今月の札幌は21日までお休み。
この期間のサッカーシーンに目を向けると、杭州アジア大会を含む代表戦、
ACLや天皇杯・ルヴァン杯のそれぞれ準決勝が控えている。
その一方で、J1・J2の両カテゴリーが「残り5戦」となった。
きょうあすはJ1・J2の「ファイナル5」の見どころを語る。
まずはJ1のトップ6とボトム6の現状を紹介する
<カッコ内は勝ち点・得失点差/赤字はトップ6対決/青字はボトム6戦
- 1位神戸(58・26)H鹿島・A湘南・A浦和・H名古屋・AG大阪
- 2位横浜M(54・16)H札幌・A福岡・HC大阪・H新潟・A京都
- 3位浦和(50・13)H柏・A鹿島・H神戸・H福岡・A札幌
- 4位鹿島(47・13)A神戸・H浦和・H柏・A川崎・H横浜FC
- 5位広島(47・9)HC大阪・AFC東京・A札幌・HG大阪・A福岡
- 6位名古屋(47・6)AG大阪・H鳥栖・A湘南・A神戸・H柏
横浜Mとの頂上対決を制した首位神戸は、優勝争いを一歩リードしたかに映る。
だが、残り5戦のうち、3戦が勝ち点3差でACLを争う3クラブが、
2戦が残留を争うボトム6が相手とあって気が抜けない。
再浮上を図る2位横浜Mは、ACLやルヴァン杯の消耗をなるべく避けたうえで、
今季6度目の対戦となる札幌から本拠地で勝ち点3を確実に奪いたいところ。
3位浦和・4位鹿島は、直接対決を含む再開後の3戦の相手が厄介に見える。
5位広島・6位名古屋が漁夫の利をさらう可能性も十分とみる。
一方で、ボトム6の試合は以下の通り<青字はボトム6対決/赤字はトップ6戦
- 13位G大阪(34・-16)H名古屋・AC大阪・H福岡・A広島・H神戸
- 14位札幌(33・-3)A横浜M・H横浜FC・H広島・AFC東京・H浦和
- 15位京都(33・-6)H湘南・H新潟・A川崎・AC大阪・H横浜M
- 16位柏(29・-12)A浦和・H川崎・A鹿島・H鳥栖・A名古屋
- 17位湘南(24・-18)A京都・H神戸・H名古屋・A横浜FC・HFC東京
- 18位横浜FC(23・-27)HFC東京・A札幌・A鳥栖・H湘南・A鹿島
ラスマエの「横浜FC対湘南」のボトム対決が最大の焦点になる。
両クラブとの対戦を1戦ずつ残している14位札幌と15位京都は、
この「シックス・ポインター」は絶対に落とせない。
一方で、13位G大阪と16位柏はボトム対決がなく、
上位陣を相手にどれだけ勝ち点を稼げるのか、独自の戦いが待ち受ける。
- 杭州アジア大会
準決勝:日本4対0香港 メダル確定&韓国が待つ7日の決勝に進出。
「日野の2テン」は、鳥栖サポがさぞ喜んだと察する。
2点目の弾道は、G大阪戦でスパチョークが決めたゴールによく似ていた。
予選からすべてスタメン出場の馬場キャプテンは、3対0の時点で交代。
3点目を挙げた新潟・小見に感謝。過密日程も残り1戦。少しでも回復を望む。
- ACL
山東0対1横浜M 甲府1対0ブリーラム 川崎1対0蔚山 浦和6対0ハノイ
日本勢4クラブそろって勝利。甲府はJ2勢のACL初勝利を挙げた。