでいただき、他のみなさまに紹介もしてくれました

そんなところはいつまで経っても後輩で、いろいろ世話してもらってます^^;

ほんと、ありがたいことです

 

また、姫路からママさんバレーのみなさまに美福鍋のコースを召し上がっていただきました

和気藹々のみなさまですがてっさはおひとり様盛りでお出しさせていただきました

連日、三年とらふぐを召し上がっていただき、いろんなふぐを使ったお料理をお出ししてますが

やはり、てっさを口にされている時に感動される方が一番多いと仲居さんに言われます

 

毎年、同業仲間や同業のお客さまから素材の味が生きる時間や手法、手間などを教えてもらいながら

毎年、ほんの少しでもお客さまに‘この前来た時より良かった’と思ってもらえるよう試行錯誤の毎日です

 

だから、毎回端っこを味見しながらお客さまの口にされる時間に

ふぐの旨みのピークを持っていけるための手法をいまだに突き詰めております

 

ふぐの目方、絞める時間とみがき方、寝かせる時間と寝かせ方、身皮を引くタイミングに

てっさの引き方、厚み、量、盛り方などいろんな要素を組み合わせて

常に自分を疑い続けながらお客さまに満足していただけるものを提供しております

 

ある尊敬する料理人の本のなかに

‘ 料理と医学には特許がない ’

という言葉を見つけました

 

‘ 料理を追求する理(ことわり)は己の為あって利の為にあらず ’

そんな言葉にも気を引き締められます

 

 いろんな分野を突き詰めているすべての職人さんにも言えることなんですが

突き詰めても突き詰めても先などないなかで、どれだけひとつのものに固執し、

そこに自分のスタイルを確立できるかがその人の技の力量だと唱え、

また、そうであってほしいとも切望しておりました

 

まずはそこに近づく努力から!です

結果はあとから着いてきます

 

 

 

 

 

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