我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

何故円高なのか

2009年12月02日 | 経済

 

 

 

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アメリカの貿易収支と財政赤字を反映して、みれば円高に流れる基調がある。
それがそれほどドル安にはならなかったのは、ドルの防衛策が功を奏していたから。

ところが、昨年9月のドル防衛任務のインベストメント艦隊撃滅によりドル下落の歯止めが外れて、ナイアガラ瀑布の滝壺落下。オバマ期待がドルを押し上げたが、日本の安定政権期待の方が大きかったのでまたもやドルの失速。世界は小沢を売国と見ていたのだろう。彼が政治中枢にいるかぎり、影響力があるかぎり、円はそれほど高くはならない。日本のマスコミが異常なほどの、小沢への執着の根拠は此処にある。湾岸戦争における、1兆ドルの貢献は彼の売国の記念碑であろう。如何に経済の基礎構造が日本優位であっても、米軍産の恫喝如何により、日本の円価格=世界経済への影響力は限定的。

小沢が代表を降りて鳩山と交代したころから、ドルは下降をはじめた。それを嗤うかのような金色のネクタイ。今回のドル安の加速は、鳩山献金疑惑がそれほど政局とは結びつかないとの、為替観測気球の見立てから来るものなのだろう。

 <24日に発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録要旨に「これまでのドル下落は秩序ある動き」との表現が盛り込まれていた。これで米当局がドル安を容認しているとの見方が広がり、それをきっかけに一気に14年ぶりの円高水準になったのだった>
<SANKEI NETの『【14年ぶり円高】米政府「容認」でドル安持続 戦略見えぬ日本』の記事参照>

 日本時間2日早朝4時はアメリカNY時間で、1日14時つまり午後2時で、此処までの為替はそれほどドル押し上げの様子は見えない。これから日本の市場が開いてくるとまたドルは売られるのか。

 

 我が郷の付録

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