我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

爆弾低気圧は命取り

2009年12月21日 | 冒険

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             2009 12 21 爆弾低気圧は命取り source

 

 

 

 

都会生活が身についた人は、自然のありように無頓着になりますネ。

我が郷でも何度か山の事故・遭難を書いてきました。今回の遭難も含めて全てが、日本の北部にやって来た低気圧のもたらす、強風が原因となっています。農業とか、山間部の、あるいは海辺の仕事では、この冬期の強風には患わされます。最近は爆弾低気圧という言葉もかなり定着してきたのでしょうが、遭難に遇われる方は全ての方が、是に無頓着だったように見受けられます。

特に今回の事故は最悪でした。誰かが書かなければならないことと思われるので、敢えて書きます。リーダーが生還して、後のパーティー全員が死亡というのは、最悪ですね。その上に、死亡した二人のかたは、リーダーの社員だったということです。このお二人は二重の意味でリーダーの支配下にありました。それならば、尚更、責任者は安全に彼等を非難させる重い義務が有ったのでしょう。自分だけのこのこかえってきて、なにいってんだよ。これがおおかたの感想、実感だと思いますが、マスコミの報道はなぜか、この点に関してフラット過ぎるような気がします。元F1レーサーで冒険家といういわばネタ元なので、腫れ物に触るような書きぶりになるのでしょうか。

下界の法的関係においては、どうなのでしょう。普通ならば山での責任は、自己責任です。しかし是が業務性が認められれば、監督責任が生じます。新聞記事などをざっと見ただけなので、推測ですが法的にも彼の会社が、冒険を売り物にしていたのならば、今回の登山は業務と見なされるのかも知れません。

かなり前のこと、11月に二つの峰の間の鞍部を歩いていて、同行の女性が風に飛ばされて空中に浮いてしまったことがあります。咄嗟につかまえて、引き戻したので、問題は無かったのですが、技量や体力そして体格の違うものが同行する場合は、リーダーはその者の安全に配慮する、力の余裕も持ち合わせておかねばなりません。

この【爆弾低気圧】は冬には、1週間や10日に一度はやってくるもので、ごく普通の気象現象。是を知ってのことならば、富士山を舐めている。知らないのなら、冒険家としては失格である。あの時はああだった、この時はこうだったと、後で笑いながら話せる冒険ならば、冒険話に花が咲く。

           記事の課題分類 冒険と危機管理  

 
 
 
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