ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

ノノ新社長へ

2012年12月21日 | コンサドーレ

HFCの取締役会で次期取締役候補に選任と札幌公式がリリースした。

これを受けて、「3月の株主総会で社長就任」という報道が一斉に出た。

ワタシもそのようにお膳立てができたと判断している。

また、ノノが社長を務めるクラッキのHPでもリリースがあった。

内容は札幌公式とほぼ同じだが、

弊社の役員体制については決定次第お知らせ致します

という一文が目を引く。つまり、クラッキの役員人事も近いうちに動くと推察される。

HFCとクラッキの今後については、札幌サポもいろいろな考えを語っている。そこで、

  1. クラッキが本拠(神宮前に事務所)を置く都内在住
  2. ノノの主将時代を知る札幌サポ
  3. 息子をクラッキのスクールに通わせている

という少しレアな人種であるワタシも、両社の今後について思うところを述べる。

結論から言うと、ノノの両社の社長の兼任は無理と考える。理由は二つ。

一つは、サッカースクール運営をこなしながら、解決に向かえるほど、

現在のHFCが抱える諸問題は甘くはあるまい、ということ。

もう一つは、クラッキが抱えるコーチは人生の岐路に立っている人が多い、ということ。

ノノがクラッキを設立した目的は、次代を担うサッカー少年の育成に加えて、

現役を終えたJリーガーのセカンドキャリア支援という意味が大きいと考える。

ただ、その支援はクラッキのコーチを「ゴール」とするものではなく、

元Jリーガーが次の進路を見つけるまでの「ブリッジ」という色が強い。

事実、4号がお世話になっている錦糸町スクールのこの3年間を見ても、

  • 林健太郎(甲府):東大ア式蹴球部ヘッドコーチ
  • 富岡英聖(甲府):テレビ朝日
  • 豊原慎二(草津):HBCアナウンサー
  • 村山祐介(大分):現役復帰を決意。今月11日のスクールを最後に海外渡航

と数々のコーチがいろいろな道に進んだ<敬称略&カッコ内は最終所属先

また、4号が直接お世話になってはいないが、他のスクールのコーチにも

後に母校の監督・コーチ、Jクラブのスタッフなどに進んだ人が目立つ。

HFCの諸問題がサッカースクール運営の片手間で解決できないように、

クラッキのコーチ陣のサポートもJクラブ運営の片手間では難しいと思う。

適任者がいれば、できるだけ早くクラッキの社長を譲った方が良いのではないか。

その一方で、ノノのHFC社長就任の報道が出る直前に、

クラッキが明光サッカースクールと業務提携したことにも注視している(*)。

この提携のリリースは、クラッキの一部スクールの譲渡を明記している。

ノノは経営者としての軸足をHFCに移すと同時に、スクール譲渡という格好で

元Jリーガーの雇用を維持しつつ、クラッキの事業、特に道外のスクール運営を

段階的に縮小する構えなのかもしれない・・・というのは勘繰り過ぎだろうか?

*「石崎組」の山根巌が市川でサッカースクールのコーチをしていると先述したが、そのスクールが明光の系列である


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