1970年頃の、ガソリンの値段が、確か、100円/㍑ だった。2009年の、今も、100円ほどである。(税も考慮すれば) 当時の小生の、アルバイトで稼いでいた金が、月に30,000円。最近の大学生の、一月の掛かりが、部屋代込みで、大体、180,000程か。
物価(生活のレベルと言い換えても良い)は、六倍なのに、ガソリン代は変わらない。石油を、基軸通貨と仮にするならば、日本の経済は、是だけ豊かになったのか。
四畳半の間借りが、4,500円で。今はセキュリティーマンション、8畳とキッチン、ユニットバス付きで、80,000円である。
日本の、自動車メーカーの輸出が急ブレーキなので、補助金付けて売っても、いつまでもつか。遂には、本当に値下げせねばなるまい。たしかに、二年買うのを控えても、車は、たぶん、ちゃんと走るのだろう。
車の製造販売は、利がでなくなるので、新しい産業に優秀・果敢な人材・資源はシフトしてゆく。航空・宇宙産業。それから医療ではなく、健康管理産業が、新たに勃興るような気がする。現在の医療は、WHOの管轄下で野蛮な独善横行で、実態は、お陀仏状態。
あと、二十年過ぎた日本の経済は、どうなっているのか……。
フリーターのお兄ちゃんは、そのまま、プー太郎なのか。80年代に職に就いた、苦労知らずの、「役人」みたいな、正社員も、みな定年退職。
すると、日本中、全部、プー太郎なのか。
そうは、なるまい。
アメリカはどうなろうとも、小生は、知らない。何故か、英語の経済資料読むほど、Englishに堪能ではない。外国事情を日本語に書き直したものは、信用がならない。データも、例えば、2007年の米国銀行の、株価と、現在のそれを、比較してみれば、『基地外』である。日本のとは、桁が違う。素晴らしい、詐欺師ぶり。
日本は、たぶん、質的に相当高いところまで、行くような気がする。
戦後 80年ともなれば、戦勝国アメリカの呪縛も、風化する。そのためには今暫くは、風をおこすしかない。
我が郷の付録


■世間知らずなセリフ
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