アメリカの思潮の後退と退廃はアデン湾にシンボリックに表現されている
自由経済を捨てて、金融詐欺に堕した。トリックは金融工学。
倫理の破綻は、海賊対策のような緻密な作戦を不可能にさせた。
軍の腐敗は、自爆テロ自演の頻発にも見て取れる。
金融は充実した経済構造の果実があって成り立つもの
湯田金は、搾取を指南。経済基盤が壊れる。
何故日本経済が強かったのか理解してない。
結局、日本経済をなかば いじり壊した。
日本の強さは程よい分配構造だった
それをアメリカなみの高所得を世襲経営者などが行ったためこの美風が壊れた。
銀行の総資産を比べると、世界の5位以内には、第一勧銀、富士、住友そして三菱が入っていて、7位が三和だった。なんと世界ベストランキングの上位10社のうち7行が日本の銀行であった。これは1980年代の半ばのころの話。今は事情がかなり違っているが、金融の基礎構造は変わっていない。アメリカ金融が一時世界金融を席捲しているようには見えた。しかしこれは、金融オレオレ詐欺で、其処には大きな落とし穴。金融工学とは獲物を上手に捕らえる、落とし穴建設工学であったげな。米英金融の威容は、単に日本金融の廂を借りていただけ。これを日本の母屋より大きく見せる幻術が日米などのマスコミにより虚空に投射されていたが、そのスクリーン昨年のリーマンショックで破れてしまった。
日本時間で日中、東京市場が開いているときは、円が買われる。日本時間での早朝夜明け前のニューヨーク市場の場合は円が売られる。つまりアメリカで円を売って東京で円を買う。円が日本に向かって帰ってきている。ドル側から見れば、日本でドルを売って円を仕入れ、アメリカでその円を売ってドルを買っている。つまり日本からアメリカへ円が流れる。日本は日銀が手堅い運営をしているので、金融市場には円はそれほどは無い。ドルは印刷機で刷っている。この双方向の流れは、ドルの方が市場への流入量が多いので徐々に、マスコミ風に言えば「秩序」を持ってドルが下落していると言うことか。
これではアメリカの経済力は相対的には、日本に比して沈降して行く。何故こんなことをしているかというと、アメリカ国内の株価維持が目的なのだろう。株式市場に豊富にドルを注入しなければ、株価は下がり投資家の熱が下がり売られてしまう。さすれば湯田金の金融賭場には秋風どころか、木枯らしが吹いてしまう。それを防ぐためにドルの輪転機が唸りを上げる。アメリカのアホウな経営者は自分の会社や事業所あるいはお店の脛を囓りながら、金融ギャンブルにのめり込む。本業は壊れて行く。それでも金融のプロの企業診断は、利益が出ているので、健全経営などとおべんちゃら。企業経営における利益の確保とは別の角度から見れば、タコがどれだけ自分の足を喰ったかである。これでは湯田金は地球的視野から俯瞰してみれば、アメリカの経済を壊して日本のアメリカ浸出の手助けをしてくれているようなものである。
日本で安く自動車などを製造し、アメリカで売れば企業は儲かる。しかし日本の労働者は昔風に言えば、搾取されていることになる。所がアメリカに資本投下を行い、現地の労働力で儲けるのなら、日本の労働者諸君は「そんなの関係ネエ。あんたの勝手でしょう。」となる。そこで莫迦な日本のマスコミは、売れなけりゃ日本の労働者が困るとぬかす。車が買えない給与だから車が売れないのであり、給与を増やせばよいだけのこと。このことが、世間の広い見聞を持たない世襲や順送り成り上がりの大根、蕪アタマには理解出来ない。端から頭が『真っ白』だから。だから大根、蕪アタマ。ここで60年代の経営の極意を伝授しよう。銀行には利益の出ている決算書類を提出する。これは試算表が適当。税務署にはきっちり営業費用、減価償却などもれなく支出を記載して、とんとんか赤字の決算書を提出する。こなのは苦労人の創業者なら当たり前に出来た。ところが苦労知らずの世襲や天下りの大根アタマには此の機微が理解不能。そのうえ、決算仕訳のフレキシブルな運用なんててんで解らない。銀行マンやコンサルタントなども大概は蕪アタマ。銀行なんてのは、ふかした利益の試算表眺めて、実際は社長が女や博打などに填ってないかをチェック出来れば良いだけのこと。経済が発展するには、銀行の貸し出し残高が増えねばならない。これだけを信じていればよい。よく銀行は雨の時に傘は貸さずに、晴れたときに貸す、と言われる。実際は雨でも晴れと言いくるめる能力が会社を発展させる、社長、財務担当者の力量である。もちろん教科書的なお題目もあるには有る。古い生産様式の市場に新しい効率の良い、あるいは高品質の商品・サービスで風穴を開けよ。そうすれば利益は必ず生まれる。古い地方都市の近くの田圃に、一大ショッピングモールを造って、古い商店街をシャッター通りにすれば儲かる。警察官に学校の先生そして病院の医師や看護師は此処へきて便利な買い物が出来て嬉しいな。でも此処で忘れてはいけない。日本の勤労者の八割が中小零細企業で働いていることを。過大な投資をしてもその恩恵を受けられるのは国民の二割にすぎない。残りの八割はもっと安い小さなお店で買い物がしたいのに。旧市街は死の町になってしまってゆく。
昔ながらの電器屋のオヤジに聞いたことがある。あの綺麗なショッピングモールに入れば良いのに。返事はこうだった。とても高くて入れない。これが現実。
アメリカが荒廃したのは、軍産の跳梁跋扈を許したがため。ヒロシマ、ナガサキでアメリカは勝利したかに見えた。実際は終戦で日本が敗戦したわけではない。と言ってみる。ほとんどの人はマケタと思った。教育はミンシュ主義教育。選挙は完全なる普通選挙。農地も解放した。全てがアメリカ占領軍の思惑通り。しかし、よくよく眺めてみると、日本軍国と同様にアメリカもコミンテルンに侵されていた。日本は小作民は解放されて、自営農家となり、教育も全国民子弟が平等に受けられるようになった、選挙は完璧な自由選挙で制限はない。その上何よりも良かったのは共産党が有っても、刺身のツマ程度。これでは一党独裁は無理。それで日本は世界で一番共産主義が成功した国と、フランス共産党に言わしめるほどの成熟した国となった。暴虐非道な共産党がいない、国家共産主義が日本の社会であった。
弊害と言えば自由民主党の寡占状態で、政権交代がなかった。半世紀以上の実質政権独占は様々な弊害を日本に蓄積させた。第一は官僚組織のより一層の硬直化。次には大企業の独占による自由競争の制限。そして政治の腐敗。
この政治腐敗に風を入れたのが皮肉にも、アメリカ主導のロッキード事件。田中政治の必要悪。金権政治はこれをきっかけに是正されてゆく。CIAが日本政治の弱体化のために、マスコミにつつかせる度に、政治風土は浄化されてきた。アメリカ政治はそれと反比例。どんどん腐敗の度を強めてゆく。インチキ・アポロ計画で気の遠くなるような大金を盗み、9.11では自国民まで殺した。それでも飽きたらず、現代の世界に『ヨシュアの惨劇』を再度展開。アフガン侵略とイラクへの侵攻。明々白々の侵略戦争。正当なる当地の政権を武力で転覆させ、傀儡政権をデッチ上げた。腐敗も此処まで進めば地獄の閻魔様も裸足で逃げだす。それに対して軍事属国の日本はと見れば、政治は世界第一級の公平選挙ゆえに、浄化が進んだ。従米マスコミがアメリカの風を受けて、日本の政権与党のアラ探しをして、弱体化のお手伝い。しかし結果は政界の浄化に寄与してしまった。なんせ、テメエの母親からもらった(借りたと言わねばならんのか、でないと贈与税の問題が……。)ぐらいで、イチャモンつけられる。栗きんとん婆さんが支那からゼニもらっているのは、日本では公然の秘密のアッコちゃん。和田アキ子は金現子ちゃんは、ネットの綾。
そんなこんなで、日本には今度こそまともな政権交代が実現化とも思われる。民主党はネットウヨが言うほど、馬鹿サヨでは無かったゲナ。とりあえず、痴呆オット違った、地方参政権付与案は引っ込めた。事業仕分けも視聴率は稼いでいる。ここで自民の腐れ利権に風穴開けて、民主の人へ流れる税の道作れれば、外国在日に頼らずとも済むようになるカモ。
雨の軍産が腐っているのは見えてきた。この功績は、湯田金の功労による。なれば、やっぱり国際金融資本主義様と、羽織袴で呼ばせて頂きますか。それでも、日本のマスコミや輸出業者に食い込んでの乱暴狼藉を見て見ぬふりも出来ぬ。ならばやはり湯田金でよいのかも。
アジアにおける第一級の悪役は、チュウゴク共産党。
日本人なら誰でも解る話が、尖閣諸島の領有権。東支那海で石油や天然ガスが出るとの調査を受けて、突然釣魚島はチュウゴクのものと言い出した。
支那と近隣諸国との領土問題をまとめると
チベットとの関係は大中華主義の観点から見れば、中国の衛星国であり毛沢東チュウゴクの出現により、強引に取り込まれて仕舞っている。日本人が彼の国を〈中国〉等と暢気に呼んでいると、彼等は増長する。小日本はチベットやウイグルと同様に、チュウゴクの衛星国であると、日本人自らが認めていると見なされてしまう。呼称とはかくも重要な問題を内包している。米英はチュウゴクをPeople's Republic of China(支那人民共和国)と呼んでいる。これに倣えば『支那人民共和国』が正解であろう。これでは長いので、支那が最適な呼称である。米英が彼の国をChinaと呼んでも怒らぬのに、日本が支那と呼称すれば、異議を唱えるには、彼等なりの理屈がある。彼等からすれば、日本は歴史的には属領であるとの認識がある。日本人にしてみれば、嗤わせる話し。人民服一色だったのを、カラフルなおべべ着せてあげたのは、だれあろう日本の資本主義。
南海諸島は先の戦争当時は日本領であった。サンフランシスコ講和条約で日本はこの領有権を放棄させられている。戦後は宗主国が他民族を支配する構図は忌避されて、ほとんどの被支配民族は独立を果たしている。ソ連も崩壊して、民族国家に分解したと言われている。それに対して支那はチベットもウイグルも併呑したまま。満州族の満州の語は消されてしまった。南海諸島の太平島は台湾政府が日本から統治権を引き継いだ形になっているので「中華民国」の実効支配下にある。
他の南、中、西そして東沙諸島の無数の島々は無人島だったゆえに暫くは放置された時期もあったが、周辺国の国力が増強されるにつれて、幾つかの実効支配が広まってきている。なかでもとりわけ、経済力の増進と国力の大きさから、支那の軍事支配は注目すべきものがある。
フィリピンはアメリカの軍事的後ろ盾を失い、その隙に乗じられて南沙諸島のミスチーフ環礁に軍事監視施設を建設されてしまい、フィリピンの抗議は無視されてしまった。1998年には軍事施設が充実させられて、再度フィリピンは抗議もし、国際社会にも訴えているが、支那は厚顔にも無視したまま。これを見れば、日本国の周辺には「国際信義」などは屁とも思わない国が、現実に存在し蛮行を行っているのを認識しなければならない。
以下は参照記事です。
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アクセスの記録 2009.11.27(金) 717 PV 294 IP 2876位 / 1330716ブログ