何はともあれ、連敗が止まったことに胸をなで下ろした一戦だった。
前日のペーニャ外しに続いて、この日は本多外し&明石スタメン、
さらに、ラヘアとマッチを入れ替えるなどいろいろ打線を組み換えた。
この組み換えが奏功したかは、率直に言って微妙。
7回一死満塁の好機に、ズンドコさんのマルチ安打&2点適時打というありえない出来事で
先制し、そのまま逃げ切ったのは正直、ツキも味方したと思う。
もしベンチに左の高谷がいたら、右の中郷に対して、代打策に出て失敗したかも。
先発の武田は7回1/3を被安打5・失点0の粘投。
3点リードした直後の7回に連打を浴びて無死一、二塁のピンチを招き、
ホワイトセルにフェンスぎりぎりの大飛球を打たれた場面以外は落ち着いて見られた。
岩嵜や千賀といった若い中継ぎ陣が後ろの方で良い仕事を続けているので、
先発が踏ん張ると、白星をつかむ格好に持ち込める。
白く染まったQVCマリンの右翼席に対峙し、改めてシーズン開幕を実感できた。
というわけで、敗れたロッテにもふれる。
2年ぶりに先発した大嶺。早い回で打ち崩すことを願っていたが、
想像以上に素晴らしい投球だった。ただ、7回に連打を浴びて76球で降板したあたり、
先発として一軍の投手戦に耐え得るスタミナはまだ戻っていないのかも。
しかし、手強い投手が帰ってきたことは間違いないと思う。
そして、売り出し中の鈴木大地。この試合のホークスのアウト27個のうち、
三分の一の9個を処理した。ヒット性の当たりが勝手にグラブにとび込んだとしか
見えぬプレーもあり、勢いがある選手のところに打球は飛ぶものだと妙に感心した。
- ホークス
連休中のロッテ3連戦は、第3戦も先発の大隣が6回を被安打8・失点1の粘投。
ウッチーの100号&マッチの猛打賞もあって連勝。4月の戦績も五分五分にした。
- J2
神戸3対3岡山 終盤の失点劇・その1。神戸、残り10分で3失点
水戸2対2横浜FC 終盤の失点劇・その2。横浜FC、2点差を守れず
京都3対3千葉 終盤の失点劇・その3。千葉、2点差を逆転したが引き分け止まり
- 全日本チャンピオン・カーニバル
潮崎×KAIは、潮崎がチョップ連発でKAIの胸板を紫色に染めたが、
KAIが腕決め式のフェースロックで潮崎からタップを奪って優勝決定戦へ。
三沢の切り札を思わせる技に、NOAHを退団した潮崎が屈したのは何とも皮肉。
秋山×真田は、秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーで真田を返り討ちに。
そして優勝決定戦は、秋山がKAIをリストクラッチ式エクスプロイダーで沈めた。
KAIも粘ったが、勝負を賭けたスプラッシュ・プランチャをヒザで防がれたのが痛かった。
チャンカー初制覇の秋山は試合後、諏訪魔の三冠王座に挑戦を要求。
その諏訪魔は挑戦を受ける一方で、秋山・潮崎組の世界タッグ王座への挑戦を逆要求。
二大タイトル戦は必至の状況になった。
それにしても、きのうは「ゆずポン引退」とか「大阪プロの原田がNOAH移籍」とか
プロレス界にニュースが多かったなあ。