「日本航空が搭載品の軽量化や燃料消費の少ない航法
などさまざまな手段を駆使して二酸化炭素の排出量を
減らす「究極のエコフライト」を
ホノルル発関空行きの便で実施した」と言う記事を見ました。
そして、その結果通常の機種で飛行する場合よりも
ドラム缶29本分の燃料の節約が出来て、
スギの木1014本が1年間に吸収する量に当たる14,196㎏の
CO2を削減したと伝えられていました。
この件に限らず、太陽光発電や他のエネルギー消費型製品
について「スギの木○○本分」に相当という表現がよく
使われます。
削減される対策を進めることはいい事ですが、このような
「植林木」と比較する表現は止めて欲しいといつも思います。
前にも書いたと思いますが、日本の森林だけでも、
その価値は年間70兆円に相当すると日本学術会議が算定して
います。
これは貨幣に換算できる部分だけですから、貨幣に換算されない
森林の価値はさらに膨大です。
CO2だけですと日本の森林の価値、70兆円の価値のうちの僅か
1.7%、約1兆2400億円の価値しかありません。
森林には他に生物多様性の維持や土砂崩れ防止、土砂流出防止、
水源涵養、酸素供給などさまざまな機能があります。
そして、「森がなければ海も死ぬ」といわれているとおり、
森からの栄養がなければ、植物性のプランクトンがなく、
それを食べる動物性プランクトンがなく、それを食べる小魚が減り、
小魚を食べる大型魚も減ります。
ご存知の通り、人間が食べる魚の種類が変わり量が減っています。
木材やCO2以外の価値は、自然にある物だと一般に認識されて
きたために、経済の枠組みに入っていないために、お金になりません。
ですから、社会経済の中で認識が低いのです。
しかし、人類が持続的に地球上で生き残るためには、
森林はなくてはならないという認識を社会の常識にしないと
世界の森は早晩なくなります。
その森林が世界的に大幅に減り続けている事がわれわれ人類
生存を左右するほど大変問題なのです。
ですから、ただ単なるCO2の削減とスギの木を比較する
ような表現は止めて欲しいと願っています。
だから、わたしたちは植林の必要性を伝えているのです。
地球上で人類が平和に生きるためには、物質万能、
人間中心主義から
自然との調和ある文明に還る必要があります。
その精神文化を取り戻す根源には、
地球を緑豊かにする人類の活動があります。
1本の木を植えることは、心にももう1本植える事につなが
ります。
そうだ!植林をしよう!!!
■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり
■まず、現実を知る事から。「目からウロコの温暖化対策」がわかる
DVD発売中!!
世日クラブ
DVD会員募集案内 応募すれば植林につながります。
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使われます。
削減される対策を進めることはいい事ですが、このような
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前にも書いたと思いますが、日本の森林だけでも、
その価値は年間70兆円に相当すると日本学術会議が算定して
います。
これは貨幣に換算できる部分だけですから、貨幣に換算されない
森林の価値はさらに膨大です。
CO2だけですと日本の森林の価値、70兆円の価値のうちの僅か
1.7%、約1兆2400億円の価値しかありません。
森林には他に生物多様性の維持や土砂崩れ防止、土砂流出防止、
水源涵養、酸素供給などさまざまな機能があります。
そして、「森がなければ海も死ぬ」といわれているとおり、
森からの栄養がなければ、植物性のプランクトンがなく、
それを食べる動物性プランクトンがなく、それを食べる小魚が減り、
小魚を食べる大型魚も減ります。
ご存知の通り、人間が食べる魚の種類が変わり量が減っています。
木材やCO2以外の価値は、自然にある物だと一般に認識されて
きたために、経済の枠組みに入っていないために、お金になりません。
ですから、社会経済の中で認識が低いのです。
しかし、人類が持続的に地球上で生き残るためには、
森林はなくてはならないという認識を社会の常識にしないと
世界の森は早晩なくなります。
その森林が世界的に大幅に減り続けている事がわれわれ人類
生存を左右するほど大変問題なのです。
ですから、ただ単なるCO2の削減とスギの木を比較する
ような表現は止めて欲しいと願っています。
だから、わたしたちは植林の必要性を伝えているのです。
地球上で人類が平和に生きるためには、物質万能、
人間中心主義から
自然との調和ある文明に還る必要があります。
その精神文化を取り戻す根源には、
地球を緑豊かにする人類の活動があります。
1本の木を植えることは、心にももう1本植える事につなが
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