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最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

人のつながりの大切さを知らされました

2011-12-17 17:04:28 | Weblog
 先日の12月4日のバリの植林祭は無事に終わることが
できましたと報告させていただきましたが、

実は私の妻が植林現場で転落して左の肩を脱臼し、骨折、
岩石で左ひじあたりを切り傷という事がありました。

植林を始めて間もなくのことでした。

私自身は5本ほど植えてころで、
奥さんが大変だよと声を掛けられてその方向を見ましたが、
岩の陰で何も見えませんでした。

中国人で今回、鹿児島から植林祭に参加してくれていた
張さんが一生懸命に私に大変さを伝えようとしてくれ、
倒れた妻のそばでケアーをしてくれていました。

自分が現場に行くと青い顔をして、左腕をだらりとさせて、
ひじの下あたりから出血もしていました。
結構重傷だったのです。《全治3カ月》

状況が飲みこめない中、どうしていいかわからず、
何もできない自分をよそに、
張さんと通りがかりのマレーシアの獣医さんの4人の

グループの中のインド系の若い男性がふもとまで運ぼうと言って、
4人がかりで下まで運んでくれました。

そこまで付き添ってくださった植林参加者の鋸屋さんの奥様が
元看護婦さんとのことで傷口の洗浄や腕の応急処置をして
くださいました。

そこで私はようやく脱臼している事を知り、
今回の植林祭の現地インドネシアのパートナーの代表が
昨年急逝したためにその息子が代表をしてくれています。

その彼が医師であることを思い出して電話で呼んで来て頂き
状況を診てもらいました。

彼が少し様子を見ながら脱臼をしているから、とりあえず
脱臼を回復しましょうと言って回復してくれました。

怪我をしたことは不運ですが、
幸いにも植林参加者の中にスキルや知識のある方が
いてくださって本当に助かりました。

何の縁もない人たちが植林祭というイベント参加者という
絆だけで、怪我した妻を救ってくださったのです。

妻にとっても私にとっても大変幸運な出会いを頂き感謝、
感謝です。

現在も日本に帰って毎日病院通いで治療中ですが、もし
植林現場にスキルを持って、好意的に対応してくださる人たちが
おられなかったら、事態はもっと悪くなっていただろうと
思います。

以前に私自身がバリの植林地の調査で溶岩でちょっとした怪我を
したとき、大変治るために時間がかかり、
傷口がなかなか癒えませんでした。

今、おかげさまで妻の傷口はきれいに治って来ています。
自分は植林祭の主催者としてやることがあり、ほとんど何も
ケアをできませんでした。

夢のような内に事態が進んで、いい方向に回復してきている
ことすべて、人と人のつながりによるものと改めて感謝を
かみしめています。

ありがとうございます。

※写真は、最後に若いグループリーダーの皆さんと日本からの
 植林ツアー参加者の皆さんで摂ったもので、そんな中に妻が
 笑顔で売っている事に驚きました。


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