きょうのアウォーズを前に、札幌を含む移籍報道が早くも乱れ飛んでいるが、
まずは静観し、2日のJ1昇格PO決勝@国立を振り返る。
国立の観客席の4分の3をほぼ緑色に染め上げた東京Vサポ。
ゴール裏は緑と白のコレオも披露した。
対する清水サポも残る4分の1をオレンジに染め上げて、
5万3千人超の満員のスタジアムをつくり上げた。
これは今季J1第30節:神戸対鹿島の優勝争いの観客数に匹敵する。
さて国立&J2と言えば、今季の甲府のACLホーム戦で
他サポが思い思いのユニを着て甲府を応援する光景が話題になった。
今回もワタシたち夫婦のような他サポがかなり紛れ込んでいたと推察するが、
ユニまで着た場違いなサポはさすがに見当たらず、
鹿島ユニの幼児を連れた家族連れを見かけたぐらい。
「何故に鹿島・・・そうか染野を東京Vに貸していたか」と思い当たった。
その染野に後半ATにPKを献上した清水の高橋。率直に言って、
試合後に物議を醸した「まず滑る必要もなかった」という乾の発言に同感。
18年9月の鳥栖戦@ドームで、都倉にPKを献上したファールを思い出した
札幌サポも多かったのでは。あのファールはVARがあればPA外に修正されたとは思うが
さらに言えば、開幕前の「立田と高橋の事実上のDFトレード」には
何の意味があったのか、と考えざるを得ない。
ともに移籍先で散々にやらかした感がある。やはり選手の補強は難しい。
ただ、清水の昇格失敗の責めを高橋のみに負わせるのは酷だろう。
2位から4位に転落した最終節・水戸戦を含む土壇場の3戦連続の引き分け。
さらに言えば、前監督の下での開幕7戦未勝利。
勝負どころのもたつきの積み重ねを魔境J2が許さなかった結果と考える。
要は「昇太師匠の呪い」を今なお克服できていなかった、ということか。
勝った東京Vは素直におめでとう。「3位は上がれない」ジンクスを破った。
町田と東京Vの昇格に伴い、来季の都内で札幌戦を見る機会が増えたことを喜ぶ。
ただ、「来季は相当に頑張らないとヴェルディは厳しいね」と
試合後に2号と異口同音に語ったことも事実。来季は降格3枠だし。
劇的な展開を楽しんだ一方で、90分間を通して、パスの精度や判断の速さに
もの足りなさをおぼえ、「やはりJ1はスゴいんだな」と実感した。
タイトルに届かなくても、例年二ケタ順位でも、J1にとどまることの価値を
2号ともども再認識した一戦になった。
なお余談。試合後の場内で元新日本プロレスの高岩竜一そっくりの男性を見かけた。
「高岩だよな」「高岩だよね」と2号とささやき合ったが、声かけには至らず。
後にやはり高岩本人だったと分かった<本人がインスタに国立の風景をUP
声をかけていたら、大谷晋二郎の近況など聞けたかも。
国立には来られなかったみたいですね。
来ていたら清水の黒星もあったのだろうか・・・
ワタシがよく貼る画像は「アド街」のキャプチャーですが、
全国各地の高座のまくらに、エスパルスの勝負弱さを
語ることも多いそうで、呪いは当分続くかもしれません。
PKのシーンは、リプレーで見る限り、高橋の足が
ボールより先に染野の左足にかかっているんですよね。
左足でボールを隠すような狡猾な足さばきはやはり
鹿島育ちといったところ。
中原は早々にC大阪復帰報道が出ましたが、
新監督も未定の鹿島は染野をどのように扱うのか。
東京Vサポはかなり悲観しているようで、
試合後の国立で「中原も染野も残せないし、せめて
話題づくりでカズ戻そうや」という声を聞きましたwww
カズはともかく長崎を満了になった都倉に手を出しそうな。
「在京J1」のオファーにはとびつくでしょうね。
ジュビサポは当分メシウマでしょうが、ATに追いつかれてのドロー決着は全てのJサポに共通する納得感があるのは否めません。JFKも「ヴェルディを」J1に上げるのは並大抵ではない苦労があったはず。それでも染野は鹿島からの借り物で東京ダービーどころじゃないとこぼすあたりJ1ではさらなる苦境が待っていそうな。
まあ、開幕カードはヴェルディのホームでダービーでしょうけど…w。