朝、母親が調理場でお粥さんを炊き始めました
‘おなかでもこわしたかな …’なんて思って鍋を見てみると小豆粥
そっか、今日は旧正月 …
神さんにお供えする小豆粥を炊いていたのでした
お供えした後で少しづついただきました
宿の玄関においてた門松も今日で仕舞いです
脇を彩っていた南天や千両は菜園の隅に植え替えました
今年、新年のお客さまをお迎えした木は来年からお皿の上の飾り葉として
来年のお客さまをお迎えさせていただきます
さて、そんな本日のお客さまより
毎年お越しいただいております地元の民謡の会の新年会
旧正月ということで朱の盆に田作り、黒豆、数の子などを合わせてみました
今年も良い福に恵まれますようにと‘ふぐ’の白子で一品
ふぐ料理や美福鍋のコースでおだししております白子焼き茶碗蒸しもお出ししました
ふっくら焼きあげられた白子にポン酢の餡をちょこっとのせてお客さまの元へ
お食事の後は三味線やお琴、民謡に踊りとみなさん、お得意の芸を披露です
そんななかから聞こえてくる張りのある声の主は … 母方の祖母、御歳92歳のおばあちゃん
その元気な声が僕の自慢でもあります
いつもありがとうございます