Jアウオーズが終わり、今季のJにひと区切りが付いた。俊輔、2回目のMVPおめ
このタイミングで、今季の札幌を3回に分けて振り返る。
甲府のみ勝ち点80台だった昨季と異なり、今季はG大阪と神戸が勝ち点80台。
そのあおりで、PO争いのボーダーが勝ち点70前後から60台後半に押し下げられた。
本日はその勝ち点域でPOを争った3~7位の上位陣と、札幌の成績を比較する
<カッコ内は前半戦の勝敗・順位
- 3位京都・勝ち点70:20勝10分け12敗(10勝5分け6敗・4位)
- 4位徳島・勝ち点67:20勝7分け15敗(8勝2分け11敗・15位)
- 5位千葉・勝ち点66:18勝12分け12敗(9勝8分け4敗・5位)
- 6位長崎・勝ち点66:19勝9分け14敗(10勝6分け5敗・3位)
- 7位松本・勝ち点66:19勝9分け14敗(7勝5分け9敗・14位)
- 8位札幌・勝ち点64:20勝4分け18敗(9勝2分け10敗・10位)
後半戦の徳島の追い上げには目を見張る<12勝5分け4敗&6連勝含む12戦無敗
その始まりが後半戦初戦の札幌戦だったことが何とも悔しい。
ただ、札幌が残した数字自体は、他の上位陣にさほど見劣りするものではない。
「前半戦10勝」「後半戦10勝超」という私的な数値目標にもまあまあ応えてくれたし、
得失点60-49も、J1に上がった徳島の得失点56-51より優れている。
しかし一方で、札幌と他の上位陣で明らかに異なる数字もある。
各方面から指摘されている引き分けの少なさである。
18敗のうち、1/6の3戦を引き分けにできていたら、札幌ドームでPOを開催できた。
次回はこの「引き分けの少なさ」を別の観点から検証する。