ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

仙台戦の展望

2017年02月25日 | コンサドーレ

こちらの御方の熊本キャンプレポ。なまじ土地勘があるので、

現地の情景と当事者の絶望がありありと思い浮かび、涙なしでは読めず。

そんなワタシは、このエントリーがUPされる時刻には

これまた土地勘がある仙台に「やまびこ」で北上中

5季連続の開幕戦生観戦を前に、仙台戦の展望を記す。

仙台は15年が14位、昨季が12位と、徐々に年間順位を上げてきた。

渡辺監督3季目となる今季は「脱・二ケタ順位」が目標になるが、

その大事なシーズンに、3・4・3(1トップ2シャドー)の新システムに挑んでいる。

つまり、札幌との開幕戦は「ミラーゲーム」の気配が漂う。ロースコアになるかも。

3バックの「成熟度」は札幌が上だが、昨季主力の増川を欠くことを考えると、

大岩・石川・平岡に増嶋を加えたDF陣は札幌と互角以上と言える。

一方で、攻撃陣はジオゴやクリスラン、平山といった選手の調整が遅れ気味だが、

浦和からレンタルで入ったFW石原が好調で、1トップの有力候補とされている。

この石原は「札幌キラー」とも言うべき要注意選手である。

J2湘南に入った03年のルーキーイヤーに、9月の札幌戦でゴール(この年2得点)。

その後は雌伏の時が続いたが、06年にブレイク。

札幌戦4戦のうち、3戦で5得点をマーク(この年9得点)。

翌07年も8月の室蘭で決勝点を挙げた(この年12得点)。

三浦俊也監督の下で07年J2を制した札幌だったが、その札幌が唯一負け越した(1勝1分け2敗)のが湘南だった

翌08年も18得点(J2で3位タイ)を記録。

その後は大宮や広島、浦和を渡り歩き、特に広島では12、13年のJ1連覇に貢献。

新天地・仙台で、かつての「カモ」を相手に、名刺代わりのゴールを狙っているに違いない。

逆に言えば、この久々の対戦でも、同じく「カモ」にされては、残留はおぼつかないと考える。

一方で、札幌の狙い目は仙台の左サイドか。

川崎からレンタルで入った中野が負傷。法大卒ルーキーの永戸の起用が報じられている。

マセードの回復が間に合えば、このサイドから好機を作れるかもしれない。

スタートダッシュを遂げるためには、何としても落とせない開幕戦。

「勝ち点とずんだ」をお土産に帰京するイメトレを繰り返している。


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