美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

密閉された容器を汚さないで!

2009-10-26 17:45:41 | Weblog
地球の「大気」はリンゴの皮とよく比較されます。

宇宙に行くために大気圏を越えてゆくのは、
たいへんだろうと想像できますが、

地球の地上部分に対する「大気」の部分は、リンゴの実と皮の
関係と同じようなものだと言われても信じがたい事です。

しかし、こんな狭い世界に62億人が生きているのが事実です。

この僅かな大気層に住む生物の一種の人間は、
密閉された容器=地球の中で活動している一員ですから
すべてが「循環する社会」に変えないと行きづまります。

成長の限界を知らないで、いつまでも経済成長し続けて、
みんなが平和に生活を続けることは、不可能だという事を

まず知らないと地球環境問題の解決はほぼ不可能です。

皆さんもマスコミを通じて耳にされたことがあると思いますが
「21世紀は水の世紀」と言われています。

私は三重県の出身ですが、数ヶ月前にこんな新聞のニュースを
読んで驚きました。

三重県に大台ケ原という雨が多く、自然豊かな森林地帯があるのですが、
そこの土地を中国の企業が買収しようとしたということでした。

その目的は、森林の木材でもなく、CO2の吸収源としてでもなく、
そのエリアが供給する「水」が目的だったのです。

その事情を知った地元民の反対で買収はされなかったようですが、
世界的に『水』問題が大変深刻になっているのです。

ヨーロッパなどでも、どのように「水」を持続的に確保するかが
真剣に討議されているそうです。 

21世紀は水の取り合いによる戦争が起こると予測されているほどです。

そんな状況の中では農薬や化学肥料で水を汚染することは、
まさに人類の自殺行為です。

けれども農地に農薬を撒いています。
それが染み込んで、やがて地下水にまで到達します。

私たちは地下水をくみ上げて飲料・生活に使用しているので、
地下水が汚染されると生きていけなくなります。

農薬たっぷり、化学肥料たっぷりで育てられた野菜でも、
"安いから"買ってしまう、ことがどういうことにつながるのか?
これでおわかりでしょう。

残留農薬が体に及ぼす影響よりももっと、じわじわと見えない形で
、自分の吸っている空気が、飲んでいる水が侵されているのです。

「今でも消毒して飲んでいるのだからそれでいい」という人がいたら、

地球というのは密閉された容器と同じで、
水は繰り返し循環しているのだということを考えてみてください。

汚せば汚すほど、次に巡ってくる水も汚れていく。

きれいに戻すには、それだけ余分な時間もエネルギーもかかるのです。
水道の水がまずいから「ペットボトル」を買えば済む訳ではないのです。

ペットボトルが増えれば増えるほど、それを製造したり、
処理する過程で、原料にもエネルギーにも石油が必要になり、

分別などが徹底されなければ、それが水や大気を汚染するのですから。

埋め立てても土に返ることなくゴミが増えつづけます。

オーガニック農業という方法は、わたしたち人間やあらゆる生物が
生きていくために、どうしても必要な水を守るためにも、
絶対に取組まなくてはならないことなのです。

自然のサイクル
水の循環、大気の循環、土壌の安定などを守っているのは森林です。

「森がなければ、人は死ぬ」は誇張でもなんでもない、
人類の歴史の事実です。

だから、植林による森林の再生が今、急務なのです。

切ったら植える・循環型の社会を目指しましょう!!
そうだ!植林をしよう!!!
■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり

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