ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

数値目標を考える

2012年02月05日 | サッカー

きょう5日は五輪最終予選・シリア戦を控える大事な一日。

当ブログもサッカーへの考察を徐々に深めていこうと思う。

手始めに、今季のJ1残留に必要な勝ち点・得失点差の数値目標を考える。

このように語ると、「目標は残留」と受け取られて、岡山にしばかれそうだが、

近年は10年の湘南、11年の福岡と「前年のJ2で3位」のクラブが

わずか1年で、しかも異次元の弱さで再降格というケースが続いている。

ゆえに、今季は札幌が降格の最有力候補であることは正直、論を待たない。

現在の札幌はJ1の18クラブのうち、23番目ぐらいの位置にいるとみるべきだ。

(つまり、下に3クラブいればいいや、という心構えでは、残留はおぼつかない)

そんなクラブのサポにとって、目安となる数値目標は頭に入れておいた方がよいと思う。


・・・と言っても、実はワタシは08年に、J1が18クラブになった05~07年を参考に、

残留に向けた3項目の数値目標を割り出したことがある。

  1. 勝ち点40以上&得失点差-10点台
  2. 総得点&総失点のブービー&最下位を回避する
  3. 「白星なし=引き分けを挟んだ連敗」が二ケタは赤信号

なお、08年の札幌は勝ち点18・得失点差-34・総失点最多70点・白星なし連続18節

上記の3項目をいずれも達成できず、ダントツの最下位で降格した。

ある意味、ワタシの数値目標の正しさを証明した格好になったとも言える。

そして、09年以降のJ1の戦績を見ても、上記の3項目はなお通用すると考える。

ただ、残留を千葉・磐田・東京Vの三つ巴で争った08年に対して、

09年以降は、箸にも棒にもかからない底辺2クラブが出現した後、

降格の残り一枠を一騎打ちで押し付けあう、というパターンが続いてきた。

  • 09年:底辺は千葉と大分、柏と山形の一騎打ち
  • 10年:底辺は湘南と京都、FC東京と神戸の一騎打ち
  • 11年:底辺は山形と福岡、甲府と浦和の一騎打ち

よって、今季は数値目標よりも、まずは早い段階でブービー・最下位から抜け出せるか

この成否に注目しようと考えている。


なお、あす6日からのエントリーでは、J1の他クラブの分析に取りかかる。

同時に、札幌の新加入選手の紹介を並行して進めていく予定だ。


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