両軍合わせて26安打の乱打戦の末に敗れた「鷹の祭典@東京ドーム」から15日。
「球団初の東京ドーム主催試合」で散発3安打&無得点に封じて気分は倍返し
「セレモニー・クラッシュ」をやり返した12日の試合を振り返る。
この試合は、ロッテの球団移転25年目記念試合。フクダ電子の冠も付いた。
「フクダ電子を冠した敵地の千葉戦」に、妙にモチベが上がったのは札幌サポの性だろう。
この試合のスタメン。ちなみに、ホークスは通常のビジター黒ユニで臨んだ。
そのホークスは「一番・三塁松田」を動かさず。これが吉と出て、
その松田が涌井から初回に先頭打者アーチ いきなり「熱男」が相手の出鼻をくじいた。
ちなみに、ワタシは2階自由席の三塁側の端、
見下ろせば左翼ビジター席という場所に陣取ったので、
左翼のポールそばに吸い込まれる松田の打球を目の前で十分に堪能させてもらった。
とはいえ、まだ初回の1点。ドームの観客席を埋め尽くした「白い軍団」に、
かえって火を付けた格好に。いつも幕張で「敵地」を感じさせる軍団だが、
この試合の応援はドームの反響を得てさらに凄まじいものになった。
この応援に匹敵する声量は、Jリーグを含めて考えても、
さいスタ@浦和戦かカシマスタ@鹿島戦ぐらいしか思い浮かばず。
リベンジを期して登板した武田が平常心で投げられるかを心配したが、
ともに先頭打者に四球&三進を許した、初回と2回のピンチをよくしのいだ。
終わってみれば、7回失点0・被安打2の好投で9勝目をマーク。
角中・デスパイネ・ナバーロの中軸に安打を許さず、野手陣の好守にも助けられた。
この応援の「圧力」に打ち勝ち、涌井に投げ勝った経験はオールスター後にも生きるだろう。
まずは二ケタ勝利だ。
球団新となる4万4411人が集まったが、
7回限りで涌井が降板し、8回に4点目を失うと、さすがに家路につく人が相次いだ。
せっかくの記念試合で得点シーンが見られず、さぞ無念だったと察する。
対照的に、ワタシは「再昇格したカニザレスの適時打」「金子圭輔の今季初出場」と
思わぬボーナス・トラックをおがめて満足。いつかまた東京ドームでなかよくケンカしようね
- ホークス
3対0でロッテを下し、オールスター前を4連勝&貯金30で締めくくる。
先発・千賀は無敗の8勝目。散発3安打&無得点に封じたリレーは前夜の再現・・・
いや、無四球という点で、こちらが上だわ。
- J1
川崎3対2新潟 二度のリードを許したが、終了間際に勝ち越し。憲剛も大喜び
鹿島3対0名古屋 鬼門カシマで沈黙。名古屋はリーグ戦11戦未勝利
福岡2対1FC東京 FC東京、最下位福岡に「ダブル」を献上する屈辱